2009年04月20日

スリー・スプリング・スクイージズ

4/20、下北沢ベースメントバーにて。出演は、マダムギター長見順、sakana(pocopen、西脇一弘)、イーヨ with 窪田晴男/tatsu/外山明、の三組。以下、この日はいろいろあったので日記風にちょっと話が長くなるが−

この日夕方、マダムを開店前の渋谷dressにお連れして、26日のライブについて打ち合わせ。酒場(バー)ライブならではの、ちょっと面白いことになるかもしれない。まだ当日のリハーサル次第ではあるけれど。

#ちなみにこのdress、一周年記念ということで、今週金曜日はお一人様3000円ぽっきりで夕方から翌朝まで呑み放題食べ放題との由。

で、マダムはこの日ベースメントバーにご出演だというので、観に伺うことにする。

時間が余ったので、百軒店をひと回りしたら、多分酒ではないなにかに潰れた男が麗郷(老舗台湾料理屋)の前でぐったりとしていたり、浮浪外人がラブホテルの前で職務質問されていたり、道頓堀劇場が営業停止になっていたりした。道頓堀劇場のショーは好きだったんだがなー。

それでも時間が余ったので、Lonsome Stringsを聴きながら下北沢まで歩いてみる。Lonsome Stringsを聴きながらの散歩は、目に入る風景が皆愛おしく映像化されるような感じで楽しくて、これは癖になりそうだ。

前置きが長くなったが、ちょうどいい時間にベースメントバー着。トップバッターがマダム。この日は、どちらかというとsakanaやイーヨのファンが多かったようで、ちょっとアウェイ感漂う会場だったが、そんなことは気にしないような(多分、本当はものすごく気にしているんだろうけど)マダムトークと歌とギターが炸裂して、会場はかなり暖まった。01と03と04がはじめて聴く曲(04は新曲と言っていた)。03の曲紹介で、「温泉もいいけど」と言ったきりかなり長い間があったのち、「山菜採りもいいということで」と言って、「猿を見た〜」と歌い出す流れは最高だったなあ。

マダムのソロを観るのは一年振りくらいだが、相当面白いことになっているので、26日のライブも大いに期待できると思う。

マダム終演後、ふと横を見ると、今年1月に急逝した友人Nを送る会で見かけた顔がいたので、声をかけてみたら、今日ご出演のtatsu氏であった(ご存知とは思うが、レピッシュのベースの人)。Nの会では、お礼というのかなんというのか、まあ香典返しだ、それでめちゃくちゃカッコいいキーホルダーがNを送った近しい面々に贈られたのだが、ゆくりなくも、tatsu氏はそれを今日おろしたところだという。これで私もそのキーホルダーを使っていたら、すごくいい話になったのだが、残念ながら私はまだしまったままだ。でもそれでも、Nを思い出してなんだかしみじみとした。私もそろそろおろすとするか。

さて、続いてはsakana。トリのイーヨもそうだが、sakanaのことはあまり詳しく知らなかったが、すごく落ち着くpocopenの声と、ガットギターのデュオ演奏(pocopenは足でなにやらパーカッションも操作)、曲、そして風貌。ファンになる。フォークといえばフォークだが、sakanaとしか言いようのない世界だった。

sakanaの3曲目の、それも演奏の途中から、とつぜん外山明がのっそりと参加して、ドラムを叩き始めたのが可笑しい。外山明自由だなあ。よく見るとうしろ頭に寝癖ついているし。そのまま外山明参加で、全8曲。

最後にイーヨ with 窪田晴男/tatsu/外山明。イーヨがまた、歌といいキャラクターといい、蕩けてしまいそうによかった。このよさは、迂闊に書くと人格を疑われそうなので書かないが、イーヨが外山明をいじめる*ところなど、なんかもう、という感じで可笑しくてよい。

*外山明はドラマーなのにカウントを出すのが苦手だそうで、それなのに、じゃあ次は外山君のカウントからね、と、いやがる外山にカウントを強要し続けるとか。

窪田晴男/tatsu/外山明、この組み合わせは、この日が初めてで、譜面も今日渡されたそうだが、淡々とすごく気持ちよくグルーヴするtatsuのベースを中心に、窪田晴男のカッコいいロックギターに外山明がなんとなく抗いつつ呼応していくという感じか。外山明も最後、もちろん外山流だが8ビートのロックっぽいプレイになっていて(いや、イーヨでは多分、いつもそうなのだろうと推測するが)、その移り変わりがまた痺れる。この組み合わせがまたいつ実現するのかわからないし、偶然だが観といてよかった。全7曲。

アンコール代わりに、今日の出演者全員参加で、ビートルズの「Dear Prudence」とT-Rexの「Jeepster」を演ったが、「Jeepster」のマダムのギターソロでは、窪田晴男がびっくりしたような嬉しそうな顔で大爆笑していたのが印象に残る(それくらい衝撃的にカッコいいソロだった)。あとpocopenが静かなsakana本編とは違って踊りまくりなのも面白くてよかった。

そんなにお客の数は多くなかったが、それが信じられないくらいにいいイベントだったなあ。なので、久し振りにトラブルピーチで余韻に浸り、といっても撃沈はせず、ちゃんと電車で帰宅。

sakanaとイーヨは曲名知らないので、以下長見順のみセットリスト。

01 Mama Goes Shopping to Thailand
02 温泉に行こう
03 ワラビの季節
04 ハナウタ
05 夏から生まれた夏子さん
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(ライブ)
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