2009年04月24日

森山威男(ds)グループ

4/24、西荻窪アケタの店にて。音川英二(ts)、渡辺ファイアー(as)、佐藤芳明(acc)、田中信正(p)、望月英明(b)。森山威男のライブは初めて観るが、なんというか森山威男、ジャズドラム界の北島三郎といった趣であった。音楽的にも人柄的にも、すごい信頼感と安心感を醸し出していて、面倒見がよさそうである。

この日の興味は、なんといってもこういうコンボで田中信正がどんなプレイをするかだったのだが、いつもどおり、気の狂ったような渦巻くピアノで、両の手のひらで鍵盤をひっぱたきつつ、どこまで行ってしまうんだー、という乱上昇乱降下的フレーズの嵐。気持ちよかった。

もう一曲目からすご過ぎて大爆笑。メンバーも田中のソロのときに嬉しそうに笑っていることが多かった。

フロントの3人が、印象としては森山威男一家の若頭で、親分の反応を窺いながらソロを取っていた様子だった(あくまでも私個人の印象)のに比べ、田中は傍若無人な客分といった感じで、確か前半二曲目(曲名失念)だったか、田中が森山を煽ってそれに森山ががっと乗ってくるという場面もあり。

#ちなみにベースの望月英明は、ソロを取ったのは一曲のみ(確かアンコールの「ハッシャバイ」)で、全体に表に出ない感じだったが、それがまた、森山一家の大番頭、という佇まいだった。

また後半二曲目「ダニーボーイ」では、田中が弾くテーマから曲が始まるが、その後田中+森山のフリーセッションに突入し、その格闘が続く中でフロント3人が再びテーマを奏でるという構成で、これはこの日の中で、バンドとして一番カッコよかったように思った。ああ、バンドとしてカッコよかったのは、あと板橋文夫作の有名な「サンライズ」(第二部ラスト)もだ。

ステージは、一曲あたり20分という感じで、曲間には森山威男の、山下洋輔トリオやタモリに関する思い出話?や草薙全裸事件についてなどの楽しいお話もあり、大変満足の一夜。森山威男は、アケタは5年に一回くらいの出演とのことだから、いろんな意味でラッキーだったかもしれない。

ラッキーといえば余談だが、休憩時に毎回恒例なのか、森山威男とのジャンケン大会が行われ、私は見事勝ってしまった。賞品は、森山威男はじめメンバー全員のサインが入った森山威男使用済みドラムヘッド(REMOのウェザーキング・コーテッド・アンバサダー)。この日は森山威男目当てということでなかったので、他のお客には申し訳ないと思ったが、一応アマチュア・ドラマーのはしくれとして有難く受け取った。
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(ライブ)
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