2022年03月20日

3月まとめ(11〜20日)


宮崎料理、ボウリング教室、ジム・ジャームッシュ『デッド・ドント・ダイ』、ロイ・アンダーソン『散歩する惑星』、ご近所麻雀、マルセイユ三部作、鹿のハンバーグとゲイシャ珈琲、Sembello。

3月11日(金) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→しじみ汁、粥、温泉卵、かちり、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)→O形の取材付き添いで、新宿にて宮崎料理。サザンテラスの〈宮崎風土くわんね〉にて、カツオめし定食、ミニチキン南蛮、みやだいず豆腐、ビール中ジョッキ×1。ついでに一階の宮崎物産もあれこれ購入。冷や汁について店員さんにちょいと尋ねたら、面白い話が聞けた→平和に電車で帰宅。〈魚真〉〈自然食品〉〈梅田青果〉で買い物→風呂→『ドーン・オブ・ザ・デッド』(原題『Dawn of the Dead』、監督:ザック・スナイダー。サラ・ポーリー、ハンナ・ロックナー、ジャスティン・ルイス、ヴィング・レイムス、メキー・ファイファー、ジェイク・ウェバー、インナ・コロブキナ、マイケル・ケリー、ケヴィン・ゼガーズ、マイケル・バリー、ブルース・ボーン、マット・フルワー、R・D・レイド、ボイド、バンクス、リンディ・ブース。2004、米Universal Studios)。ジョージ・A・ロメロ 『ゾンビ』の(原題は)同名リメイクだそうだが、物語に新たな工夫はないし、ゾンビの描写はおざなりだし、役者もことごとく輝きがないしで、なぜリメイクしたのか疑問。じゃあなんで観たんだという話ではあるが、それはそれとして、再見の必要なしと判断→『日本一のホラ吹き男』(監督:古沢憲吾。田島義文、植木等、大屋満、広瀬正一、二瓶正也、飯田蝶子、富田仲次郎、佐々木孝丸、高田稔、坂本武、安田伸、浜美枝、山茶花究、曽我廼家明蝶、桜井センリ、三井弘次、中真千子、由利徹、人見明、清水元、谷啓、江川宇礼雄、草笛光子。1964、東宝)。『ドーン・オブ・ザ・デッド』があまりにつまらなかったので、寝る前にスカッとしたくて鑑賞。わはははと笑ってあとに何も残らないのが素晴らしい→菊水堂ポテトチップス、舞茸ニンニクソテー、鶏のささみくんせい、鶏炭火焼、ピーマン焼き、トマト、キャベツのおつけ、粥、かちり、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)、ビール中瓶×2、芋焼酎ロック×3→夜10時半就寝。
3月12日(土) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→キャベツのおつけ、粥、温泉卵、かちり、佃煮(たらこ、葉唐辛子、上あみ)→ボウリング靴届く。M壁さんに〈経堂ボウル〉のレッスン(見学?)の件で相談→もりそば(うすらの卵×3)→風呂→『新感染半島 ファイナル・ステージ』(原題『반도』(半島)、監督:ヨン・サンホ。カン・ドンウォン、キム・ドユン、イ・ジョンヨン、イ・レ、イ・イェウォン、キム・ミンジェ、クォン・ヘヨ、キム・キュベク、ク・ギョンファン、ベラ・ラヒム。2020、韓Next Entertainment World)。ゾンビが生き生きと(ってのも変だが)していたのは面白かったし、ゾンビに占拠され取り残された朝鮮半島に残された大金を奪いに行くという筋も面白いが、『マッドマックス』的な世界観から家族愛を描くような塩梅に転じてからが長過ぎて、なんかこうバシっとした感じがなかったのが残念。前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』が設定の発想と表現力が際立っていただけに、重ねて残念→『日本一のゴマすり男』(監督:古沢憲吾。植木等、吉川満子、中村是好、沢村いき雄、南利明、浜美枝、桜井センリ、二瓶正也、進藤英太郎、東野英治郎、佐田豊、有島一郎、犬塚弘、人見明、宮田芳子、久保菜穂子、石橋エータロー、加藤茶、高田稔、京塚昌子、安田伸、中尾ミエ、藤田まこと、谷啓。1965、東宝)。未見の映画を観て不満を覚えてクレージー、のパターンを昨日に続けて。『日本一のホラ吹き男』とどこが違うのかといえばよくわからないが(二本の話を一本にまとめてもよいと思う)、まあそれでもわはははと笑ってあとに何も残らないのが素晴らしい。満足→菊水堂ポテトチップス、冷奴(紫蘇)、公魚唐揚げ、トマト、キャベツのおつけ、冷や汁かけご飯(茗荷、紫蘇、きゅうり、豆腐、胡麻、うるめいわし、味噌)、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1、芋焼酎ロック×1→夜11時就寝。
3月13日(日) 朝5時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→『ワールド・ウォーZ』(原題『World War Z』、原作:マックス・ブルックス、監督:マーク・フォースター。ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、アビゲイル・ハーグローヴ、スターリング・ジェリンズ、ファナ・モコエナ、エルネスト・カントゥ、ヴィッキー・アライコ、ファブリツィオ・グイド、エリス・ガベル、ジェームズ・バッジ・デール、デイヴィッド・モース、ダニエラ・ケルテス、ピーター・カパルディ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ルース・ネッガ。2013、米Paramount Pictures)。個人的な趣味から言えば、映画的に特異な発想があるのかよくわからず、おおっと驚いたり(滑稽だけでなく新奇な発想に驚いて笑うという意味で)思わず笑ったりということもなく、感染拡大≠ニそれを救うヒーローという図式に新味も感じなかったが、完成度はそれなりに高く、アメリカ-韓国-イスラエル-英国と巡るスケールの大きさや緊張感の演出もなかなかのものだった(イスラエルの壁をゾンビたちが乗り越えてくるところは笑った)。ゾンビはゾンビを襲わない、という発想は原作にあったものだろうが、『サバイバル・オブ・ザ・デッド』の、ゾンビに人間以外の獣肉の味を覚えさせて手なずけようという発想と同程度に面白いのではないかと思う→冷や汁かけご飯(かちり)→早めの午睡→『新婚さんいらっしゃい』で泣かされるとは思わなかった。出演後すぐにお亡くなりになった新婦の気丈さに心揺さぶられた→きつねうどん(葱、生卵、おろし生姜)→『デッド・ドント・ダイ』(原題『The Dead Don't Die』、監督:ジム・ジャームッシュ。ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、トム・ウェイツ、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、エスター・バリント、ジャニ・ディアロ・ウィンストン、タリヤ・ウィタカー、マヤ・デルモント、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、RZA、ラリー・フェッセンデン、キャロル・ケイン、クロエ・セヴィニー、ロサル・コロン、ティルダ・スウィントン、イギー・ポップ、サラ・ドライバー、オースティン・バトラー、ルカ・サバト、セレーナ・ゴメス。2019、米Focus Features)。ゾンビ映画のフォーマットはきっちり守っていながら、妙に間伸びしたようなのんびりしたような間の抜けたような会話を軸に、田舎町の緊迫感のなさを土台にした点、ジム・ジャームッシュならではの味わいを醸し出しながら、ゾンビのような存在に日常が脅かされる際の恐怖を、却って現実的に描いているようにも思った。人間はそもそもゾンビである(ゾンビとして生まれ変わるように生きている)という主張はいささか説教くさいが、なるほどなと思わないわけではない。アダム・ドライバー扮するロニーだけジム・ジャームッシュから事前に台本をすべて受け取っている≠ニいうくだりは、ジョン・ルーリーの自伝の中の記述を当てこすったものかなと思ったが、制作時期・出版時期を考えると微妙(出版前に自伝の内容がジム・ジャームッシュに伝わっていれば別だが)。そんなところも含めて、愛すべきジャームッシュ映画とは思った→『喜劇 一発勝負』(監督:山田洋次。露原千草、加東大介、北林谷栄、ハナ肇、倍賞千恵子、三井弘次、水科慶子、瞳ひかる、左とん平、犬塚弘、桜井センリ、谷啓、出口玉枝、北竜二、堺正章、井上順、ナレーション:三島雅夫。1967、松竹)。よくも悪くも、若者が父性母性に対峙する様を喜劇として描きたいと山田洋次が考えていた、ということがよくわかる作品と思った。クレージーキャッツの面々を一連の東宝クレージー映画と異なる扱い方で登場させているのも、デビュー以来の喜劇≠熾ケせて考えると俗にいうアンチテーゼなのではないかなという思いを強くした作品でもあった。そして若者のいろいろな挑戦がことごとく、経験≠ニいうものに負けていくことを体現する作品であるとも思う。話の筋が最終的には古い社会を足蹴にするというところに帰着するのに、なんとも皮肉な感じを覚えた→菊水堂ポテトチップス、めかぶ酢、蒸し野菜(芽キャベツ、ニンジン)、はまち刺身と鯛刺身(紫蘇、茗荷)、鶏炭火焼、冷や汁かけご飯、ビール中瓶×1、御酒×2、芋焼酎ロック×1→夜8時頃就寝。
3月14日(月) 深夜起床→『散歩する惑星』(原題『Sånger från andra våningen』(二階からの歌)、監督:ロイ・アンダーソン。トルビョーン・ファルトロム、ベンクトゥ・C・W・カールソン、ステン・アンデション、Kristina Hukkala Ranch、ローランド・ヌニェス、Tylar Gustavson、Lucio Vucina、Birgitta-Irene Lundberg、Per Jörnelius、ビルギッタ・パーソン、ラース・ノルド、ビルギッタ・ヘドバーグ、ステファン・ラーション、Birgitta Gustafvsson、Ingela Persson、Jörgen Grundström、アルヴァ・リデル、ハンス・エリクソン、ピーター・ロス、スティグ・ヘルステン、Klas-Gösta Olsson、ハッセ・ソーデルホルム、ルーン・フォーク、トミー・ヨハンソン、Jan Wikbladh、Sture Olsson、フレドリック・シェーグレン、ヨラン・ミューラー、Karna Wachtmeister、Helene Mathiasson、Eva Stenfelt。2000、仏ARP Sélection/瑞Triangelfilm )。一見関連のない場面、それもそれぞれが(ほぼすべて)ワンカットワンシーン/引きの固定カメラでゆっくりと描かれつながれていく、という点で、非常に難解な映画(理解されることに優しくない映画)のようであるが、しかし人間が置かれた状況に逃れ難くある悲惨さをほぼ現実そのまま描いたような、そういう点ではわかりやすい映画であるとも思った。面白いのかどうかはよくわからないが、終幕の、幽霊に怒鳴ると幽霊たちが一度は消えていくように見せかけて、しかし一番若い幽霊(国かなにかのために犠牲になった)が向かってくると他の幽霊たちも振り返ってやってくるというところは、逃れがたい人間がいくつも重ねてきた原罪的なもの≠想起させられる。それが、映画的にたまたま主人公に向けられただけで、我々ひとりひとりがそういう立場であるということを監督が言いたい、のかどうかはよくわからない。邦題は『ウルトラセブン』からの引用か?(その理由もよくわからなかった)→朝5時就寝→朝8時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→あさりのおつけ、ご飯、温泉卵、かちり、佃煮(葉唐辛子、上あみ)、海苔、ブリの漬け→風呂→午後麻雀の約束をしていたので、昼は経堂駅前に出て〈正楽〉と思ったが休み。うろうろしてから〈彩雲瑞〉にて五目かた焼きそば、ビール中瓶×1→DOM経堂二階の〈プラティマカムチャー〉にて麻雀。スナック八九マダムに、お初のエリコさん、ツカさん。半荘三回やって、なんとトップだった。ゲームを盛り上げようと(振り込むつもりで)追っかけリーチしたらツモってしまったり等、全体的にツキがあったようだ。ハイボール×3→終了後、O形を呼び出しすずらん通りの噂のおでん屋〈でんでん清水〉にて、マダム、エリコさんも交えて一杯。親父さんが独特の方だったが、居心地よくまた料理も酒もよかった。贔屓にしたい。馬モツ煮込み、カキフライ、舞茸天ぷら、おでん(ちくわぶ、大根、白滝、こんにゃく、卵等)、手巻き寿司、御酒×4→結構酔っ払って帰宅後即就寝。時間不明。
3月15日(火) 朝8時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→あさりのおつけ、ご飯、温泉卵、、佃煮(葉唐辛子、上あみ)、ちりめんじゃこ、胡麻、海苔→午前中、なんとなくiPad用のGarage Bandを試してみる。iPhone用を使ったことはあったが、ちょっと使ってみた、程度だったのでステップ入力の仕方も学ばなかったが、本日はステップ入力で簡単な曲を打ち込めるくらいにはなった。しかし五線譜が使えないのは不便→サッポロ一番醤油(ニンジン、ゴマ、葱、ニンニク、うずらの卵×3)→午後は麻雀の点数計算練習→風呂→『鬼姫競艶録』(原作:陣出達朗、監督:渡辺邦男。美空ひばり、中山昭二、中村彰、小笠原竜三郎、丹波哲郎、江川宇礼雄、筑紫あけみ、沼田曜一、鳥羽陽之助、細川俊夫、加藤欣子、花岡菊子。1956、新東宝)。なかなか魅力的な題名ではあるが、「競艶」という割にはもうひとりの「姫」がそれなりの輝きはあるもののスター性には乏しく、結局美空ひばりに光を当てた映画に仕上がっていて、「競艶」という言葉への期待としてはいささか肩透かしを喰らったように思う。それもあってか、他のひばりお姫様もの比べて全体的にパッとした感じが感じられなかったのだが、歌もあり殺陣もありなのはだいたい同じなのに、どういう要素が一番の要因のなるのだろうか。と思っているうちに、映画は終わってしまった→菊水堂ポテトチップス、きゅうりとめかぶとちりめんじゃこの酢の物、蒸し野菜(レンコン、ブロッコリー、ニンジン)、鶏笹身燻製、あさりのおつけ、地頭鶏五目炊き込みご飯、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2→引き続き麻雀の点数計算練習。深夜まで。午前4時就寝。
3月16日(水) 朝8時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→蕪の葉と油揚のおつけ、、地頭鶏五目炊き込みご飯、ちりめんじゃこ、梅干し、海苔→老父と昼食および買い物付き添い(〈深水庵〉にてなめこそば。サミット、コーナン)→ガソリン満タンにし、セブン-イレブンでマルセル・パニョル原作の映画「マルセイユ三部作」のDVD受け取って帰宅→『マリウス』(原題『Marius』、原作:マルセル・パニョル、監督:アレクサンダー・コルダ。ピエール・フレネー、オラン・ドゥマジ、レイミュ、アレクサンドル・ミハレスコ、ポール・デュラック、ロベール・ヴァティエ、フェルナンド・シャルパン、アイーダ・ルッフェ。1931、仏Les Films Marcel Pagnol)→『ファニー』(原題『Fanny』、原作:マルセル・パニョル、監督:マルク・アレグレ。レイミュ、ロベール・ヴァティエ、オラン・ドゥマジ、アイーダ・ルッフェ、フェルナンド・シャルパン、オーギュスト・ムリエス、ミリー・マティス、ルイ・ブーレ。1932、仏Les Films Marcel Pagnol)。マルセル・パニョル『ファニー』を原作とする山田洋次『愛の讃歌』を観てなんだか気持ちの収まりが悪かったので、1930年代の「マルセイユ三部作」(多分最初の映画化)のDVDを取り寄せて観てみた次第だが、なるほど納得がいった。不思議なことに、日本人によって日本人の物語として演じられる『愛の讃歌』よりも、フランス人によって演じられる『マリウス』『ファニー』のほうがよほど人間の営みとして実感できた。役者たちが揃いも揃って名優なのだが(と言ってよいと思う)、顔の表情の表現力・技術はもちろん、身体の内側から様々な感情や思いが吹き出してくるようなのも、そう実感させられる要因と思う。制作直後にどれくらいの日本人が観たかは知らないが(そもそも日本でかかったのだろうか)、池波正太郎などがフランス映画を観て、海の彼方にも日本と同じような人たちが日本人と同じような生活をしている≠ニ思ったという意味が、この二本を観て理解できたような気がした→蒸し野菜(ブロッコリー、蕪、レンコン)、新玉葱とトマトのサラダ、Kalpasiマスタードハンバーガーセット(ハンバーガー、フライドポテト)、ビールロング缶×2、金宮酎ハイ×3→深夜日付が変わる頃、割と大きな地震。驚いたが無事→午前3時頃就寝。
3月17日(木) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→蕪の葉と油揚のおつけ、地頭鶏五目炊き込みご飯の焼き飯(卵)、酢昆布、海苔→午前中から昼過ぎまで、麻雀点数計算練習→『千姫』(監督:木村恵吾。進藤英太郎、大河内傳次郎、伊志井寛、京マチ子、市川雷蔵、東山千栄子、峰幸子、山形勲、菅原謙二、南部彰三、三田隆、石黒達也、毛利菊枝、市川男女之助、南条新太郎、天野一郎、花柳武始。1954、大映)。私にとっては京マチ子の魅力に溺れるためだけの映画であった。特に徳川に連れ戻されて本多平八郎に嫁ぐ直前に平八郎が病死し遊興にふけるようになってからの匂い立つような色気の表現は見事→菊水堂ポテトチップス、ビール中瓶×1→ひさしぶりにカレー製作→風呂→『セザール』(原題『César』、原題:マルセル・パニョル、監督:マルセル・パニョル。レイミュ、トメレイ、アイーダ・ルッフェ、ロベール・ヴァティエ、ポール・デュラック、マルセル・モーピ、フェルナンド・シャルパン、オラン・ドゥマジ、ミリー・マティス、エドゥアール・デルモント、アンドレ・フーシェ、ピエール・フレネー、ドゥーメル、ロベール・バサック、シャルブレ。1936、仏Les Films Marcel Pagnol)。前二作に比べて冗長な感じもするが、マルセル・パニョル自身による監督作品なので、原作者の描きたかった世界ということだと思う。そして冗長な感じながら重要な完結編で、暗に人間とは成長しているようで成長しない(部分を抱えている)ものである、というメッセージが含まれているようにも思うが、山田洋次『愛の讃歌』でそこまで踏み込まなかった理由が気になってくる。最終的にセザールの粋な計らいでマリウスとファニーが結ばれるのは悦ばしいのだが、パニスの晩年のいろいろな努力を想像するとなんともやり切れない気持ちになるのも、人の営みの妙味というべきか。三部作をまとめて観て、ずっしりと受け取るものがあった→舞茸入り五種のダール、ピーマン新玉葱トマトのアチャール、バスマティジャポニカブレンドご飯、ちりめんじゃことマスタードシードのテンパリング、鴨燻製クミンシードソテー、F式らっきょう、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1→夜0時就寝。
3月18日(金) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ。起き抜けにiPhoneを床に落とし、液晶面にひびを入れてしまった→舞茸入り五種のダール、ピーマン新玉葱トマトのアチャール、バスマティジャポニカブレンドご飯、温泉卵→午前10:30より、〈経堂ボウル〉にて斉藤郁弘プロのレッスンを受講。アプローチは右足から4歩、右手で投げると同時に左足はスライド、力を抜いてボールの重さを利用した遠心力で投げる、狙うのはピンではなく右から二番目のスパット、ボールが左に寄る癖が治らない場合はまずつま先を揃えてから少しだけ右を向いて投げる、といったアドバイスをいただいただけで、ずいぶん狙いが安定した。とはいえ、なかなかすべてを全うし続けることはできないのだが、左記を意識して何度も投げれば少しずつ安定していきそうな期待は感じた。習いに行ってよかった。靴も、少し幅が狭くないかと不安だったが、いざ履いてプレイしてみたらピタリと足に合っていた→同じくご参加のMんちんさんとはすぐに失敬して、先日もバッテリー交換でお世話になった〈iPhone修理ジャパン〉を訪ねiPhoneを預ける→月曜の麻雀でお世話になった〈プラティマカムチャー〉に裏を返しに行き、鹿のハンバーグセットで昼。生ビール中ジョッキ×2。ゲイシャを格安で出しているのは先日確認していたので、食後にいただく。好みドンピシャの店ではないが、いろいろ仲良くできそうな感じはある。映画の上映会を催しても面白そうだ→〈iPhone修理ジャパン〉で修理出来のiPhone受け取り、〈ミートコンパニオン〉と〈梅田青果〉で買い物。〈梅田青果〉出たところでパンクの先輩にばったり→帰宅、風呂→賄い当番→『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(原題『Planet of the Apes』、監督:ティム・バートン。マーク・ウォールバーグ、エステラ・ウォーレン、ヘレナ・ボナム=カーター、ポール・ジアマッティ、デビッド・ワーナー、ティム・ロス、マイケル・クラーク・ダンカン。米20th Century Fox)。終盤に向けて、冒頭だけに登場していた猿の宇宙船操縦士であるペリクリーズが実に重要な役割で登場するのが、その緊張感を引き作可愛らしさも含めてティム・バートン的ではあったが、奇想という点では他の作品に劣るか、という印象。『猿の惑星』のリメイク(本作は「リ・イマジネーション」だそうだが)としても、猿がいかにして進化したかを克明に描いたリブート版(創世記、新世紀)のほうが、絵造りは別にして見応えがあったように思う。ティム・バートンだからと期待したのはこちらの勝手ではあるし、面白く観はしたものの、やや期待外れではあった→トマトとピーマンと鴨燻製のサラダ、ニンジンのスパイス炒め、茄子のアチャール、舞茸入り五種のダール、バスマティジャポニカブレンドご飯、F式らっきょう、蕪と油揚のおつけ→夜0時就寝。
3月19日(土) 朝10時半起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→ニンジンのスパイス炒め、茄子のアチャール、舞茸入り五種のダール、全粒粉パントースト、オムレツ、蕪と油揚のおつけ→風呂→即席熊本ラーメン(新玉葱、蒼葱、おろしにんにく、胡麻、茹で卵1/2、海苔)→Sembelloのライブ見物に、クルマで相模原へ。ところが246から16号へは途中混んでたがすんなり行ったものの、16号に乗って相模大野の駅を越えたところで渋滞の車線選択の誤りにより16号を外れて町田厚木線線(都道・県道51号)に入ってしまい、その辺りで日も落ち雨脚が強くなったこともあって感覚が狂い、完全に道に迷ってしまう。道幅が狭くコンビニエンスストアなども見当たらないことから一時停車ができないこともあり、とにかく感覚だけを頼りに進んだが、結果的にはかなりの遠回りに。途中セブン-イレブンを見つけ駐車場に入り地図を確認し、ようやく本日の会場までの道を確認できた。ちなみにあとで地図を調べたところによると、町田厚木線線に入ってすぐ二又を右方面に進んでしまったのが敗因(方向的には合っているのだが)。51号を真っ直ぐ進めば、507号から相模原駅方面に向うという最適解に(結果的にはこの道程に乗ったのだが)最短でたどり着いたはずだった。あと遠回りしてから51号に合流した地点である「南大野交番前」交差点が、右折して51号に入るクルマがほとんどなのに右折用信号がない(従って一度の青信号で一二台しか右折できない)という仕様だったのも、今回の迷い道への不安感や焦燥感が募るのに拍車をかけていた→結局開演30分後に会場である〈メイプルホール〉に到着。駐車場が奇跡的に一台分だけ空いていたのでクルマを入れ、小走りで会場へ。残り1時間半ほど、Sembelloの演奏を楽しんだ。途中で諦めなくてよかった→終演後は、ロビーにまだ人も多かったので、沖、田中両氏にはご挨拶せずおいとま。帰途も夜としては混んでたが、相模原から青葉台の先の辺りは普段からこんな感じなのだろうか→帰宅すてすぐにビール中瓶×2。運転と迷い道による緊張をほぐすべく、『日本一のゴリガン男』(監督:古澤憲吾。植木等、清水元、浜美枝、人見明、藤村有弘、沢村いき雄、堤康久、ルーキー新一、佐々木孝丸、大友伸、進藤英太郎、田武謙三、左卜全、田中邦衛、小川安三、藤田まこと、柳谷寛、宮田洋容、田中淳一、野川由美子、二瓶正也、中村哲、北竜二。1966、東宝)。人見明がなかなか「バカ」と言わない期待の外し方とか、植木等にいたずらで小便を飲ませるが驚かされてすぐに謝る田中邦衛とか、人見明と植木等の宴会芸とか、藤田まことの御座敷遊びとか、そんな細かいところの可笑しさの連鎖が楽しい。大会社の社長が革新系の代議士だったり、当時の話題であっただろう自衛隊、大規模霊園などを取り扱っているもの面白いけれども、それよりも細かいところの楽しさが印象に残る。そして(桜井センリも出てはいるが)脇を固めれば植木等ひとりで十分、と思わせてしまうのも本作の特徴のひとつではないかと思う→夜11時頃就寝。
3月20日(日) 夜中にくしゃみしたら洟が止まらなくなり、午前3時起床。白湯、マヌカハニー、アサガラ→『蘇る金狼』(原作:大藪春彦、監督:村川透。松田優作、成田三樹夫、小池朝雄、久米明、加藤健一、岩城滉一、真行寺君枝、角川春樹、風吹ジュン、南原宏治、結城しのぶ、千葉真一、岸田森、吉岡ひとみ、安部徹、佐藤慶、草薙幸二郎、加藤大樹、待田京介、今井健二、中島ゆたか。1979、東映映画)。主人公の出自が「夜間大学出、補欠入社」という設定になっているが、冷徹な(そして遠回りな)犯罪手段を以て会社乗っ取りを企てることになった背景がもう少し詳しく(または深く)描かれているとよかった。まあ全体に松田優作はかっこいい! と思えればよい映画ではあるが、嘘の世界に観る者を引き込む仕掛けはもう少し必要かなと思った次第。松田優作はかっこいい! と思えればよい映画ではあるものの、成田三樹夫、小池朝雄、千葉真一、岸田森、待田京介、今井健二らの藝も目立つように撮られてはいないが光ってはおり(佐藤慶や安部徹については本作ではそこまでは思わなかった)、そうした点も飽きずに眺められる魅力と思う。カーチェイスはやや間延びしていて緊迫感に欠けているとは感じた→蕪のおつけ、卵かけご飯(ちりめんじゃこ、上あみ佃煮、海苔)、納豆→午睡というか二度寝というか→晩の支度しながら『野獣死すべし』(原作:大藪春彦、監督:村川透。青木義朗、安岡力也、松田優作、吉岡ひとみ、小林麻美、草薙幸二郎、室田日出男、風間杜夫、岩城滉一、鹿賀丈史、阿藤海、根岸季衣、佐藤慶、相馬剛三、雪江由紀。1980、東映)。終幕のコンサートホール(好きなクラシック音楽の演奏を聴きながら寝てしまい、会場の外に出るとサイレンサーの銃で撃たれ、拳銃を持っておらず血塗れの刑事の姿が陽炎の中に揺らめく)の難解さというか唐突さを除けば、物語を組み立てるひとつひとつの要素がすっと腑に落ちる、よくできた映画と思う。『蘇る金狼』のように成田三樹夫、小池朝雄、千葉真一、岸田森、待田京介、今井健二といった名優の藝を借りずとも世界が成り立っていて(佐藤慶もほぼチョイ役≠ニいう趣だった)、『蘇る金狼』と同じ原作者、同じ監督とは思えないほど。そういう評価が妥当かどうかはわからないが、松田優作に鹿賀丈史を配することで、狂気の描き方のデザインがとてもよい、という感想を持ったし、それは今回改めて観ても同じだった→『デッド・ドント・ダイ』再見しながら晩。ちりめんじゃことトマトピーマンキャベツのカチュンバル、マサラポテトサラダ(チーズ入り)、鴨燻製紫蘇乗せ、茄子と葱のおつけ、鶏とニンジンとレンコンのカレー(豆入り)、ジャポニカバスマティご飯、F式らっきょう、ビール中瓶×2、金宮酎ハイ×2→『笑点』の圓楽枠、本日は柳亭市馬。大喜利とは関係ないが『俵星玄蕃』がちょっと聴けたのがうれしい→食後『クイズ!脳ベルSHOW』の特別版見てたら眠くなり、横になって音だけ聞いているうちに就寝。夜8時頃。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記