2013年02月08日

かぞくのくに

於銀座テアトルシネマ(20:15〜)。

ヤン・ヨンヒ監督作品(2012年)。試写会含めて三回めの鑑賞。

http://kazokunokuni.com/三回めを観て、ぐっと来たり涙腺が緩む箇所が、ほぼ20分おきに来るんだな、と思った。

00:20 25年振りの家族揃っての食事
00:40 同窓会
01:00 リエのどうすることもできない怒りと哀しみの表現
01:20 帰国命令が下ったあとの周囲の同様と、ソンホとスニの別れの

で、そこから10分後にヤン同志に宛てたオモニの手紙が読まれ、さらに10分後にソンホの帰国とリエのトランク購入で幕。

といった構造なのかな、というのが、今回の発見。そのリズムの捉え方が適切なのかどうかと、またそれがどう観る側の心の動きに影響しているのかは、また考えねばならないけれど。

それにしても、三回めでも、基本的な部分の感動は変わらず。静かだが、なにかすごい力を持った映画かもしれないと思った。
posted by aokiosamublog at 23:10| 映画