2月11日(土) 朝10時半起床、白湯→G-uke練習→風呂→夕方高円寺。まずはkyoyaでリブアイロールステーキで一杯。今日はチョリソはやめにしてチーズハラペーニョで呑んだが、ステーキが出る前に一本空けてしまった。満足→歩いて阿佐ヶ谷。まったく腹ごなしにならず、SOUL玉TOKYO入店前にお手洗いで体調調整→約一ヶ月半ぶりに桜井芳樹ダブルテューバカルテット(仮)。前半は満腹過ぎてうとうとしてしまった。演奏曲目はこないだとほぼ同じながら、ドラムの北山ゆう子を中心にバンドとしてのうねりがより増しているように感じた(『The Black and Crazy Blues』での桜井芳樹のギターソロはすごかったなあ。この曲では高岡大祐のソロ、関島岳郎のリコーダーソロ、北山ゆう子のドラム、いずれもものすごかった)。高岡大祐は新しい楽器(トーニスター)を初めてライブで使うとのことで、音程がよれたりひっくり返ったりはあったが(コントロールが難し楽器だそうだ)、紛れもない高岡大祐の音だったし、新しい楽器での演奏がいろいろ育っていったり深まっていったりするのが楽しみだ→SOUL玉ではギネス二杯だけ呑んでおいとま→平和に電車で帰宅→風呂に浸かってから就寝。夜3時頃。
2月12日(日) 朝9時半起床、白湯。寝る前に身体を暖めた所為か(湯たんぽも使った)、本日は腰痛なし。やはり睡眠時に寒さで身体が固まっていた所為か→本日は断食。断食用スープ製作→『私の青空』をG-uke用の編曲(低音弦足すだけ)を考えて、ポジション覚えるために譜面書いてみる。集中力続かず2時間くらいかかったかな。譜面起こすのがすぐに億劫になるのが主な原因だが、朝からスープだけにしている所為もあるかもしれない→『笑点』見てから風呂。体重の増加は、これはリバウンドと考えたほうがいいだろうなあ。しばらく気をつけねば→『ギターを持った渡り鳥』も譜面作成。が、2コーラスめをソロというか変奏にしようと思い立ち、思い立ったもののよい発想が浮かばず取り敢えず構成だけ書いて本日の作業は終了→夕食は納豆のみ(卵は入れた)→『人形佐七捕物帖 恐怖の通り魔』→『人生劇場 青春篇』→夜1時頃就寝。本日は飲酒なしで終えた。今年に入ってからは二十日ぶり二回め。しかしさすがに腹が減った。
2月13日(月) 朝9時起床、白湯→出汁取ってから思い付いて粥製作→『王様のレストラン』第3、4話→風呂→“移動式立ち飲み”の件で某氏にご相談のメール送付。実現するといいなあ→千歳船橋からバスで用賀と思ったが、バス来ないしタクシー来たのでタクシーで用賀→少し早めに宮前平。Webで知った蕎麦屋一寸棒が気になったので立ち寄ってみた(本来は休憩なしだそうだが、この日は2時間ほど休憩が入っていて、少し待たされた)。酒肴に頼んだそば焼き味噌、むかごと小海老のかき揚げがまずうまい。酒は三種類、それぞれ呑み方の説明が程よく品書きに書かれているのもよいし、銘柄忘れたがぬる燗を薦めていた酒も燗の程度もよくうまかった。蕎麦もきりっとしていてよい。といった呑ませる蕎麦屋としての端正な佇まいと、ご一緒したご常連の人懐っこい感じとの落差がまた面白かった→東京ハイボールズ練習、N富さん風邪で休みながら、『Drive My Car』のイントロのギターと曲のテンポ、『Day Tripper』のテンポとエンディングなど、課題を探りながらの三人での練習はなかなか効果があったと思う。あとベースの音量に他の楽器の音量バランスを合わせるなど→鉄ノ四が休みだったので養老の滝で一杯→帰途は用賀から歩き→千歳船橋の駅に回ったら祥兒郎が開いていたので支那そばで〆→帰宅後即就寝。夜1時頃。
2月14日(火) 朝10時起床、白湯→朝食に固形スープ(チキンコンソメ)で適当なスープを作ったがうまくできた。青唐辛子は余り辛くないので、も少し使ってもよかったな→『王様のレストラン』第5、6話。でたらめとでたらめが重なってさらなるでたらめを呼ぶ辺りなど、やはりよくできてるなあ→風呂→吉祥寺に出てオデヲンで『この世界の片隅で』の切符購入→思い出のシェーキーズで遅い昼。思えば『色即ぜねれいしょん』を見たあとか前か、ここで結婚することを決めたのである→移転した三浦屋で買物、と思ったが同じ場所にカルディがあり、そっちでお目当てはすべて揃った→moreで珈琲→昨日B電子夫人からチョコレートをいただいたので、お返しに玉木屋で佃煮購入。なんで佃煮なのかは不明→さて『この世界の片隅で』(原作:こうの史代、監督:片渕須直。声の出演:のん(能年玲奈)、細谷佳正、三宅健太、小野大輔、小山剛志、津田真澄、津田真澄、牛山茂、新谷真弓、尾身美詞、稲葉菜月。2016、東京テアトル)、もっと直截的に感情を揺さぶってくるものだと思っていたが、どちらかというと考えさせられる要素の多い映画だった。たとえば、最も簡単なものでは画面左上に不規則に表示される日付(一度だけ画面右側から順に表示される場面がある)とすずの年齢との対照はつねに意識させられるし、主人公のすずの目を通した世界(人々の悪意をほとんど感じていない)と実際の戦中戦後の人間模様との差異を意識して埋めながら見る作業とか、否応無しに関わっては来るけれどほんとうは無関係な戦争というものの地べたの小さい人間からの捉え方、あるいは終盤の、時間が原爆投下のときにとつぜん遡り母子の死んだ母とすずが重なって見えるような描写の意味などなど。「否応無しに関わっては来るけれどほんとうは無関係な戦争というものの地べたの小さい人間からの捉え方」についてはいろいろ考えされるテーマであると同時に、その描き方に涙を誘われた。それと全体的に、原作に忠実な絵がよい。原作を読んでから映画を見ていたら、少しく駆け足気味な点を不満に思うのでないかと思ったが、映画を最初に見た限りでは大きな不満は感じなかった→経堂に戻りさばのゆにて一杯やりながら、S田さんとT岡さん酒企画の話など。一度S田さんと十条訪問することになる→魚ケンで食事して帰宅→夜1時頃就寝。
2月15日(水) 朝8時半起床、白湯→老父介護。深水庵、サミット、郵便局、クリエイト→午後1時過ぎ帰宅→朝からなんとなく腰(昨年末と同じところが同じ感じに)痛かったが、昼食後ソファに寝っ転がって『王様のレストラン』を見てたら悪化。少し眠くもあったので午睡したがよくならず、本日の東京特許サウンズのリハは失敬してしまった。明日は一番で接骨院にかからなければ→風呂→BSプレミアム『TOKYOディープ』、北千住を採り上げていたので見たが、知らない店などもいろいろ出て来てまあ面白くはあった→続けて『千住クレイジーボーイズ』というドラマを見たが、こちらは脚本が陳腐過ぎて見ていられず。結局“千住らしさ”を出そうとすると、十把一絡げの“下町っぽさ”になってしまうほかないのかな。その辺もっと工夫が欲しかった。『TOKYOディープ』にしてもステレオタイプの下町(千住ではなく)のイメージに寄せ過ぎという印象があったが、いずれにせよ作り手は描く対象にする町にもっと通ったり寝泊まりしたり格闘する必要があると思う(実際にはそうしてたのかもしれないが、画面からは伝わって来なかった)→ダーついに結婚。3月にパーティがあるそうだが、ラショウさんも参加との由。久々に一緒になにかやるかもしれない→夜1時頃就寝。
2月16日(木) 朝10時過ぎ起床、白湯→『王様のレストラン』→3月にまた横浜食い倒れすることに。20日のニューグランド本館を予約→船橋五丁目接骨院。だいぶ楽になった。ひとまず3/18までは、家でのこまめなストレッチと接骨院での治療を続けることにしよう→ 『あらくれ』(原作:徳田秋声、監督:成瀬巳喜男。上原謙、高峰秀子、林幹、東野英治郎、岸輝子、宮口精二、中北千枝子、田中春男、三浦光子、本間文子、谷晃、坂本武、森雅之、清川玉枝、志村喬、中村葉子、平兮淳司、横山運平、加東大介、沢村貞子、馬野都留子、左卜全、高堂国典、三浦常男、中村是好、音羽久米子、沢村いき雄、仲代達矢、丹阿弥谷津子、千石規子。1957、東宝)。高峰秀子の生命力に溢れた“あらくれ”っぷりがよい。でも大正時代にああした態度を貫くというのは、実際にはかなり大変ではないかと思うが、実際にはどうだったのだろう→晩は先日のキーマカレーに引き続きナイル本よりチャナ豆とヒヨコ豆のカレー。O形が作ってくれたが、とてもうまくできていた。これも本に載っていたマサラサラダと、これはO形が適当に作った鶏手羽元のマサラグリル、鶏手羽元で出汁を取ったスープもうまかった→晩のお供は『結婚のすべて』(岡本喜八。宇野晃司、岩本弘司、雪村いづみ、上原謙、新珠三千代、堺左千夫、上野明美、小川虎之助、小杉義男、三田照子、三橋達也、白石奈緒美、若水ヤエ子、藤木悠、山田真二、加藤春哉、河美智子、山本廉、中山豊、森啓子、柳川慶子、石井伊吉、野上優子、藤間紫、三船敏郎、団令子、本間文子、瀬良明、仲代達矢、佐田豊、塩沢登代路、ミッキー・カーチス。1958、東宝)。見終わった直後はいろいろ考えたが、三日も経つと新珠三千代の可愛らしさだけが記憶に上る→風呂→『Sunshine of your love』と『Fire』の構成の叩き台になるものをざっくり作成→明日の準備をして就寝。夜1時過ぎ。
2月17日(金) 朝7時半起床→二ヶ月ぶりに北千住金継教室へ→小鉢蓋の仕上げ、丁寧に線を描いたつもりなのに、金を撒いてみたらダメ。思ったより細くないしまだらであった。精進必要→久々に朝日軒で一杯。途中で鳥渡氏とSげちゃんも合流→浅草に寄って入山煎餅と薬研掘買って帰るつもりだったが眠くなったので帰宅→帰宅後午睡→『愛人』(原作:森本薫『華々しい一族』、監督:市川崑。菅井一郎、有馬稲子、尾棹一浩、岡田茉莉子、越路吹雪、沢村貞子、伊藤雄之助、三國連太郎、塩沢登代路。1953、東宝)。音楽黛敏郎、三國連太郎が越路吹雪に告白するところの衝撃を煽りまくる現代音楽風の響きが可笑しい。全体に演劇の舞台を見ているような演出と間、カット割、脚本、役者全員の芝居と台詞回し、すべてが素晴しい→午前何時かに就寝。
2月18日(土) 昼頃起床、白湯→夕食後就寝→深夜起床。『The Chicken』の代わりになるかなと思い、簡略化したような曲を書き、『The Chick』(ひよこ)と名付けてみる→『奥様は魔女』(原題『I Married a Witch』、原作:ソーン・スミス、監督:ルネ・クレール。フレドリック・マーチ、スーザン・ヘイワード、ロバート・ワーウィック、ヴェロニカ・レイク、セシル・ケラウェイ、エリザベス・パターソン、アン・カーター。1942、米United Artists)。知らなかったのでルネ・クレールが撮ったのかと驚いた。ヴェロニカ・レイクが今でも通用しそうな現代的(時代がかってない)美人女優で、たいそう魅力的だったな。これがのちのTVドラマにつながったというのは嬉しい→いったん就寝深夜起床→『男はつらいよ 望郷篇』(原作・監督:山田洋次。渥美清、倍賞千恵子、森川信、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、笠智衆、津坂匡章、木田三千雄、谷村昌彦、松山省二、杉山とく子、長山藍子、井川比佐志、佐藤蛾次郎。1970、松竹)。豆腐屋のくだりは監督の計算外に残酷になってしまったような気がしたが実際はどうだろうか。『男はつらいよ フーテンの寅』の左卜全みたいに意図的な残酷さなら笑えるのだが、豆腐屋のくだりは笑えなかったな→朝方就寝。
2月19日(日) 朝10時起床、白湯→『The Chick』一から作り直し。ほぼ『The Chicken』のぱくりになったが、このほうがいっそ清々しい→ダビングしたBD-R(演芸番組)の整理→『The Chick』とりあえず完成→『高原のお嬢さん』(柳瀬観。西尾三枝子、舟木一夫、堺正章、原恵子、雪丘恵介、和泉雅子、葉山良二、嵯峨善兵、武藤章生、山内賢、田辺昭知とザ・スパイダース、堀恭子、鴨田喜由。1965、日活)。予想していたような対立や諍いが全然なく(高原の農地買収を巡るひと悶着があると思ったのだが)、退屈しながら見たが、終盤の工場見学や遊園地の場面から舟木一夫と和泉雅子の指人形を使った芝居へと至る流れに爆笑。なんだか珍しいものを見た気がする→風呂→満島ひかり主演の明智小五郎ドラマ(黒手組)見て就寝。午前2時過ぎ。
2月20日(月) 朝8時起床、白湯→午前中金継教室(荻窪)。接着やり直しと欠け埋め研ぎ。あと仕上げ後の掃除。受講中止の旨を伝え、道具セット購入を申し込む。四月からは自宅にて作業しつつ、研究会と並行して教室以外のやり方を探ろうと思う→久々に吉田カレー。豚煮込みを初めて。絶妙にうまいな。キーマはつい頼んでしまうが、一度キーマなしにも挑んでみたい→いったん帰宅→接骨院はやめにして家で休憩→夕方千歳船橋からバスで用賀、用賀から宮前平→東京特許サウンズのリハ。『Sunshine of Your Love』と『Fire』の構成出来。『The Black and Crazy Blues』は、頭のテーマをベースで弾いてギターがコードと隙間を埋めるオブリガード、というほうがいいかもしらん→鉄ノ四で呑んで帰宅。用賀からは徒歩→午前1時頃就寝。
2017年02月20日
2月まとめ(11〜20日)
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記