2009年06月02日

440(four forty)presents〜Music and... vol.6

6/2、下北沢440にて。ギター弾き語りの寺村竹史、イタリアのロックバンドZEPHIRO、そしてイーヨが出演。イーヨの今日のメンツは、ナスノミツル(b)、Jin Destroy![didgerido/aka.原田仁(ROVO)]、外山明(ds)。私は他の出演者のことは全く知らず、専らイーヨを観に行ったわけだが、ZEPHIROはなんか面白かった。80年代以降のロックバンドが好きなんだなあという印象が強いが、その中にたとえばフアネスのようなラテン風味が感じられる点とか、マンマのパスタを食べてすくすく育ったんだなあと思わせるボーカルの体型とか。そのふっくらした体型でくねくねと、でも多分自分ではカッコいいと思ってやっているアクションがまた可笑しくてよい。

ただ、出番の終わったZEPHIROとそのファン(多分在日のイタリア人と、イタリア好き日本人女子)は、おしゃべりがちょっとやかましい。その辺(自分や目当ての出番が終わったら、あとは関係なし。専ら自分たちが楽しむことに精を出す)もイタリア風の感覚なのか? イーヨ演奏時のステージと客席前方の雰囲気は、ちょっとピリピリしていたかも。そういうの、小屋がもう少しケアしてもよいと思う。もちろん「喋るな」とも言えないだろうから、難しいところだろうけど(そういえば、先日訪れた吉祥寺サムタイムでは、喋り過ぎで叱られている客がいたが)。

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さてイーヨだが、技術的なバックグラウンドを感じさせる歌い手ではないけれども、最初期から外山明と活動しているとはいえ、ドラムがどんなにリズムを崩していっても揺らがないところや、コード楽器がない編成、ましてやディジリドゥとのデュオ(04の一部)で歌ってもイーヨ的歌世界を十分に描き出すところなど、大したものだと思う。

演奏は、ナスノミツルのベースが、ギターがいない分の音域もカバーしつつ、カッコいいロックベースで底を支えるのを基軸に、バラバラと自由勝手に歌うような(しかし実際は楽曲の形成にものすごく寄与している)外山明のドラムが曲やステージの進行に伴ってガッとうねり出すとこのふたりがとても気持ちのよいグルーヴを生む。

Jin Destroy!のディジリドゥ(電飾付きなのがカッコいい)も、リズム楽器の一種としてグルーヴに勢いを増していた。三人の演奏が渦になり、そこにイーヨのふわふわした歌が乗っかる瞬間は、大変に心地よい。また、05ではベースとのコンビネーションが実にうねっていた。素晴らしい。

Jin Destroy!は、ROVOではベースを弾いている人だが、この日はディジリドゥのほか、02はカリンバを演奏(02は発売されている音源では、イーヨ自身がカリンバを演奏している)し、サビでのパーカッシブな用い方も含め、これがまた曲にはまっていてよかった。また電気/電子ノイズも少し扱っていた。

演奏中の客席後方のわさわさした感じに少し自分の集中力が負け、また演奏者もそんな雰囲気を感じ取ったのか最後の曲が終わるとさっさと帰ってしまいアンコールもなかったのが残念だった。イーヨは、レギュラーチームのArmy、Navy、Air Forceを生で聴いていないので、また次の機会に期待しよう。

以下、この日のセットリスト。

01 ラーク
02 ルウ
03 Chapou
04 シシリイボウ
05 Roga
06 Scarborough Fair
07 ディオ
08 アウビイ
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(ライブ)
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