2019年09月20日

9月まとめ(11〜20日)

9月11日(水) 朝8時半起床。白湯、メイプルシロップ、ゆず蜂蜜→朝は抜いて老父付き添いへ(深水庵、サミット、クリエイト)→『Time Functioning Patterns』。33〜37を64と66で一回ずつ。23〜32を72で一回。苦手なパターンのみ繰り返し。やはり頭が追いつかず右足がもつれる、という感じはまだまだある→ステッパー12分。毎日1分ずつ増やせてはいるが、『Time Functioning Patterns』と違ってまだ楽しくはならないな→シャワー→甘エビ刺身で飲みながら『おしどり喧嘩笠』(原作;長谷川伸、監督:萩原遼。鶴田浩二、富田仲次郎、大友富右衛門、堺駿二、藤間林太郎、北川町子、美空ひばり、中野雅晴、小堀明男、光岡龍三郎、海江田譲二、中山大介、山茶花究、佐藤マモル、水野浩。1957、東宝)。飲みながら観てた所為か乗れなかったが(実際途中で眠ってしまった)、飲んで観てても乗れる映画もあるので、まあそういうことかと思う。映画館で観てたらまた違うだろう。美空ひばりはどんな映画でも美空ひばりにか見えないが、それを超えた巧さがあるのだなあというのが印象に残った→観ていたらとつぜんの雷雨で暫時停電→三時間ほど午睡→起きてまた一杯やって就寝、夜0時頃。
9月12日(木) 朝8時起床。白湯→腹具合がなんとなく芳しくなく、11時半の待ち合わせと南粤美食の予約を午後1時半に変更してもらう。11時半前に出立し、午後1時前に元町・中華街着→元町口から駅を出て、まずはいつもの蜂蜜屋で買い物→ローズホテルロビーでA間先生と待ち合わせて南粤美食へ。XO醬あえキュウリ、干し豚バラ肉とセロリの炒め、海老雲呑で一杯やってから、名古屋コーチン煲仔飯。名古屋コーチン煲仔飯にはとても満足させてもらったが、他はあとで考えたらひとつくらいは取ったことがないものにすればよかったな。しかし食べている最中はそんなことは考えなかった→最近気になっていたのり蔵でパンを買ったのち、O形の希望で神奈川近代文学館の企画展「『わたしのワンピース』50周年 西巻茅子展―子どものように、子どもとともに」を見物。私はまったく知らない人だったが、絵を描く/絵本を造る喜びに満ち溢れていることがすぐにわかる作家だった。感心した。ひさしぶりに絵を描きたくなった→中華街に戻り、同發で菓子買ってから楽園で軽く晩(巻揚、ピータン、牛バラヤキビーフン)→ニュー・グランドに河岸を変えてバカ話の〆。ああ楽しかった→9時くらいに中華街を発ってすんなり帰宅→ひさしぶりに一万五千歩くらい歩いたし、思いっきりバカ話もしたのでさすがにくたびれ、帰宅後すぐ就寝。夜11時頃。本日は『Time Functioning Patterns』もステッパーもさぼってしまったが、後者についてはたくさん歩いたからまあいいか。
9月13日(金) 朝7時起床→昨夜見損ねた『ルパンの娘』を公式サイトで視聴→のり蔵のパンで朝食。ここは当たり。中華街に泊まる際は朝食用に買おう→『Time Functioning Patterns』。33〜37を66で一回。23〜32を72で一回。一日休んだだけで、ずいぶん下手に、ぎこちなくなっていた。23〜37を68で通してやってもみたが、驚いたことに裏表がひっくり返ることもしばしば。午後また練習しよう。コルグの安メトロノームは具合よく、買って正解だった→きぬた電気さん来訪。エアコンのことを親切に診てくれて、いろいろご提案いただく。9/19に見積もりいただけるとの由→『Time Functioning Patterns』、再び23〜37を68で通しで。裏表がひっくり返ることはなくなったが、右足はまだまだもつれる。16分連打の場合、実際に踏み込むほんの少し前に足を動かし始めるその間合いが一定でないとうまくいかないのだなとようやく気付いた→『最後の脱走』(原作:楳本捨三『黒い風の中を』、監督:谷口千吉。山田圭介、原節子、団令子、畠野世紀子、須賀京子、野上優子、内藤貴美子、小西瑠美、竜見俊子、村松恵子、関祥子、平田昭彦、鶴田浩二、笠智衆、堺左千夫、沢村いき雄、太刀川洋一、佐藤允、山本廉。1957、東宝)。戦争がどんな戦争でもあらゆる悲惨さを持ち合わせていることを実感させてくれる。共産八路軍の命に背いて二本兵の手術を始める鶴田浩二に原節子がすっと手を貸し始める場面が感動的。そして原節子の女優っぷりには惚れ惚れさせられる→午睡→『Time Functioning Patterns』、23〜37を66で通し。さすがにここまで落とすと安定はするが、それでもまだ右足を動かす意識が少し遅れてもつれることも少なくない。通してやるからという部分もあるので(各パターンを単独でやる場合とはやはり意識の使い方が異なるようだ)、しばらくこのテンポで追い込む作業も続けよう→ステッパー13分→シャワー→『夜霧の決闘』(井上梅次。鶴田浩二、淡路恵子、三橋達也、内田朝雄、高松英郎、丹波哲郎、雪村いづみ、神戸一郎、小林重四郎、森雅之、環三千世。1959、東宝)。この時代のありきたりなギャング映画のフォーマットの上で、地味ながら様々な味わいを味わえた。たとえば鶴田浩二と淡路恵子のラブシーンとか、森雅之の中国人っぷりとか。何年かごとに観たいという感じかな→『凪のお暇』は、とてもよくできた物語だしドラマ作品だと思う一方、主人公たちの気持ちや行動には共感できない部分が多いなと思うのは、世代的な理由だろうな。それは仕方あるまい。ただしこちらの想像力の貧困さもあるだろう→夜0時就寝。
9月14日(土) 朝10時起床→白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ、ゆず蜂蜜→老父より連絡あり、腰痛がひどく、来週の墓参を見合わせたいとの由。こちら二名だけで行くことにする→宿も夕食も無事一名分キャンセル完了。出発前日の月曜日に買い物代行と墓の権利書受け取りを行う予定となった→『Time Functioning Patterns』、23〜37を66で通し。昨日午後と状態は変わらないが、少しだけ安定はしたような気がしないでもない→少し休憩してから33〜37をを64と65で一回ずつ→キックペダルを調整しながらいろいろなテンポで。ペダルの調整は今ひとつうまくいかず、すごく踏みやすい塩梅には至らなかったが、まあこれで慣れればいいかな、くらいのところで諦めた→『夜を探がせ』(原作:石原慎太郎、監督:松林宗恵。鶴田浩二、八色賢典、大友伸、織田政雄、千田是也、沢村いき雄、白川由美、土屋涛朗、小沢栄太郎、田武謙三、越路吹雪、石田茂樹、中北千枝子、二木てるみ、天本英世。1959、東宝)。謎解きと暴力と恋愛それぞれが塩梅よく組み合わせられた物語。全体にかっちり淡々と構築されている感じだが(横浜のクラブでのジャズ演奏〜イラストショー〜喧嘩の場面でぱーっと派手になる)、その中で小沢栄太郎と田武謙三が出てくるとぐっと画面が締まるのが見どころか。白川由美の美しさや越路吹雪の少し酔った芝居、天本英世がちょっと出てくるだけでもう助からないと思わせる見事さ(しかし意外に弱くて笑う)なども、この映画の魅力だと思った→『Time Functioning Patterns』、23〜37を68で通し。ペダルの具合は調整後少し間を置いたらなんだかとても踏みやすくなった。37の16分連打でもつれる以外はけっこう良好→ステッパー14分→シャワー→『初笑い びっくり武士道』(原作:山本周五郎、監督:野村芳太郎。萩本欽一、岡崎友紀、南利明、嵐寛寿郎、坂上二郎、森田健作、ピーター、穂積隆信、フォーリーブス、田中邦衛、武智豊子、石井富子、榊原るみ、吉田義夫、たんくだん吉、光本幸子、宍戸錠。1972、松竹)。コント55号にフォーリーブス、安易に作られたアイドル映画と思いきや、まず山本周五郎の原作が面白そう(これはちゃんと読んでみたい)、坂上次郎の芝居が達者で、嵐寛寿郎や宍戸錠のコミカルな芝居がまたぴたっとはまり、光本幸子の芝居がまた泣かせる。富田勲のシンセサイザー音楽がまたよく、意外な名作だった→『Time Functioning Patterns』、23〜37を54で通し。ゆっくりはゆっくりでなかなかはまらない。精進精進→ICUバンドの曲おさらい→夜0時頃就寝。
9月15日(日) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ、ゆず蜂蜜→O形サイト更新(絵日記)→『Time Functioning Patterns』、23〜37を68で通し。パターンの変わり目でなにか別のこと考えてしまっているときと、33〜37の特定の箇所とで、右足がまだもつれる。しばらくはこのテンポを中心に安定するように練習するのがよいかな→ICUバンドおさらい。『Come On In My Kitchen』の前半の即興と後半のセカンドライン風の研究。あと『Even It Up』を曲に合わせて。この二曲がまとまりはまれば、あとはなんとかなりそうではある→『砂漠の流れ者』原題『The Ballad of Cable Hogue』、監督:サム・ペキンパー。ジェイソン・ロバーズ、L.Q・ジョーンズ、ストロザー・マーティン、スリム・ピケンズ、デイヴィッド・ワーナー、ステラ・スティーヴンス、R.G.アームストロング、ピーター・ホイットニー、スーザン・オコネル、ジーン・エヴァンス、スリム・ピッケンズ。1970、米Warner Bros.)。とても大雑把に言って、気持ちのよい名作。悪い人もずるい人も出てくるが、そういう人たちもふくめて人間というものへの眼差しに愛を感じる。緊張感のある話の流れをすとんと落とすことで生じる笑いもまた気持ちよい→途中で午睡→起きて『笑点』→『砂漠の流れ者』続き→『いだてん』。ベルリン大会の日本のマラソン選手に朝鮮の選手が出ていたとは恥ずかしながら知らなかった。こうしたところをちゃんと描くのも、当たり前と言えば当たり前だが、今の世の中では多少の勇気は要ったろうと思う→南粤美食の豚バラ干し肉を炊き込んだご飯はうまい→夜0時頃就寝。
9月16日(月) 朝8時起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ、ゆず蜂蜜→『Time Functioning Patterns』、23〜37を68で通し。37は集中してやる必要あり→シャワー→サミットにて腰を痛めた老父から依頼の買い物→老父宅にて品物渡し、墓所の権利書受け取り、明日のための打ち合わせを少々→帰宅後昼がてら飲酒がてら『愛ってなんだろ』(広瀬襄。天地真理、小島三児。太宰久雄、中川加奈、降旗文子、長谷川コッパ、岩崎和子、森田健作、福田豊土、小松政夫、佐藤蛾次郎、田中邦衛、森田恋人良江、レッツゴー三匹、川口敦子、安田伸、谷啓、尾藤イサオ、小鹿ミキ、井上順。1973、松竹)。天地真理が懐かしいっていう以上のものも、多少はあるが、ほとんどないか。佐藤蛾次郎、太宰久雄、田中邦衛、谷啓はとてもいい味わいだが(小松政夫は微妙)。それにしても天地真理は頭がでかいな。そして森田健作はとても誠実そうだが、これは全部ウソだったんだなあ→軽く晩の支度をと思い甘エビを四十匹ばかり頭を取り殻を剥いていたらふと思いつき、身は醤油・胡麻油・酢・おろし生姜で漬けにして冷蔵庫へ(これはあとで野菜と合わせて冷菜に)。頭と殻はにんにく・玉葱みじん切りと炒めてバターと牛乳で煮込んだのち、別のなべて茹でておいたジャガイモと合わせてフードプロセッサーで粉砕してポタージュにして、仕上げにニンジンの乱切りをちょいと煮込んでみた。多分成功。ご飯は元から南粤美食の豚バラ干し肉を炊き込むつもりだったが、どんこと刻み生姜も加えた。晩が楽しみだ→『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』(和田嘉訓。ザ・タイガース、久美かおり、浦島千歌子、天本英世、小松政夫、なべおさみ、三遊亭円楽、小沢昭一、武智豊子、石橋エータロー。1968、東宝)。映画としてはものすごくどうでもいい作りだが、終盤の『シーサイド・バウンド』のところでは鳥肌が立つし涙が出てくる。音楽の力というのものを味わった。しかしどうでもいい映画だ→シャワー→夜0時頃就寝。
9月17日(火) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ、ゆず蜂蜜→昨夜の豚バラ干し肉炊き込みご飯をおむすびにしたりなどして旅支度。4年ぶりに墓参(前回は2015年4月12日)→出立の前に『Time Functioning Patterns』、23〜37を68で通し。苦手な箇所は相変わらずだが、リズムのキレ、音量の制御も含めて、安定感が増した手応えあり。苦手な箇所が明確になってきたのも、全体に向上した結果かもしれない。引き続き精進→10時半出立。甲州街道調布入り口から中央道に入り、東富士五湖道路を須走まで。霊園までも含め、特に問題なし→富士霊園は花屋と売店の場所が変わっていた→墓参して写真撮って、墓の前で弁当のおむすび頬張ってお暇→事務所で名義変更手続きの問い合わせなど。印鑑証明などを取りに行くのが面倒だが、意外に簡単だった→時間が余ったので先に渡辺ハム工房で買い物。高嶋酒造で教えてもらったと伝えたらうれしそうだった→宿に着き、先に近所のスーパーマーケットでビールなど買ってからチェックイン。風情はないが、新しいのが取り柄のまあまあの宿。風呂入ってビール飲んで午睡→夜は予約しておいた名鉄菜館。今日は泊まりなのでビール飲みつつ、クラゲの冷菜、マーボ豆腐、ショウロンポウ、牛肉とピーマンの細切り炒め、五目チャーハン、鶏の細切り入りつゆそば。ここは本格というよりは昔懐かしい日本の高級中華という趣で味も優しく、たくさん食べても少しだけ物足りないという風情がいいな。席も六人がけを二人で使わせてもらいゆっくり食事できた→宿に戻って即就寝→夜中に目が覚めてしまったので残ったビールを飲み干しながら読書と作句→午前3時頃就寝。
9月18日(水) 朝8時起床。シャワー→10時チェックアウト。渡辺ハム工房の生ハムをちょいとつまんだらとても美味しかったので、帰りにまた寄って追加購入→御殿場を発つ頃にはひどい雨。須走までの間は、帰りの高速道路が不安だったが、乗ってしまうとそんな降りでもなかった。往路で気になった上りの渋滞もまったくなく、スイスイのスイで調布着(途中談合坂SAで昼食)。調布出口は新宿方面が混んでいたので、反対側に出て天文台から神代植物公園経由で老父宅へ→土産渡し名義変更の諸手続きについて説明してお暇→帰宅即ビール→『Time Functioning Patterns』、23〜37を68で通し。と思ったが途中でへろへろ→早々に就寝。途中で起きてチキンラーメン食べ、また就寝。
9月19日(木) 朝7時半起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ、ゆず蜂蜜→きぬた電気見積もり持って来訪。話は即決で今月中にエアコン四台入れ替えとなった→とつぜん写経(般若心経)を始めてみる。以前からやろうかなと思ってはいたが、ネットで写経用紙を見つけたため。適当なサインペンを使った所為もあろうが、意外に大変な作業であった。しばらく続けてみたい→『Time Functioning Patterns』、23〜37を68で通し。37のみ右足もつれるので繰り返し。特に36から37の移行時はバスドラが七連打になるのでそこが一番のヤマ→『子宮に沈める』(緒方貴臣。伊澤恵美子、土屋希乃、土屋瑛輝、田中稔彦、辰巳蒼生 、仁科百華。2013、エネサイ )。YouTubeで鑑賞。辛い映画であることはわかっていたので、半分くらいの力で観た。それでも、母親のおかしくなっていく様、子供が母親の真似(それもしてはいけない/されたくない部分を、意味もわからず)していく様、画の切り取り方、どんなに近い距離にいても遠い人間関係、大人が長い時間いない間に子供が自分なりに考えてどう過ごしているかの描き方等々、かなり重たいものを受け取ったと思う。実際の事件とは微妙に異なる点があり、また母親が家を出てからの暮らしや逮捕される様子が描かれていなかったので、監督は実際の事件を劇映画の形で世に知らしめようとしたというよりは、報道では見えてこない深部をえぐり出そうとしたのだと思ったが、果たしてそんな理解でいいのかどうか。観客が同じ轍を踏まないように啓蒙しようとするような描写(長女がカメラに向かって「ママ、ママ」と呼びかけるところ)もあったが、事件の背景(母親の実家や育った環境など)はまったく描かれないし、母親が家と子供たちを捨てる流れについては母親の心理的変化をほとんど描かないような仕方だったこともあり、私にはそれ以上の理解はできなかった→『いとはん物語』(原作:北条秀司、監督:伊藤大輔。丸山修、入江洋佑、東山千栄子、浦辺粂子、小野道子、鶴田浩二、市川和子、矢島ひろ子、京マチ子、加東大介。1957、大映)。いまどきは男優女優と分けるのもなんだが、この映画の京マチ子については“女優魂”と言いたい。話はとても簡素だが、その中で描かれる人の気持ちの機微のなんと細やかなことか、そして京マチ子が表現する人の心の美しさと可愛らしさのなんと素晴しいことか。京マチ子が「友七さま」とかき綴る場面、いそいそと菊の世話をする場面、夢の中では美しい自分である場面が、とりわけ印象に残る→午睡→Y山退院決まったとの由。よかった→シャワー→渡辺ハム工房、モツ煮込みもうまかった→『ルパンの娘』は意外に面白いドラマだったな。永久保存するほどはないが、もう一度さらっと観ておきたかった→『Time Functioning Patterns』、33〜37を68で通し。足の筋肉の必要性を感じた→夜0時就寝。
9月20日(金) 朝8時起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ、ゆず蜂蜜→右足の付け根から腰にかけてが痛い。『Time Functioning Patterns』ちょいとやりすぎか→写経→『Time Functioning Patterns』、23〜37を68で通し。苦手なところはだいぶ克服できてきた。さすがに裏表がひっくり返ることはなくなったが、メトロノームのテンポより微妙に前のめりになったり、パターンによっては微妙に遅れたりはまだあるので、メトロノームとともに気持ちのよいリズムが作れるようにしたいな→後藤明生作品の、敗戦直後に朝鮮から帰国するときの描写探しを開始。『後藤明生コレクション』を頭から読み始め、まずは『関係』を読むが、これはまったく関係なし→『Time Functioning Patterns』、23〜37を70で通し。この速度で通しは再開後初めてのはずだが、意外にスムーズであった→経堂に店主が「一級時計修理技能士」であることを高々と掲げた店があるのを見つけてあったので、散歩がてらBulova Accutronの電池交換をしてもらいに出かけた(出がけにきぬた電気のお兄ちゃんにばったり)。が、時計を見てまず第一声「これは電池ですかあ?」。音叉時計を知らんのかと思いつつ「電池ですよ」と答えたら、特に返答もなく裏蓋を開け始め、裏蓋が開いたら中を一瞥して「これはうちじゃあできないなあ」とおっしゃる。試しに「ちなみに一般的な時計とどういう点が違うんですか?」と尋ねたら、「いやあ、ちょっと違う」とのことだった。説明になってない。せめて自分の勉強のために少し預からせてもらうなどの対応はできなかったのかなと思い、店をあとにした。古い時計に詳しい店が近所にできたらいいなと思っていたので残念→ぶらぶらとすずらん通りに向かい、スパイス婆ちゃんで遅い昼。私の前にふたり客がいて、ぎりぎりであったが、私と二人連れのひとりが小盛りにしたのでなんとかオッケー。ビールも頼んだところ出すのが遅れたので、温泉卵をサービスしてくれた。よい店だ。機嫌が直った→Facebookに時計屋の愚痴を投稿してみる。なるべく面白おかしく書いたつもりだが、やはり棘があるな。精進せねば→クワナ時計サービスを思い出し電話してみたら、電池交換オッケーとの由。去年修理をお願いしたNaka 123 Japanにも問い合わせしてみたが、送料かかるのでクワナまで足を運ぼう→そういえば、駅前まで出たついでに筆ペンを買おうと思ったのに、完全に忘れていた→『Time Functioning Patterns』、23〜37を70で通し。昼より精度落ちた→シャワー→『悪戯』(原題『짓』、監督:ハン・ジョンフン。ソ・ウナ、クァク・ミノ、キム・ヒジョン、ソ・テファ。2013、韓)。どこにでもあるような話なのに、前半の緊張感はなかなか。後半に入って少し飽きて来たが、それは終盤への助走、という感じと思った。同じような映画は日本でも撮れるだろうし、私が知らないだけで実際にはあるのかもしれないが、役者と絵が地に足の着いた感じは違うのだろうなあという憶測もした→『凪のお暇』最終回。(先週も書いたように)世代的にも人間性的にも自分にはもうあまり関係のない話だったが、ファンタジー的側面も含めてよくできたドラマだったなとは思う。観ている最中に感じたドラマの完成度、満足度に、パスカルズの音楽が寄与した割合はけっこう大きいのではないかなと感じた→多分0時前就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記