2015年04月20日

4月まとめ(11〜20日)

4月11日(土) 朝8時頃起床。朝食はパンと珈琲のみだった。安いわけだ→チェックアウトは延長してもらい、11時頃出発。ユネッサンインで峰岸家一行と待ち合わせ、祝言会場の箱根エレカーサまで引率してもらう。道は調べてあったが、引率がなかったらどこかで間違えていたかもしれない。助かった。会場までの最後の坂道は、かなりの急勾配だった。ここで坂道発進の必要が生じたら、泣いていただろう→新郎に挨拶し、式までゆったり→定刻通りに式は開始、新郎が最初にやにやしていて、新婦の携えた花がネギのようだったので可笑しさがこみ上げてきたが、始まってみたらよい式で少し泣きそうになる。賛美歌は歌い出しの高さを間違えて、ずっと1オクターブ下のデス声で歌うはめになった(なので聴こえないように小さな声で)→続いて披露宴。新婦のご家族もよい人ばかりのようで、和やかな会であった。少々呑み過ぎて、写真はほとんどぶれていた(手ぶれがなくてもシャッタースピードが遅かったので被写体ぶれも)。すまない→会がはねて、部屋に戻って午睡→3〜4時間寝たろうか、夜7時頃起きて風呂→夜9時から夜食のうどん。おいしかったし、昼がご馳走だったのでちょうどよかった→その後は峰岸家の部屋で酒盛。I郎兄さんの妹さんと初めてお会いし、酒呑みということで大いに呑む(といってもふたりで一升瓶半分ほど)。夜0時頃解散し、就寝。
4月12日(日) 朝8時過ぎ起床→9時から朝食。ちまちました先付けが面倒だったが、おいしくいただいた。特にえぼ鯛の開きはうまかったな→10時半ころみなさんとお別れし、名鉄飯店はいったん素通りして冨士霊園へ。246菅沼交差点から霊園への道筋が、おそらく河口湖方面に向かいであろうクルマで渋滞していたので、もうひとつ先で曲がって冨士スピードウエイのほうから霊園へ。園内の道路も混んでいて、坂道発進がきつそうだったので、食堂と売店のところの駐車場にクルマを置いて徒歩で登ることにした。だいたい片道30分ほどかかった(下りはもう少し早いか)。園内は花見客でもごった返していた→無事墓参も終え(偶然、私が生まれる前に死んだ祖父保氏の祥月命日に当たっていたことがわかり、驚愕)、今度は菅沼目指して霊園を出て直進したら、少し渋滞。しかし246から先は空いていた→改めて名鉄菜館で昼。今日は豚肉細切り焼きそば(揚げ麺)を取ったが、ここは味が優しくてうまいな。墓参の度にここになりそうだ→河口湖回りは混んでいるだろうと東名に乗ったら、臨時工事とやらで渋滞。のろのろだが動いていたし、どこが工事かは結局わからなかった→前夜「滝山に寄るには青梅で降りるのが便利」と小耳にはさんだことを思い出し、海老名ジャンクションから圏央道に入る。圏央道はがらがらだった→青梅に着いたのが5時前だったか。そこから岩倉街道〜青梅街道と進み、新青梅街道へ。途中少し渋滞したが、滝山までは1時間ちょっとだった→O形実家に祝言の様子報告がてら晩を馳走になる。峰岸家は先に着いていて、ほぼ報告は終わっていた。残念ながら列席できなかったO形父母も安心した様子。お父さんも正月のときよりは元気になっていた→夜8時頃おいとまし、新小金井街道から東八道路経由で帰宅。途中パワーラークスに寄ったが、夜9時閉店ということで買物できず。仕方がないので帰宅途中のファミリーマートでビール等購入→帰宅、荷解き、風呂、ビール、就寝。
4月13日(月) 疲れが出て、終日だらだらしていた。夜は入浴後『カイロの紫のバラ』と『エド・ウッド』見ながら飲酒。その他特になにもせず。
4月14日(火) 疲れが癒えず午前中横臥。B電子の〆切少し伸ばしてもらう→午後から仕事、に勢いをつけようと、まずは日記書く→B電子原稿は、一時間半くらいで一式完了→就寝時間不明。
4月15日(水) 午前中老父宅。買物とPCの面倒見。名鉄菜館の土産渡す→午後2時頃帰宅し、録画した映画の鑑賞および飲酒開始→午睡→今期のドラマ『Dr.倫太郎』見る。これは期待できるかな。蒼井優への期待はだいぶ前から薄れていたが、このドラマではかなり奥行きが感じられて惹かれる。全体的に映像も美しい→『野獣死すべし』(原作:大藪春彦、監督:須川栄三。仲代達矢、瀬良明、東野英治郎、小泉博、中村伸郎、団令子、白川由美。1959、東映)。主役の不気味な不敵さという点では仲代達矢のほうが上手か。まあもちろん主役の性格設定など違うわけだが、こちらを見てしまうと松田優作版(というか村川透版)は狂気を描くのに頑張り過ぎてる気がした→『旗本退屈男 謎の珊瑚屋敷』(原作:佐々木味津三、監督:中川信夫。市川右太衛門、品川隆二、二代目水谷八重子、小畠絹子、北沢典子、沢村訥升、東千代之介。1962、東映)。楽しい時代劇。という以外に特に感想なし。
4月16日(木) 『五木ひろしの母恋烏』(原作:長谷川伸、監督:岡本静夫。五木ひろし、山城新伍、南田洋子、桂木文、なべおさみ、南方英二、山谷初男、伊吹太郎。1981、東映)。感想なし→『おしどり囃子』(原作:村上元三、監督:佐々木康。美空ひばり、大川橋蔵、明石潮、有馬宏治、阿部九洲男、加賀邦男、吉野登洋子、堀正夫。1956、東映)。美空ひばりが一番きれいだった頃ではないかな。これまた特に感想はないが、楽しいことは楽しい。
4月17日(金) 朝8時起床→午前中北千住にて金継ぎ教室。往きの小田急線、代々木上原で何かを見失ったお嬢さんが乗ってきて喧しかったが、女の人に説教されて落ち着いてた。ああいうのは落ち着くのを待ってからのほうがよいのかな、等、すぐに声をかけてよいものか迷う→昼は久々に朝日軒。〆のカレーラーメンの量がかなり多くて、破裂しそうになった。それにしてもよい店だ→なかだえり嬢の個展にちょっとだけ顔を出す。ツキノワグマの絵を予約→珈琲物語で休憩。マスターに会うのは二三年ぶりと思うが(しかも一度しか会っていない)、覚えててくれたのでうれしい→乾物屋で買物して帰宅。帰りの電車は平和→ビーバートザンでブルーレイディスクと紙ヤスリ購入して帰宅。家に着く寸前でちょっと降られた→午睡とシャワー→晩は軽めにしつつ、昨夜見たことを忘れていたドラマと、今日の分の『必殺仕業人』→『New York結婚狂騒曲』(グリフィン・ダン。ユマ・サーマン、コリン・ファース、ジェフリー・ディーン・モーガン、サム・シェパード、イザベラ・ロッセリーニ、ケア・ダレー。2008、米Yari Film Group)。インド人コミュニティとの交流がなんとなく可笑しかった。全体的には軽いコメディ・タッチで、その中での主人公の慢心とそれに対する罰の描き方が、変にドラマチックな起伏に富んでないのがよかったな。物語としては非現実的過ぎる展開を多く含んではいると思うが→『砂漠でサーモン・フィッシング』(原題『SALMON FISHING IN THE YEMEN』、原作:ポール・トーディ、監督:ラッセ・ハルストレム。ユアン・マクレガー、エミリー・ブラン、レイチェル・スターリング、アムール・ワケド。2011、英Lionsgate)。こちらもよい話のロマンチック・コメディだが、そもそもの前提として北国の鮭をイエメンの人工の川に放流するというのは、生態系保持の観点からどうなのだろうか、という大きな疑問が残った。
4月18日(土) 昼前起床→O形サイト更新(日記)→『白昼の死角』(原作:高木彬光、監督:村川透。夏八木勲、竜崎勝、中尾彬、島田陽子、丘みつ子。1979、東映)→『毒婦お伝と首斬り浅』(牧口雄二。東てる美、橘由紀、伊吹吾郎。1977、東映)。二本とも真剣に見ようという気にならなかった。『白昼の死角』は話の要点がつかめず、だらだら長いだけに感じてしまったし、『毒婦お伝と首斬り浅』は作りが適当過ぎな気がした。まあでも自分のほうから負けた気がしないでもない。
4月19日(日) 朝9時過ぎ起床→昼過ぎ尾形実家訪問。ちらし寿司と村山うどんをご馳走になりつつ、義父と一献。リハビリを毎週されているからか、先週よりもいっそうお元気なご様子だった→帰宅後『スクール・オブ・ロック』(リチャード・リンクレイター。ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、マイク・ホワイト。2003、米UIP)。子供たちがどんどんロックに興味を持って行く様が可愛いな。話に無理はあるが(主人公の行いは明らかに犯罪だし)、それを気にさせないなにかはあった→夜0時過ぎ就寝。
4月20日(月) 朝8時半起床→昼過ぎ六本木に出てシネマートの試写室で『ROLLING』(富永昌敬。三浦貴大、柳英里紗、川瀬陽太。2015、マグネタイズ)の試写。

西桐画伯の出番は、00:35辺りから5分ほどと、0:45および1:08辺りからそれぞれ5秒前後、という感じで三箇所。

最初の登場時の、無言ながら(無言だから、というのがあとでわかるわけですが)その場にいたら圧倒されそうな威圧感と、その後のボケ味(しかし天然故の狂った感じも感じさせる)との微妙かつ絶妙な落差が、とても印象的だった。監督の意図したところかどうかはわからないが、怪演の範疇に入る芝居と思った。最初のハードディスク分解のくだりと、ドリルの延長コードのくだりは笑ったし、会場にも結構笑いが起きていた。

くだんの腕時計は、知ってて見れば「元刑事が警察を辞めねばならなくなった背景に何か関わりがあるやなしや」という深読みを誘うかもしれないが、多分気付く人はほとんどいないだろう2〜3秒も映らないし、クローズアップもまったくない)。それよりも威圧感→ボケ味の展開のほうが、見ていてすっと印象に残るんではないかと思う。

映画全体については、現実感とお伽話感を、概ね半々くらいの割合で感じた。自己投影も共感もほとんどしなかったけれど、最後の場面に「また一からやり直しです」という独白がかぶさるのは、絶望と皮肉と希望のどれをも強烈に感じさせられた。あの一言で、監督のいう「先生という存在を描いた」とかアソシエイト・プロデューサーのいう「世の中から外れた人たちを描いた」という観点も含めて見ている最中に抱いた違和感があらかたどうでもよくなったかもしれない。全編通して、奇妙な味わいを楽しんだ。

→サントリー美術館で『生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村』見物。与謝蕪村の元々の絵のセンスのなさ(特に若冲と比べたときの好みの問題ではあるが)に却って新鮮味を感じて笑いつつ楽しんだ。でも同い年だからこの二人を並べる、という企画意図に意味はあったのかな? 同時代の画家をずらっと比べられたりするほうが意味があるようには思った→その後麻布十番に出て蕎麦を手繰るか新福菜館に寄るかして、夜は赤坂ミラクルにしけ込もうと思ってたが、雨がひどくなったので断念→経堂に戻り夢亀で泡盛を二杯→夕方帰宅。意外に寄ったので午睡→夜起床。『燃える昆虫軍団』(原題『Bug』、監督:ヤノット・シュワルツ、ブラッドフォード・ディルマン、ジョアナ・マイルズ、リチャード・ギリランド。1975、米Paramount)。ひたすらバカ話をしながら見て笑う→朝方まで金宮お湯割呑みながら『魍魎の匣』(原作:京極夏彦、監督:原田眞人。堤真一、阿部寛、椎名桔平、宮迫博之、田中麗奈、黒木瞳、宮藤官九郎、柄本明。2007、ショウゲート)。これは『姑獲鳥の夏』に比べると、京極堂、関口、榎木津らの男が集まってなにかを企てるときの子供っぽいバカさ加減という、原作での魅力のひとつをきちんと醸し出すことに腐心し、成功した映画化だと思う(封切り時もそう思った)。話を知ってても何度も見たくなるなにはがある→朝方就寝。
posted by aokiosamublog at 22:00| 小ネタ/思考/日記