2020年09月10日

9月まとめ(1〜10日)

9月1日(火) 朝9時起床。中程度の宿酔い→のろのろと荷造りし、11時にチェックアウト。ロビーで少し様子を見つつ、ロビーのお手洗いで体調整え(要は戻した)、食べたり土産買ったりする元気は回復せず帰途に着く。海員閣は(同様の事情で)逃すことが多いので、今度は昼を食べにだけふらりと来てみよう→帰途もスイスイ。買い物するというO形を千歳船橋の秀の前で降ろし、ひと足先に帰宅→アヒル醤油煮でビール。あと萬来亭の麺とスープで葱そば→午睡→晩は枝豆とトマト・ピーマンのサラダで一杯、それから干し椎茸と葱の吸い物に南粤美食の粽。巨大粽は一回では持て余すと思ったが、ぺろりと行った→夜0時頃就寝。
9月2日(水) 朝7時起床→昨夜の吸い物だけで老父買い物代行へ。今朝は道路工事にも遭遇し、それでなくてもクルマも人も若干多い感じだった。月初だからか→帰宅後歩いてJazzKeirinというつもりだったが、朝が軽かったので空腹に耐え切れず、帰宅後即そうめん→午後はおとついのPeng Peng Dong Peeeや代官山・晴れたら空に豆まいての吾妻光良トリオの配信映像を堪能しながら、『思い出食堂』を改めて読んだりしてみる。『思い出食堂』は、意外に話の組み立て方に精査や工夫のない(ように思える)作品が多いので驚いた→ふと思いついて、萬来亭のラーメンスープに青唐辛子で香り付けしてみたくなりやってみる。味の研究という意味ではあとは麺だけにすべきだったが、夕飯兼ねるのでアヒルの醤油煮も煮込んでみたり、具材にもやしとニンジン炒めたのをどさっと乗せてみたりしたので結果曖昧になったが、味見の段階ではスープで刻んだ青唐辛子を三分ほど煮込んだだけで香りは確かに立ったと思う。そして辛さが出るのはもちろんだが、それよりも発汗作用がすごくて面白かった。カレー製作の際に刻んで炒めてのときとは汗の出方が違い、そしてものすごく暑くなったと思ったら汗が引いたらすっと涼しくなった。その辺もまた面白い→『思い出食堂』読んでたら佃煮をネタに一本思いついたので、ラフに書いてO形に送付→本日は一滴も飲まず。夜11時頃就寝。
9月3日(木) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー、さくら、メイプルシロップ→晴れたので洗濯→朝食のオニオンスープ製作→朝食終えたらいきなり雨で大騒ぎ(すぐ止んだが、午後また降った)→O形サイト更新(絵日記)→昼食後午睡→シャワー→晩はけっこう飲んでしまった。いつの間にか就寝。
9月4日(金) 朝8時起床。軽い宿酔い。白湯、マヌカハニー、さくら、メイプルシロップ→午前中横臥→昼過ぎ阿佐ヶ谷へ。カオスエンターテインメント『イビツなやつでも愛せるだろ!』のマチネを見物。窃盗症(クレプトマニア)の矯正施設での挫折や成長や病の克服などの人間模様を描いた芝居だが、作・演出の人間を見る目の暖かさや優しさが感じられる、よい芝居だった。その「見る目」が少し暖か過ぎ、優し過ぎだったかな。克服し難い人間の愚かさももっと取り上げたほうが、作品に厚みが出るような気もするが、しかしひとつひとつのエピソードの合間のナレーションの味わいなどから考えると、敢えてそうした手法を取らなかったのかもしれない。あと、窃盗症患者ひとりひとりの背景がもう少し描かれてもよかったと思うが、総合的に考えると、もう少し尺を長くして描き込む点をしっかり描き込んだほうが生きてくる芝居(その尺の長さに十分耐え得る)ではないかなと思った。最後のミュージカルシーンはよかったな。笑って泣いた→魔酒場店主も観にいらしてたのでご挨拶→ひとまず酒ノみつやで一杯。本日寿司屋来る日だったが、夕方6時までは待てず残念→O形が布地を物色。日暮里より選びやすくてよいとの由。綿麻の生地を三種ほど購入→歩いて高円寺へ。途中でバテて七つ森でアイスコーヒー→ちんとんしゃんにて一杯。大した話をしたわけではないが、毎度楽しい。Oさんいらしてて、登山の話と、あと政治の話も少しした。私などよりもしっかり世の中を見ているなあと反省→ちょいと一杯のつもりがビールから御酒に移行し三杯。気分よく、平和に電車で帰宅→ちんとんしゃんでは枝豆しかつまんでおらず、小腹が空いたので、萬来亭の醤油ラーメンを半分ずつ→夜10時頃には就寝。
9月5日(土) 朝8時起床。宿酔いはないが軽い腹痛→少しずつ自室と家の中の片付けを始める。PC関係の不要な本を出して、開いたところに自室の本やカセットテープを移動というところから。しかしいっぺんに片付けようとすると息切れするので、思いついたら少しずつ、という方式にすることにする。いつか片付くだろう→昨日の『イビツなやつでも愛せるだろ!』の台本読了。「克服し難い人間の愚かさももっと取り上げたほうが、作品に厚みが出るような気もする」という感想は台本を読んでも変わらなかったが、場面転換のところでそれに関連する描写をしていたのかもしれないな、と気付いた→『青春残酷物語』(監督:大島渚。桑野みゆき、森島亜樹、山茶花究、川津祐介、田中晋二、久我美子、氏家慎子、林洋介、松崎慎二郎、佐藤慶、浜村純、二本柳寛、渡辺文雄、佐野浅夫、城所英夫。1960、松竹)。公開当時観ていたらむろんまったく異なる印象だったとは思う。しかし60年経った現在観ると、今に通じる何かがあるようには思えなかったが、果たして。何かどろどろと溢れ出るようなものよりも、作者の理が勝っているように思えてしまうからかもしれない→午睡→晩は豚汁、ご飯、納豆のみ。もっとも『青春残酷物語 』観ている最中に菊水堂ポテトチップスなどつまみながらビール中瓶一本だけ飲んだが、本日はそれにて〆→夜11時頃就寝。
9月6日(日) 朝10時半起床。白湯、マヌカハニー、さくら、メイプルシロップ→シャワー→『浅草お茶の間寄席』、宮田陽・昇の漫才はコロナや自粛を取り入れたタイムリーなもの。この手の鮮度勝負の時事関連ネタが見られるのはこの番組のよいところ。神田松鯉は階段『番町皿屋敷』、どちらも保存 →Peng Peng Dong PeeのCDを注文してたのが届いたが、外装のビニールにマダムと岡地さんのサイン。うっかり破って捨てなくてよかった→昼に南粤美食のアヒル醤油煮のタレを使ってスパゲティを中華焼きそば風にしてみたら、これが絶妙な感じになった。具材とスパイスをいろいろ試してみたい→『炎と掟』(監督:井上梅次。川辺健三、菅原文太、河野秋武、高宮敬二、菅原謙二、諸角啓二郎、中村晃子、明智十三郎、江夏志郎、安藤昇、柳沢真一、月丘千秋、高千穂ひづる、安部徹、春日章良、国分秋恵、巽千太郎。1966、松竹)。安藤昇の掟シリーズでいうと、全五作中(2000年の『安東組外伝 掟』は除いた)の最終作になるのかな。やくざ同士三つ巴の裏切り合戦に、幼い男女の崖の上と下の可愛らしい恋の顛末が絡み、さらに恋の鞘当が複雑に絡み合うという話の組み立て方は面白かった。冒頭で安藤昇登場してから乱闘が始まるまでのスピード感もよかったな。あと菅原文太が裏切り者という設定には意表を突かれ、新鮮に感じた(やくざ役をやるようになった初期くらいだろうか)→『笑点』にて、内海好江桂子の映像。追悼→晩は軽くしたのだが、なんだかお腹いっぱい。焼きとうもろこしの所為か、晩もビールを飲んだ所為か。中華街から帰ってから体重増やさずむしろ68kgを切っていたのだが、明日は増えるかな→夜9時過ぎくらいからフェードアウト。
9月7日(月) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー、さくら、メイプルシロップ。昨夜体重増を心配したが、そんなでもなかった。朝通じがなかったが、68kgちょうどで収まっていた→シャワー→午前中読書→レンコンを薄く切って片栗粉まぶして胡麻油で炒り付け、かけそばに乗せてみる。まあ当たり前のレンコン天そばのようなものだが、家で簡単にできることを早く気づけばよかった→一階のソファベッドを処分することに決める。それで場所を作り、まずは部屋の入口から左側に本棚を新設して整理。右側についてはそれから考える、という方法で進めようと思う。もっとも収集日は一ヶ月先の10月8日→夕方中江クリニック。7月に高圧剤をザクラス配合錠HD(アジルサルタン20mg、アムロジピン5mg)に変えたのだが、その後起床時血圧の下が90以上になることが増えたので、アムロジビンの量を増やすことになった。ということで高圧剤はまたアルジバ錠20mgとアムロジビンOD錠10mgの二種類を飲むことに。あと次回採血→待ち合わせまで時間が30分ちょっと余ったので、薬をもらうついでに桜ヶ丘のほうを散策。生温い霧の中を歩くような感じ→稲荷森稲荷神社で休憩していたら雨が降り出す。慌てて、予約しておいたエンドロールに移動し、10分ほど早いが入れてもらう→まずは信州伊那谷のIPA、OFIBを一杯。葡萄酒はボワサン・ソワフ2019/レヴァンコンテ。料理は以前いただいた焼きとうもろこしのババロワ 焦がし醤油のジュレに始まり、レンズ豆とカリフラワーのサラダ、鴨胸肉のロースト 季節野菜と桃のキャラメリゼ(ソースをぬぐうのに全粒粉のパンをもらった)、桃の冷製パスタ。どれももちろんおいしかったが、桃を使った二品、とりわけ冷製パスタのトマトソースと桃の取り合わせが絶妙だった。これは季節のうちにまた食べたい。店のご夫婦とは、中華街宿泊の件などでちょいと話が弾んで、これまた楽しかった→平和に徒歩で帰宅。帰宅後即就寝→0時前後に起床→自室にゴキブリが出て憮然。まあしかし食べ物を置いているわけではないので、構わないか→『乾杯! 東京娘』(原作:中野実。監督:木村恵吾。菅井一郎、山田禅二、若原初子、宮城野由美子、ジョー・オハラ、花布辰男、三田隆、浦辺粂子、香川京子、潮万太郎、宮田輝、細川啓二。1952、大映)。宮城野由美子、香川京子、三田隆の主人公三人が魅力的なのと、宮城野由美子が振られるくだりのスピード感はよかったが、全体的にはどうということのない小品。今となっては得るものも少ないが、しかし終盤にちょい役で出てくる男のダンスのうまさとか、宮城野由美子と香川京子が同じ歌を歌う構成とか、宮城野由美子が質屋を切り盛りしつつ女医として医院を運営し診察もしつつラジオの歌手でもあるというくだりの溌剌とした感じは捨て難い。折に触れて観たくなるような気もする→朝方5時頃就寝。
9月8日(火) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、さくら、メイプルシロップ→シャワー→とつぜん古いPCを捨てようと思い立ち、東京五輪のメダルに使われるようなので癪だが、リネットという無料回収サービスを利用してみることにして申し込み。無料と言っても一度にひと箱とのことなので、二回に分けることにした。ただし箱代はかかる(どこかの店にもらいに行くのが面倒なので)→昼がてらビール飲みながら『乾いた湖』(原作:榛葉英治、監督:篠田正浩。三上真一郎、炎加世子、九条映子、竹田公彦、山下洵一郎、富永ユキ、岩下志麻、国景子、沢村貞子、鳳八千代、伊藤雄之助、高千穂ひづる、寺山修司、田中晋二、小坂一也、清宮貴夫、高野真二、水島弘、春山勉。1960、松竹)。これまた『青春残酷物語』と同じく、公開当時(あるいはこちらがもっと若い頃)に観ていたら違う印象だっただろうが、今となっては得るものはない、というのが率直な感想。しかし比べてみると、それなりに才気はあるもののそれが故もあって時代にも自分が馬鹿にしている層を同じく馬鹿にしているハイソサエティにも自分が理想とする人物像にもそのどれにも馴染めない若者の苦悩と行末を残酷に描いている点は、単にその当時の風俗の引き写しに留まってはいないなとは思った(とはいえ、それぞれの層の若者の描き方は表面的に過ぎる部分も多々あるような気もする)。脚色に寺山修司(ちょい役で出演)。音楽は武満徹のジャズで、これはよかった→午睡→『つげ義春大全』第六巻、第十巻読了。どちらも貸本時代のミステリー漫画を集めた巻で、前者が1956〜58年、後者が1960年の作品を収録。絵柄のバリエーションの豊富さ、話や設定に映画や小説などからの借用があるかもしれないとのことだが、それでも一編の漫画としての佳作、傑作が多かった。『怒れる小さな町』など、昔のアメリカ西部劇映画として実写化(というのもおかしな話になるが)されたものを観て観たと思ったほど→夜0時過ぎ就寝。
9月9日(水) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー、さくら、メイプルシロップ→シャワー→老父買い物代行(サミットのみ)。朝10時には受け渡しまで完了→10月の5、6日と墓参に行くことにする。宿は御殿場駅前の割と由緒ありそうな?ホテルが安く取れたので、今回は名鉄菜館を昼にして、夜は御殿場駅周辺を物色してみてもよいかなと思う→『夢二』(監督:鈴木清順。沢田研二、原田芳雄、余貴美子、芹明香、宮崎萬純、牧口元美、大楠道代、毬谷友子、長谷川和彦、麿赤児、広田玲央名、坂東玉三郎、宮城千賀子。1991、ムービーギャング)。大賞浪漫三部作の中で、自分の順位としては三番めだったのだが、それはおそらくとんとんと続けて観た前二作の印象があまりに鮮やかだった所為で、改めて観るとこれはこれで前二作と同等の狂気と洒落と映画の快楽に満ち溢れている。とはいえ、前二作で得た表現手法を継承しているという点では、観方によっては焼き直しとも取れるし、何か強烈な新機軸が欲しかったかなとも思う。それにしても、宮崎萬純、毬谷友子、広田玲央名というヒロイン三人の脇に大楠道代を配するというのは、これぞ掛け値なしの豪華絢爛というものだと思う→先週角打ちでつまんだ柿ピーが封を開けたまま残っていたなと探し出して一杯。昨夜の残りの小松菜とレンコンの煮浸しがあるじゃないかとビール中瓶をさらに開け、飲み足りないじゃないかとハムエッグを焼いて金宮酎ハイ。そういえばご飯も茶碗に半分残っていたから茶漬けでさくさく〆ようかと思ったところ、やはり昨夜の残りのあなごの白焼きがふた切れ、冷蔵庫にあったので、残ってたご飯をちりめんじゃこと塩昆布で軽く湯がいてから残り物のあなごの白焼きを乗せ、そこに黒胡椒の粗挽きをひとつまみぱらぱら振りかけて胡麻油をすっと落としたら、これはこれで立派な酒肴になった。で、御酒二杯。残り物にはなんとやら、という話か→午睡→『狙われた学園』(原作:眉村卓、監督:大林宣彦。高柳良一、薬師丸ひろ子、三浦浩一、眉村卓、岡田裕介、大石悟郎、明日香和泉、手塚真、赤座美代子、長谷川真由美、千石規子、鈴木ヒロミツ、ハナ肇、峰岸徹、山本耕一、ジミー原田&オールドボーイズオールスターズ、長谷川真砂美、久里千春。1981、東宝)。『金田一耕助の冒険』に満ち溢れていたダサくて可愛らしい味わいが継承されていて、今観るとちっともありがたくない点に笑う。それなのになにか納得させられるものがあって、やはり大作家と呼ぶしかない存在なのだなと思った。この頃の作品に比べると、名取裕子の幽霊シーンに大笑いさせられる『異人たちとの夏』(1988年)などずいぶん洗練されたと思うが、そういう映画的な洗練をどうやって獲得して行ったのかには興味がある→夜10時過ぎ就寝。
9月10日(木) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、さくら、メイプルシロップ→シャワー。体重まずまず→昼から映画二本。まずは『絵の中の少女』(監督:大林宣彦。中島忠彦、羽生恭子、大林宣彦。1958。大林プロ)。大林宣彦二十歳の砌の作品。技術的なことはさておき、ひとつの作品としての完成の仕方に驚くばかり。大林本人やのちの夫人の羽生恭子のスクリーンの中での存在感にも驚いた→続いて『炎の肖像』(監督:藤田敏八/加藤彰。沢田研二、内田栄一、大門正明、中山麻理、井上堯之バンド、地井武男、悠木千帆、佐野周二、秋吉久美子、原田美枝子、朝丘雪路、内田裕也。1974、日活)。沢田研二&井上堯之バンドのライブ記録(ヘイ! ジュリー ロックンロール・サーカス)だけの映画したほうがよかったな。リハーサルの場面などがほんの少し出てくるが、とても興味深い。不良とスターの間で悩む若きロッカーの奔放な行動の記録(主に藤田敏八が撮ったものかもしれないが)の魅力や見どころは、よくわからなかった(中山麻理や秋吉久美子や原田美枝子の魅力も活かされていなかったように思う)。沢田研二が全編関西弁で芝居しているところやゲリラ撮影風のところが、面白いと言えばまあ面白いか→午睡→『笑点特大号』、先日の佐々木希出演の回だったので保存→夜11時頃就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記