2010年04月27日

イディオットエイプリル・スフィア・ミシオリオン

吉祥寺Manda-La2にて。

イーヨ・イディオット イーヨ(vo) 内橋和久(g) 中原信雄(b) 外山明(dr)

ミシオリオン 小川美潮(vo) 近藤達郎(key) 大川俊司(b) 湊 雅史(dr)イーヨは、レギュラー・チーム(e.i NAVY)での演奏で、主に中原信雄のベースが底を支えつつ、内橋和久と外山明がいろいろな色彩を加えて行く上で、イーヨがいつも通り揺らぎのない歌を歌う、という印象。

イーヨの歌については、毎度うっとり聴いてしまうのだが、どういう風にいい、というのが未だによくわからない。歌詞もイーヨ語だから、意味がわかるわけでもないのに、どんな共演者で聴いても、また聴きたいなと思う。むろん、無理に言葉でわかった風な説明をする必要もないのだが、説明できそうなとっかかりすらつかめないのに魅せられているというのも、落ち着かないといえば落ち着かない。

バンド全体の演奏としては、新曲が多い中、06で最初軽めのレゲエ調だったのが、間奏でイーヨが「えーと、もっと重い感じにできますかー」(演奏中にこういうこと言うのを好意的に捉えてしまうのも、この歌い手の面白いところ)と言ったら内橋和久のギターがごつごつした感じのロックっぽい展開になったところとか、08で外山明がまるでボンゾが乗り移ったような演奏をしたのが、とりわけ印象に残った。いや最近、個人的に、ギタートリオ・ロックを、なんとなく新鮮に感じているのかもしれない。

06に関しては、歌の旋律が昭和歌謡をちょっと思い起こさせるものだったので、レゲエ調のときも面白かったのだが。

なお、09ではゲストとして手代木克仁がギターで参加。

あと、終演後にお手洗いの順番を待っていたとき、その近くにいたメンバー間の会話の中で外山明が「湊雅史のドラムセットをそのまま使った。いつもと違ってセットの向きがメンバーのほうを向いていなかったので、やりにくかったし、アプローチもいつもと違ったと思う」というようなことを喋っていたのが、聞くでもなく耳に入ってきた。08で「ボンゾが乗り移ったような」といった感想を抱いたのも、そういう事情が影響していたのかもしれない。

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ミシオリオンは、この日の企画のための編成で、といっても盟友を揃えた編成だが、よくグルーヴするピアノ・ロックで小川美潮が歌う、と、簡単に言えばそういう感じになる。近藤達郎のピアノの激しさ具合がすごくカッコよかった。

小川美潮の歌に接する機会も少なくはないが、こうして思いっきり歌う感じのライブは久し振りだ。その所為もあってか、いたずらっぽいのに大きく包み込んでくるような小川美潮の歌を大いに堪能した。残念ながら曲名不詳なのだが、07のソウルフルな歌唱はとても印象に残っている。ウズマキマズウ、スプラゥトゥラプスなど、レギュラーバンドのライブももう少し聴きに行くようにしたいと思う。

このセットでも、手代木克仁がギターで参加(08とアンコール)。08は、曲名を聴きはぐったが、手代木克仁が参加しているゾクゾクカゾクの曲との由(「Anyday」と聴こえたが、ゾクゾクカゾクには「O.N.D」という曲があるので、こちらかもしれない)。

ちなみに、この日は「近藤達郎の曲多めで」とのことだったが、05は板倉文の曲(チャクラ「さてこそ」所収)。

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アンコールは、最初ミシオリン+内橋和久で演奏開始。途中で手代木克仁が加わり、外山明がバスタムとライドシンバルだけに参加し、イーヨが歌い、ベースが大川俊司に交代、という感じで、久々にロックバンドのアンコール・ジャムの面白さも味わえた。

以下、この日のセットリスト。

イーヨ・イディオット
01 ラーク
02 ラッカ
03 アデル
04 スピ
05 ルウ
06 ガスパール
07 カーム
08 ディオ
09 アウビィ
10 クロードラパン

ミシオリオン
01 南の花嫁さん
02 LINK
03 Four To Three
04 ほほえむ
05 ちょっと痛いけどステキ
06 デンキ
07
08 
アンコール
01 やっとだね
posted by aokiosamublog at 23:00| 音楽(ライブ)