2009年04月03日

LONESOME STRINGS

・鈴ん小屋にて。桜井芳樹(guitar,etc)、田村玄一(weissenborn, pedal steel steel guitar, etc)、松永孝義(contrabass)、
原さとし(5-string banjo)。

http://www.linkclub.or.jp/~skri/lonesome.htmlLONESOME STRINGSのライブは初体験。1月に出た新譜「BLOSSOM」は、iPodで聴きながら外を歩いていると風景が変わる(あるいは、今現在の実際とは違う映像の中に自分がいる)ような気すらして、私にとってはかなり衝撃的だったのだが(特に一曲目の、この日のライブでは10曲目に演った「REMEMBER」)、一方この日のライブは、その音源の生演奏をこの目で観てこの耳で聴いた、という印象で、なにか特別衝撃的なものはなかった。

むろん、ただそう感じた(ちょっと予想していたのと違った)というだけで、別に残念なわけでもなく、楽しめなかったわけでもない。新譜の中でも特に好きな、03、10、12が生で聴けるのは、それだけで嬉しく、充分楽しかったし、またライブを聴きに行きたいと思う。田村玄一のスライドギターは、ワイゼンボーンもペダルスティールも、アンサンブルの中で立ち上ってくる感じが生で聴くとすごく気持ちがいいし。それと、(多分このバンドの特徴のひとつだろうと個人的に考えている)ひとつの曲内での場面転換の鮮やかさは、ライブで聴いた方が際立っているように感じた(特に13)。

音源だとどうしても、ひとりで対峙する分「lonesomeな感じ」にどっぷり浸れるのだが(そしてそれが衝撃的だったのだが)、ライブは結構アットホームな感じだし、原さとしのバンジョー蘊蓄話を中心にしたステージングもなんだかほのぼのとしていて、「lonesomeな感じ」が音源ほどではない、というくらいのことだろうか。鈴ん小屋が珍しく靴を脱いで入るライブハウスだった、というごくごく些細なことにも、なんだか影響されてしまったような気がしないではない。

さてライブは、新譜の曲中心で、先にも書いた通り結構きっちり音源のアレンジ通りの演奏という印象だったが(実際は違うかもしれないし、新譜以外の曲はまったくそう断じる自信なし)、08で松永孝義 がアルコ弾きでなんだかとんでもない音色を出していたり、10のギターソロでちょっと弾き過ぎたと自分でも思ったのか演奏しながら桜井芳樹がとつぜん笑い出したりというところは、ライブならではで面白かった。音楽的なこととは直接あまり関係ないけれど、桜井芳樹のエフェクターを使った演奏の様子(コンパクトタイプのディレイを手で操作するとか)が間近で見られたのも、大変興味深かった。

あ、バンジョー音楽はほとんど全然聴いたことがないのだが、原さとしの演奏を聴いたのをきっかけに、ちょっとはまるかも。とりあえず、5/9のバンジョー祭りでバンジョー・パスポートを入手するか?

以下、この日のセットリスト。新譜の曲はほぼすべて演っていたから、13は「WALTZ FOR SALI」かとも思われたが、なぜかこれだけ自信がない。

01 BLACKBERRY BLOSSOM
02 Déjà Vu
03 南の噂
04 二十世紀旗手
05 土地の名
06 Bear Creek Song Goes To New Lost City
(休憩)
07 RAJAMATI KUMATI
08 Franklin's Revisitation
09 Mountain Hymn #1
10 REMEMBER
11 INBETWEENIES
12 バーレイコーン挽歌
13 曲名不明
enc
14 Some Happy Day
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(ライブ)
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