2014年12月22日

浅草演芸ホール12月下席昼

浅草演芸ホール十一月上席昼(仲入り前から)午後1時半頃入場。それ以降のこの日の演目。

北見伸&スティファニー
 ・・・・・・・・・奇術
桂小文治・・・・・・強情灸
三遊亭遊三・・・・・親子酒
東京ボーイズ・・・・歌謡漫談
春風亭小柳枝・・・・大晦日
(仲入り)
雷門小助六・・・・・初天神
宮田陽・昇・・・・・漫才
笑福亭鶴光・・・・・秘伝書、新舞踊・北島三郎『歩』
古今亭寿輔・・・・・代書屋
ボンボンブラザース
 ・・・・・・・・・曲芸
古今亭今輔・・・・・サンタのせいじゃ!

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仲入り前は小文治『強情灸』がなかなかの心地よさ。東京ボーイズは選挙やペヤングソース焼きそばなど時事ネタで笑いを取ったのち、後半は『ラブユー東京』『よせばいいのに』などで菅六郎をちゃんと歌わせないネタで爆笑。最後はいつもの『中之島ブルース』ではなくて『長崎は今日も雨だった』だった。小柳枝は『掛取り』と思ったが、ご本人は『大晦日』と言っていた。

食いつきの小助六『初天神』は噺がコロコロと軽く転がる感じで耳に快く、仲入り後の客席のざわつきをすーっと押さえてなかなか見事。続く宮田陽・昇の漫才から鶴光はいつもの『秘伝書』、短いなと思ったら新舞踊を踊ると言い北島三郎『歩』でひと舞い、これがなんだかよくわからないがうれしい気持ちにさせられる舞いで、客席が十分に暖まったところで寿輔は効果的な客いじりを織り交ぜながら『代書屋』で大爆笑の渦を巻かせていた(これまで見ていた高座よりちょっと熱量が高かった気もする)。

膝替わりのボンボンブラザースもその客席の熱気をそのまま維持する熱演で、さあ主任の今輔登場。ここまで暖まった客席の空気など我関せずといった風情を感じさせる様子で、いつも通り自分の間で淡々と自作の新作を演り切っていた。それはそれでなんだかカッコよさを感じた。

仲入り後の流れは、毎日こうならちょっとオススメしたい。年末にいろいろ忘れてただただ笑って楽しみたいならお誂え向きの番組と思う。
posted by aokiosamublog at 23:00| 落語/演芸