2015年12月23日

12月まとめ(21〜31日)

12月21日(月) 結局眠れず徹夜→朝方風呂→朝食後少し眠くなり、ソファーで仮眠→午前中、新宿回りで荻窪の金継ぎ教室(振替)。仕上げ時、なかなか細い線を引けるようにはなってきたが、漆の乾き具合の制御が難しい。二時間半という制限があるから仕方がないといえば仕方がない→荻窪駅前の富士食堂で一杯。酒の注ぎ方がいいしトンカツも“絶品”などではないいい塩梅だし、慣れれば居心地よさそうではあるが、やはり改めて朝日軒はすごいなとも思う→帰りは吉祥寺回りにしたが、駅に入場してからそう決めたので、切符代数百円損した→井の頭線と小田急線では熟睡→ちょうどよい時間なので経堂で降りず千歳船橋まで行き八兆で蕎麦手繰って帰る。途中で請求書出したり電話代払ったり→帰宅後午睡→晩に『私をスキーに連れてって』(馬場康夫。原田知世、三上博史、原田貴和子、沖田浩之、高橋ひとみ、布施博、鳥越マリ、竹中直人、田中邦衛。1987、東宝)見る。公開当時の80年代バブル期、私にはほぼ無縁の世界だったが、何故かこの映画は好きだ→0時過ぎ就寝。
12月22日(火) 朝8時半起床→『宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE』(深作欣二。志穂美悦子、佐藤允、織本順吉、成田三樹夫、天本英世、真田広之、フィリップ・カズノフ、小林稔侍、ペギー・リー・ブレナン、ビック・モロー、清水イサム、岡部正純、三谷昇、成瀬正、丹波哲郎、千葉真一、曽根晴美。声:若山弦蔵、三景啓司、岡本茉利、曽我町子。1978、東映/東北新社)。無国籍アクション映画の遠い延長線上にある映画と見た。失笑映画ではあるが、普通に面白かったな→『新・牡丹と薔薇』。今日は名(迷)台詞・場面は少なめ。西村和彦には爆笑。多分25年であんなに老けるのは盛り過ぎ→『脱獄・広島殺人囚』(中島貞夫。松方弘樹、渡瀬恒彦、神山繁、名和宏、曽根晴美、志賀勝、小泉洋子、若山富三郎、西村晃、梅宮辰夫、金子信雄、大谷直子、室田日出男、川谷拓三、志賀勝、遠藤太津朗、小松方正、伊吹吾郎、。1974、東映)。暴力沙汰もあるし人死にも出るし牛も解体されるが、喜劇だと思う。最後のシケモク拾って線路と石で火を着けようとするところがカッコいい。この頃の松方弘樹はほんとうにいいな→夕方、ひさびさにJazzKeirin。T後とMキちゃんも合流。目出たい話の花が咲く。トガノさんにはカッコいいCD(Bandoというバンド)も教えてもらい、一年振りに緑の煮込みも堪能してご満悦→復路も歩いて帰宅。帰宅後即就寝。日付変わる前。
12月23日(水) 夜中起きた所為もあり、昼前起床→夕方まで特に何もせず(本日の『新・牡丹と薔薇』のアップくらい)→夕方祖師ケ谷大蔵に出てカレーの南海で遅い昼。キッチン南海の系統にしては少し高いかな→久々にムリウイ。一年振りの昭和歌謡ラボ・リンキー&オーヘンの紅白歌合戦。とりあえず曲目等。

昭和歌謡ラボ・リンキー&オーヘンの紅白歌合戦(2015.12.23 於祖師ケ谷大蔵カフェ・ムリウイ)

小峰公子(vo, acc)、杉林恭雄(vo, gt)、星衛(vo、vc)
ゲスト:向島ゆり子(vo, vn)、関島岳郎(vo, tub, uke)、白崎映美(vo)、日比谷カタン(vo, gt)、北川玉奴(vo, gt)

※()内は、(オリジナル歌手/昨夜の歌い手。その曲のみ参加の楽器)

01 ウォンテッド(指名手配)(ピンクレディー/白、小。日gt)
02 青春の坂道(岡田奈々/杉)
03 廃墟の鳩(ザ・タイガース/小、杉)
04 港町ブルース(森進一/杉、小)
05 可愛い花(ザ・ピーナッツ/白、小、杉)
06 高原列車は行く(岡本敦郎/星)
07 怨み節(梶芽衣子/向)
08 乙女のワルツ(伊藤咲子/関。関uke)
09 マリリン・モンロー・ノー・リターン(野坂昭如/北。北gt)
10 ある日突然(トワ・エ・モワ/小、杉)
11 私鉄沿線(野口五郎/日)
12 丘を越えて(藤山一郎/白、北)
13 夢淡き東京(藤山一郎/杉)
14 かもめが翔んだ日(渡辺真知子/日)
15 女の操(殿様キングス/白)
16 アンコ椿は恋の花(都はるみ/小)
17 恋の奴隷(奥村チヨ/杉)
18 東京ラプソディ(藤山一郎/杉)
19 タンゴ物語(笠置シヅ子/小)

二年振りの関島岳郎『乙女のワルツ』と、恥ずかしながら初めて見た日比谷カタンが、私にとっては一番印象的だったかな。日比谷カタンはライブ後の打ち上げ時のお喋りも面白く(遠くから時折耳に入るくらいなのだが)、大した人だなあと思った→電車で一駅、千歳船橋で降り、即席ラーメンとみかん買って帰宅→即席ラーメン食べて就寝。夜1時くらい。
12月24日(木) 朝9時起床。もっとも目が覚めたのは朝方4時くらい。普段通りの睡眠障害のような起床→軽い宿酔いながら、朝食も作りつつ、録画整理→最近話題の「10分間どん兵衛」を試してみる。噂の通り、麺が柔らかくておいしくなった、というより、どん兵衛自体が出汁もお揚げもちょうどいい塩梅でうまくなった、という印象であった。「5分間どん兵衛」(通常の時間)と食べ比べてみないとほんとのところはわからないな→最近話題の「10分間どん兵衛」の話題を目にする度に、徹夜に備えた夜食のカップ麺にお湯を入れてふたをして席に戻った直後に寝落ちしてしまい、朝目が覚めて惨状に気付いたとある編集者の、なんとも言えない表情を思い出す。私はカップ麺というものは、お湯を入れてから三分後に食べ終わるのを旨としていたので(今は歳取ったのでやめた)、そういう経験をしたことはない→『新・牡丹と薔薇』後午睡→夕方起床→『続・サラリーマン忠臣蔵』。最後ちょっと泣く→0時頃就寝。
12月25日(金) 午前3時起床→『Rain』ややこしいので構成譜作成。みなに送る→Youtubeで『Rock Me Baby』掘ろうとしたら、いきなりシュガー・パイ・デサントに出くわしハマる→『Rain』のドラム研究。一応フィルのところだけいい加減に譜面にしてみた。左手から叩くのは無理だな→『タマラ・ドゥルー 恋のさや当て』(原題『TAMARA DREWE』、原作:トマス・ハーディ/ポジー・シモンズ、監督:スティーヴン・フリアーズ。ロジャー・アラム、タムシン・グレイグ、ジェシカ・バーデン、ビル・キャンプ、ルーク・エヴァンス、ジェマ・アータートン、ドミニク・クーパー。2010、英Momentum Pictures)見て一杯やってから就寝→昼過ぎ起床→『新・牡丹と薔薇』見てから散髪へ。今日は濁り酒をご馳走になった→青山通りを下って渋谷へ。途中立ち食い蕎麦を手繰り、東に降りて金王神社参拝したのち旧ドレス付近をぶらぶらと思ったら道がもう閉鎖されていて入れず、適当に歩いて桜丘。Keyで安いカポタストと金属製のタンバリンを購入→それから現ドレスで一杯→夜7時からスタジオで忘年セッション。『Rain』はもっとぐだぐだになると思いきや、各自の細かいところを除けば案外すっとまとまった。構成譜を作った甲斐があったということか。他もなんとなくバンドの音っぽくなったような気がする。凸君が遊びに来たが、特に何もせず、途中寝てたりしていた。波かごの演奏は面白かったが→スタジオ後いったんドレスに寄りさっきの勘定払ってから(O2さんたちがおられたのでご挨拶だけした)、近くの居酒屋で忘年会→帰途またドレスに寄ったら、O2さんたちはもう帰られたあとだったが、名サックス吹きがおられたのでさらに一杯のつもりが、結局赤葡萄酒一本空けた→タクシーで帰宅。
12月26日(土) 宿酔いはそんなでもないが、風邪の予兆があったため、O形実家の大掃除をさぼり、終日横臥→夜起き出し風呂入って一段落→冷蔵庫掃除→昨日見た『タマラ・ドゥルー』をO形に見せ、それから『笑う洋楽展』の紅白見て笑いつつ一杯やってから就寝。朝方4時過ぎ。
12月27日(日) 昼過ぎ起床→風呂と洗面台と洗濯機掃除→太田尻家で晩。なんだかあんまり食べられなかった→帰宅後ざっと風呂入って就寝→一時間ほどで起きてしまったので、録画整理しつつ『ビッグ・フィッシュ』(原題『Big Fish』、原作:ダニエル・ウォレス、監督:ティム・バートン。ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング、マリオン・コティヤール、ヘレナ・ボナム・カーター、マシュー・マッグローリー、スティーヴ・ブシェーミ、アリソン・ローマン、ダニー・デヴィート、デイビッド・デンマン、ロバート・ジローム。2003、米Columbia Pictures)と『それでも夜は明ける』(原題『12 Years a Slave』、監督:スティーヴ・マックィーン。キウェテル・イジョフォー、タラン・キラム、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、マイケル・ファスベンダー、サラ・ポールソン、ブラッド・ピット。2013、米Fox Searchlight Pictures/英Entertainment One and Summit Entertainment)見ながら金宮お湯割。『ビッグ・フィッシュ』は息子がお父さんのホラ話だと思ってたのが本当だった(というか本当になった、か?)ところに泣いた。『それでも夜は明ける』はアメリカに渡って財をなし地位を築いた白人の卑劣さがこれでもかと描かれていて、結末に感動するというよりは腹が立って仕方なかった→朝9時頃就寝。
12月28日(月) さすがに一日惰眠(『新・牡丹と薔薇』のときだけ起きた)。
12月29日(火) 朝8時起床→昼から浅草。まずは水口食堂で一杯→木馬亭にて、第15回年忘れ演芸音楽会を見物。へんてこりん(マルセ、葛岡みち)が出ているというので初めて見物に行ったが、これが多種多彩な演目、音楽的な奥深さ、意表を突かれる演出と狂気にアットホームな雰囲気などなど、ものすごく面白い催しであった。聞けば始めた頃はお客もまばらだったのが、今回は会場定員の1.5倍ものお客が入ったとの由。寄席に出ない人、演芸の舞台には滅多に出ない人も多いので、来年も余裕を持って足を運べるようにしたい。出演者と演目は下記のとおり。

・前説 福岡詩二(大正演歌ヴァイオリン弾き語り)
天然の美、籠の鳥、船頭小唄、のんき節、宵待草、金色夜叉、スカラーソング、東京節。最後に『ふるさと』を客も交えて合唱
※御歳80を超えたというが、とてもお若い。うっかり大正演歌を習いたくなる(教室も開いているとの由)

・好田タクト(指揮者形態模写)
へんてこりんの生演奏と共に。ヨハン・シュトラウス一世『ラデツキー行進曲』(小沢征爾)、ヨハネス・ブラームス『ハンガリー舞曲第5番』(ヘルベルト・フォン・カラヤン、セルジュ・チェリビダッケ、ジェームズ・レヴァイン)、リヒャルト・ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー 第1幕への前奏曲』(朝比奈隆。これのみオーケストラの録音と)
※指揮者知らなくても可笑しいところがすごい。

・へんてこりん(冗談CMソングほか)
紅白形式にて。ネクタイ、ネクタイピン、忘年会、裏ごし機、庖丁、まな板、フライ返し、七輪、焼き網。鬱陶しい組曲、男一匹出世魚、あらすじ組曲(赤毛のアン、アルプスの少女ハイジ、赤ずきん、白雪姫、眠り姫、シンデレラ、千と千尋の神隠し、ロミオとジュリエット、鶴の恩返し、人間椅子、忠犬ハチ公、フランダースの犬、わらしべ長者、罪と罰、楢山節考、蜘蛛の糸、走れメロス、忠臣蔵、2001年宇宙の旅。順番忘れたが水戸黄門もあったと思う)
※ひとつひとつが短く、聴く側にもツボを瞬時につかむ反射神経を要求するネタと思っていたが、この日はかなり受けていた。すでに知っているネタでもはっと虚を突かれて思わず笑ってしまうし、なにかツボをつかませる技があるのかなとも思った。

・こと(神楽笛と篠笛)
塩祓い、鬼囃子、八岐大蛇(以上神楽笛)、北国の春、里の秋(以上篠笛)
※笑いという点が主ではなかったが、演奏技術や奏でる音の深さがすごい。即興や他の演奏者との共演などは、どんな感じになるのだろうか。

・田中悠美子(義太夫三味線)
本朝廿四孝・奥庭狐火の段(オオタスセリの狐の襟巻きを使った即興舞踊と共に)、櫓太鼓曲弾き
※本籍であろう義太夫や実験的な音楽の場での存在の大きさは存じているが、狂気を孕んだ笑いという場での特異さにも驚いた。そしてこの人に着いていけるオオタスセリという人もすごいなと思った。

・やまけいじ(ボードビル)
水道管、空き缶のプルトップ、ハンガーを改造した笛、自転車のベル、ペットボトル、身体に取付けたハンドベルでの演奏。「ハンガーを改造した笛」では『ハンガリー舞曲第5番』を演奏
※近所で水道工事をやっている職人が酔っ払って乱入、という態で入場。笑いよりも意外性の面白さが持ち味かなと思ったが、ハンドベルの演奏には笑った。

(仲入り)

・山口とも(廃品打楽器演奏)
『かえる』(水に浮かべた発泡スチロールの半球/貝殻/足に取付けたカラカラなど)、『スターウォーズ』(スペーススプリングなど)、新聞紙による演奏(お客にも指導)、
『除夜の鐘』(大たらい)
※廃品を利用した自作楽器のアイデアが、まず物量的にものすごい。笑いは主にその物量的な驚きに対して起きると思ったが、その異様な楽器群で奏でられる曲は音楽として十分に美しい。『スターウォーズ』で(自作の)R2-D2がただ登場して引っ込む(でもなかなか引っ込まない)のが可笑しかった。

・オオタスセリ(漫談とギター弾き語り)
替え歌、『ストーカーと呼ばないで』、『キッチンドリンク』、『負け犬』
※声質や喋り方にはなにか(毒がありつつも)ほのぼのとした笑いの人かなと思わせる味わいがあるが、弾き語りで見せる狂気はかなり深い。その落差というか振り幅が面白かった。

・福岡詩二(ヴァイオリン漫談)
ベートーベン第九、ストラディバリウス崩壊、ネギ弾き、松飾り弾き
※ストラディバリウス崩壊、ネギ弾き、松飾り弾きは、知ってはいてもじわじわと笑いがこみ上げてくる。芸の力なのだなあとは思うが、なぜそうか細かいところはよくわからない。でもまた見たくなるのだろう。

最後は『お正月』を出演者各々の解釈で演奏したのち、お客も入れて全員で合唱というほのぼのとした?終わり方。面白かった。

→混んでたのでへんてこりんのおふたりへのご挨拶は失敬して、三社様お参り。それから並木薮で一杯→平和に電車で帰宅→風呂→疲れはしたが体力回復したので呑みながら『あいつと私』(原作:石坂洋次郎、監督:中平康。石原裕次郎、宮口精二、轟夕起子、芦川いづみ、吉永小百合、中原早苗、吉行和子、小沢昭一、渡辺美佐子、浜村純。1961、日活)と『素晴しき男性』(井上海次。石原裕次郎、北原三枝、月丘夢路、西村晃、田端義夫、大坂志郎、山岡久乃、待田京介、林茂朗、白木マリ、金子信雄、三島雅夫。1958、日活)を見る。どちらも途中寝てしまった。失敗作であるところも魅力ではあるが、失敗作は失敗作。疲れていたり酔ったりしていたら寝てしまう。
12月30日(水) 昼過ぎ起床→正月の買物の残りを片付ける。八百屋で「よいお年を」と言おうとしたら、「また明日ね」と先手を打たれた。商売上手だ→河内屋で牛肉と鶏肉を購入後、すずらん通りでナポリピザ屋とすれちがう。先方から挨拶してくれた。こういうのはうれしい→一力の魚真側に寄ったが、おじさんおられずカレンダーもらえなかった→家の前で拾った和泉屋の請求書(うち宛ではない)を和泉屋に返してあげた。徳を積ませていただいた→帰宅後、今年見た映画のまとめ作成→晩は割とすぐ腹一杯になった→30年前に作られたTVドラマ『五稜郭』の第一部を見る。ご先祖(澤太郎左衛門)が秋野大作なのがなんか可笑しかった→昨日の『年忘れ演芸音楽会』の様子をまとめてから風呂→風呂から上がって録画整理などしながら一杯→午前5時頃就寝。
12月31日(木) 朝9時起床→録画してたのに、うっかり『少林サッカー』(原題『少林足球』、監督:チャウ・シンチー。チャウ・シンチー、ン・マンタ、パトリック・ツェー、ヴィッキー・チャオ、ウォン・ヤッフェイ。2001、香港星輝海外有限公司)をしまいまで見てしまう→自転車でしらかめ。年越し蕎麦受け取り→クルマで老父宅へ。途中生協に寄って天ぷらとビール購入。姉夫婦に遭遇し、明日用のビールその他飲み物を老父宅へ運ぶことになる→老父宅で年越し蕎麦→夕方おいとまし、途中で灯油買って購入。さすがにガソリンスタンドは混雑していた→夜は紅白見ながら飲酒と悪口。綾瀬はるかは期待していたほどではなかったな。演出が気を遣ったのだろう。今年の紅白は特に見るところなし→O形のツイート用画像を投稿して就寝。家での年越し蕎麦はやらずに寝てしまった。2015年終了。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記