2014年08月31日

8月まとめ(21〜31日)

8月21日(木) 朝9時半起床→朝食後、先日の柳家さん生独演会と昨日の浅草をまとめ→ビールと歌舞伎揚げ→午睡→夕方起きて慌てて着替えてまずは久々に経堂ripple。ここはそんなに威張ってないのにちゃんと飯がうまくていいな。今日はようやくガンボ食べた。も少し辛くてもいいが、じゅうぶんうまい→豪徳寺まで歩き世田谷線で下高井戸→下高井戸シネマでジャック・タチ。最後の作品となった『パラード』(1974、タチ66歳の監督・出演作)と、ごく初期の(初?)出演作である短編のシャルル・バロワ監督、ジャック・タチ脚本・出演『乱暴者を求む』(1934)。『乱暴者を求む』は、レスリングの試合に間違って駆り出された売れない役者(ジャック・タチ)が主人公のスポーツ喜劇。若いジャック・タチがデヴィッド・バーンとアンガールズの田中を足して二で割ったみたいなキャラクターなのに笑う。変で可笑しい動きはこの頃すでに萌芽があった→『パラード』はジャック・タチの原点であるスポーツネタを最晩年に集大成したような作品。スポーツ形態模写の元ネタなど知らないのに、いつの間にか笑う。テニスのスローモーションの動きなど爆笑。サーカスの団員、楽団員だけでなく観客の演出も細かく行っている様子も好感が持てるし、観客も含めて全員が善良そうで、でもどこかちょっとだけ変というのも楽しい。ジャグリングのシーンではなんだか涙が出た。サーカスと、私にとっては寄席芸や、音楽に身体を張ったネタを交えるところなどクレージーキャッツのにおいもする映画であった。いやあよかった→帰途は徒歩→風呂→なんだかいい気分なので、風呂上がりのビールから白葡萄酒へと移行。4時半まで呑む。
8月22日(金) 朝11時頃起床→朝食後ごろごろ&読書&午睡。請求書出そうと思ってたが忘れたまたは諦めた→夕方風呂→サエズリのうまさについ酒が進み、片山真理が出た『バリバラ』から『匿名探偵』見たところで長椅子で撃沈。
8月23日(土) 朝方長椅子から寝床に移動し、のどの渇きと小用で何度か起きるが、結局朝11時過ぎ起床→『匿名探偵』をもう一度見てから、録画の編集(不要部分のカット)など→風呂→ジャック・ヒル監督、パム・グリア主演『フォクシー・ブラウン』(1974)見る。往年の日活アクションとか『混血児リカ』シリーズを想起させる面白さ→『笑う洋楽展』や『漫才大行進ゲロゲーロ』を見ながら明日の朝食のそうめん(と決めた)用の汁を仕込んだりしてから、夜3時前就寝。汁は野菜くずから葱を出汁に使ってみたが、麺つゆとしては芳しくなかった。
8月24日(日) 朝10時過ぎ起床→昨夜仕込んだ麺つゆは、一晩寝かせたらよくなった。そうめんで朝食→『浅草お茶の間寄席』など録画消化→ダビング作業しつつO形実家から持ってきた『ラシャーヌ』を三巻まで→冷蔵庫の中身、野菜が乏しいが、とりあえず晩の仕度(O形はお友達と外出)。若鶏膝ナンコツと昆布の煮込み、ニンジンのきんぴら、長芋とろろ納豆、〆のカレーうどんの汁を仕込む。あとは鯖を焼けば格好がつくだろう→風呂→TBS落語研究会の小三治『お茶汲み』、花緑『ちりとてちん』、鯉昇『蒟蒻問答』で晩→今日はちゃんと量ってみたが、御酒二合(ぴったり360ml)でよした→夜11時頃就寝。
8月25日(月) 朝10時半起床。夜中に何度か起きた所為で寝坊となった。なぜか夜中に目が覚めて朝の7〜10時が一番眠い、というサイクルが昔からずっと続いている→日中は寝っ転がって『剣客商売』読書→遅い昼に鯖を軽く昆布で〆てから玉葱、ニンジン、ニンニクと炒め、クミンやオールスパイスとピリピリで辛味をつけ、最後にトマトケチャップと和えたスパゲティを絡めたのを作ったら、思いのほかうまかった。これはおぼえておこう→カトラリー入れ(というのかな?)の引き出しを掃除→夕方請求書出しがてら買物。ビーバートザンから千歳局、かばや、ピーコック、薬屋、河内屋、梅田青果、一力と一回り→風呂→『モンティ・パイソン復活ライブ』前編を見ながら晩。何の気になしに見たが、結果爆笑。形だけの“再結成”ではなくてよかった→酒を過ごしいつの間にか寝てた。
8月26日(火) 朝10時頃起床→ステッパー6分とシットアップ15回。運動ちゃんと再開しなきゃ→ジャック・タチの娘(ソフィー・タチシェフ)、45歳の若さで亡くなってたのか。知らなかった→夕方下北沢にて、みなまるこ展『マルノカミ』見物→と思ったら、昨日今日が定休日だった。残念→下北沢は結局駅前マーケットの乾物屋で買物したのみとなった→個展会場から下北沢に戻らず代田橋を目指す。環七に出てから井の頭通りを歩き、踏切渡ったところにあるたこ焼きで呑ませるうちで一杯。悪くはないのだが、たこ焼き六個450円〜は高い→新代田から線路に付かず離れず歩いて明大前、明大前で北側に渡りやはり線路に付かず離れずに歩いて下高井戸。ここまでで小一時間は歩いたかな→下高井戸シネマで当日券買ってからJazzKeirinで晩。久々のかしわ天。豆腐がなかったのが残念。うどんは白緑ぶっかけで野菜を補給→で、ジャック・タチ映画祭。今日はご存知『ぼくの伯父さん』(1958)。併映はタチの実娘ソフィー・タチシェフが監督した短編『家族の味見』(1976。iMDbでは1978とされていた。日本では劇場初公開)→『家族の味見』は、何故か親爺やお爺ちゃんで賑わっている菓子屋の人気の秘密は……という短編で、タネを明かせばお菓子に酔っ払うくらいに各種の酒を使ってる(振りかけてる、あるいは呑めるほどに注いである)という直球を投げて来るところが却って楽しい。親爺たちがただ菓子喰って長居して閉店だからと追い出されて千鳥足気味に帰って行くというだけの映画だが、好きな類いの映画だった。ソフィーの早逝がつくづく悔やまれる→『ぼくの伯父さん』は、前作『僕の伯父さんの休暇』と比べるとなにか“論”めいた理屈を話したくなるような要素が多い。たとえば旧来の街と新興かつ富裕層が住む住宅街とその中間にあるような団地との対比とか、新興住宅街から近代的な化学工場に出勤するためには旧来の街を通るのだが、その道程に取り壊しが進む家や壊れた石塀や野っ原があり、その壊れた石塀や野っ原を境界としてすべての場所を自由に行き来するのは犬と子供(あとユロ氏)だけとか、その他いろいろ。しかしそんなことを論ずるべく考えるより、ただただ脈絡のない話と笑いに興じた。丸い窓を目玉に見立てた場面や、植木を切りそろえようとしてどんどん短くなってしまう場面、庭のある場所に杭を突き立てたら噴水の出が可笑しくなる場面、車庫に自動扉を取り付けたとたんに閉じ込められる場面、どう置いても寝にくいソファをわざわざ倒して寝てる場面、化学工場でのドタバタ、そして口笛を吹いて歩行者の注意を逸らせて街灯の柱などにぶつからせる悪戯などなど。最後に悪戯については、前半で使われたものが伏線となり、結末部の暖かさを演出している。書けばきりがないしまとまらないが、まとまらないままに敢えてしておきたい。総じて言えば、前作からさらにちょうどよく膨らんだ(あるいはちょっと膨らみ過ぎた)という印象を得た。繰り返し見たい映画である→下高井戸から、O形と『ぼくの伯父さん』の印象を語り合いながら、今日は以前から歩き慣れた道筋を歩いて帰る→帰宅即風呂→日記書いて就寝。と思ったが寝酒一杯やりつつ『日本の話芸』の五街道雲助『干物箱』や『モンティ・パイソン復活ライブ』を見たりする。夜4時頃就寝。
8月27日(水) 朝10時過ぎ起床→朝は自作の汁で納豆にゅうめん。汁はうまくできた→朝食後もう死んじゃうんじゃないかというほどの眠気に負けて午睡→昼も自作(ナポリタン)→夕方出かけ、経堂駅前図書館でO形と待ち合わせ、下北沢へ→7月書房でみなまるこ展『マルノカミ』見物。コンピュータできっちりデザインしたようないろいろなキャラクターが、フェルトの暖かさとあんこを入れた膨らみでもって表現されているのが面白い。大阪の民俗博物館にあるアジア諸国の仮面のような味わいもあり→作者から七時過ぎなら在廊との連絡があったので、下北沢を少しうろうろし、結局Motherで軽く晩にして時間潰し(モエツカリーに行くほどお腹はすいてなく、宮鍵がなかなか開かなかったので、無駄にうろうろした)→玉井屋でせんべい購入→7月書房に戻り、作者にご挨拶。やはりAdobe Illstratorのレイヤーを使って型紙を作っているそうだ→8時前においとま。経堂駅前で買物→帰宅後、なんだか疲れて横になってしばし睡眠→0時過ぎ起床→朝方就寝。
8月28日(木) 朝8時半起床→朝食後風呂。『花子とアン』の駆け足は謎→昼から上野鈴本。川柳川柳の芝居。昨日買った下北沢玉井屋のあられでビールをやりながら見物→普段からあまり好んで聴かない文楽が、この日だけかは知らぬが先日の浅草の正蔵で聴いてがっかりした『悋気の火の玉』だったのが、なんかツイてない感じだった。正蔵のが色気や情念を薄めに薄めた『悋気の火の玉』なら、文楽のは粋を忘れた『悋気の火の玉』だな。もっとも『悋気の火の玉』にそんなに色気や情念の表現とか粋さが必要なのかどうかは知らないが、まあとにかく物足りなさを漂わせている(と感じさせられる)のは、私にとっては相性の悪い噺家ということだろう。いや相性が悪いだけで片付けるのもなんだが。あと文楽はくすぐりが、家政婦が見た、だとか、Yahoo!知恵袋や発言小町と言えばすっと来るところをTwitterというのがなんとも大雑把だとか、意外性も鋭さも今ひとつという憾みもある。ただし狆を買うというくだりでドーベルマンを出し、松嶋菜々子に話を持って行ったのは好きな感じではあった→文楽から一之輔、という流れは、その意味で残酷さを感じた。一之輔は自分の子供のことを語るマクラから『初天神』を語り出す流れがぎゅっと締まりがあって見事。本編も無駄がないのにくすぐりに味があって、とても引き込まれた。お父っつぁんと金坊とが実力伯仲というかいい勝負なのも、なんだかおかしな緊張感があって面白い→あとは百栄『寿司屋水滸伝』(柳家喬太郎作)、歌武蔵の相撲ネタの漫談、喜多八『小言念仏』が可笑しかった→川柳は、先日の浅草で聴いて少し元気がないなあと思っていたのだが、『ガーコン』はほぼいつも通りの迫力だったと思う。『マラゲーニャ』は、歌は相変わらずだが、ギターが前に聴いたときより縒れてる感じだったかなあ。聴けるうちに聴いておきたい→ところでトリが始まってから帰る客はなんなのだろう。川柳が嫌いなら高座が替わるときに変えればいいし、知らないならとりあえず最後まで聴いてから判断すればいいのに。いつもそうかは知らないが、途中で帰るのはおばちゃんの二三人連れが多かった気がする→終演後、井泉にてロースカツで御酒→時間がだいぶ余ってしまったので、早めにBar Issheeにお邪魔して開店準備を手伝う。と言っても、前店舗の階段上看板に黒いビニールをかぶせる手伝いをしただけ。あとは早めにビールをもらい歓談→吉田隆一、田中邦和、松本健一のバリトンサックストリオは凄まじかった。特に後半、飛び入りの近藤直治が参加してからの四管での演奏は、とても心地よく頭がおかしくなっていく狂気に満ち溢れていた。終演後の酒宴の感じも含め、新生初日にしてBar Isshee完全復活と思った。あとやはり店は人だな、とも→そういえば、投げ銭の中から出演者が店に祝儀を渡していた。粋だ→電車賃だけ残して呑み上げたが、平和に電車で帰宅。ただし乗車中のことはあまり記憶にないが、粗相や狼藉はなかったと思う→帰宅後即就寝。夜1時過ぎかな。
8月29日(金) 朝9時頃起床→飯炊いて朝ドラ見ながら朝食。『花子とアン』は、もうほんとに嫌だなあ。まあ見なきゃいいのだけれども。実在の人物をモデルにしたフィクションなわけだが、モデルをどうフィクションに仕立てていくかの覚悟がものすごく中途半端な気がする→昨日はじめてお会いした人に連絡、昨日の日記を認めるなど→昼過ぎ慌てて風呂→夕方北千住へ。まずは天七で軽く一杯→の予定が、行ってみたら天七は忌中ということで臨時休業。どうしようかと思ってたところにO野さんCエちゃんいらしたので、もう大はしに並んでしまうことにする→大はし前では30分前で二組め。ちょっと耄碌しかかった?ご老人にいろいろ話しかけられるも、開店と同時になだれ込み、奥の四人がけテーブルに陣取る。二時間くらい呑んだか。人のうわさ話や馬鹿話で大いに楽しんだ→それから遠山に移動。焼き鳥各種と鳥刺しで御酒。ちょっと残してしまった→最後にBlue Cane。ここではもうベロベロで、せっかくのラムも呑めなかったように思う。葉巻は吸った→北千住駅前でおふたりと別れ、千代田線の駅へ。駅の手洗いでちょいと戻す→千代田線から小田急線と平和に帰宅→カップカレーうどん喰って就寝。夜1時くらい。
8月30日(土) 朝10時過ぎ起床。珍しく頭痛タイプの宿酔い。その後腹下り→朝食にO形がたらこスパゲティを作ってくれたが、見事にフライパンごとひっくり返したので笑う→その後また横臥→腹が減ったのでそうめん作り食す→風呂→夕方からぶらり下高井戸。今日の『プレイタイム』で、下高井戸シネマ詣でもひとまず今日でおしまい。映画館の特集番組で全作品見に通ったのなんて、学生のとき以来だ→まずは下高井戸シネマで切符買ったのち、JazzKeirinで一杯。店に入ったとき店主がめちゃくちゃ忙しかったので、自分で冷蔵庫からビール出させてもらう。可笑しい→かしわ天やうどん(今日は白肉うどんにまいたけ天)はいうまでもなく、自家製の豆腐がまたうまい→腹一杯になって下高井戸シネマへ。『プレイタイム』、なんて素晴らしい映画だ、と再確認。三十年ぶり。見に来てよかった。前半の、なにがどう起こるのかまったくわからない、少し退屈も含んだドキドキ感から、徐々にくすくす笑いが生まれ、後半のナイトクラブで笑いが爆発する過程で、なぜか涙もこぼれる(特にナイトクラブが破壊されていく中でのヒロインのピアノ演奏や元歌手だという女性が歌うところ)→下高井戸シネマのジャック・タチ特集、追加上映があるとの由。日程は未定だそうだが、こりゃうれしい。リピーター割引券も引き続き使えるそうだし。『プレイタイム』は必ずもう一度観に行こう→往路は経堂小学校横から西福寺通りの裏を抜ける道程、復路は日大の横を通る道程にしたが、往路が3108歩/3.326km/163kcal、復路が2935歩/3.14km/153.8kcalであった。Googleの地図で近道?とされていた道程のほうがちょっと遠かったようである→帰宅し風呂→ビール一本だけ呑んで就寝。『笑う洋楽展』と『漫才大行進ゲロゲ〜ロ』見る。母心は面白いなあ。一度生で見なければ。夜2時頃。
8月31日(日) 朝10時起床→先日志村商店の親爺に教えてもらった蒸し大豆を作ってみる。圧力鍋の中で昆布と鰹の出汁で蒸す次第だが、どんぶりに入れた大豆を8分蒸したら柔らかめ(ただしどんぶりに出汁が溜まる)、ざるに入れた大豆を6分蒸したら固め。その中間くらいがいいかな? 出汁に醤油とみりんを少し足してから蒸したが、味はほんのり、でもよく噛んで食べてるとそれくらいがいい感じではある→その他朝から考えたのは晩の献立のみ。珍しく手順をメモし、昼過ぎから調理にかかったが、作り始めるとどんどん手順も味付けも変わる→夕方枝豆の冷製スープと姫海老入りポテトサラダを仕込み終わったところで風呂→風呂から上がって大根とソーセージのマサラ炒めと鯖の蒸し焼きトマト乗せを作り、あと〆のラム肉のピリ辛ナポリタン風スパゲティを仕込み、呑み始める→『匿名探偵』二回めと、『バリバラ』(片山真理が出てたが一言くらい喋っただけだった)、あとジャック・ヒル監督、パム・グリア主演の『コフィー』見る。『コフィー』は翌年の『フォクシー・ブラウン』に比べると粗は目立つが好きな映画だ→見終わってすぐ寝てしまう→夜中1時くらいに起きて、皿を洗い来週分の麺つゆを仕込んで、八月終了。モンティ・パイソン復活の後編見て、朝方5時過ぎ就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記