2008年01月31日

蕎麦屋雑感

東京の蕎麦屋を大雑把に分類すると、

a.老舗蕎麦屋
b.町の蕎麦屋
c.ジャズ蕎麦屋
d.立ち食い蕎麦屋

みたいな感じになると思う(合ってる?)。ちなみにcのジャズ蕎麦屋というのは、新興ではあるが饗する蕎麦、酒、肴にこだわりを見せ、扱う酒の銘柄とかにメニュー何ページも費やしたりして、しかしこだわりを見せる割には店内BGMには割と誰でも知っている普通のジャズを流しているような蕎麦屋のこと。三宿の山灯香や渋谷NHK前のおくむらなどは、割とまあいい感じのジャズ蕎麦屋であるが、ジャズを流すことを「こだわりの記号」としてのみ使っていて、総評としてがっかりさせられるジャズ蕎麦屋は多い。ジャズうどん屋もまたしかり。

#ただし、知人がやっているからいうのではないが、下高井戸の「Jazz Keirin」といううどん屋は、「店主こだわりの異常なジャズ」を聴きながらうまいうどん喰えるので、ちょっと別扱いにしておきたい。

話がうどんに逸れたが、蕎麦屋に戻すと、aの暖簾分け→bという方向や(渋谷二丁目の砂場など)、位置付けとしてはbだけど年月がaの風格あるいは懐の深さを作っていったような方向(西荻窪のつるやなど)など、微妙な位置付けの微妙にいい蕎麦屋もあり、そのグラデーションはなかなか複雑ではある。

たとえば早稲田の交差点にある三朝庵とか「aかなあと思ってたら実はbだった」みないな蕎麦屋もあるし、今私が住んでいる千歳船橋の長寿庵など「多分b→cの方向に向かってると思うが店内BGMはクラシックでなんか個性を出そうとしている」みたいな、わけわかんない物件もある。

そんな中(どんな中?)、今日渋谷で買い物をした帰り、代々木八幡までぶらぶら歩って大野屋に寄ったのだが、結構前はb→aの方向に進むのかなあと思ってたら最近はどうもb→cの方向で、しかもあまり喜ばしくない流れに流れているような気がした。

で、適当な肴でお銚子を何本か空けたのち、その流れにちょっと抗いたくて蕎麦を頼まずお勘定して帰宅して(この辺すでにもうあまり意味のない行動だが)、一眠りしてから起きて風呂入ってまたちょっと呑んでたら、夕食どきに主食(蕎麦)を腹に入れなかった所為かこの時間にものすごく腹が空いてきたので、気を紛らわすのになにか駄文を認めてみた次第。

要は腹が減ったというだけの話でして、ここまで読んでくれた人すみません。

あーでも、dの佇まいで「酒」と言えば酒が出て、それが普通に美味くて、肴は蕎麦屋ネタだけで、蕎麦は蕎麦で普通に喰える、みたいなのは、行動半径内に2〜3軒あるといいなとは思う。新宿や浅草の馬券売り場の並びや向かいの立ち食いがちょっと進化したみたいな。作ったら儲からないかな? 儲からないか。
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒食
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187464427

この記事へのトラックバック