2020年04月20日

4月まとめ(11〜20日)

4月11日(土) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→残ったご飯が冷蔵庫にあったので、クミンシードとニンニクと豚バラ干し肉とで炒めご飯にする。四種のダール、じゃがいもニンジンクミンバター炒め、ポーチドエッグで朝食。ポーチドエッグは引き上げる際に底を破って黄身を流出させてしまい失敗→ギター練習。本日は1パターン3分と決めて、四週分をしっかりやった。ぜんぜんできないパターンもいくつか。でも1パターン当たりの継続時間を決めるやり方は、苦手なパターンをないがしろにすることがなくなるのでよいな→写経。調子戻ってきた→『斬られの仙太』(原作:三好十郎、監督:滝沢英輔。山形勲、山村聡、青山杉作、藤田進、花井蘭子、松本平九郎、浅田健三、清川荘司、石黒達也。1949、東宝)。士農工商の時代だからというのはもちろんあるが、権力に抗う集団の中にも序列と権力ができてそれが不幸を生むという風に話を単純化して捉えてみると、実にその嫌な感じを表現していると思った→『決闘』(監督:田畠恒男。川喜多雄二、大坂志郎、新島勉、鶴実千子、三橋達也、諸角啓二郎、谷謙一、小林和雄。1953、松竹)。日本初の?立体映画。ただし今となっては日本のフィルムが並んで再生されるだけで、平行法でも交差法でも立体視できないのが残念。話のほうはこじんまりまとめられた犯罪映画だが、踊り子の踊りや弓矢や水鉄砲など随所に立体映像の面白さを演出する工夫があって、立体視できればとても楽しめそうではあった(そういう意味ではゴダール『さらば愛の言葉』は映画の素朴な楽しさを忘れていない作品だったと思う)→ちょいと飲みすぎて午睡→夜起きて晩を食べてまた就寝。夜0時頃。
4月12日(日) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→ギター練習。1パターン3分、本日はiPhoneのメトロノームアプリ(Dr. Bettotte)を使って、なるべく切れ目なく別パターンにつなげるようにやってみた。3分ごとに休みが入るより、まあ持久力はつくな。あとパターンが切り替わっても慌てないような練習にはなるかも。進捗としては五週めまで行った→写経→昔作った曲の打ち込みを開始。うまくまとまったらまたTしま君にあげようかと→風呂→鶏胸肉のハムとがんもどきの煮物製作→Sam's Barがまたネット配信ライブをやるというので、しばし観賞。意外によい音で配信されていた。配信聴きながらディスク類のラベル印刷→晩食べて就寝。夜0時頃。
4月13日(月) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→写経。休止前くらいには調子戻った模様→ギター練習。五週め(Cメジャースケール)のまだやってない2パターンと、五週めまでの苦手なフレーズを繰り返し→『壊れた心』(原題『PUSONG WAZAK: Isa Na Namang Kwento Ng Pag-ibig Sa Pagitan Ng Puta At Kriminal(RUINED HEART: Another Lovestory Between A Criminal & A Whore』、監督:ケヴィン・デ・ラ・クルス。浅野忠信、ナタリア・アセベド、エレナ・カザン、アンドレ・プエルトラノ、ケヴィン、ヴィム・ナデラ。2012、独比Kamias Road)。野心作と思うし、面白いところがなかったわけではないけれど、私にはその野心は響かなかった。二回観たけどダメであった→『パッセンジャー』(原題『Passengers』、監督:モルテン・ティルドゥム。クリス・プラット、マイケル・シーン、ジェニファー・ローレンス、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア。2016、Columbia Pictures)。宇宙船内で120年冬眠するところが30年で目覚めてしまった、という設定が単純ながら秀逸。それだけで話が転がっていくのだが、オーロラ役のジェニファー・ローレンスの地に足の着いたような魅力とか、バーテンのキャラクターなどなど、細かい見どころも少なくなかった→風呂→『ベガスの恋に勝つルール』(原題『What Happens In Vegas』、監督:トム・ヴォーン。キャメロン・ディアス、ジェイソン・サデキス、アシュトン・カッチャー、ミッシェル・クルシエク、トリート・ウィリアムズ、レイク・ベル、ロブ・コードリー、アンドリュー・ダリー、デニス・ミラー、クイーン・ラティファ、デアドア・オコネル、デニス・ファリナ。2008、米Twentieth Century Fox)。コメディの基本をベタなほどにしっかり押さえつつ、今(といっても十年以上前だが)作るならではのテンポや素材、ギャグもふんだんに使われていて、完璧だなあと思った。アシュトン・カッチャーが序盤でもっとダメ息子っぷりを表現していたらもっとよかった→午前1時頃就寝。
4月14日(火) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→ギター練習。六週めに突入(ハンマリングオンとプリングオフ。本日は2パターンのみ)。それとこれまでの苦手なパターン(本日はあまり伸びなかった)。それとブルースギターの基本をおさらい。これもちゃんと弾こうと思うと難しい→昼食後、件の録画ディスクを発送しに郵便局へ。ゆうパックだと切手で支払えるとは知らなかった。老父からもらった切手はゆうパックで消費しよう→写経→風呂→『華麗な関係』(原題『Une Femme Fidèle』、原作:ピエール・コデルロス・ド・ラクロ『危険な関係』、監督:ロジェ・ヴァディム。ジョン・フィンチ、ジゼール・カサドジュ、ジャン・メルメ、カティ・アメーゾ、シャルルの舎弟、シルヴィア・クリステル、ナタリー・ドロン、アニー・ブラコンニエ、アンヌ・マリー・デスコット、マリ・ルベエ、ジャック・ベルティエ、トム・エルロッド。1976、仏Alpha France)。つまらないわけではなかったが、なぜまた『危険な関係』を撮ったのかな、という感想。というか、最後まで『危険な関係』が原作だとは思わなかった→午前0時就寝。
4月15日(水) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→ギター練習。出かけるまで時間もないので、ブルーギターのみさらっと→老父と昼食および買い物付き添い(深水庵、サミット、郵便局。サミットではついでに我が家の買い物)。頼まれていた消毒用エタノール渡し、九州弁の本を返却。家から深大寺までの道中散歩などの人出が多かったが、深大寺は割と閑散としていた。今日なら湧水も余裕がありそうだった→昼過ぎ帰宅しビール→『ソルト』(原題『Salt』、監督:フィリップ・ノイス。アンジェリーナ・ジョリー、リーヴ・シュレイバー、オーギュスト・ディール、キウェテル・イジョフォー、ダニエル・オルブリフスキー、オレック・ズエヴァ、ハント・ブロック、アーマッド・シュルツ、コリー・ストール。2010、米Columbia Pictures)。この手の映画でのアンジェリーナ・ジョリーはさすがだなと思ったし、二転三転する物語の背景の設定も面白かった。あとはアンジェリーナ・ジョリーが変装するときに、本来のそういう立場だったらもっと本人と特定できないようにするのだろうにな、という点だけか→午睡→起きてまたビール飲みながら『街の灯』(原題『City Lights』、監督:チャールズ・チャップリン。チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー、ハリー・マイヤース、アラン・ガルシア、ハンク・マン。1931、United Artists)。ボクシングの場面だけは可笑しい。その他の人間の可笑しさや哀しさを描いた場面も素晴しいのだろうなあと思うのだが、チャップリンの描く貧民像がいつも同じなので、実はそれほど貧しい人々に興味がないのではないかと思えてしまい、そうなるとチャップリン映画全体への興味が薄れてしまう。それは本作も同様→O形サイト更新(絵日記)→風呂さぼって午前1時頃就寝。
4月16日(木) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→午前中ギター練習。六週め(ハンマリングオンとプリングオフ)は飛ばすことにして、7週めに突入(Cメジャースケールをいろいろなポジションで)。五週めも復習→『愛欲の裁き』(原作:吉屋信子、監督:大庭秀雄。野添ひとみ、香川京子、三橋達也、若原雅夫、水上令子、東山千栄子、奈良真養、香川良久、月丘夢路、笠智衆、文谷千代子。1953、松竹)。野添ひとみデビュー年の四作め、この頃だとまだ後年の野添ひとみの印象はほとんどないが、信仰を持たない(という風情)のままキリスト教系更生施設職員の香川京子に惹かれて更生していく演出に応えた芝居はデビュー間もないながら印象的だった。牧師の若原雅夫が実はとんでもない下衆野郎(一般的な男性と同じような欲望ではあろうが、道を誤ったり不幸な境遇だったりする子供たちを導く牧師という立場としては、紛れもなく下衆野郎であろう)として描かれる描かれ方に驚いたが、最後には救いがあった→午睡→風呂→『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す』(原題『Earth vs. The Flying Saucers』、原作:カート・シオドマク、監督:フレッド・F・シアーズ。ヒュー・マーロウ、ジョーン・テイラー、モーリス・アンクラム。1956、米Columbia Pictures)。ハリーハウゼンの特撮はUFOのみで炸裂。全体に典型的な古典SF映画の趣であった→夜0時就寝。
4月17日(金) 朝8時半起床。白湯→まことやが朝9時半から店を開けるようになったというので、面白いのでひとつ繰り込んでみようと思って早起きしたが、お腹の調子が悪いことに気づき断念。そのまま二度寝→昼過ぎ起床。なぜかここのところ、少し寒気がする。熱は出ない→昼夜兼用の食事がてら飲みがてら、『女群西部へ!』(原題『Westward the Women』、原作:フランク・キャプラ、監督:ウィリアム・A・ウェルマン。ジョン・マッキンタイア、ロバート・テイラー、ホープ・エマーソン、ビヴァリー・デニス、レナータ・ヴァニ、グイド・マルトュフィ、デニーズ・ダーセル、ジュリー・ビショップ、マリリン・エルスキン、レノア・ロナーガン、ヘンリー・ナカムラ、トム・グリーンウェイ、パット・コンウェイ。1951、米MGM)。ずっと緊張感漂う地味な西部劇だが、その地味な緊張感を破る“ホリデイ”の場面と集団見合いの場面が素晴しい。人間の美しい部分に焦点を当てた名作と思った。時折差し挟まれる植田正治風の絵造りや、犬のポリーの名演も印象に残った→調子出ず、夜10時頃就寝。
4月18日(土) 午前3時起床。『タモリ倶楽部』見て、午前4時就寝→朝9時起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→朝食後ギター練習。7週め(Cメジャースケールをいろいろなポジションで)をみっちりと、あと5週めのドミレレファミ〜とドレミファソラシをいろんなポジションで。ブルースギターはハーモニックシャッフルとコンスタントベース、オルタネートベースなど。三時間ちょっと→『哀しみのトリスターナ』(原題『Tristana』、原作:ベニート・ペレス・ガルドス、監督:ルイス・ブニュエル。カトリーヌ・ドヌーヴ、ロラ・ガオス、ヘサス・フェルナンデス、フェルナンド・レイ、フランコ・ネロ、アントニオ・カサス。1970、伊仏西Mercurio Films S.A.)。昨年11月に観ていたのを忘れていたが、「物語の進行に従ったカトリーヌ・ドヌーヴの変わり様が素晴しい」という感想は同じ。それにしても生きていくことが空しくなるような、救いのない映画だな、というのが今回観た感想。終盤トリスターナの脚にできる腫れ物は、まだ若々しかったトリスターナにドン・ロペが知らずにかけた呪いではないかとも思った→賄い当番。白葡萄酒があったので、本日はスパゲティなど洋食→風呂→『オズの魔法使』(原題『Wizard of Oz』、原作:L・フランク・ボーム、監督:ヴィクター・フレミング。ジュディ・ガーランド、クララ・ブランディック、チャーリー・グレイプウィン、バート・ラー、レイ・ボルジャー、ジャック・ヘイリー、マーガレット・ハミルトン、フランク・モーガン、ビリー・バーク。1939、MGM)。新たな感想としては、ものすごくドラッギーな映画だなあという点と、かかしブリキライオンの三人が実はものすごい藝達者であるという点。後者に関しては、三者の別の仕事も観てみたいと思った。今まで気付かなかったのは迂闊であった→夜0時就寝。
4月19日(日) 朝9時半起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→ふと思いついて、キーボード周り(キーボード、パームレスト、マウス、マウスパッド)を清掃→M野さんより「7bookcovers」なる企画(Facebookで好きな本の書影を一日一冊七日間紹介する)のご指名を受けたので、その準備。なるべく大判の本(画集と写真集を除く)という縛りを作って選書、撮影、日毎の原稿作成。あとは明日から毎日同じ時間に投稿するのみ→風呂→『翔んで埼玉』(原作:魔夜峰央、監督:武内英樹。魔夜峰央、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、GACKT、二階堂ふみ、加藤諒、中尾彬、武田久美子、伊勢谷友介、麿赤兒、益若つばさ、小沢真珠、京本政樹、JAGUAR、竹中直人、ふなっしー、成田凌。2019、東映)。今年二回目(ノーカットは初)。やはり二階堂ふみはすごいな。役者が楽しそうなのは(映画の価値やら評論家的な見方は別にして)やはりよい→夜11時頃就寝。
4月20日(月) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、そば・百花、メイプルシロップ→ギター練習。7週めとドミレファミソ〜。毎日半歩くらいは進んでいる感じ→録画整理→『ジャコメッティ 最後の肖像』(原題『Final Portrait』、原作:ジェイムズ・ロード、監督:スタンリー・トゥッチ。ジェフリー・ラッシュ、アーミー・ハマー、シルヴィー・テステュー、トニー・シャルーブ、クレマンス・ポエジー。2017、英Vertigo Releasing)。ジャコメッティの伝記としてどれくらい正確なのかは知らないが、ひとりの芸術家の苦悩とその芸術家に翻弄される人間模様という点での魅力は強力だった。場面ごとに特定の色味だけに焦点を当てるような画面の設計は印象的であった→本日より飲食は夕方5時までとしてみることにした(前にやったのはいつだったか)。とりあえず一週間→ブルースギター少し練習してから風呂→夜0時過ぎ就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記