2014年09月10日

9月まとめ(1〜10日)

9月1日(月) 昼12時起床→今週は節酒節制とすることにした→晩飯作った以外は、モンティ・パイソン後半二回めとテレンス・フィッシャー監督『妖女ゴーゴン』見た以外は特になにもせず、節酒も節制もしなかった。でもまずは、今週はなるべく外食はなしにする→夜11時頃就寝。
9月2日(火) 朝8時半起床→終日寝転んで『剣客商売』→その合間に新しい仕事になりそうな案件のメールのやり取りなど。来週明け早々に面談→夕方すずらん通りの一力、梅田青果、河内屋、ピーコック、魚真と買物。塩を買おうと自然食品店を覗いたら意外に品揃えが乏しかったのにびっくり。他のものは充実しているのだが→晩に煮干し出汁殻を使ったかき揚げを作ってみたら、これが意外にうまくできた。あとは冷や奴と焼きトウモロコシとキャベツとトマトのサラダと舞茸と油揚のおつけと秋刀魚塩焼き。充実→モーリス・ピアラ『ヴァン・ゴッホ』ようやく見る。二時間半を越える作品なので二の足を踏んでいたが、いざ見てみたら“絵筆を抱いた渡り鳥”みたいな感じで、よくあるゴッホのイメージを覆すような演出がとても面白かったし、却ってゴッホの抱える苦悩を自分なりに感じることができた。とてもよい映画→見終わってちょっと横になったらすぐ寝てしまった→いったん起きて歯磨いてまた就寝。
9月3日(水) 朝8時過ぎ起床→老父の歯医者通い付き添い→歯医者から生協回り、老父宅にて昼食(焼きそばと鶏唐揚げ)→ガソリン入れて帰宅。二千円分入れたが全然満タンにならなかった→芦花公園沿いの道からの帰り方は完璧に覚えた→O形サイト更新→iPhoneで麻雀しながら午睡。うとうとしている状態のとき、一緒に卓を囲んだことがある人々の顔が走馬灯のように現れた気がする→O形出かけたのち、酒肴を拵えながら伊藤大輔『ジャン・有馬の襲撃』(1959、市川雷蔵主演)見つつ飲酒。〆の蕎麦まで手繰って満腹。そして秋刀魚がこの世のものとは思えないくらいうまかった→夜0時頃就寝。
9月4日(木) 朝11時過ぎ起床→といってもまるまる11時間寝たわけではなく、夜中に何度も目が覚めた→北沢タウンホールより電話。私ではわからないので主催者に回したが、すぐに解決したようだ。よかった→特に何もしないまま風呂→飲酒。今日は食事少なめ→何もしないまま就寝。夜0時過ぎ。
9月5日(金) 朝7時過ぎ起床→TwitPic閉鎖するというので、各ツイートとの関連も含めてバックアップすることにした。作業は退屈。すぐ眠くなる→10時過ぎ午睡。いやまだ午前中だ→午後もTwitPicのバックアップ作業。早く誰かスクリプト公開しないかな→夕方、鈴木常吉『浮ぶ海峡』(DVD)見ながら飲酒開始。『浮かぶ海峡』は、画像がところどころやけに粗い(諧調性が乏しかったり、ブロックノイズみたいなデジタルくさい絵になったり)ところが、“商品”としてどうかなあとは思ったが、台湾や韓国でのライブの模様や、街角での演奏が見られたところ、あと中尾勘二との共演が収められているのはよかった。ひとりでぼおっと酒呑むときのお供になってくれそうな一枚と思った→その後いったん午睡→起床して『家族狩り』『匿名探偵』の最終回見て、『家族狩り』は案の定駆け足だなあと思いつつ晩飯→その後またすぐ就寝。
9月6日(土) 朝9時半起床。なんだか妙な宿酔い→昼前風呂→午後歩いて仙川。閉鎖された神明社と世田谷一家殺人事件の現場を抜け、バス通りからちょっと遠回りして中華料理の桂園の場所を確認し、駅の前を通ってJenny's Kitchenへ。くも膜下出血に罹らないよう?水分補給しつつ。所要時間1時間12分だから、まあ標準的な速度だったようだ。ここまでで7526歩、5.7km、394.6kcal→“閉鎖された神明社”だが、場所としては祖師谷神明社と上祖師谷神明社の間くらい。住所でいえば世田谷区祖師谷6丁目5-28に当たると思う。その近所で尋ねるか、または祖師谷か上祖師谷かどちらかの神明社で尋ねればまあわかるだろう。興味が消えなければ、そのうち→今日の一発目は歌女(高岡大祐 [tuba]、石原雄治 / 藤巻鉄郎 [bassdrum,separated drumkit,percussion])とスペシャルゲストに伊藤匠 [amplified tenor saxophone]。歩いている最中に雷が鳴ったこともあり、人間が音を奏でるというのは自然の音の模倣と批評から始まったのかもしれない、などと考えながら聴いた。高岡大祐は言うまでもなく、藤巻鉄郎の発音制御はものすごく細やかで(三曲めの終わりの小口径のフロアタムとベースドラムを中心にしたソロ演奏では心震えた)、そうした技術に裏付けされた音から一気に原初の奏音行為が見えて来るという点が、歌女の面白いところだと、改めて思った。その意味では、石原雄治の演奏に多少技術的な粗が見えたところ(シンバルを弓で奏でる場面ではしばし音が途切れ、スネアのロールではリムを叩く音が何度も入った)が残念には感じはしたが、しかしそれも意図したところであるのかもしれない。伊藤匠については、初めて聴いたので今日のところは未消化。サックスの演奏ではなくて、サックスに取り付けたマイクとアンプによるフィードバックが私にとっては伊藤参加楽曲の中で最も心惹かれた→あと歌女は、目で見て楽しめるバンドでもあると思う。今日は演奏場所の奥から演奏者が次第に前にせり出して来ながら演奏を開始、楽器の配置を変えたり動いたりしながらずっと演奏し、最後は会場の階段から外に出て行って終わり。こうした動きを真上から眺めて聴きたいとも思った→歌女のCDを購入し、いったん外へ。昨年と同じく立ち飲みの番兵で一杯。外の風が気持ちよかったのだが、雨がぽつぽつ降ってきたのでやむなく中へ→そのまままた呑んでたら、声と踊りでなんかするという人たちがやってきて、そのお客(多分お金払った人)もぞろぞろと番兵の路地に連れてこられ、パフォーマンスとやらが始まった。ちょうど勘定して帰ろうとしたところだったので、もう一杯買って外に出て眺めてたが、これがクソつまらなくて、つまらないものを見聞きしたときの習いとしてくしゃみが止まらなくなった。あとで調べたらケンジルビエン×蜂谷真紀(ヴォイス)のようだが(加藤崇之も同じ時間に同じ主旨のライブをやっていたようなので、こちらが来ればよかったなあなどと考えた)、なんだかただ浮かれているだけのような演しものだと感じたので、ぐっと盃を空けてその場を離れる→再びJenny's Kitchenに向かい、まだ早いので近くの公園でiPhoneを手にTwitterやFacebookを眺めていたら、そこでもなんか踊りのようなものが始まった。これもうるさいので、iPhoneでの用事を済ませてJenny's Kitchenへ→本日二本めは今井和雄ソロ(sound objects)。調理用のボウルの中で電気仕掛けで動くボールを動かしたり、金属製の虫のような形は同じだがそれぞれ動く速度が異なるオブジェクトを鉄板や木の板の上で動かしたり、バネや金属の柱のようなものに振動する機械を取り付けたりして、で、それぞれの振動音を増幅したりエフェクターを通したりして、驚くべき音響を作り上げていく。その音響の中で今井和雄が角笛のようなものを吹いたり、六弦のバイオリンのような楽器を鳴らしたり、という演奏。なんというか、嬉しくなるくらいキチガイ。そんな恐ろしい音響を奏でながら、ひとつひとつのオブジェを細やかに世話したり、世話する途中で転びそうになったり、接触不良かなにかで動かなくなったオブジェを後ろに放り投げたらやけに美人のアシスタント?がドライバー片手に修理したりと、笑いを起こす場面もあって、見ているほうも頭がおかしくなってくる。演奏の終わりは、ミキサーのフェーダーなどを一気に下げておしまいなのかと思ったら、オブジェをひとつずつ、スイッチを切って止めていくというのもなんだか可笑しいし、全部の音が止んだあと「お騒がせしました」と挨拶するのも可笑しい。今までに体験したことのないわけのわからなさで心震わされた。思いがけずよい体験をした→さすがにちょっとぐったりしたので電車に乗るが、結局八幡山で降りて徒歩。32分、3527歩、2.6km、140.8kcal。ひさびさの一日一万歩であった→帰宅後即風呂→風呂上がりに素っ裸で眠る→起きてカレー一皿食べて、また横になり、それから麺つゆ仕込んで日記書いて就寝。明け方5時頃。
9月7日(日) 朝11時起床→Twitpicバックアップ続き。多分今日中には→昨日またぞろ歩くのが楽しく感じられたので、午後は買物がてら散歩。北満飯店の前を通ってから経堂四丁目を桜一丁目の崖上方面へ左折、よくわからず歩いて勝光院に出たので参詣、さらに久々に世田谷八幡参拝(ここでうっかり賽銭箱に財布を投げる)、豪徳寺に出て鳥武でもも肉と笹身と焼き鳥購入、赤堤一丁目のお屋敷町を抜けてすずらん通り、いったん駅のほうに戻り亀屋で菓子買い、取って返して油揚と野菜と思ったら一力も梅田青果も休み、しかたがないので一番町外れのスーパーでがっかりしながらにんにくとなめこと納豆(納豆はまあ普通)を買い帰宅。都合一時間五十分ほど、9689歩、7.461km、365.6kcal→風呂→賄い当番。なめこと油揚のおつけはよくできた。キャベツ千切りのサラダや玉葱とオクラとツナの和え物はまあまあか。鶏モモ肉と笹身のカシューナッツ炒めは、ちょっと薄味かと思ったが味は悪くなかった。あとは火の通し方だなあ→晩のお供にビリー・ワイルダー『第十七捕虜収容所』(1953年、ウイリアム・ホールデン主演)見る。これも、これぞ映画、と思う作品。こういうのをいろいろ喋りながら見られる幸せよ→Twitpicのバックアップ(写真およびコメント)完了。夜2時頃就寝。
9月8日(月) 朝8時半起床→11時半頃出発→昼過ぎお茶の水到着。早めに着いたので珈琲でも、と思ったが、レモン画翠の喫茶店はとっくの昔になくなっていた→目的地近くのビルの前に腰掛けて時間潰す。近所に神保町軍装店があった→打ち合わせは非常に有意義だった。仕事になればよい仕事になると思う。ただし落語会全般を“寄席”と言っていたのは、もう一度ちゃんと正さねばならないと思われる→久々に神田まつやで一杯→銀座線で浅草に出て演芸ホール。柳家喬太郎の芝居がお目当てだが、昼席も仲入り前の三遊亭歌武蔵『宗論』から聴いた。いつも通り爆笑。仲入り後は三遊亭歌る多『つる』や春風亭一之輔『鈴ケ森』も心地よかったし、三遊亭小円歌〜圓歌の流れも相変わらず。早めに来てよかった→夜は、前座の最中に招待券の客を入れるというのはいつもの浅草の風景だが、前座の柳家緑太がその中でしっかりと『狸の恩返し』を演っていたのが頼もしかった。いつもとひと味違うホームランの漫才、これまた噺は耳に馴染んだ古典通りなのになにかがひと味違う隅田川馬石『子ほめ』、名人芸と言ってよいだろう名古屋弁が可笑しい三遊亭圓丈の『名古屋版金明竹』、ぼそぼそ喋る地噺が聴こえるか聴こえないかなのに妙に可笑しい柳家喜多八『目黒のさんま』、昨夜の秋雨の鬱陶しさを切り払うかのような小気味のよい春風亭一朝『芝居の喧嘩』(噺の途中にほんの少し『たがや』を入れ込んだのがまた可笑しかった)と、宝塚ネタを繰り出したにゃん子金魚の漫才などなど、満足度の高い高座が目白押しだったし、いつも通りのペペ桜井、さらっと演った鏡味仙三郎社中の曲芸やダーク広和のマジックが差し挟まれる塩梅もよかった→柳家小菊は、声が小さいのはいつも通りだがちょっと熱の隠った感じで、それがまた続くトリの柳家喬太郎の熱演によく合っていたとも思う→で、その喬太郎、20 分くらいの持ち時間のうち10分に及ぶウルトラマンガチャガチャなどをネタにして、途中二階席のカップル客を思いっきりいじったりしながら客席を爆笑の渦に叩き込み、さあどんな爆笑ネタで来るのか、と思いきや、なんと『孫帰る』を演り始めて意表を突かれる。あとから考えたら、爆笑のマクラの最中ひとり帰った客がいたので、それへの当てつけで敢えてじっくり聴かせる人情話を持ってきたのかもしれない(と言ったら穿ち過ぎか)。あの爆笑のマクラのあとにすっと始まり、孫とお爺さん、そして最後にお婆さんが出てきてあざとい泣かせもなく淡々と進む噺なのに自然と泣けて来る『孫、帰る』に、気持ちをとても心地よくもみくちゃにされた。この一日だけを聴いても、この十日間はさぞかし素晴らしい芝居だった(あと二日あるから「になる」か)だと思った→帰りは浅草一代。最初は若い人たちが静かに呑んでてなにも起きない雰囲気だったが、あとから若い韓国人旅行者のカップルが入ってきて、特に会話が弾むでもないのになんだか嬉しい雰囲気になる。一代の女将が韓国語ペラペラなのには驚いた。川越まで鰻を食べに行ったというカップル、お土産にと煎餅を見も知らぬ私にもくれたので、帰り際に女将に千円渡し、一杯ずつ奢ってあげてと頼んだ→電車で平和に帰宅→風呂沸かしている間横になってたら、そのまま寝てしまった。
9月9日(火) 朝10時半起床。まず風呂→朝食は昨夜の残り、これがワカサギの唐揚げだのかますの塩焼きだのだったので、当然ビールを開ける→日記と昨夜の演芸ホールの模様をまとめ→夕方新宿へ出かける→まずヨドバシカメラでDVD-R購入→それから草枕で遅い昼→Pit Inn前でO形と待ち合わせ。時間間違えて余ったので、近くの立ち飲み屋でもう一杯→で、Pit InnにてGiulietta Machine。なんと初のPit Innワンマンは、立ち見が出るほどの盛況であった。演奏も、チェロ、クラリネット、トロンボーン、歌とゲストが多かった所為もあろうが、いやメンバーだけでもかなりスケールが大きく、またいつもとは違った深さが感じられた。『Polka Dot』などベースがとても気持ちがよいと感じた曲もあり。いくつもの曲で身体が自然に動いた→客席にしらかめご夫婦がいらしててびっくり→Galabox嬢よりとうほぐまつりの切符いただき、各位にご挨拶してお暇→セカンドラインで一杯。ライブの余韻もあり、ここでも音楽を堪能する。煙草も吸った。酒は二杯→平和に電車で帰宅→風呂あきらめて寝る。夜中2時頃。
9月10日(水) 朝10時半起床。宿酔い→O形旧作電子配信の件告知→午後皮膚医者に行こうと思ったらとつぜんの大雨。諦めてビール呑む→夕方午睡→起床後、賄い当番。二時間くらい料理し続けた。白葡萄酒も開けて、意外に豪華な晩になった→晩のお供はヴィットリオ・デ・シーカ『ああ結婚』(1964。マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレン主演)。マルチェロは相変わらずのマルチェロだが、ソフィア・ローレンの芝居が素晴らしかったな→食後即就寝。午前2時頃。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記