栄螺堂(旧正宗寺三匝堂または円通三匝堂)
所在地:福島県会津若松市一箕町八幡弁天下1404(飯盛山中腹)
建 立:寛政8年(1796年)、正宗寺住職郁堂による
指 定:平成8年・国重要文化財
拝 観:9:00〜16:00(1月〜3月)、8:15〜日没(4月〜12月)。大人400円、高校生300円、小中学生200円
周 辺:厳島神社、白虎隊引揚の洞穴(戸ノ口堰洞穴)、白虎隊十九士の墓、白虎隊自刃の地、白虎隊伝承史学館など
栄螺堂見物記
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栄螺堂右側面。会津白虎隊墓地のほうから訪れると、まずこの面を見ることになる。 |
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栄螺堂正面。厳島神社(旧宗像神社)のほうから階段を上ると、正面が忽然と現れる。 |
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なお厳島神社の境内には、会津戦争の際白虎隊が戦場から鶴ヶ城に戻るのに利用した戸ノ口堰洞穴がある。 |
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栄螺堂左側面。こちら側から見ると、栄螺堂がいかに妙なる歪んだ建築物であるかがよくわかる。。 |
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栄螺堂入口。栄螺堂を建立した郁堂禅師の像が出迎えてくれる。貼り札は入口だけでなく、堂内部にも夥しい数貼られている。 |
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入口左手が昇り路。床には滑り止めの横木が張られているが、間隔がまちまちなのであまり安心はできない。天井は低く、身長170cm弱の私でも梁の部分で頭をぶつけそうになる。ちなみに昇り路の天井は、すなわち降り路の床である(天井から響く足音でそう気付いた)。 |
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堂の中心部(つまり二重螺旋の中心)には、昇り路と降り路を相互に見通せる空間が設えられている。 |
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奇妙な構造の建物に困惑の表情を浮かべる尾形先生。 |
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昇り路を一周半登ると、堂中心部に降り路への繋梁が現れる。太鼓橋のような半円形の急勾配。 |
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降り路は、実際には登り路と同じ勾配のはずだが、登るときよりも勾配が急なように感じる。横木にときおり、却って足を取られそうになる。 |
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堂内には貼り札だけでなく、落書きも多い。 |
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昇りと同じく、降り路一周半回ると出口に辿り着く。入口と180度反対側に出る格好になる。入口入って登り始めてからここまで、だいたい二三分の行程。この出口から回廊を辿って正面に戻る。なお出口脇の大きな文字は墨と筆で書かれたと思しいが、受付の方に尋ねたところ、これもまた落書きであるとの由。 |
参考
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Wikipedia - 栄螺堂
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会津さざえ堂公式サイト
・
全行程映像(Youtube)
posted by aokiosamublog at 23:00|
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