3月1日(水) 朝7時半起床→老父と昼食および買物付き添い→ガソリン入れて帰宅→午睡と思ったが結局なにかやっていて寝られず→夕方三軒茶屋。まず長崎で皿うどんと餃子で一杯。きらいではないが、こっち方面に来るのならやはり新記に行きたいかなあ→周辺散歩してたら雨降ってきたので早めにPF→ライブの際の仕様や段取りについて相談。すっきりした。演奏はそれほどしなかったが、終わり頃にいらしたカラオケのうまい先輩方の歌を堪能。あと社長の話が面白かった→世田谷線で宮の坂、雨に濡れながら歩いて帰宅→0時頃就寝。
3月2日(木) 昼頃起床、軽い宿酔い→『めぐり逢わせのお弁当(原題『DABBA(The Lunchbox)』、監督:リテーシュ・バトラ。ニムラト・カウル、イルファーン・カーン、ナワーズッディーン・シッディーキー、ナクル・ヴァイド、リレット・デュベイ。2013、印/仏/独Sony Pictures Classics)→用賀までバスで出て宮前平。一寸棒で一杯→Cloud 9にて東ハイリハ。通しを二回と、『I Call Your Name』で変な響きになるところの検証。結局はチューニング(というかチューナーとギターの相性)の問題で、ヘッドに取付けるものではなくシールドから音を拾うもので調弦した解決。ライブ前に解決してよかった→養老乃滝で打ち合わせ。諸々決まる→帰りは用賀から徒歩。途中で明日初めて食事に行くカルパシの前を通ったら、とても馥郁たるスパイスの香りが漂っていた。期待できそうだ→湯浴みして就寝。0時過ぎ。
3月3日(金) 昼頃起床、宿酔い。お腹壊れた→予定より少し遅れて北沢税務署にて確定申告。歩いて行ったら松原駅手前でE藤さんにばったり。お元気そうでなにより→税務署は例年より混んでたが、どうもマイナンバーに関する説明をしているからのようだ。要はそれくらいマイナンバーを記入して来ない人が多いということか。私は職員「えーと、個人番号は……」私「ああそうか、忘れてた、来年は書きますよ」職員「お願いしまーす」てな感じだったが、説明が丁寧な(しつこい)職員もいる模様→羽根木公園で観梅。今日は残念ながら出店休みだった→梅ヶ丘駅前の喫茶店で休憩→電車で経堂→歩いてカルパシ。J夫妻と遅い新年会。スターターのPav Bhaji(ムンバイ発祥のファーストフード、西洋ブレッドと野菜のカリー)からしてパンとカレーが絶妙な組み合わせ、ゴアの料理メインのプレートも、ちょっと酸味のあるカレーやダールスープもSolkadi(ココナッツミルクにコカムジュースとスパイスを合わせた汁)も二種類のサラダも、なにもかも腑に落ちる味わい。優し気でありながら辛さも程よく、でもじんわりと汗をかく。最初の一口二口では塩気が足りないかなとも思うが、食べているうちにちょうどよくなる。店の若いふたりも親切だし、食後の珈琲の類いもよい(GHEE珈琲をいただいた)。またひとつよい店に出会ったなあ。今度はバータイム(予約不要)に行ってみたい→ちなみにインド・ゴア州は元々ポルトガル領だったので、葡萄酒やワインビネガーを使った料理が多く、また宗教的戒律も緩やかなので牛肉、豚肉を使った料理も多いとの由。勉強になった→ぶらぶらと歩いて帰宅→風呂→イタチョコ『夕焼けと』のギター(6弦ウクレレ)編曲だいたいイメージ出来→午前1時過ぎ就寝。
3月4日(土) 朝8時起床、白湯→『次郎長意外伝 大暴れ三太郎笠』(原案:正岡容、監督:青柳信雄。相模太郎、越路吹雪、本郷秀雄、中田康子、由利徹、八波むと志、南利明、三木のり平、小堀明男、森繁久彌、千葉信男、森川信、一の宮あつ子、丘寵児、河内桃子、沢村いき雄、打越正八、有島一郎。1957、東宝)→『あばずれ』(渡辺祐介。緑魔子、大坂志郎、河合絃司、白井武雄、中北千枝子、志村喬、檜有子、二宮恵子、相馬剛三、小林稔侍、山本豊三、加茂良子、待田京介、浪花千栄子、若水ヤエ子、八名信夫。1966、東映)。ずっしりとして手応えの名作だった。そんな作品だとは思わなかった。すべてを失った緑魔子が大坂志郎に抱きついて泣いているところに猿のおもちゃがシンバルを打っているカットが挿入されるところは鮮烈だったなあ→『牝』(渡辺祐介。緑魔子、久保菜穂子、ジェリー藤尾、菅佐原英一、中村伸郎、小峰千代子、佐々木功。1964、東映)→『不良番長』(野田幸男。梅宮辰夫、谷隼人、保高正信、城アキラ、克美しげる、小野川公三郎、大原麗子、夏珠美、中村てるみ、大月清子、藤江リカ、渡辺文雄、室田日出男、泉京子、左とん平、石山健二郎、藤村有弘、小林稔侍、南原宏治、應蘭芳、永井秀明、丹波哲郎。1968、東映)→合間に6弦ウクレレ練習。まあなんとか大丈夫かな→あと飲酒と午睡×2→朝6時就寝。
3月5日(日) 午前11時頃起床→Rショウさんと連絡取れるまで6弦ウクレレ練習→連絡取れたので、午後3時過ぎタクシー呼んで二子玉川へ。駅前でRショウさんと合流→お茶飲んでいろいろ話してから会場へ。最初勝手がわからなかったが、特にリハーサルする人もいなさそうなので、勝手にリハ開始。自分の音がモニターできなさそうなので、6弦ウクレレの演奏はさらに簡略化する→6時過ぎより宴開始。ダーが幸せそうでなにより。出番が何時かわからないので、遠慮なく飲み食いする→7時過ぎ(半くらいかな)から本番。つつがなく完了。少しでも祝いに席に華?を沿えることができてよかった→イタチョコ浄瑠璃でご一緒したY本M理さんとも久々に。謎の少年の扮装でのちょっとしたお芝居と歌がなかなか。こちらもお元気そうでなにより→宴はねたあと、隣りの居酒屋でRショウさんと一杯。肴は刺身三点盛りのみで、結局四合くらい呑んだかな。政治の話も含めて普段しないような話を、それも楽しくできて楽しかった→Rショウさんを駅まで送り、我々はタクシーで経堂五丁目へ→カルパシのバータイムでさっそく裏を返す。酒肴はその週のメニューからその日余ったもの(作り過ぎたもの)が出る、という感じだが、終わり近くなるといろいろ無料で出してくれるのがうれしい。ただ呑みに行くもよし、食事に出かけた週にもう一度その週の料理を味わいたいといった使い方もよさそうだ→平和に歩いて帰宅→帰宅後即就寝。結局、けっこう呑んだな。何時に寝たかは失念。
3月6日(月) 終日宿酔いで横臥→朝(昼か)は空腹を覚えたので即席ラーメン食べたが、その後は昆布出汁(塩のみ)を何杯か→風呂→『億万長者』(市川崑。久我美子、伊藤雄之助、織本順吉、山田五十鈴、多々良純、木村功、織田政雄、加藤嘉、左幸子、清村耕次、高原駿雄、北林谷栄、高橋豊子、信欣三、岡田英次、春日俊二、西村晃、薄田つま子。1954、新東宝)。監督名のみ他のクレジットと違うデザインで入っていたが、公開当初には「完成した原爆による現実と幻覚が交錯した爆発を描いたラストシーンを配給元がカットするよう求めたため、市川が抗議の意味で監督名表記を拒否した」そうだ(Wikipediaによる)。ならTVで放映するからといってクレジット入れたらダメではないかと思う。面白かったが、話の核になる部分をつかみ損ねた→『錆びた鎖』(斎藤武市。赤木圭一郎、杉山俊夫、小沢栄太郎、三島雅夫、小高雄二、白木マリ、笹森礼子、花村典克、相原巨典、衣笠一夫、轟夕起子、大坂志郎、藤村有弘、近藤宏、河上信夫、宮城千賀子、松本染升、西村晃、高原駿雄。1960、日活)。踊子じゃない清楚な事務員の白木マリがなんだか新鮮、と思いきや、スリップ姿が拝めたのはうれしい。西村晃のかっこよさがよいアクセントになっている。大坂志郎が最後意外に弱っちいのが可笑しいが、ショットガンを敵の足下に放っておいて兄弟二人で感涙にむせぶというのはないよな→『哀愁の夜』(西河克己。和泉雅子、舟木一夫、藤竜也、杉江弘、山本陽子、柳瀬志郎、浜田寅彦、大森義夫、武藤章生、神田隆、波多野憲、菅井一郎、斎藤久美子、宮本智弘、鈴村益代、木島一郎。1966、日活)。今見るとオバQとタイアップ?してるのが謎。真犯人探しのくだりは割と緊迫感があるが、恋模様の話や舟木一夫の歌になるとなんだかずっこける→朝方9時半就寝。
3月7日(火) 午後1時半起床→前日酒を抜いたので特に体調が悪いということもないのだが、終日特に何もせず。『不良番長 猪の鹿お蝶』(原作:凡天太郎、監督:野田幸男。梅宮辰夫、谷隼人、克美しげる、菅原文太、千葉真一、左とん平、長井浩二、団巌、夏珠美、由利徹、賀川雪絵、曽根晴美、沢彰謙、宮園純子、橘ますみ、大泉滉、河津清三郎、水島道太郎、永井秀明。1969、東映)。このシリーズは一番最後の殴り込みの場面の面白さ、可笑しさが魅力かなと思った(それまでは割と退屈することが多い)。まあそれは他のヤクザ映画、任侠映画でも同じか。それにしても役者単体で見ると、この作品ではずいぶん押さえているようにも思ったが、それでも菅原文太と千葉真一はちょっとしたアクションで格の違いを見せつけてくれる→『緋牡丹博徒 鉄火場列伝』(山下耕作。藤純子、高宮敬二、待田京介、中村錦司、五十嵐義弘、榊浩子、名和宏、鶴田浩二、古城門昌美、天津敏、里見浩太朗、河津清三郎、丹波哲郎、若山富三郎。1969、東映)。まあ同じか→『モン・パリ』(原題『L'evenement Le Plus Important Depuis Que L'homme A Marche Sur La Lune』、監督:ジャック・ドゥミー。マルチェロ・マストロヤンニ、マドレーヌ・バルビュレ、クロード・メルキ、カトリーヌ・ドヌーヴ、バンジャマン・ルグラン、ジャック・ルグラ、ミレーユ・マチュー、ジャンヌ・アルデイン、ミッシェル・モレッティ、ミシュリーヌ・プレール、レイモン・ジェローム、アリス・サプリッチ、マリー-フランス・ミニャール、マリーザ・パヴァン、アンドレ・ファルコン。1973、仏Fox-Lira)。最初から最後まで続く間の抜けた感じがとても可笑しくて魅力的。結局何が言いたいんだかわからないところや気が狂いそうな色彩もよい→
『三文オペラ』(原作:ベルトルト・ブレヒト『Die Dreigroschenoper』、原題『Mack the Knife』、監督:メナヘム・ゴーラン。ラウル・ジュリア、レイチェル・ロバートソン、リチャード・ハリス、ジュリー・ウォルターズ、ビル・ナイ、ジュリア・ミゲス、エリン・ドノヴァン。1989、米21st Century Film Corporation)。乞食たちが踊り出すところやジェニーとメッキーの別れを描いた『タンゴ・バラード』の踊りを交えた場面、ポリーとルーシーが取っ組み合う場面がよかった。逆に言えば、それ以外の独自の工夫がどんなものでどこにあるのかはよくわからなかった→午前5時頃就寝。
3月8日(水) 午前11時起床→風呂→夕方下高井戸までぶらぶら歩いてJazzKeirin。T後夫妻、S田と酒宴。店主とがのさんも加わり(水曜日は弟子にまかせているので呑めるとの由)、とても楽しかった。まあ呑み過ぎで記憶はほとんどないのだが、楽しかったことは確か。とがのさんが手ずから酒肴を拵えてくれて、焼酎も麦と黒糖それぞれ一升瓶一本ずつ提供してくれて、勘定も安かった。申し訳ないが有り難い→平和に歩いて帰宅。0時前には就寝。
3月9日(木) 昼過ぎ起床、軽い宿酔い→風呂→夕方宮前平に出て東ハイ練習(その前にTしま君と一寸棒で一杯)→今日はなんだか調子悪かったな。昨夜呑み過ぎた所為か。『Mother Nature's Son』の足技(ベースドラムとハイハット)は少しこなれてきたかな→養老乃滝で一杯→用賀から歩いて帰宅。カルパシのバータイムに寄るには遅過ぎ、祥兒郎も閉まってたので、帰宅してからコロッケうどん作って喰らう→風呂→『緋牡丹博徒 』→朝6時就寝。
3月10日(金) 昼過ぎ起床、珈琲→スープ付属なしの中華麺で焼きそば作ってみたが、茹で上がった麺をしばらくざるに上げておいたらくっついてしまい、具材が混ざらず、麺が鍋に引っ付いて失敗。味は悪くなかった。ソースがもうひとさじ多くてもよかったかな(スープスプーンに四杯入れたが、五杯か六杯でもいいか)→夕方山下まで歩いて世田谷線で三軒茶屋。まずは荏原食堂で一杯。初めて訪れたが、なんだか不思議な定食屋だった。品書きは定食が一種類で、あとは酒肴のみ。たまたま私の卓に品書きが乗ってなかったのだろうか→スタジオノアで東京特許サウンズリハ。全曲構成はまあなんとかなった。細部は本番でなんとなするしかなさそうだ→その辺の居酒屋で一杯やって帰宅。帰途は宮の坂から徒歩→帰宅後即就寝。
2017年03月10日
3月まとめ(1〜10日)
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記