2012年02月03日

カセットテープ

暮れに老父がいらないというのでもらったミニコンポ本体をようやく使用可能な状態にしたので(電源ケーブルといくつかの線をつないだだけだが)、自室でカセットテープやMDを聴いたりPCに取り込めるようになった。めでたい。

以下、Twitterへの投稿を一流れの文にまとめながら、とりとめもなく。ただしラインアウト端子がないので、出力はヘッドフォン用のステレオミニプラグからという、ちょっとしょぼい感じだ。

出力はヘッドフォン用のステレオミニプラグからという、ちょっとしょぼい感じではあるが、まずは仕事机の上に置きっ放しにしてあった、宝物のようなカセットテープを再生している。理由はよくわからないが、カセットテープを再生するのは楽しい。

で、物置部屋から一箱にまとめたカセットテープを発掘してきた。もうそんなに数はないが、未整理のまま何年も放っておいたので、ケースと中身はばらばら。一番聴きたいやつ(若死にした友人がロンドン土産に作ってくれた、ジャマイカスカの編集テープ)は、ケースはあったが中身が見当たらない。整理しながら探すしかない。

という具合にごそごそやってたら、小学六年生のとき安岡君から借りてダビングした所ジョージのファーストアルバム「現金に手を出せ」(1977年)のテープが出て来た。このアルバムの冒頭で、所ジョージは「俺、所沢のパンク野郎」と宣言している。そしてすぐにフォークギターの弾き語りで「ボタン雪」だ。

安岡君は地理が好きで、地図を作る仕事に就きたいと言っていた。中学に入ってから、妙にイライラしていた姿を見たのが最後の記憶だが、元気だろうか。

そんな感じでいろいろ出てくるが、“懐かしい”という感慨にはあまり興味がないので、まあ忘れていたことを思い出す、くらいの感じかな。

“懐かしい”という感慨にはあまり興味がないのだが、学生のころにもらった友人作の各種ジャズやサルサ、その他の音楽の編集テープを発掘して聴くと、火の消えかかった昼行灯のようなボンクラ学生だった私にいろいろ刺激を与えてくれたことに対する感謝の念を禁じ得ない。私は学生の時分、ほとんどなにもしていないに等しいのだが、周囲はそうやって(あるいは他の方法で)いろいろと豊潤な何かを与え続けていてくれたのだ。そんなことを思い出したりもした。

とりあえず20本ちょっと、古いカセットテープを再生したが、何本かはワカメになっていて、まあとっといても仕方がないかな、という状態であった。でもワカメでも、MP3化などの際にエラーを起こしてノイズが混入したデジタルデータほど不快ではないのが不思議である。

あととてもバカのようなことを言いますが、レコード盤の極細の溝や、ワカメのように頼りない磁気テープや、もはやその実態がなんだかよくわからないデジタル記録データに、なんでこうも豊かな音楽が刻み込まれるのかね。改めてそんなことを思ったりした。

以下、この二三日で聴いたカセットテープ−
・ゴダール「勝手にしやがれ」を映画館で録音したもの
・サム・ベネット「Live at Strange Fruits」
・アーサー・アレキサンダーほかソウル編集盤(忌野清志郎のとても切ない歌が入っていた)
・サン・ハウス「Street Noise」
・高校の頃参加していたバウワウのコピーバンドのライブ録音
・リアル・フィッシュのライブ(パルコ・スペースパート3で、多分自分で録音したもの)
・柳家小さん「湯屋番」(小学校時分。ラジオのスピーカーから録音機で録音)
・桂文楽「素人うなぎ」と古今亭志ん生「火焔太鼓」(小学校時分。ラジオのスピーカーから録音機で録音)
・桂文楽「明け烏」と古今亭志ん生「らくだ」(小学校時分。ラジオのスピーカーから録音機で録音)
・中学〜大学のころに作って録音した楽曲
・NHK-FM「サウンドストリート」、火曜日坂本龍一、ゲスト植木等(二回分)
・ジャック・ブレル「Vesoul」
・モーガン・フィッシャー「miniatures」
・Floyd Lloyd & THe POTATO 5
・Ludus

などなど。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記