新宿三丁目・SPACE雑遊にて。
http://ameblo.jp/kashimatei/主宰の鹿島良太という人は、劇団(劇団偉人舞台)所属ながら、独学で覚えた落語の個人公演活動などをしている人だそうだ。この舞台に、来月劇判を手伝う公演に出演する女優さんが出ているので、観に行った。
原作戯曲は、高橋いさを作で、もうかれこれ20年近く前の作品、いろいろな劇団が様々な公演で採り上げている作品とのことだが、私は寡聞にして知らなかった。
そもそも、幕が開くまでなんの芝居だか知らずに観た次第だが、銀行で、銀行強盗に襲われたときための防犯訓練をするうちに、行員も犯人役も訓練の筋書きをなんだか物足りなく感じ、そこに偶然居合わせた銀行客も加わって、全員次第に演技過剰になり目的を見失って行く、というバカバカしい(褒め言葉です)筋立てを、見事にバカに(これも褒め言葉)に演じ切り、演出し切っていたと思う。
細かい点をいえば切りがないが、大いに笑った。面白かった。半分以上の役の役者が日替わりというのも無駄に面白い試みだし、インディペンデンス?でこういうアチャラカのような新喜劇のようなことをやっているのは、なかなかよいことだと思いました。
大人気のようで、明日金曜日からの残り3日4公演は、すべて売り切れとの由(土日は当日券が出るかもしれない)。
2008年04月24日
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