2013年02月04日

band of Eden

於新宿PIT INN(昼)。

纐纈雅代(as, ss, vo, 作詞・作曲)、石田幹雄(p)、伊藤啓太(b)、外山明(d)纐纈雅代を聴くのは初めて。

のっけから、ちょっと調子の外れたようにも聴こえたソプラノ・サックスは、すぐにこの人独特の音なんだなと思った。短い音の連なりの中に深いビブラートが組み込まれていて、どこか知らない国の民俗楽器を想起する。ゲタチュウのサックスもちょっと思い出した。

隙間の多い演奏が印象に残ったが、03、06など、いったん纐纈が抜けたトリオで激しい渦を巻き、そこに改めて纐纈が乗っかる、という場面が印象的だった。

曲としては、02、05、07が特に印象的。04と(少しリアル・フィッシュを思い出した)05では纐纈が歌唱。これは歌い手としても云々ではなく、自分の曲を自分の声で歌いたい、ということだと思った。

纐纈雅代もこのバンドも初めて聴いたので、まだ何とも言えないし言葉にはできないが(「短い音の連なりの中に深いビブラート」もほぼ一曲めだけだったと思う)、もう何度か聴いてみたいとは思った。

以下、この日のセットリスト。

01 フリーダムのうた
02 黄金のワルツ
03 薬草の種類
(休憩)
04 うちゅうのはな
05 ハイヤラリパッパ
06 Blues of Death
07 カラスの結婚式
posted by aokiosamublog at 23:00| 音楽(ライブ)