2006年08月26日

圓丈白鳥親子会

浅草東洋館にて。実はこの師弟の二人会ははじめてだという。幕が上がるとこの日の出演者である圓丈、白鳥、ぬう生が登場し、3人ともハンカチで顔の汗拭いている。馬鹿馬鹿しくて笑う。しかし圓丈が「私は高座で40年間手ぬぐいで顔の汗拭いているけど、一度も話題になったことがない」といっていたが、確かになんで今さらハンカチで顔拭くだけであんなにみんなしびれたり注目したりするのだろうか。

それはともかく、前座はぬう生で「シンデレラ伝説」。こないだの末広亭の白鳥のとは違った面白さ。個人的には、この人の芸風は結構好きかも。落ち着いた昇太みたいな印象。

続いて白鳥で「脳ミソ一家 あたま山の決闘」。脳ミソの欲望のままに飲み食いされて過労死寸前の内臓たちが、脳幹、前頭葉、脳下垂体などのやくざな快楽主義者の脳ミソ一家と、主の頭の上で闘うという一席。適度に人間批判のにおいもするが全体的には非常に馬鹿馬鹿しく、内臓同士の会話や内臓たちと脳ミソの言い争いもよくできていて、これは面白い。「赤ん坊になる」という伏線の張り方もはっとさせられて見事。話の作り方がうま過ぎて感動する。白鳥らしい一作。

圓丈は「ランボー怒りの脱出」。同名アクション映画を、落語の所作の型で演るという、これはただただ馬鹿馬鹿しいだけの一席。これも大いに笑う。

中入り後は師弟ネタ交換で、白鳥が「パパラギ」、圓丈が「江戸っ子カーナビ」。この二席はお二人ともちょっと消化不良の感ありで大爆笑とはいかなかったが(白鳥のほうが消化していたか)、悪戦苦闘する名人を観るという愉しみはあった。
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語/演芸
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187464336

この記事へのトラックバック