5/17、下北沢leteにて。今堀恒雄が伴奏をギターで弾いて、eeyoが歌を歌う、という至ってシンプルなステージで、今堀恒雄もエフェクターは多数つないでいるものの、トリッキーなことも12での弱音器使用とリバーヴコントロールくらいでほとんどせず、もちろん時折ものすごく痺れるオブリガードを挟んだり間奏やエンディングでソロを交えたりはするものの、歌の背景ではアルペジオやコードストロークといったアプローチであった。
ときには、シンプルなコードを基本的なアルペジオパターンで弾いているように思える場面もあるのだが、弦をつま弾く右手の(さらにいえばその各指の)強弱と、若干のボリュームペダルのコントロールだけで、ニュアンスと音響を絶妙にコントロールし、歌の世界を支え、彩りを添えていた。いやほんと、すごい。
eeyoは、多分、いつも通りで、多分というのはCDで聴くのと変わらず自分の歌いたい歌が定まっているんだなという印象ながらライブで聴くのはまだ二回目だからだが、赤ん坊の宇宙語のような“eeyo語”で歌われる、ふわふわしていいにおいがするような歌はもちろん、いきなり曲順変えたり、「この歌は今日はマイナーで弾いてください」といような無茶なリクエストをするところなどもいいなあ(で、ちゃんとマイナー感を醸し出す今堀恒雄もやはりすごいのだが)。なにがいいのか、と言われても困るのだが、いい。
以下、この日のセットリスト。
01 ラーク
02
03 シシリイボウ
04 ラッカ
05 ポム
06
07 リタ
08 Scarborough Fair
(休憩)
09 Chapou
10
11 ブラン
12
13 ROGA
14 アウビイ
15 ハル(日本語詞)
16 ディオ
enc
17 My Favorite Things
18 Jeepster
2009年05月17日
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