友人が熊本で、馬づくしを中心に土地の味覚を堪能したという話を聞いてあまりに!悔しくなったので、上野で映画(外科室)を観たついで、吉原大門まで足を伸ばした。たまたま先週、久し振りに種村季弘「江戸東京《奇想》徘徊記」を読んだ所為もある。「18 吉原紅燈今昔」に中江が登場する。
まず桜肉の佃煮でビール。そのあと御酒に変えてロースの桜鍋をつついたが、あまりに美味いのでロースをお代わり。ここのところそれほど肉を欲していなかっただけに、珍しい。訪れる途中では、樋口一葉のことを考えながら鍋をつつこうかとも思っていたのだが、食べ始めたら思い出しもしなかった。
野菜(今日は小松菜)も焼豆腐もしめじもさらったあとの割下に玉子を溶いたのを、ご飯にかけて〆。
気分がよいので浅草まで歩き、地下鉄から小田急線に乗り換えて、また梅ヶ丘で途中下車して家まで歩く。
桜なべ中江
2006年12月08日
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