2015年09月10日

9月まとめ(1〜10日)

9月1日(火) 結局眠れず、朝方4時半くらいまで栂野眞二『タワシ王子の人生ゲーム』読んで読了。著者のこれまでの来し方とそれを活写した文章のスピード感が心地よかった。私の人生とはもちろん違うから真似のしようもないし、誰の人生とも違うひとつの特異な人生であるとは思うが、読んで深く頷く箇所は少なくなかった→朝方ひと眠り→起きて午前中二時間ほどウクレレ稽古。同じところでつまづくとほんとうにいやになるが、子供の頃一所懸命楽器を練習したころに比べたら悠長になったようにも思う→夕方中井へ。久々に権八で☆夫妻と会食兼打ち合わせ兼バカ話。7時過ぎに集合し、0時近くまで5時間弱呑んで喋った。楽しく有意義な会合であった→平和に電車で帰宅→ざっとシャワー浴びてからドメインの件調べて、就寝。3時頃。
9月2日(水) 朝9時過ぎ起床。和装で出かけたらパンツがずり落ちて着物の裾の辺りで足に絡まる、という夢を見た。なんだそれ→午前中老父の買物付き添いと昼食。いつもの回転寿司。会津土産の御酒を渡す→帰りにホームセンターに寄り庖丁研ぎ機購入→帰宅しエキソンパイでおやつ。HDレコーダーの容量逼迫してて焦る→ダビング作業→ウクレレ稽古→夜は『笑点特大号』ほかであーこりゃこりゃ→0時頃就寝。
9月3日(木) 朝8時起床→ウクレレ稽古→ひょんなことから昼は昨日今日と続けて同じ回転寿司チェーン(はま寿司)のそれぞれ異なる店に行った。ネタの仕入れや調理法は統一されているものと思うが、面白いもので、食事の満足度はまったく違った(今日はああ残念だった)。まあいろいろ統一されているであろうとはいえ生ものだから気候にも左右されるだろうし、板前個々人の腕や癖など味の面もあろう。そしてそれだけでなく、内装の経年変化、外光の入る窓の有無、店員の人数やそれぞれの個性による応対、客筋、自分自身の状態などなどによって、ずいぶん印象は変わるのだろうと思う。まあ当り前か→午睡→賄い当番→『めし』(原作:林芙美子、監修:川端康成、監督:成瀬巳喜男。上原謙、原節子、島崎雪子、進藤英太郎、二本柳寛、杉村春子、杉葉子、小林桂樹、浦辺粂子、大泉滉、山村聡。1951、東宝)と『七つの顔』(監督:松田定次。片岡千恵蔵、轟夕起子、月形龍之介。1946、大映)。『めし』でしみじみして(いやしみじみだけでなく原節子のエロさを再認識)『七つの顔』で爆笑(こちらは主に爆笑のみ)→O形が二三日忙しいというので夜食や軽食にと大量のおむすび作成→くたびれて就寝。夜2時頃。
9月4日(金) 朝8時半起床。おむすびほうばる→仕度しているうちに金継ぎ研究会遅刻。今後遅刻する場合は休み、となる(30分までOK)→朝日軒に間に合わず、研究所近くのラーメン屋さかもとで昼。ここはうまい。濃厚なのに後味さっぱり。ただしビールや酒肴は置いていない→ルミネによって教室のほうの更新をしてから、サンローゼで一杯→平和に電車で帰宅→行き帰りの電車とサンローゼにて、山崎征一郎『日本一サービスにうるさい街で、古すぎるキャバレーがなぜ愛され続けるのか』ほぼ読了。読み残しを経堂に着いてからコルティのベンチで読む。水商売・接客業のプロ中のプロが書いていると思って読むと多少の説教臭が鼻につくといえばまあつくが、読み手も生活する中で立場はいろいろ、お客と接したりお客になったり、技術を提供したりされたりサービスを提供したりされたり、家庭人だったり遊び人だったり近所の人だったり仲間内のひとりだったりするわけだから、そうしていろいろな了簡になって読み進めると、書中提供されるいろいろな知恵や考え方が俄然面白く輝いてくる書物だと思った。こんなお客がいたとか失敗談などのエピソードは文句なく面白いし、自分が「白いばら」のお客になったつもりで読めばとても親切な遊び方指南としても十二分に機能する。元キャバレー店長が直球をぶつけてくるような第一印象だったが、読み進むにつれ左記のような多面的な魅力に気付かされた。その多面的な魅力に比して文章は全体に平易で、ここのところ読書の速度が落ちた私でも経堂ー北千住の行き帰りプラスαの三時間ちょっとで読了したが、ゆっくり味わって読んでも二三日かからずに読み終えると思う→オダキューOXで少し買物し帰宅→風呂→賄い当番は、オニオンリングが食べたくなり揚げ物三昧にしてみるが、オニオンリングを作ったのは初めてだったので、いろいろ課題は残った→晩のお供は『ハイ・フィデリティ』(原作:ニック・ホーンビィ、監督:スティーブン・フリアーズ。ジョン・キューザック、イーベン・ヤイレ、トッド・ルイーゾ、ジャック・ブラック、リサ・ボネー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ジョーン・キューザック、リリ・テイラー、ティム・ロビンス。2000、米ブエナビスタ)。登場人物がみなちょっと可笑しくてちょっと可愛い、少しひねくれてはいるが安心してたのしめるラブコメディだった→なんだかくたびれたので後片付けさぼって就寝。
9月5日(土) 朝8時頃起床→朝食後二度寝→昼前起床→久々に近所接骨院でマッサージ。だいぶ調子はいいので鍼は今日はやめにする。代わりに首の牽引。背中がかなり凝っているそうだが、もう麻痺しているのか自分ではわからない。五十肩の治療に加え背中の張りの緩和ということで、週一回くらい行ったほうがよいか→データ整理→夕方、昨夜の揚げ物の衣の残りをフライパンで焼いたので一杯→午睡→深夜1時まで寝てしまった→タワシ半生記と白いばら半生記の感想を書いて、宣伝になればとFacebookに投稿→
一杯やって朝方就寝。
9月6日(日) 朝10時過ぎ起床→DU請求書発行→午後は東中野ベースメントでレオナ・タップ・ワークショップ。今までで一番楽しかったような気がしないでもない→東西線で高円寺に出て小杉湯で休憩。さっぱりした→適当に歩いてたらあっという間にSHOW BOATに辿り着いてしまい、まだ店開いてなかったので、その近所のヤシロ食堂で一杯→開店と同時にF's Night Vol.9 (a.k.aらっきょう祭り)に潜り込む。すぐにO形も到着。のんびりと呑みながらライブを楽しむ。好みで言ったら、ペリカンオーバードライブというバンドの増岡謙一郎のセッション(増岡謙一郎vo.g・屋宜昌登g・倉本巳典b・藤掛正隆dr)が一番楽しかったかな。あとは一番最初と最後に叩いた湊雅史のドラムと、最後の大西真のベースが特に印象に残った。セット替えのときに宝井一凛の司会と講談を入れたのも、ふだんはたいくつな休憩時間に締まりが出てよかったと思う→F式ラッキョウを3瓶買い(2瓶いただいたから合計5瓶)、藤田さんと一凛師とロケットマンとEっちゃんに挨拶しておいとま(K川さんには最後の挨拶ができなかった)→鳥渡に寄ったらF's Nightにいらしていたという写真家氏もいてびっくり。一緒にF式ラッキョウを営業する→店主が居眠りを始めたのでおいとま。コンビニでカップ麺買い終電過ぎたのでタクシーで帰宅。帰宅後即就寝。
9月7日(月) やや宿酔い。宿酔い覚ましに昨夜買った激辛ペヤング食べたらほんとに辛かった→そのまままた寝る→夕方起きてサンドイッチ作って食べ、その勢いで大豆のカレー作る。昆布出汁のほかに野菜くずの出汁を丁寧に取ってから煮干しも煮たりして、あと小さいめの玉葱を都合7個使ったりしたので、適当に作った割にはうまくできた→シャーロット・ケイト・フォックスが出るというのでTV朝日のドラマ『名探偵キャサリン』(原作:山村美紗『花の棺』、演出:唐木希浩。シャーロット・ケイト・フォックス、谷原章介、尾上松也、高岡早紀、榎木孝明、濱田マリ、竜雷太、藤田弓子、笛木優子、河相我聞、宇梶剛士、山村紅葉、里見浩太朗)見る。失笑を買う要素を注意深く積み上げて行ったらこうなった、という印象。脚本が粗雑なのかな? でもそんなところが憎めない作品ではあったし、見ながらギャグをいくつも思い付いたが、シリーズ化は特に望まない→ビールもう一本呑んでから就寝。夜1時過ぎ。あっ請求書出すの忘れた。
9月8日(火) 朝9時起床→雨ひどくやる気なし、朝食後昼間で寝る→ごろごろしていたらO形が食料の買い出しに行きたいと提案してくれたので、クルマでパワーラークスへ。懸案だった(懸案するな)請求書の投函もできたので助かった→急に寿司が喰いたくなり、パックの寿司を買って帰り遅い昼。ビール中瓶二本で眠くなった→午睡→夜7時起床→風呂→
9月9日(水) 朝9時起床→麺つゆ仕込み月見うどんで朝→ついでに酢昆布も仕込む→台風の中ガラムマサラへ。しかし往路復路とも小止みか完全に止んでいた→りょうさんの動画企画お手伝いの打ち合わせ。いろいろアイデア出る→ビーバートザンで買物して帰宅→まずは既存の映像へのタイトル、ジングル、歌部分の伴奏、エンディングの追加を試みる。テストなので細部は粗いが、まあまあ完成形が見えてきた→続いて土曜日に撮影する分の歌のピアノ伴奏を作成→晩は『笑点特大号』→ピアノ伴奏に手を加え乞確認の連絡→風呂さぼって就寝。夜2時頃。
9月10日(木) 朝9時半起床→風呂→終日やる気起きずほぼ寝て過ごす→りょうさん動画企画の音源サンプルいくつか追加で作成→B電子から仕事。要確認点をまとめて連絡→画伯にF式送付→魚ケンでうまい魚。根室水揚げの秋刀魚塩焼きうまかったなあ。これとご飯とおつけだけでもよい→追加音源連絡→『ゴルゴ13』(原作:さいとうたかお、監督:佐藤純彌。高倉健、山田康雄(声)。1973、東映)。笑う→夜10時過ぎ就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記