2006年04月10日

The Funk Brothers in Cotton Club

オリジナル・メンバーとしてはジャック・アシュフォードとジョー・ハンターくらいしかいないので、どうかなあと半信半疑だったのだが、一曲目の「Get ready」のイントロに乗ってふたりがステージに上った瞬間に泣く。ほんとに涙が止まらなくなった。 マーヴィン・ゲイと、ダイアナ・ロス&シュープリームスと、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズと、マーサ&ザ・ヴァンデラスと、テンプテイションズと、スティーヴィー・ワンダーと、グラディス・ナイト&ザ・ピップスと(ああ切りがない)時代を築いた人たちである。1965年生まれの私はもちろんリアルタイムで聴いていたわけではないが(うろ覚えだが、最初に聴いたのはサントリーのCMでアルマジロが踊るやつの「My girl」だったと思うが、記憶違いかもしらん)、The Jam(Heat wave)とかロンドン経由で聴き始めて十代を通して最も親しんだ音楽である。泣かずにいらりょうか。アール・ヴァン・ダイクやロバート・ホワイトやピストル・アレンやパパジータやジェイムス・ジェイマーソンやエディ・ボンゴ・ブラウン(ああ切りがない)が健在だったら(今回来日してたら)、ほんとどうなってたかわからない。ライブ聴きながら死んじゃったかもしれない。

で、そのパフォーマンスは、懐メロバンドという趣きでは全然ない。「Get ready」「I heard it through the grape vine」「Heat wave」「You can't hurry love」「What's going on」「Ain't no mountain high enough」「Dancing in the street」「My girl」「Losing you」「Shot gun」(あと二曲あったが曲名失念)などのナンバーは確かに懐かしいが、「What's going on」で魅せるロナルド・ラザーズのギター・ソロ+スキャットなど、実にコンテンポラリーなプレイだった。

あと、「I heard it through the grape vine」「You can't hurry love」を歌ったヴィッキー・アン・ラヴランドや、「Heat wave」「Ain't no mountain high enough」「Dancing in the street」を歌ったヴァレンシア・ロビンソンのふたりの女性シンガーがキュート。特にヴァレンシアはめちゃくちゃ可愛い。結婚を申し込みたいくらいに可愛かった(品川庄司風にいえば「DVDにして」という感じだ)。

あとはえーと、メイン・ヴォーカルのラリー・ジョンソンのパフォーマンスも楽しかったのはもちろんだが、ときどきジョー・ハンターをふと見るとオルガンの陰に隠れて尻をまくって踊ったりしているのも楽しい(もうお爺ちゃんなのに)。それとジャック・アシュフォードがめちゃくちゃでかいのにびっくりした。六つボタン縦一列のシングルのテーラード・ジャケット(明るいブルーに銀ラメの格子柄)というとんでもない衣装が決まっていた(もうお爺ちゃんなのに。相当身体大きくないとカッコよく着られない)。あ、もちろんジャック・アシュフォードのタンバリンとヴァイブも堪能。

相当いいライブだったので、ぜひ多くの人に観てもらいたい。

#この週土曜日の2nd(今回の来日の最終ステージ)にて、再見。
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(ライブ)
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