1月1日(金) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー→終日胃腸の調子が悪く、一応朝は雑煮、昼はおせちつまみながらビール飲んだものの(牛肉ごぼう巻き、数の子、いくら、黒豆)、ビール中瓶二本でダウンし午睡。夜はかまぼこ一枚とお屠蘇と雑煮の汁のみ→毎年恒例なので『爆笑ヒットパレード2021』など見たが、面白くないこともないがなんかパッとしない印象もあった→正月の演藝番組を復習してから、夜4時頃就寝。復習してみると、テレビ東京『フット霜降りの爆笑ネタ祭り!』ではオダウエダ(不審者コント)とダンビラムーチョ(ガッツポーズひとつを執拗に追い詰めるコント)、フジテレビ『爆笑ヒットパレード』ではカミナリやニューヨークの漫才、どぶろっくの『イチモツ音頭』、ショートネタの怪奇!YesどんぐりRPGの気の狂ったネタ(ムール貝〜サマンサタバサ)、ポポロフランク(ゴリラを盗み出す)、グリフォン國松(ヌンチャク)はたいへん面白かったし新鮮だった。マヂカルラブリーも見返してみたが今ひとつハマらず、『爆笑〜』の爆笑問題も期待外れだった。
1月2日(土) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー→雑煮用のほうれん草と鶏肉を仕込み、雑煮汁の鍋を変えて洗い、ついでに白菜、ニンジン、舞茸を雑煮汁に放り込んで煮込み、野菜不足を補うことにする→日本テレビ『笑点 お正月だよ!大喜利まつり』はまあ例年通りの手応えだが、綾瀬はるかは面白いもののちょっと馴染み過ぎた感あり→TBS『ドリーム東西ネタ合戦2021』は出演者それぞれの持ち時間が(テレビで見るには)たっぷりあったので、なかなか見応えはあった。どれかひと組を挙げるとすれば、友近&近藤春菜の、いろいろな物事の始祖が自分だと主張するネタはなんでこんなものが出来てしまったのかと思ってしまう面白さが突出していた。3時のヒロインが意外に面白くなく(電車で席を譲り合ったり取り合ったりというネタ自体に嫌な風味があった)、バカリズムと陣内智則は例年通り評判倒れと感じた。が、陣内智則はネタの作り方に新味を感じて笑いはした。とはいえ、作り込んだ映像に基づくという時点で、私はやはり評価したくないと思ってしまう(その場で生でやる、という重石を外してしまったような感じが好みではない)→千葉テレビ『初春お茶の間寄席』は桂歌春、柳亭小痴楽、ナイツ、司会に田代沙織。例年通り、落ち着いて楽しめる、よい風情。ネタは小痴楽が『一目上がり』、歌春が『時そば』と軽めのものをたっぷりやってくれたのもよい→テレビ東京『新春! お笑い名人寄席』は、今年は大林素子が出ないのが残念。春風亭小朝の美女大喜利は見る気もしなかったが(実際見なかった)、テツandトモとU字工事から始まりサンドウィッチマンとナイツ、神田伯山『谷風』という流れがよく、後半のサンドウィッチマンとナイツそれぞれが押す藝人のコーナーも取り合わせの妙もあって可笑しかった(若手の東京ホテイワンにおぼん・こぼんをぶつけるというのが特に可笑しい)。内海桂子、ケーシー高峰、林家こん平の追悼もあり。ナイツのネタはここまで見た番組と同じものだったが、ここまででは最も練りこまれていたような印象。爆笑問題も、『爆笑〜』では残念だったが、ここではかなり笑わせてもらえた→ここまでの演藝番組から残しておきたいものを編集→風呂→BS1スペシャル『コロナ時代の人情酒場 横浜・野毛の1か月』をようやく見る。旧バラ荘の出番は少しだった。あとは知らない店ばかりで、行ってみたいと思った店がたくさん紹介されていたので面白く見たが、ドキュメンタリーとしては中途半端な感じ。内側の老舗ばかりでなく、大通りに面した若い人が運営している新しいタイプの店の様子も取材していたのは(その店を私が訪ねることはないと思うが)ドキュメンタリーとして理に適っているとは思った→晩はおせちの残りつまんだのと、鰯の刺身、最後はご飯に鰯の刺身とイクラ乗せて〆。鰯などを冷凍しといていつでも刺身をご飯で食べられるようにしておくとよいな、とか思った→夜11時頃就寝。
1月3日(日) 朝6時半起床。蕎麦湯、マヌカハニー→ビール飲みながら『鴛鴦歌合戦』(監督:マキノ正博。服部富子、小林三夫、武林大八郎、阪東薪太郎、石丸三平、藤村平三郎、嵐壽之助、ディック・ミネ、石川秀道、楠栄三郎、近松竜太郎、福井松之助、富士咲実、大崎史郎、市川春代、志村喬、深水藤子、遠山満、香川良介、尾上華丈、河瀬昇二郎。1939、日活)。もう何回も観ているが、市川春代の芝居も歌も変なのに可愛らしいのは何回観ても不思議。今回は麦こがしの壺を(片岡千恵蔵の言葉に呼応するように)嬉しそうに叩き割る場面でちょっと泣いてしまった。それにしても、正月を描いたわけではないが、正月に観るに相応しい一本と思う→昼まで二度寝→昼過ぎからNHK『新春生放送!東西笑いの殿堂 2021』。各地の寄席をつなぐということで、毎年この番組が一番楽しみだったのだが、今年は一番パッとしなかった印象。なによりも進行の間合いが悪い。出演者の中でこれはつまらないなあというのはごくわずかで、大抵は普通に面白く見たが、例年の興奮はなかったな。浅草の代わりに鈴本(上野)で、時節柄近くの飲み屋などにシケ込めないという点もマイナスだったかもしれない(もっとも、日記を確認したらちゃんと記録していなかったので、ほんとにこの番組を楽しみにしていたのか定かでなくなってきた)→風呂→O形サイト更新(絵日記および年がわりのメンテナンス)→『東西笑いの殿堂』を途中まで見返し飲酒→夜0時就寝。
1月4日(月) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ→午前中は連絡業務のみ→昼(ちりめんじゃことピーマンのトマトソースペンネ)を食べたりしながら『新婚天気図』(原作:源氏鶏太、監督:穂積利昌。草間百合子、北龍二、稲川忠完、東谷暎子、大坂志郎、長谷部朋香、志賀真津子、神楽坂はん子、高屋朗、草香田鶴子。1954、松竹)。新婚夫婦の感情のすれ違いを軽く描いた喜劇だが、大坂志郎の芝居がいい塩梅に重さを醸し出していて、41分という短尺ながら見応えあり。唐突なカップル泥棒=i高屋朗、草香田鶴子)の登場も、いったん重くなった話を軽い喜劇にふっと戻すよい効果になっていると思う。まったく存在感のない北龍二というのも珍しい。今から言っても仕方ないが、カメラマンの小林君と二代目ミス・アマカーラ(東谷暎子)の話を掘り下げて、一時間半くらいの作品にしてもよかったのではなかろうか→それから『びっくり三銃士』(原案:あをいき・くらぶ、監督:斎藤寅次郎。星十郎、堺駿二、伴淳三郎、吉川満子、千秋みつる、鮎川十糸子、高屋朗、田端義夫、大木実、山路義人、大泉滉、紅あけみ、清川虹子、打田典子。1952、松竹)。明るさ/暗さ/軽さ/重さのバランスや主人公たち(と思われる)若者(大木実、田端義夫、堺駿二、千秋みつるなど)と脇を固める存在(と思われる)大人(伴淳三郎、吉川満子、清川虹子など)の軽重のバランスの計算、あるいは物語の単純さ/複雑さのバランスの計算が合っているのかな? と思った。そのため途中些か退屈を覚えたが、終幕近くに盲目の老母(吉川満子)がちゃんと“大木実は真実の息子ではない”と看破しているのがわかるところで、そうしたモヤモヤがどうでもよくなってしまった(ただしそれが盲人の鋭い勘ではなく、近所の人の噂話でそうと知る、という展開なのだが)。欠点は多々感じたが、しかし繰り返し観たくなる魅力も感じた→風呂→大晦日用に買ったマグロの残りなどで一杯やりつつ、『新婚天気図』をO形に見せ、それから『初春狸御殿』(監督:木村恵吾。若尾文子、左卜全、菅井一郎、勝新太郎、小浜奈々子、毛利郁子、水谷良重、楠トシエ、中村鴈治郎、嵐三右衛門、市川雷蔵、近藤美恵子、金田一敦子、神楽坂浮子、中村玉緒、松尾和子、仁木多鶴子、藤本二三代、和田弘とマヒナスターズ、江戸家猫八、三遊亭小金馬。1959、大映)。まだお正月気分を味わいたくてひさしぶりに観てみた。おそらく五年ぶり(五年前のはTV放映を観たようだ)。改めて観ると、恐ろしく気が狂った映像表現なのに歌と踊りが民謡主体でとても親しみを感じる、変な映画である。日本の娯楽映画の水準というものを(高い低いという話ではなく)改めて考えさせられるなあと思った→晩はあと、金時人参をただ湯がいて市販の麺汁で味付けしたのが、妙にうまかったな→夜10時頃就寝。
1月5日(火) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ→午前中は特に何もせず→午後、まずは五百円玉貯金を銀行口座に入金しに。しかし通帳が古過ぎて使えなかったり、総額がこちらで数えたのと違っていたり、そもそも百枚単位に整理しておかなかったのでキャッシュディスペンサーでの入金に戸惑ったり(窓口は手数料がかかるようになった)、バタバタの作業となった。今年はしばらく、毎月入れに行くことにした→続いてビデオケーブル(ピン)を買おうと思ったが、駅前の家電量販店には2mのものがなく断念→さらにまことやが時短営業要請に対応して昼夜休憩なしにしたというので2時半くらいに訪ねてみたら休憩中。なかなかうまく行かない一日となった→で、改修工事で休んでいたというデリスで遅い昼。カツカレーを以前頼んだら味がおかしかったことがあったのだが、もしやと思って本日頼んでみたらまったくそんなことはなく、たいへん満足。前回は私の体調が悪かったか、なにか特殊な事情があったか→すずらん通り経由で、梅田青果で買い物して帰宅。すぐろ珈琲は代替わりしていて、ちょいと寄って話を伺ったら前店主が体調を悪くされたとの由。店としての業態や業務内容は引き続き同じとのこと→『乱れる』(監督:成瀬巳喜男。高峰秀子、柳谷寛、中北千枝子、藤木悠、中山豊、小川安三、加山雄三、西条康彦、三益愛子、清水元、草笛光子、十朱久雄、北村和夫、浜美枝、白川由美、浦辺粂子。1964、東宝)。恐ろしく残酷な映画。その残酷な結末を呼び寄せるのが愛情であるという点(自分勝手な愛情であるにせよ)が、救いがなくて胸に迫る。考えているようで何も考えていない青年に、加山雄三がハマっていた。そして高峰秀子の芝居には舌を巻くが、いい人ではなくさりとてそんなに悪人でもない、強いようで弱い、そのどちらの面も持つというどこにでもいるような人間像を地道にしかし鮮やかに表現する草笛光子、白川由美、三益愛子もものすごいと思った→『乱れる』を観ながら晩の支度。貝柱の粥に、海老の出汁も加えたぶなしめじと油揚のおつけ、エビチリ(仕上げに卵を使用)、金時ニンジンの煮物。エビチリなど初めて作ると思うが、丁寧に作ったらなかなかうまくできた。海老が年末年始の残りの4尾しかなかったのが残念。次はそれ用に買ってこよう→『あんみつ姫の武者修業』(原作:倉金章介、監督:大曽根辰保。鰐淵晴子、曽我廼家明蝶、若水ヤエ子、永田光男、瞳麗子、森川信、三波春夫、島倉千代子、大泉滉、倉田爽平、コロンビア・ポニー、藤山寛美、トニー谷、関千恵子、守屋浩、安住譲。1960、松竹)。話も構成も演出もほぼすべてだーっと滑っていくような感じの映画だが、1960年の鰐淵晴子の奇跡的な可愛らしさを拝めるだけで価値があるような気もする。いきなりレビュー仕立ての歌と踊りが始まる冒頭は気が狂っているが、昨日観た『初春狸御殿』と比べると、いささか狂い方が庶民的で地味なようには思った→晩は左記の通り粥中心の軽めにしたが、このほうが寝ている最中楽ではないかと思う→風呂→金宮酎ハイ二杯飲んでから午前3時頃就寝。
1月6日(水) 朝8時半起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ→老父と昼食および買い物付き添い(深水庵、サミット、郵便局)。ビデオケーブル2mはサミット二階の電気屋で買えた→帰宅後、高柳の経歴を改稿し送付。OK出る→DUからも資料届くが解凍できず(要パスワード)。問い合わせ→クルマの十二ヶ月点検申込→DUファイル送り直してもらって解決→連絡業務もひと通り落ち着いたので飲酒開始。サミットで買ってきたパリパリチーズでビール、それから白菜の煮浸し(おせちの牛肉ごぼう巻きのタレ)や玉葱ソテーウスターソース、ちくわ焼いてワサビ醤油などを適当につまんで金宮お湯割×4。〆は昨夜のおつけと粥→『悲しき口笛』(原作:竹田敏彦、監督:家城巳代治。大坂志郎、原保美、美空ひばり、津島恵子、山路義人、徳大寺伸、菅井一郎、神田隆、水島光代。1949、松竹)。やけにさっぱりしたタイトルロールがまず印象に残る(なんであんなにさっぱりしているんだろう?)。それと戦後風景のきちんとした描き方や(といっても戦争を知らない私がそう感じるだけだが)美空ひばりの汚し方なども印象に残る。まあでも、物語としては思いつきがちな感じではあるし、映画として傑作かどうかといえばどうかな。美空ひばりの映画デビュー直後(初主演?)という記念碑的な価値はあろうが、それ以上はよくわからなかった→夜10時前就寝。
1月7日(木) 朝8時半起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ→DU見積もり作成し提出。すぐにOK→ビデオデッキとステッパーを粗大ゴミに出すことにして申し込み。持ち込みでも4月まで待たねばならないそうだ→散歩仕事の予習。内容はだいたい把握。コラムの文字数を見積もりとりあえずひと通り書いてみるのから始めると、本文文字数の見当もつけやすそうだ→本年二回めの雑煮仕込み。今回は鶏ガラ一羽分で水の量は半分(2.8リットル)、醤油を倍(水2.8リットルに対し100cc)にして、あと干し椎茸(どんこ)も出汁に加えてみた→雑煮用のほうれん草と鶏肉、あと鶏ガラの出汁殻を解体して肉と軟骨だけ甘辛く炒めるのも製作→『一石二鳥』(原作:源氏鶏太、監督:井田探。冬木京三、益田喜頓、久木登紀子、田代みどり、長門裕之、松原智恵子、宮城千賀子、佐野浅夫、井田武、ジェリー藤尾、柳田妙子、横田陽子、玉村駿太郎、榎木兵衛、草薙幸二郎、当銀長太郎、野呂圭介。1961、日活)。軽い手触りの喜劇なのだが、役者の細かい動きまで気を配って撮ったと思われる点で、よくできた映画だなと思った。もう少し話のテンポがよければよかったかな→風呂→雑煮の出汁でニンジンと白菜の煮浸し、玉葱とピーマンをオリーブ油で炒めてウスターソースとオイスターソース、あとはさつま揚げ(ごぼう天)を炙り→今年最初の『笑点特大号』見ながら飲酒。まあ年末と正月に見たのがほとんどだったが、占い芸人がサブ司会の女流大喜利は意外に面白かった→午前1時頃就寝。
1月8日(金) 朝8時半起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ→昼過ぎ、富士自動車工業へクルマを入庫し、12ヶ月点検を依頼。この一年、いつもより走った気がしたが、一昨年より千km少ない二千kmだった→帰途は小坂緑地を抜けて無名塾のほうに曲がり、まっすぐ北上して砧公園。砧公園を通り抜けて駐車場から用賀七条通りに出てさらに世田谷通りまで北上し、気になっていた農大並びのとんかつ屋〈山之内〉へ。農大半カツ丼をいただく。ここは当たり。ほどよく固くて食べ応えのあるカツも味付けの甘さの妙も半カツ丼の量も言うことなし。店のご夫婦も気持ちよく、さらに揚げ玉までもらえる。夜の酒肴も充実しているので、今度は飲みに来てみよう→Day Drip Coffeeで休憩→千歳船橋駅のほうに向かい、秀と大橋とうふで買い物して帰宅→晩の仕込み→風呂。幸徳秋水が米国で無政府共産主義を実感したときの件(くだり)を読みたくて、風呂の中でひさしぶりに谷口ジロー・関川夏央『明治流星雨』(『坊ちゃんの時代』第四部)を読む。つくづくいい漫画と思う→晩の仕込みその2→『花の不死鳥』(監督:井上梅次。美空ひばり、森田健作、長谷川哲夫、小川ひろみ、松尾弘子、園井啓介、芦田伸介、井上孝雄、石坂浩二、牟田悌三、橋幸夫、ディック・ミネ、高橋圭三。1970、松竹)。井上梅次お得意の失笑音楽映画。美空ひばりと井上孝雄が互いに見つめ合う顔を交互に映すショットとか、美空ひばりが覆面歌手として登場するとか、父娘のわだかまりが溶けるところで『裏町人生』が謳われるとか、なんとも言えない味わい。多分作り手の意図するところの感動はまったく味わえないが、愛すべき作品であると思う→夜0時就寝。
1月9日(土) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ→『リトル・フォレスト 夏・秋』(原作:五十嵐大介、監督:森淳一。橋本愛、三浦貴大、南中将志、篠川桃音、桐島かれん、松岡茉優、温水洋一、北上奈緒、岩手太郎、照井麻友、小島康志。2015、松竹メディア事業部)→『リトル・フォレスト 冬・春』(原作:五十嵐大介、監督:森淳一。橋本愛、小島康志、桐島かれん、篠川桃音、イアン・ムーア、照井麻友、三浦貴大、栗原吾郎、松岡茉優、温水洋一、北上奈緒、岩手太郎。2015、松竹メディア事業部)の「冬」まで→早めの晩を夢亀らーめんにて。水餃子、馬すじ煮込み、馬レバー刺で麦焼酎お湯割、〆に夢亀らーめん。Y田さんお元気そうでなにより→ミートコンパニオンで買い物してからスタンド八九で一杯。O形の誕生日を祝っていただく→帰宅後ちょっと横になったら眠ってしまった→深夜に起きて本日から放映開始の『その女、ジルバ』。地に足がついた感じの作り方。今時の流行になりそうな浮ついた感じではなく、しかししっかり作ってあるので、最後まで楽しみ。ブラジル移民に関する部分をどのくらい描くのかも期待したい→『リトル・フォレスト 冬・春』の「春」を観てから就寝。明け方5時頃。『リトル・フォレスト』は、橋本愛扮する主人公の田舎暮らしが素敵なスローライフ≠ノしか見えない点に不満を持ったが(その母役の桐島かれんがそもそもまったく田舎暮らしを感じさせない芝居である)、それが作り手の本意と考えてみるといろいろ腑に落ちなくもない。しかしそれで面白い映画と思うかどうかはまた別の問題で、橋本愛と松岡茉優の存在(まったく存在≠セけである)のほかは松岡茉優のお爺さん役(岩手太郎)が松岡茉優を叱りつける場面にハッとしたくらいだった。農業や食に関する知識や描写は勉強になったが、それも今の自分の生活に役立つ情報かといえばそんなこともない(即効性があるのは青菜の筋を取る、くらいかな)。というわけで、自分には向かない映画だった
1月10日(日) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、メイプルシロップ→夕方まで何もしなかったな→賄当番。昨日買った鶏手羽元は金時ニンジンと大根とで煮物に。鶏を先に煮なかったのは失敗。うまくいただけはしたが、鶏が少し硬かった(もっとホロホロにしたかった)。ちりめんじゃこ入りポテトサラダは玉葱が多過ぎたが、酢(白ワインビネガー)の塩梅はよし。賞味期限切れてたアカモクは寄せ豆腐と油揚とでおつけに。煮干しのあと海老の頭と殻と尻尾で取った出汁によくはまった→本日の『笑点』と昨夜の『その女、ジルバ』をお供に晩。満足→夜11時過ぎ就寝。
2021年01月10日
1月まとめ(1〜10日)
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記