2009年11月23日

マダムギター長見順@渋谷dress

11/23。ご来場のみなさん、ありがとうございました。01 Mama Goes Shopping to Thailand
02 ハナウタ
03 As Time Goes By
04 しわよせの世界
05 VS
06 メリーゴーランドの唄
07 おとうさん、アレどこいった?
(休憩)
08 地域マンボ
09 Wo! man
10
11 加藤さんのテーマ
12 段ボール
13 あーは ステキな溜息さ
enc
14 ザ居酒屋

生ピアノ(マダム寄贈)が入って最初のdressライブ。マダムの素晴らしいピアノ弾き語り(ニューオーリンズの場末のバーでのピアノライブ(行ったことないけど)の雰囲気を醸し出すこと度々)は、06、07、09、10、14で披露。

11月の酒井俊+船戸博史に続き、不詳青木は企画だけでなくPAも担当。ギターだけはアンプリファイドされているとはいえ、今回も、演奏の仕方も含めて「生」の音なので、刻々と変わる状況に追いつくのは、私の乏しい経験ではなかなか難儀ではあった。場面場面で「本来のいい音」が届けられたかどうかは反省の余地多々ありだが、一応アーティストにも喜んでもらえたようなので、それを励みに精進しよう。

リハーサルの最後まで懸案だったピアノ弾き語り時の、ステージ上と出音とのギャップは、最後の14でなんとかマダム側でも気持ちのいい状態になったとのことだが、これはまあ、曲自体の性格に救われたものでもある。この辺、より一層の工夫を続けたい。

マダムギターのライブそのものとしては、もちろん文句なしの素晴らしい内容。来ていらした客層には、まだ馴染みの少ないアーティストだからだろうか、最初からがーっと盛り上がるということはなかったが、淡々とペースを崩さないマダム。そして後半に向けて妙なる熱気と一体感が徐々に出来上がっていくというところが、なかなかスリリングかつじわじわと深い感興を呼んだと思う。

あーしかしよかった。PAという立場を忘れて、演奏に合わせてリズムを取り、曲の世界に没入すること頻り。筆おろしでのヴォイス・パーカッション−ラップバージョンとは異なる「しわよせの世界」や名曲「段ボール」が聴けたのも嬉しい。

次は12/23、マダムがギターとピアノ、そしてベースに早川岳晴(梅津和時、片山広明、ジョン・ゾーン、泉谷しげる、忌野清志などとの活動で知られる)、パーカッションに岡地曙裕(吾妻光良&スィンギンバッパーズやボ・ガンボスで活動する、ご存知No.1ブルースドラマー)という豪華なメンツの演奏を堪能しながら岩手のどぶろくが呑めるという希有なイベントなので、ぜひ多数のご来場をお待ち申し上げます。
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(ライブ)
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