2022年03月10日

3月まとめ(1〜10日)


エリック・ロメール、柳家紫文師匠追悼展示、山田洋次、ジェリー・ルイス、ボウリング、iPhoneバッテリー交換、変拍子。

3月1日(火) 朝9時半起床。白湯、マヌカハニー、梅もどき→わかめとじゃがいものおつけ、卵かけご飯、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、海苔→ギターと6弦ウクレレ練習→経堂駅前に出て、まずは〈デリス〉で昼(カキフライ二ケ、メキシカンピラフ目玉焼き添え、ビール中瓶×1)→それから銀行に行って預金を引き出し、〈スリマンジャル〉でクミンシードとタマリンド購入し、自動車保険代支払って帰宅→午睡→風呂→O形サイト更新(絵日記)→『モンソーのパン屋の女の子』(原題『Six Contes Moraux: La Boulang re de Monceau』、監督:エリック・ロメール。ベルベ・シュロデール、フレド・ユンク、ミシェル・ジラルドン、クローディーヌ・スブリエ、声)ベルトラン・タヴェルニエ。1963、仏Les Films du Losange)。若い男性の他愛もない異性への心の揺れの、その短期間の様子を切り取っただけなのだが、何故だかとても心を惹かれる。おそらくパン屋の娘のジャックリーヌの約束の直後とその後≠描かないことによる余韻が思わぬ効果を生んだ、ということかなと思うが、果たして。そしてそれが意図してそう編集したものなのか、撮っているうちに偶然そういう結末に向かったのかも、知りたいような気がしないでもない→トマトとピーマンとオイルサーディンのサラダ、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、わかめとじゃがいものおつけ、ご飯、納豆、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2→夜0時就寝。
3月2日(水) 朝7時半起床。白湯、マヌカハニー、梅もどき→わかめとじゃがいものおつけ、卵かけご飯、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、海苔→老父と昼食および買い物付き添い(〈すし三崎丸〉にて〆こはだ、真鯛、真あじ、生うに軍艦、いくら軍艦、鉄火巻き一ケ、あさり汁。サミット)→帰宅、休憩後出かけようとしたら、O形が昼寝の寝起きだったのであとで落ち合うことにして、ひとりで〈座・高円寺〉の柳家紫文師匠追悼展示へ(二回め)。上州どどいつ部および芸人仲間の追悼都々逸を、前回は書き写さなかったので、その筆写が主目的→それから〈ちんとんしゃん〉へ(ここでO形と落ち合う)。本日は開店から団体客(といっても三人がふた組だが)が多く、女将も忙しそうだったので、二時間ほどゆっくり過ごしておいとま。おでん、揚げ茄子、ビール中瓶×1、御酒×3。先日話題に出たお手洗い洋式化の件聞いてみたところ、話は進みそうであった→平和に電車で帰宅。経堂駅前の〈オオゼキ〉で本日の〆のラーメン一式など購入→ラーメン(焼豚、茹で卵1/2、ニンジン、舞茸、葱)啜ってから仮眠→風呂→午前1時過ぎ就寝。
3月3日(木) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー、梅もどき→本日と明日、胃腸を休めるためにほぼ粥のみとすることにし、粥製作。しかし牡蠣とニンジンと舞茸をニンニク生姜で炒めたものを煮込んだ、ちょいと豪華な粥になった→ついでにO形用に牡蠣とじゃがいもの牛乳スープも製作→昨夜〈ちんとんしゃん〉で帰り際に女将と話したお手洗い洋式化の件、先日その話をしたKさんに(こちらの記憶違いかもしれないとも思い)恐る恐る問合せしたところ、記憶違いではなかったのでひと安心→牡蠣ニンジン舞茸粥、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)→『九ちゃんのでっかい夢』(原作:三木洋『消えた動機』より、監督:山田洋次。大泉滉、ジェリー藤尾、E・H・エリック、九重佑三子、坂本九、渡辺篤、倍賞千恵子、谷幹一、齋藤達雄、竹脇無我、佐山俊二、左卜全、伊東四朗、戸塚睦夫、三波伸介、有島一郎、犬塚弘、桜井センリ、石橋エータロー。1967、松竹)。序盤の坂本九のパントマイムの演出に納得がいかなかったり(坂本九の芝居はよかったが)、全体的にテンポがもっさりしていたりウェットだったりという点はああ山田洋次だなあと思ったが、坂本九にてんぷくトリオの藝の素晴らしさ、殺し屋・佐山俊二や宿の主人・有島一郎の芝居の切れ味、そして大泉滉、ジェリー藤尾、E・H・エリック、渡辺篤、倍賞千恵子、谷幹一、齋藤達雄、左卜全の存在感などに救われたのか、私にとっては欠点と思える要素があまり気にならず、楽しめた。とはいえ、竹脇無我が無駄遣いのようなのはまだ若い二枚目だからよいとして(よいのかな?)、クレージーキャッツの面々を活かし切れていない点は憾みが残る。ちなみに題名に「九ちゃん」を冠する映画は本作のほか『九ちゃん音頭』『パラキンと九ちゃん 申し訳ない野郎たち』『九ちゃんの大当りさかさま仁義』『九ちゃん 刀を抜いて』の四作のようだが、うち山田洋次が関わった(クレジットされている)のは『九ちゃん音頭』(脚本)だけのようだ→牡蠣とじゃがいもの牛乳スープ(牡蠣抜き)、牡蠣ニンジン舞茸粥、ビール中瓶×1→『シュザンヌの生き方』(原題『Six Contes moraux II: La carrière de Suzanne』、監督:エリック・ロメール。フィリップ・ブーザン、クリスチャン・シャリエール、カトリーヌ・セー、ディアーヌ・ウィルキンソン、ジャン=クロード・ブレット、パトリック・ボーショー。1963、仏Les Films du Losange)。物語の中心の周りにいるのはシュザンヌ、ベルトラン、ギヨームの三人で、ベルトランの独白の形で物語は進行するが、この三人のうち誰の視線で物語の顛末を観るかで「教訓」の捉え方が変わる、という見方が妥当なのかどうか。それが妥当なのかどうかはよくわからないが、視線を切り替えながら鑑賞しないと、終幕のベルトランの独白だけにすべてが収まってしまい、それでは面白くないというか、含みの味わいがない。エリック・ロメールの映画はなんだかわからないけれどもなにか(教訓とか人を見る視線とか)を得た、という面白さを感じることが多いので、「終幕のベルトランの独白だけにすべてが収まって」しまうような本作は却ってその観方に戸惑いを覚えた。考え過ぎか→牡蠣ニンジン舞茸粥、納豆、胡麻、もみ海苔→風呂→夜9時過ぎ就寝。
3月4日(金) 深夜目覚めたが朝まで寝床を出ず、朝6時起床。白湯、マヌカハニー、梅もどき。昨日粥だけで過ごしたら、体重が1kg減っていた。一日なので、腸内の老廃物が排出されたなどだけのこととは思われる→牡蠣ニンジン舞茸粥、温泉卵、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)→午前中特になにもせず→O形が味噌仕込み作業に入るので、早めの昼でラーメン(海苔)→パット・メセニー・バンドの次なる課題『Btterfly』(ハービー・ハンコック作、グレッチェン・パーラト版)の譜面作成し確認依頼→『底抜け大学教授』(原題『The Nutty Professor』、監督:ジェリー・ルイス。キャサリン・フリーマン、デル・ムーア、ジェリー・ルイス、メッド・フロイ、ステラ・スティーヴンス、バディ・レスター、ハワード・モリス、エルヴィア・レスター、レス・ブラウン。1963、米Paramount Pictures)。ジェリー・ルイスのことはほとんど知らないのだが、調べてみるとディーン・マーティンとの底抜けコンビ≠解散してから6年後の作品、映画としてはジェリー・ルイスの代表作のひとつと言われているそうな。笑いを呼ぶ前の独特の長い間はとても印象的で、これについてはほかの作品も確認してみたい。ギャグのひとつひとつも、バーベルを下ろした途端に手が伸びるだとか、クスリの副作用で音が増幅して聴こえるところのしつこさ加減とか、博士をおだてて乗せるところのスピード感等々、馬鹿馬鹿しさや身も蓋もない感じがとてもよい。ほどよく教訓を残すような残さないようなにおいを残しつつあとに何も残さない感じも素晴らしい。そして割と最近までご存命だったのに驚いた(2017年没)→茹で野菜とオイルサーディン(春キャベツ、菜の花、ぶなしめじ)、うずらの卵ひき肉包み(ぶなしめじ、ニンジン)、鯖缶新玉葱和え、牡蠣ニンジン舞茸粥(納豆)、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1→なんだか眠くなって仮眠→夜9時頃起きて『底抜け大学教授』復習ののち『クイズ!脳ベルショウ』見ながら金宮酎ハイ×1→風呂→『裸の重役』(原作:源氏鶴太『東京一淋しい男』、監督:千葉泰樹。森繁久彌、児玉清、松村達雄、船戸順、稲垣隆、黒部進、藤木悠、宮口精二、東野英治郎、星由里子、村瀬幸子、草笛光子、有島一郎、東郷晴子、大沢健三郎、柳永二郎、若松明、団令子、田崎潤、広瀬正一、中村伸郎、清水元、伊藤久哉、加東大介。1964、東宝)。勝手に社長シリーズのようなあちゃらかかなと思って観始めたが、実にしっとりと落ち着いたサラリーマン喜劇だった。喜劇といっても笑わせようという仕掛けはなく、人間の日常生活の中の悲哀をしみじみと描きつつ、その悲哀の中にも喜びがあるという世の中の一面を見せてくれる類。その類の映画としてとてもよく構築されていて、その中で宮口精二はじめ東野英治郎、草笛光子、松村達雄、有島一郎、柳永二郎、中村伸郎、団令子、加東大介らの名優がそれぞれに滋味の効いた味わいを与え、その上で森繁久彌扮する人を人とも思わないようなモーレツ管理職が次第に人生の機微に目を向けるような人物にゆっくり変わっていく様に深い感動を覚えた。名作と言ってよいと思う→End Roll全粒粉パン(オイルサーディン乗せ)、金宮お湯割(梅干し)×3→午前3時半就寝。
3月5日(土) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→牡蠣ニンジン舞茸粥、温泉卵、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)→晩はジンギスカンにすることにし、そのために昨夜から解凍しておいたマトンモモ肉ブロック(400g)を切り分け、半分をベルのタレ/クミンシード/にんにくと生姜のみじん切りに漬け込むなどの仕込み→昨夜制作した『Btterfly』の譜面を修正→メルカリで『マカロニ2』と間違えて購入してしまった『マカロニほうれん荘第二巻』の代金を支払いにセブン-イレブンへ→『ある色魔の告白 色欲の果て』(監督:江崎実生。藤木孝、南令子、大月麗子、橘桂子、林美樹、冬木京三、高品格、美矢かほる、山本昌平、火島こずえ、花柳幻舟、辰巳典子。1968、日活)。話は面白みのない『半田溶助女狩り』みたいな感じ。手錠でつながれた容疑者ふたりが鎖を列車の車輪と線路で切り離すのは『網走番外地』のパクリか。黒人差別が少し描かれたくらいで社会問題を描くでもなく、その黒人も演じているのは日本人。女優たちがいい塩梅にエロいのと、本作で他とは異なる存在感と底知れないなにかをにおわせる花柳幻舟の映画デビュー作に当たることを除けば、私には特に見るべきものはない映画だった→End Roll全粒粉パントースト、オイルサーディン、ミートボール入りじゃがいもポタージュ、ビール中瓶×1→風呂→トマトと鴨燻製のサラダ(胡麻油、酢、わさび、塩)、ズッキーニとベーコンの炒め、ジンギスカン(マトンモモ肉200g、ニンジン、葱、ピーマン、キャベツ)、めかぶと油揚のおつけ、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×3→食後すぐ眠くなって就寝。夜10時頃。
3月6日(日) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→めかぶと油揚のおつけ、ご飯、温泉卵、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、海苔→昼は経堂に出て〈スリ・マンガラム〉と思ったが行列ができていたので、農大通りのほうまでぶらぶらし、ひさびさに〈花坊〉でうどん(かき揚げ)。それとビール中瓶×1/2→〈経堂ボウル〉にて、〈スタンド八九〉のボウリング大会に参加。メンバーは先日の麻雀大会の面々に、初対面のタイガーさん。ボウリングは四年ぶり、4ゲーム投げ、ボールを投げるのはひさびさながら思ったよりちゃんとできたが(転んだり後ろに投げなかったりといった程度だが)、ボールを離すタイミングがつかめず、連続ガターなどもやってしまい、成績は振るわなかった。が、最終的には90超えたから、現段階ではまあいいか。なかなか楽しいし、なんといっても最寄り駅前にボウリング場があるので、ボウリング靴も買って少し続けてみようかとも思った。なおゲーム中、ビール小瓶×1、ハイボール×1→〈太陽堂〉で打ち上げ(ねぎとん、鶏天、あんかけ焼きそば、ビール中ジョッキ×1、御酒×3)。その後〈スタンド八九〉に移動し金宮お湯割×2でおいとま→帰宅後即就寝。時間不明。
3月7日(月) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ。宿酔いも筋肉痛もあまり重くはないが、全身がものすごくだるい→めかぶと油揚のおつけ、ご飯、温泉卵、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、海苔→風呂。少し全身のだるさが癒えたような気もする→『好きなアンタハン』(監督:穂積利昌。神楽坂はん子、森川信、雪代敬子、小林十九二、清水一郎、遠山文雄。1953、松竹)。神楽坂はん子の同名ヒット曲をモチーフにした短編。ベタだがいちいちツボにはまる、主に森川信が演じるギャグが楽しい。雪代敬子の独特の可愛らしい喋り方が堪能できるのもうれしい→ボウリングシューズに関する情報収集。およびM壁さんに相談→End Roll全粒粉パントースト、オイルサーディン、ミートボール入りじゃがいもポタージュ→『なぜ君は総理大臣になれないのか』(監督:大島新。小川淳也、大島新、小川明子、小川友菜、小川明菜、小川雅弘、小川絹代、平井卓也、小泉純一郎、坂本広明、田崎史朗、八代田京子、ドナルド・トランプ、安倍晋三、前原誠司、小池百合子、玉木雄一郎、枝野幸男、中川勝己、井出英策。2020、ネツゲン)。小川淳也という政治家ただひとりを追ったドキュメンタリー。国のために正しい舵取りをしようという意欲に燃えて活動するだけでは政治家として大成しない(その比喩としての「総理大臣になれない」)ということを、小川淳也を追うことで浮き彫りにしたとも言えるのかもしれないが、しかしそれはわかり切ったことであって、わざわざ二時間もの映画にする必要があるのかはよくわからなかった。もっとも私が理解しなかっただけで、ほかにもっと伝えたいものがあったのかもしれない。小川淳也という政治家については、特に説明はないが選挙運動にも協力する家族(父母、妻、娘ふたり)の小川へ示す態度が淡々と描かれており、その描写を通じて小川がいかに誠実な人間であるかを観る者が理解していく作りになっているのだと思った→菊水堂ポテトチップス、トマトと鴨燻製のサラダ(胡麻油、酢、わさび、塩)、めかぶと油揚のおつけ、ご飯、納豆、海苔、ビール中瓶×1、御酒×1→夜9時頃就寝。
3月8日(火) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→えのきのおつけ、粥、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、うずらの卵×3→昼前、経堂駅前に出て、〈iPhone修理ジャパン〉にてバッテリー交換依頼。この手の店は知識はあっても人対人の対話に慣れていない人が多いという印象があるが、この店の人はとても話がしやすかった。昨日お休みだったので、ダメかもしれないが一応O形のも同時に頼んでみたところ、同時依頼の場合二台めから工賃無料ということで、Web予約割引を合わせて結果的にお得であった→〈スリ・マンガラム〉にて昼。大根と鶏肉のカレー、ベジ・コルマ、ご飯、ビール小×1→〈Follow Me〉で食後の珈琲。それから〈魚真〉でなめたかれい、鯖切り身、しじみ、生青海苔、かつぶしを購入。〈オダキューOX〉(牛乳)と〈亀屋〉(梅大福)経由で修理出来のiPhone受け取り、梅田青果で野菜買って帰宅→梅大福でおやつ→晩の仕込み→『コレクションする女』(原題『La Collectionneuse』、監督:エリック・ロメール。アイデ・ポリトフ、アラン・ジュフロワ、ダニエル・ポムルール、アニク・モリス、ミジャヌー・バルドー、パトリック・ボーショー、デニス・ベリー。1967、仏Les Films du Losange)。冒頭に「六つの教訓話 W」と記されるのが謎だが、『シュザンヌの生き方』の次に他の作品が構想されていたのだろうか。それはともかく、『シュザンヌの生き方』同様、自分が心惹かれる女に対する男の心の動きを描いた作品ではあるが、『シュザンヌの生き方』では主人公が女への評価を誤っていたと気づくのに対し、本作では最後の最後で女に惹かれる気持ちを捨てて本来望んでいた無の生活≠手に入れる。しかしそれがそれ相応の覚悟を持ってのことなのか、その場での思いつきなのかは、もう一度(あるいは何度か)注意深く観てみないとわからない。表面的な感想を記しておけば、アイデ役のアイデ・ポリトフが基本的には愛嬌のない仏頂面のブスなのにときおり微笑む(その理由がよくわからない)、その様はとても魅力的だった。バカにし反発をおぼえながらも惹かれてしまう、というのはよくわかる→『イエスタデイ』(原題『Yesterday』、原案:ジャック・バース/リチャード・カーティス、監督:ダニー・ボイル。ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ジョエル・フライ、マイケル・キワヌカ、ソフィア・ディ・マルティノー、ハリー・ミシェル、ミーラ・サイアル、サンジーヴ・バスカー、カール・テオバルド、アレクサンダー・アーノルド、エド・シーラン、エリス・チャペル、ケイト・マッキノン、ジャスティン・エドワーズ、サラ・ランカシャー、ロバート・カーライル。2019、英米Universal Pictures International)。主人公以外(のちに例外がふたり登場するが)誰もビートルズもビートルズの楽曲も知らない世界、という設定は面白いし、その設定をよく活かした映画だとは思う。が、その一方、主人公がビートルズの辿ったのと同じような道筋(ライブが熱狂的に支持されたものの途中からレコーディングのみを活動とするとか、ポップでない曲なども多く発表しファンを戸惑わせるとか)を経験するとか、一度ビートルズが存在するパラレルワールドに飛ばされるとか、途中でひどいドタバタの展開があるとか、なにかもうひとひねりあってもよかったのではないかな、とも思った。といっても、そのひとひねりがあってもっと面白くなる、のかどうかは保証の限りではないし、あまり疲れずに楽しめる映画ではある→なめたかれい煮付け、野菜煮込み(芽キャベツ、じゃがいも、ニンジン、玉葱)、トマト、鴨燻製炙り、えのきのおつけ、粥、納豆、ビール中瓶×1、御酒×4→夜10時頃就寝。
3月9日(水) 朝8時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→えのきのおつけ、ご飯、温泉卵、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、かちり、海苔→老父と昼食および買い物付き添い(〈なかじょう〉にてとり天うどん、わかめ、おろししょうが。サミット)→風呂→『母なる証明』(原題『마더』(Mother)、原案・監督:ポン・ジュノ。キム・ヘジャ、ウォン・ビン、チン・グ、チョン・ミソン、クゥオン・ビョンギル、クォン・ボムテク、ハ・ドクソン、ヨム・ドンホン、ユン・ジェムン、チョ・ギョンスク、チョン・ウヒ、ムン・ヒラ、キム・ビョンスン、ソン・セビョク、ユン・ヨンゴル、パク・ミョンシン、イ・ジョンウン、イム・グナ、キム・ジング、ファン・ヨンヒ、ヨ・ムヨン、イ・ヨンソク、イ・ミド、チョン・ヨンギ、コ・ギュピル、キム・ホンジプ。2009、韓CJ Entertainment)。母親の自分の子供に対する愛情というものが、一般的な愛情とは異なる異常性を持っているということを、過不足なく描いた、という印象。むろんこの映画で描かれる「母」の行動は現実に即して考えれば異常であるが、この映画の中では母親というものの実に自然な行動に見える。そういう組み立て方に成功しているからこそ(もちろんキム・ヘジャの芝居も含めて)、母親というものの異常だが深い愛情に心打たれ感動を覚えるのだと思う。細かい伏線や描写にも気が配られていて細部に至るまで完成度の高い映画と思った→生青海苔とかちりの天ぷら、菜の花胡麻汚し、うずらの卵、野菜煮込み(芽キャベツ、じゃがいも、ニンジン、玉葱)、トマト、鴨燻製炙り、鯖塩焼きしじみ汁、粥、納豆、ビール中瓶×1、御酒×3→夜10時就寝。
3月10日(木) 朝8時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→しじみ汁、粥、うずらの卵×3、かちり、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)→『Butterfly』冒頭のポリリズム研究。譜面にしてリズムを3/2ではなく4/4のシャッフル(元の譜面の8分音符みっつを一拍三連と捉える)と、3/2は4/4になる。おそらく4/4のシャッフルとして始まったと思わせておいて崩れていくというのが狙いだろうが、4/4二小節分をどう解釈していいのか悩む(3/2+4/4+4/4をふた回しで一単位と解釈するのか、四回しで一単位と解釈するのか、等)→山かけそば(葱、生卵、刻み海苔)→『霧の旗』(原作:松本清張、監督:山田洋次。倍賞千恵子、滝沢修、桑山正一、新珠三千代、近藤洋介、清村耕次、金子信雄、露口茂、穂積隆信、川津祐介、逢初夢子、三崎千恵子、市原悦子、阿部寿美子、河原崎次郎、内藤武敏、井川比佐志。1965、松竹)。原作を読まないとなんとも言えないが、映画を観た印象としては、原作をひねくり回すことなく、いい脚本、いい役者で衒いなく撮ったという印象。心の底を見せないような(あるいは深慮遠望はないが何も考えず直感的に行動していくような)倍賞千恵子の芝居と、弁護士としてあるいはひとりの男としての矜恃や万能感や正義感や誠実さをうまく飼い慣らしているつもりながらそれらの及ばない人間的な穴≠ノはまっていくような起伏のある滝沢修の芝居の対照が面白かった。実際にはあんな手管に敏腕弁護士が翻弄されるわけはないと思うのだが、映画内ではその点もうまく料理されていたのではないかと思う。最初期の監督作品を観ると、どうも山田洋次は(恐らく自分が希望するところの)喜劇よりもシリアスなドラマのほうに適正があるように思える(といっても、『男はつらいよ』シリーズ以前のシリアスドラマといえば、あとは『下町の太陽』しかないが)→風呂→晩の支度→『愛の讃歌』。(原作:マルセル・パニョル『ファニー』より、監督:山田洋次。倍賞千恵子、中島玲子、内田由美子、有島一郎、北林谷栄、千秋実、青柳直人、太宰久雄、左卜全、渡辺篤、大杉侃二郎、小沢昭一、伴淳三郎、中山仁、桜京美。1967、松竹)。マルセル・パニョルの原作を読んでおらず、『ファニー』の話も交えた舞台『マリウス』を観ただけの者にとっては、『マリウス』と『ファニー』の違いが気にかかる(というのは、本作は舞台『マリウス』と話がほぼ同じだったからだが)。そして、話をおおまかに知っている者としては心躍るような要素のない映画だったのだが、終盤の中山仁と有島一郎、伴淳三郎が対峙する場面では、有島一郎と伴淳三郎の芝居に心打たれた。それと随所での倍賞千恵子の芝居にも。とりあえずは、マルセル・パニョルのマルセイユ三部作をちゃんと観ておくいい機会になったということになるか(ということで、DVDを注文した)→茹で野菜(キャベツ、じゃがいも、玉葱、ニンニク)、生青海苔ちかちりの酢の物、トマト(塩)、鯖煮付け(えのき、生姜)、しじみ汁、粥、温泉卵、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、ビール中瓶×1、御酒×1.5→夜9時頃就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記