2010年01月12日

壽初春大歌舞伎

1/12夜の部、歌舞伎座にて。銀座に届け物ついでに切符売り場を覗いたら、三階Aの見やすそうな席が空いていたので。-春の寿
雀右衛門翁体調不良のため、女帝を魁春が代演。雀右衛門今年卒寿か。休演は残念だし、心配でもあるが、この演目自体は、胸がすうっとする清々しく目出たい舞台であった。福助の花の姫が、もう。

-菅原伝授手習鑑(車引)
三階からだと花道見えないので、梅王丸(吉右衛門)の飛び六方は見られず。その所為ではないが(多少はあるか)、気を抜いて雰囲気だけ楽しんだ。

-京鹿子娘道成寺(道行より押戻しまで)
勘三郎の白拍子花子は、ぱっと見た目はちょっとごつい感じだが、踊り始めてからの見事さといったら。鈴太鼓や太鼓と撥を用いた際のリズム感のよさにも感動(初歩的な感想だなあ)。中村屋の正月らしい?お遊びもくだらなくてよいけど、マクドナルドがスポンサードしているのか?

- 夜話情浮名横櫛(木更津海岸見染の場、源氏店妾宅の場)
染五郎が部分部分で弱いというかはまってない感じが気になったが、お富のような役の福助は私が好きな福助なので、それだけでもう堪能。二幕目の番頭藤八の錦吾と、あと蝙蝠安の彌十郎の芝居が、場の展開にピリっと効いていてよかったな。

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この歌舞伎座を訪れる機会もないかもしれないと、地階から三階までぶらぶらし、歌舞伎座カレーも堪能。まあでも、まだ4月まであるから、行かないこともないか。

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同じ三階席に友人ご一行がいてびっくり。
posted by aokiosamublog at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌舞伎/演劇
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