2008年06月17日

NIIDA SESSION dandies WITH madam

高円寺次郎吉にて。RCサクセションなどの活動で知られるドラマー新井田耕造のリーダーセッションで、ベースにバカボン鈴木、ピアノ(およびピアニカ)に吉森信、そしてゲストとしてギター/ボーカルに長見順というメンツ。

まずは長見除く3人で、新井田耕造のオリジナルを二曲。一曲目は8ビート、二曲目は6/8の、60〜70年代っぽいジャズ(フュージョンがかった)風味の曲で、キメ部分がやたら難しい。二曲終わったところでバカボン鈴木が(もちろん完璧に演奏しているのに)「新井田さんの曲は難しいっすよ」とぽつりと漏らしたのが可笑しかった。

で、三曲目からマダム・ギターこと長見順登場。明らかにすでに酔っ払ってるぞ。それともそう見えるキャラクターか(開口一番、酒呑んで来たといっていたが)。なんだかよくわからないMCを挟みつつ、立て続けに自分の曲を5曲演ったが、先日観たソロと違い、これだけ豪華かつ堅牢なバックが支えているだけあって、「理論を超越したギタープレイ」が炸裂していた。気持ちいい。

そこでそう弾くかー、というところでとつぜん気持ちのよい音を入れたりするのだが、男の私がそう思うのは女性の生理でギターを弾いているからなのか、ともふと思った。ふと思っただけで、しかし真相はわからないが、カッコいいことは確かだ。

休憩挟んで後半はバカボン鈴木の持って来たカバー二曲で開始。さっき「新井田さんの曲は難しい」と言っていたクセに、Joe Beckの「Cafe Black Rose」などさらに難しい曲を持って来ていた。さすがだ。

続いて吉森信のオリジナルを二曲、6/8のバラードっぽいのと2ビートのヨーロッパっぽいの(適当な紹介ですみませんが、これもよかった)を演って、それから長見順ナンバーを(アンコール入れて)5曲。特に「クーチークー」が生で聴けたのが嬉しい。

セッションらしく、ミスや入り損ねなどの破綻もあったが、それもまたカッコよかったりその少し先の演奏への期待につながったりして、大変幸福な気持ちにさせてもらえるライブだった。新井田、バカボン、吉森というトリオも、それぞれのバックグラウンドの交わらない部分を敢えて交差させたような(←ちょっと言い過ぎているけど)緊張感がある一方で、心地よいリラックス感もあって、で、そこに長見順が加わるという、長々と書いた割にはちょっと言葉では言い表せない味わいを味わえた。

ところで次郎吉では、7月の終わりに「バカボン鈴木2Days」という催しがあって、これのメンバーがまたすごい。

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30日(水)sclap + 仙波清彦
白井良明g,vo バカボン鈴木b 鶴谷智生dr 仙波清彦perc
31日(木)バカボン鈴木セッション
本田雅人sax 窪田晴男g ヤヒロトモヒロperc バカボン鈴木b
鶴谷智生dr 笹路正徳key
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(そういえば今日、仙波清彦が見物に来ていたな)

こういうセッションものを追いかけ始めると、またキリがないのだがなー。二日とも行きたいものだ。

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以下、この日のセットリスト。

01 曲名不詳(新井田耕造オリジナル)
02 曲名不詳(新井田耕造オリジナル)
03 パパさん
04 ピクニック
05 半袖着たり長袖着たり
06 ニッポン人のベッシーちゃん
07 夏に生まれた夏子さん
(休憩)
08 Ode To Billy Joe(バカボン鈴木カバー)
09 Cafe Black Rose(バカボン鈴木カバー)
10 曲名不詳(吉森信オリジナル)
11 曲名不詳(吉森信オリジナル)
12 バーサス
13 クーチークー
14 加藤さんのテーマ
15 愛は素敵なため息さ
(アンコール)
16 真昼の平日の衝撃的巨大クアハウス

※()付き以外は長見順の曲。
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(ライブ)
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