2012年01月22日

高田漣ソロ

渋谷dressにて。PAをお手伝い。

高田漣(vo, g)まず音響担当としての感想を書くが、去年の5月22日に初登場いただいてから三回目、ようやく気持ちのよい歌とギターの音響が実現できたと思う。PA席で聴いていても、非常に心地よく、かつ歌の内容がはっきり聴き取れた。

背の高い椅子に座ってもらったこともよかったかもしれない。ただ、モニタースピーカーの横やPAスピーカーの真ん前の席にもお客がいるので、その辺りは聴きづらかったかもしれない。それは今のところどうしようもない。

今回、アコースティックギター(ライン)にも少しリバーブをかけ、本番の際はとてもいい響きだったが、記録映像で聴くと少しかかり過ぎかな、という塩梅。これもまあ難しい。

ライブは、「Blue Hawaii」「Miss the Mississippi and You」などのスタンダードから矢野顕子のカバー(I SIng)、「鮪に鰯」など父君の歌や少し埋もれ気味だったり参加グループに提供した自作曲(サケロック・オールスターズで演った「Bao Shen」やPUPAに提供した「Mr. Epigone」「CIrcadian Rythm」)とバラエティに富んだ内容。

休憩挟んでほぼ二時間、前二回同様完全にギター弾き語りだけのライブだが、ギターのソロ演奏も彩りに富んでいて、二時間という時間の量はほとんど感じなかった。とても気持ちのよい時間だった。

次回dressでは中村まりとのデュオ。楽しみだ。

なおアンコールでは、曾祖父君の詞に曲をつけたという「火吹竹」を初披露していた。

01 (インストルメンタル)
02 Glass
03 Blue Hawaii
04 I Sing
05 Miss the Mississippi and You
06 鮪に鰯
07 坑夫の祈り
08 シーベック・シーモア
09 さるまたの唄
(休憩)
10 鯵
11 古靴店
12 洗面器
13 Bao Shen
14 Mr. Epigone
15 Circadian Rythm
16 帰り道
17 蟋蟀
(アンコール)
18 火吹竹
posted by aokiosamublog at 23:00| 音楽(ライブ)