2015年04月30日

4月まとめ(21〜30日)

4月21日(火) 昼頃起床→『D坂の殺人事件』(原作:江戸川乱歩『D坂の殺人事件』『心理試験』『屋根裏の散歩者』、監督:実相寺昭雄。真田広之、嶋田久作、吉行由実、齋藤聡介、大家由祐子、寺田農、小川はるみ、三輪ひとみ、岸部一徳。1998、東映)。推理小説としては謎が入り組んでいるわけではないので、そういう意味での感興は少ないが、変態性の盛り込み方はよかった。と見ている最中は思ったが、いささか薄味ではあったかな。視覚的には満足したが、におってこないという感じか→『昭和怪盗傳』(原作:加太こうじ『実録説教強盗昭和大盗伝』、監督:岡本喜八。仲代達矢、神崎愛、岸田今日子、田中邦衛。1977、ANB)。仲代達矢の芝居が光る、というくらいかなあ。軽く楽しめる感じだった→『愛するあした』(斎藤耕一。伊東ゆかり、松原智恵子、和田浩治、中山仁、加瀬邦彦、有島一郎、左とん平。1969、日活)。つい前日逝去された加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズが大フィーチャーされていた。可愛らしい映画→『落葉の炎』(原作:黒岩重吾、監督:前田満洲夫。山内賢、和泉雅子、小高雄二、藤竜也、松尾嘉代。1965、日活)。和泉雅子が怪演。しかし前半の展開と、終盤和泉雅子が北海道の修道院に入ってからの展開が、別の映画のようで、そこでちょっと冷めてしまった→朝方5時頃就寝。
4月22日(水) 朝11時起床→午後皮膚科に行ったら、診療曜日がこの4月から変わっていて無駄足。請求書発送とドメイン代とサーバー代の支払いはできたから、まあいいか→いったん帰宅し、『必殺仕業人』見てから再び経堂駅前へ。O2さんN子さん、ガラボックス嬢、O形との5人で、ガラムマサラで会食。さらに初アナログ。すごい食べて呑んで、楽しい話の応酬であった。酔っ払ってなにを喋ったかほとんど忘れたが(昔の録音物のストリングスの話はよく覚えている)、とにかく楽しかったなあ→帰途はO形ベロベロ。帰宅後即就寝。
4月23日(木) 昼前起床→『美しき諍い女』(原作:オノレ・ド・バルザック『知られざる傑作』、原題:La Belle Noiseuse、監督:ジャック・リヴェット。ミシェル・ピコリ、ジェーン・バーキン、ジル・アルボナ、ダヴィッド・ブルツタイン、エマニュエル・ベアール、マリアンヌ・ドニクール、ベルナール・デュフォー。1991、仏Pierre Grise Productions)を見始めるが、3時間49分の大作だったのは忘れていた。序盤で気が散ってまた見直したり、つい呑み始めて眠くなったりで、結局午睡はさんで6時間くらいかけて見た。事件らしい事件はほとんど起こらず(いや起こるけど事件が起こった! というようには描かれず)、ひたすら画家が絵を描く姿と手もとを眺め続けるだけで、その割には完成した絵は見せてもらえないのに、不思議と惹かれるし、見終わるとまた見たくなる→『やくざ刑事 マリファナ密売組織』(野田幸男。千葉真一、内田良平、渡辺文雄、南利明、日尾孝司、浜かおる、ジャイアント馬場。1970、東映)。感想特になし→朝方就寝
4月24日(金) 昼前起床→『十代 恵子の場合』(内藤誠。森下愛子、風間杜夫、三浦洋一、吉岡ひとみ、成瀬正、殿山泰司。1979、東映)。物語にあまり普遍性はないと思う。そういう点では残らなくてもよい作品と言ってしまいそうだが、風間杜夫が500円貸したことが、結果的には森下愛子の堕落(その500円のお陰でパーティに参加でき、それがきっかけでやくざの情婦になり、そのやくざが兄貴分を刺したことで東京を追われ、トルコで働きヤク中になる)につながり、それをまた風間杜夫が救うという流れは面白くはあった。あと昔の原宿や渋谷の風景が見られるとか→『スリーピー・ホロウ』(原作:ワシントン・アーヴィング『スリーピー・ホローの伝説』、原題:Sleepy Hollow、監督:ティム・バートン。ジョニー・デップ、マイケル・ガンボン、クリスティーナ・リッチ、マルク・ピカリング、ミランダ・リチャードソン、クリストファー・リー。1999、米Paramount Pictures)。首なし騎士の恐怖譚を洒落た感じの画面のゴシック・ホラー映画にまとめたという感じか。怖さに、ほのぼのとした笑いが、どちらかというと後者が多めの感じで混じり合っていた。錆を含んだような色合いにクリスティーナ・リッチの金髪だけ鮮やか、といったような絵造りは好きだな→『アザーズ』(原題『The Others』、アレハンドロ・アメナーバル。ニコール・キッドマン、アラキナ・マン、ジェームズ・ベントレー、フィオヌラ・フラナガン、エレーン・キャシディ、エリック・サイクス、クリストファー・エクルストン。2001、米Miramax Films)。まったく知らない映画だったので、どんでん返しには驚いた。それまでそこはかとなく漂っていた謎の答をすべて納得させられるようなどんでん返しだった。ニコール・キッドマンは、こういう映画には少し奥行きが薄過ぎるかなあ→
4月25日(土) 午前中起床→中川クリニック(皮膚科)へ、右足くるぶしの診察。かゆみや肌荒れは原因不明。とりあえず貼るタイプの抗炎症薬出してもらう→魚真、一力、ピーコック、ミートコンパニオン、魚藤、梅田青果で買物して帰宅。今夜はお込み焼き→録画整理したり落語番組流しながら仕込み。午後3時から夜7時過ぎまでかかったというかかけた→風呂入ってから焼き始める。やはりちゃんと調べたり考えたりして仕込んでから焼くとうまいな→お供に『アイ・アム・キューブリック』と『クロワッサンで朝食を』。O形と喋りながらのながら見だが、そんな見方でもよさがじわりとにじんで来るのはわかる→0時過ぎ就寝。
4月26日(日) 昼過ぎ起床→演芸番組の録画をいくつかチェックしたのち、選挙経由表参道(選挙は共産党が躍進し、区長も保坂展人が継続するようだ)→30分ほど散策ののち、東後、マキちゃんと落ち会い、表参道交差点近くのトルコ料理屋へ。なかなかよい店だった→それからブルーノート。東後のお誘いで、何も知らずにブルックリンから来たAntibalasというバンドを聴きに行ったが、なかなか心地よいアフロビートのバンドだった。一曲めにやったエチオピアン・ジャズ風の曲(多分『Tattletale Pt. 1』)にいきなりしびれた。あとTalking Headsの『Crosseyed And Painless』もよかったな→少しクール・ダウンしようと表参道から歩いて代々木八幡→平和に電車で帰宅。汗をたくさんかいたのでカップラーメンでなにかを補給し、しかし風呂をさぼって就寝。
4月27日(月) 朝9時頃起床→録画整理→昼食後窓を開けたらいい風が入ってきたので、涼しく午睡→風呂→夕方中目黒に出て、藤八で浦風親方主催の演芸会。ポカスカジャンと春風亭一之輔。会の性格が性格だけに、芸人と友達付き合いしているようなお客も多く、そういう場でしか体験できないような芸が体験できた。ポカスカジャンの営業で鍛えられたであろう力技も含む芸で湧いた客席の空気をちゃんと引き継いでさらに熱狂させた一之輔『堀の内』が見事だったなあ→打ち上げは御酒をがぶ呑み。誘ってくれたS井M理ともう一軒寄って電車で帰宅。記憶なし。
4月28日(火) やや宿酔いにつき昼頃起床→朝食後午睡→『悪魔の手鞠唄』(原作:横溝正史、監督:渡辺邦男。高倉健、八代万智子、永田靖、大村文武、太地喜和子、山本麟一、花澤徳衛、中村是好。1961、ニュー東映)。いろいろ適当で可笑しい。高倉健はこの時代のキムタクだったんだなあ。いきなりの美人秘書(北原しげみ)の登場と肩すかしには笑った→『黒の駐車場』(原作:黒岩重吾『廃虚の唇』、監督:弓削太郎。田宮二郎、藤由紀子、見明凡太朗、中田康子、仲村隆、加茂良子、小沢栄太郎。1963、大映)。藤由紀子がきれい、という記憶がまず蘇るが、吉野製薬女社長(中田康子)のロンググローブもなかなか。そんなところしか見てないのか→『その人は遠く』(原作:藤原審爾『遠い人』、監督:堀池清。山内賢、小夜福子、芦川いづみ、井上昭文、東恵美子、和泉雅子。1963、日活)。これまた芦川いづみの思いがけない色香にやられた。しかし山内賢を中心とした白黒画面から漂う甘酸っぱさの応酬は、静謐な画面からは意外なくらい濃厚であった。まったく知らなかったし派手さはない映画だが、名作と思う→『動物の狩り方』(森英人。能年玲奈、河口舞華、村田雄浩。2011、ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2010)。冒頭は、尺を使えない分、もっと鮮烈な表現でないと話の背景がわからないな。説明を読んで見返してようやくわかった。能年玲奈は『あまちゃん』のイメージを引きずるよりこの映画のような暗く沈んだ女を地味に演じ続けているほうが、なにかよい方向に向かうような気がした→『高度7000米 恐怖の四時間』(小林恒夫。高倉健、中原ひとみ、梅宮辰夫、殿山泰司、左卜全、岡村文子、久保菜穂子。1959、東映)。これも高倉健がキムタク状態。『網走番外地』辺りまでそんな感じなのかな。デビューから10年間ということか。その10年間の作品をつぶさに見ておきたい→朝方5時半就寝。
4月29日(水) 昼前起床→保険会社宛の要望書書く。書き始めたら腹が立つのがわかってたので放っておいたが、まあ書けばすぐ書き終わった→続いてO形サイト更新(日記)→風呂→今日は呑まずに晩飯のみ→『アナコンダ』(ルイス・ロッサ。ジェニファー・ロペス、エリック・ストルツ、ジョナサン・ハイド、アイス・キューブ、ジョン・ヴォイト、ヴィンセント・カステラノス。1997、米Columbia Pictures)。あまり期待してなかったが、さすがにCGは嘘くさい箇所が散見されたものの、アナコンダの大きさがもしかしたらいそうな感じで(実際には9mくらいが最大らしいが)、動きやアナコンダ以外の演出なども含めて意外にたくさんの恐怖を味わえた。登場人物は少ないが、その分それぞれの物語の中での役割が明確なのも好ましい。特にジョン・ヴォイトの芝居は見物だった。録っておいてよかった→夜3時前就寝。
4月30日(木) 朝9時起床→老父宅。買物付き添い。昼は、近隣の駐車場が空いてなさそうだったので、弁当はやめ買物先近くの回転寿司へ。味はそんなに悪くないが、だから却ってあの値段は不気味。あといろいろ効率を求めたシステムを導入しているとは思うが、肝心の店員の対応にシステムの小さな不完全さのしわ寄せが行っていると思った。まあでも楽しく食事できた→帰宅後『旗本退屈男 紅蓮塔の謎』見る。市川右太衛門の殺陣がカッコいいのと美空ひばりの可愛らしさに惹かれた。最後の紅蓮塔が爆発する場面も見事→シャワー浴びて赤羽へ。A部ちん新婚ご夫妻とO形と四人で久々に米山。各種モツを堪能→9時前に一足先に失敬して、Bar Issheeへ。四家卯大・田中邦和デュオ。四家卯大の演奏ははじめて聴いたが、自由に舞う(または暴れる)ように弾くところと同じフレーズを繰り返すところの塩梅とか、意外なところで楽しく裏切られたような展開をするところなどに、たいへん感銘を受けた。またいろいろ聴きたいな→Bar Issheeでライブ終了後くらいに酔いが頂点に達したので、早々に失敬して電車で帰宅。途中うとうとしたが問題はなし。豪徳寺で途中下車して、酔い覚ましに世田谷八幡参拝してぶらぶら歩いて帰る→帰宅後録画整理や洗いかごの掃除など。あと保険会社への意見書の吟味や封筒への宛名印刷など→ちょっと酔いが覚めたので風呂→一杯やって就寝。朝方4時頃。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記