2015年04月10日

4月まとめ(1〜10日)

4月1日(水) 朝9時起床→午前中、約一ヶ月ぶりに老父宅。買物付き添い。老父宅付近の駐車場がなんとか一台だけ空いていたので、昼も一緒できた。S藤家の墓問題など話す→帰宅後ディスク整理しながら、『青春牡丹灯籠』(作:唐十郎。宮沢りえ、豊川悦司、柴俊夫、六平直政、篠井英介、和泉元彌、朝丘雪路、石橋蓮司。1993、NHK)、『踊る! 探偵親分2 京都阿波踊り殺人事件』(小平 裕。松平 健、小倉久寛、雛形あきこ、高島礼子、筒井真理子。2006、フジテレビ)、『ザ・ヤジキタ 菊と葵と猫の目と』(原作:川内康範、監督:牧口雄二。川谷拓三、せんだみつお、梅宮辰夫、伊吹剛、蟹江敬三、藤木悠。1982、フジテレビ)の三本見る→『青春牡丹灯籠』はお芸術だが絵造りのセンスが安っぽく感じられて、後半寝てしまった。宮沢りえは最高に可愛らしい時期。それだけでも再見の価値はあるか→『踊る! 探偵親分2 京都阿波踊り殺人事件』は、前作同様、ヒット曲を適当にネタにして適当に一本のドラマを作ってしまうという、昔風の映画作りが楽しい一本(話も展開も伏線も割とどうでもいい)。しかしヒット曲と言っても今回は『マツケンのAWA踊り』で、オリコン最高が99位だというから、無理矢理感は少しある。でも『マツケンのAWA踊り』はけっこういい曲だと思う→『ザ・ヤジキタ 菊と葵と猫の目と』は町人から見た侍主導の開国騒ぎのバカバカしさが少しだけ描かれているが、もし私がこの材料でこのドラマを作るなら、西郷隆盛や坂本龍馬をもっとこき下ろしたいなと思った。でも川谷拓三とせんだみつおの弥次喜多はなかなかよいし、せんだみつおを見直す一本であった→夕方割と長めに午睡を取ったが、夜も0時過ぎには就寝。
4月2日(木) 朝8時起床→朝食後二度寝→昼過ぎ起床→風呂→飲酒(ウイスキー水割り)→夕方代官山へ。山羊に、聞く?にてGiulietta Machine+加藤崇之と武川雅寛のバンド(近藤研二、かわいしのぶ、夏秋文尚)を見物に→
4月3日(金) 
4月4日(土) 『裏切り者は地獄だぜ』『毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト』『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』
4月5日(日) 『安藤昇のわが逃亡とSEXの記録』(田中登。安藤昇、石橋蓮司、蟹江敬三、小池朝雄、萩野まゆみ、中島葵、ひろみ麻耶。1976、東映)。微妙にだが『アクト・オブ・キリング』と似たような、犯罪者本人が本人役を演じる実録ものなわけだが、安藤昇がとにかくカッコよくて笑うしかない。石橋蓮司も熱演→『宇宙人ポール』(原題『Paul』。グレッグ・モットーラ。サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、セス・ローゲン、シガニー・ウィーヴァー。2010、米Universal Pictures)。笑いと泣かせの塩梅のよさに加え、信仰と進化論、新しい体験によって自分を開くか今までの基準で考えるか、閉じているようで開いているオタク文化と排他的にしかならないマッチョ文化など、いろいろな命題が見え隠れするところもよかった。まったく知らなかったが、これは録っておいてよかった→『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(原題『Johnny English Reborn』。オリヴァー・パーカー。ローワン・アトキンソン、ジリアン・アンダーソン、ロザムンド・パイク、ダニエル・カルーヤ。2011、英Universal Pictures)。ずっと爆発し切らないような笑いの感じは好みではある。前作も見ておきたい→『エド・ウッド』(原題『Ed Wood』。ティム・バートン。ジョニー・デップ、サラ・ジェシカ・パーカー、マーティン・ランドー、ヴィンセント・ドノフリオ、ビル・マーレイ。1994、米Buena Vista Pictures)。成功譚でないことは最初からわかっているのに、妙な明るさが全体を貫いていて、なんだか気が楽になる映画だった。ベラ・ルゴシとエド・ウッドの交情の描き方がよくてぐっと来る→三遊亭圓生『能狂言』を初めて聴く。「やるまいぞ、やるまいぞ」と言いながら能舞台の終わりを模した振りで高座を降りるところなどは、なんだかうれしくなる。よい芸だが、継ぐ者はいないのかな→『カイロの紫のバラ』(原題『The Purple Rose of Cairo』。ウディ・アレン。ミア・ファロー、ジェフ・ダニエルズ、ダニー・アイエロ。1985、米Orion Pictures)→
4月6日(月) 昼過ぎ起床→『お気にめすまま』(原題『Man Trouble』。ボブ・ラフェルソン。ジャック・ニコルソン、エレン・バーキン、デヴィッド・クレノン、マイケル・マッキーン、ローレン・トム、ヴェロニカ・カートライト、ハリー・ディーン・スタントン、ヴェロニカ・カートライト、ビヴァリー・ダンジェロ。1992、米20th Century Fox)→『私がクマにキレた理由(わけ)』(原題『The Nanny Diaries』。シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ。スカーレット・ヨハンソン、ドナ・マーフィ、ローラ・リニー、ポール・ジアマッティ、ニコラス・リース・アート、アリシア・キーズ。2007、米The Weinstein Company)→『アンコール!!』(原題『Song for Marion』。ポール・アンドリュー・ウィリアムズ。テレンス・スタンプ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ジェマ・アータートン、クリストファー・エクルストン。2013、英Entertainment One)
4月7日(火) 朝7時起床→午睡ののち『華麗なる対決』(原題『Les Petroleuses』。クリスチャン=ジャック。ブリジット・バルドー、クラウディア・カルディナーレ、マイケル・J・ポラード。1971、西独Gloria Filmverleih AG)。シリアスさがまったくない楽しいお色気ウエスタン。ブリジット・バルドーとクラウディア・カルディナーレのキャット・ファイトが嬉しいが、その直後の爆発シーンに爆笑→『恐喝』(渡辺祐介。高倉健、小川守、安井昌二、山形勲、坂本武、佐藤慶、加藤嘉、三田佳子、曽根秀介。1963、東映)。ヤクザ映画というより、かなりの割合で下町人情ものの印象。映像表現としては、印象的なところが少なかったかな→『狼と豚と人間』(深作欣二。三國連太郎、高倉健、北大路欣也、中原早苗、江原真二郎、沢彰謙。1964、東映)。『恐喝』と同じく、貧民街(こちらは貧民窟)から抜け出た高倉健がのし上がろうとして失敗する話だが、こちらは映画としてかなり強烈。若き北大路欣也のギラギラした表情がなかりよい→『狐が呉れた赤ん坊』(丸根賛太郎。阪東妻三郎、橘公子、羅門光三郎、阿部九洲男、光岡龍三郎、津川雅彦。1945、大映)。五歳の津川雅彦が出演。貴種流離譚の範疇に入れてもよいかな?と思うが、まあのんびりしたいい映画→『ウエスタン』(原題『Once Upon a Time in the West』。セルジオ・レオーネ。チャールズ・ブロンソン、フランク・ウォルフ、ヘンリー・フォンダ、クラウディア・カルディナーレ、ジェイソン・ロバーズ。1969、米Paramount Pictures)。長い。長いのはチャールズ・ブロンソンが無表情で寡黙な所為か(というわけではないが)。その閑暇な味わいが、なにもない荒野のがらんとした感じを表現しているといったら穿ち過ぎだろうが。ヘンリー・フォンダがこのとき63歳というのに驚いたが、この13年後に『黄昏』で見事なお爺ちゃんになっていたことを考えるとさらに驚く→午前4時頃仮眠。
4月8日(水) 昼過ぎ起床→B電子カタログの要確認事項まとめながら『必殺からくり人 富嶽百景殺し旅』見つつ録画のダビング整理→晩の仕度→『ダブルヘッド・ジョーズ』(原題『2-Headed Shark Attack』。クリストファー・レイ。カーメン・エレクトラ、チャーリー・オコンネル、ブルック・ホーガン。2012、米The Asylum)。出落ちのままよくある恐怖物語が展開していた。登場人物本人たちの気持ちになればまあ怖いことは怖い→『不良番長 送り狼』(内藤誠。梅宮辰夫、谷隼人、小松政夫、丹下キヨ子、赤座美代子、春川ますみ、山城新伍、菅原文太。1969、東映)。赤座美代子がきれいだったなあ。あとオカマの役の人がなかなか魅力的だったが、青山ジミーという人のようだ。詳細はわからず。菅原文太以外の男はみな一様に見た目が格好悪いのだが、これは時代というものだろう→『アイ・アム・キューブリック!』(原題『Colour Me Kubrick:A True...ish Story』。ブライアン・クック。ジョン・マルコヴィッチ、ジム・デヴィッドソン、ジェームズ・ドレイファス、テレンス・リグビイ。仏EuropaCorp、米Magnolia Pictures)。ジョン・マルコヴィッチの、見ていて「あれでなんで信じてしまうのか」「いや案外信じちゃうよなあ」と相反する気持ちに行ったり来たりさせられる怪演が楽しい。全部わかったわけではないが、キューブリック映画のサントラ(そのものではなくても曲)を使った各場面のひねくれ具合も面白かった→『WATARIDORI』(原題『Le Peuple Migrateur』(ジャック・ペラン。2001、米Sony Pictures Classics)。ずっと鳥が飛んでいる。鳥が飛んでいる映像集としては面白いが、話がないので、眠さに勝てるほどではなかった。半分くらいで断念。起きたら続きを見よう→朝方4時半頃就寝。
4月9日(木) 朝11時半起床。久々にステッパー10分→『クロワッサンで朝食を』(原題『UNE ESTONIENNE A PARIS』。イルマル・ラーグ。ライネ・マギ、ジャンヌ・モロー、パトリック・ピノー。2012、仏)。原題は『パリのエストニア人』。それとわかってるかわかってないかでは、ずいぶん印象が違うように思う。異郷で出会った同胞とはいえ、うまく行くとは限らない、というのをひとつのテーマと見た。あと人を愛してもやがてその人の死を望むことになることもある、とか。どちらも最も表面的なところにあるテーマだが→『舟を編む』(原作:三浦しをん。監督:石井裕也。松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、伊佐山ひろ子、八千草薫、小林薫、加藤剛。2013、松竹)。まずは辞書編纂の仕事を描けばまあこうなるよなあ、という点。映画にするならそれをきっかけにもういくつか普遍的だがふだん気付かない視点を提供してほしいなあと思ったが、原作はどうなのだろうか(読んでみなきゃ)。あとは時代考証。1995年の時点と2008年の時点でのパーソナル・コンピュータの導入具合とか(2008年ではインターネットに触れるところもなかったのでは? あるいはオフィス・コンピュータを使ったデータ管理は行われていなかったのかな?など)、どなたかが指摘していたが1995年の時点の場面でマヨネーズのボトルがダブルキャップであるなど(ただし単なるヒンジキャップかダブルキャップかはわからないし、ヒンジキャップの導入時期も現在のところ不明)、自分にとってはもう大人になっている近い過去(5、10〜20年前)だけに、細かく見て行くといろいろ見落としを発見しそうだ→あとは晩の仕度と明日の仕度。スーツはかろうじて入った。夜2時頃就寝。
4月10日(金) 朝8時頃起床→なにか朝飯を食べて(なんだか忘れた)、クルマで世田谷通り〜環八経由で第三京浜へ。環八が混んでないか心配したが、ぜんぜん混んでなかった→第三京浜から横浜新道を終点の戸塚で降り、そのまま東海道を下って辻堂へ。30分ほど早く11時には到着。少しぶらぶらしてA間さんと落ち会い、予約していただいた寿司屋で昼。昼の握り定食一人前としらすのかき揚げと穴子白焼き。魚も仕事もよかった。クルマなので呑めないのと、明日のご馳走のことを考えて少し控えめにしたのが残念→その後駅ビルの喫茶店に河岸を変えていつものバカ話。マンションの隣のゲイ・カップルの話は小さい寺島進似のやくざ(肩で風切る茶運び人形)などの話にたいそう笑った。昼食分の熱量は消費したように思う→3時頃おいとまし、海沿いを小田原経由で箱根まで。途中尿意に負けそうになったが、西湘バイパスの二宮料金所で3Km先にお手洗い(西湘パーキングエリア)があると聞き、なんとか間に合った。パーキングエリアから眺める寂寞とした砂浜の風景が心に染みた→西湘バイパスの箱根口ICでの降り方を間違えて東海道ではなく小田原箱根道路から箱根新道に入ってしまったようで、途中で路を失ったことに気付き慌てる。幸いそれに気付いた箱根峠に休憩所があり、そこで道を調べたらすぐに引き返せば問題ないことがわかり安堵→箱根峠からさっき曲がり損なった道を東海道へ左折し、あとは芦ノ湖東岸を登って目印の小涌園までは一本道だった。当夜の宿B&Bパンシオン箱根には問題なく到着→宿は安いだけあって、部屋には風呂や手洗いはおろか洗面所もなく、晩も近くのホテル(ユネッサンイン)まで5分歩くという仕儀(送迎バスは用意されていたが、歩いたほうが早かった)。晩はユネッサンインのAnti Pastaというファミリーレストラン風のイタリア料理屋だったが、晩込みの宿泊料だとメニューが決まっているので、朝食だけにして晩は好きなものを食べられるようにしたほうがよいようだ(また泊まる機会があればだが)。結局定食にエスカルゴを追加し、赤葡萄酒をふたりで一本空けた→宿に戻って風呂入り就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記