2022年05月20日
5月まとめ(11〜20日)
初Wikipedia、『上島ジェーン』、『上島ジェーンビヨンド』、変拍子、少しずつ減らして試してみましょう、医療用コルセット、酒井俊・向島ゆり子・会田桃子 於成城学園前〈Cafe Beulmans〉、川島雄三『喜劇 とんかつ一代』、〈鮨一喜〉。
5月11日(水) 朝7時起床。白湯、マヌカハニー→じゃがいもと油揚のおつけ、ご飯、梅干し、錦松梅、海苔→B電子仕事、Wikipediaのサンドボックスという個アカウント専用のページ制作・編集の練習用ページを使い、昨日送った草稿を形にしてみる。これをもとに修正や追記をすれば形になりそうなので、B電子に連絡→老父と昼食および買い物付き添い(〈なかじょう〉にてしょうゆうどん、鶏天、ごぼう天。サミット)。本日はO形も参加。〈なかじょう〉のうどんは、讃岐うどんを謳うにはコシがなさ過ぎではないかと思っていたが、しょうゆうどんは悪くなかった。次回からはこれだな→『真赤な恋の物語』(原案:プロスペル・メリメ『カルメン』、監督:井上梅次。根上淳、安部徹、明智十三郎、松原浩二、岡田茉莉子、吉田輝雄、土田桂司、渡辺紀行、榊ひろみ、土紀洋児、藤木孝、山本幸栄、大木実、諸角啓二郎、山路義人。1963、松竹)。せっかくの岡田茉莉子によるカルメン≠ネのに、岡田茉莉子が吉田輝雄を鞭打つ場面も含めてなんだか安っぽいのだが、その安っぽい感じが妙にいいのは井上梅次マジックか。岡田茉莉子と吉田輝雄の波打ち際での濡れ場は美しかった。あと根上淳が見事な股裂の刑の処されるのには笑った→菊水堂ポテトチップス、薄焼きチーズ、トマト、ちりめんじゃこ入り炒り卵、じゃがいもと油揚のおつけ、ご飯、納豆、海苔、ビール中瓶×1、芋焼酎ロック×2→食後早々に就寝。夜7時頃。夜中に二三時間起きたがその後また就寝。
5月12日(木) 朝10時半起床。白湯、マヌカハニー→じゃがいもと油揚のおつけ、卵かけご飯(ちりめんじゃこ)、納豆、錦松梅、海苔→昼過ぎから本日のカレーその他の仕込み→途中で風呂→急死した上島竜兵の追悼で、『上島ジェーン』(監督:マッコイ斉藤。上島竜兵、有吉弘行、鵜澤清永、清宮佑美、森山鉄兵、深沢直樹、南まりか、稲葉泰宗、渡辺奈緒子、徳田昌久、柴本聖子。2009、ポニーキャニオン)。てっきり上島竜兵による企画かと思ってたが違った。実際は企画に関わっていたかもしれないし、その場合どの程度関わっていたかはわからないが、そうと知ると、本人の役としてあれだけダメな人間をきっちり表現して見せられたことに、より一層の凄みを改めて感じた(有吉弘行への演出やそれに応えた芝居も、上島竜兵のダメさ加減のいい味付けとしてかなり機能していたと思う)。演出というか構成というか、ダラダラ撮っているようで主な被写体の後ろでの動きが効いていたり、あからさまなベタな演出を(恐らく)意識的に用いたりなど、細かい組み立ての妙が効いている点も印象に残る。上島竜兵の遺作、というわけではないが、代表作として遺すべき作品と思う→じゃがいもとニンジンのクミンバターソテー、ゴーヤのアチャール、F式らっきょう、五種のダール、生揚げと大根とパセリのラッサム(うさぎの骨出汁)、ドライラム、ジャポニカバスマティブレンドご飯、ちりめんじゃこと白胡麻の素揚げ、パパド、春雨サラダ(薄焼き卵、きゅうり、ハム)、トマトとピーマン、合鴨薫製、ビール350ml缶×1、ビール中瓶×1、赤葡萄酒×1→夜0時就寝。
5月13日(金) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー→じゃがいもとニンジンのクミンバターソテー、ゴーヤのアチャール、F式らっきょう、五種のダール、生揚げと大根とパセリのラッサム(うさぎの骨出汁)、ドライラム、ジャポニカバスマティブレンドご飯、ポーチドエッグ→『懐しの歌合戦』(構成:池田浩郎。川路龍子、水の江瀧子、川田晴久、美空ひばり、並木路子、上原謙、佐野周二、ディック・ミネ、月丘夢路、佐田啓二、宇佐美淳、鶴田六郎、若原雅夫、津島圭子、益田隆、水戸光子、佐分利信、藤田泰子、藤山一郎、若原春枝、原保美、笠置シヅ子、河村黎吉、ダイナブラザース、淡島千景、阪東妻三郎、小月冴子、紅あけみ、瞳ゆり、勝浦千波、秋月恵美子、霧島昇、奈良光枝。1950、松竹)。ここで採り上げられた映画が詳らかでないが(冒頭に映像を使用した作品名が羅列されるものの、画面と同時に作品名が明示されるのは『悲恋模様』『四人目の淑女』『誘惑』『花の素顔』『春雪』『恋は馬車に乗って』の六作。ほかに作品名がわかったのは『踊る龍宮城』で、いずれも戦後の作品)、恐らく戦後の歌入り映画の名場面や気の狂った場面を中心に編んだアンソロジーに、当時すでに懐かしい流行歌を歌手たちが歌う場面を組み合わせた映画、ということになろうか。この映画のために撮った歌の場面なんだかすでにある作品のフィルムを持ってきたのだか、ひと目ですぐにわからないという憾みはあるが、全体的に、まるで天国の映像か夢を見ているような一本だった。人名や歌の題名の字幕も出ておかしくないところで出なかったりするが、一応表示された範囲で歌の題名を記しておくと、下記のとおり。美空ひばり『東京キッド』、並木路子『リンゴの唄』、ディック・ミネ『アイルランドの村娘』、月丘夢路『ラ・コンガ』、鶴田六郎『港の恋歌』、月丘夢路『君待てども』、高峰三枝子『想い出のボレロ』、水戸光子『涙の駒鳥』、笠置シヅ子『ジャングルブギ』、川田晴久とダイナブラザース『ジャングルブギ』替え歌、淡島千景『恋の睡蓮』、不明『破れ太鼓』、高峰三枝子『別れのタンゴ』、美空ひばり『悲しき口笛』、笠置シヅ子『買い物ブギ』、紅あけみ/瞳ゆり『恋はキャベックで』、霧島昇『今度逢うまで』。川路龍子、水の江瀧子、小月冴子、勝浦千波、秋月恵美子の踊りも堪能少しだけカホン練習。新しく買ったペダルの具合がまだわからない。ホットロッドは使い出がありそうだが、あと一回の練習で間に合うか→〈鮨一喜〉予約。楽しみ→『懐しの歌合戦』再見しつつ、チーズ薄焼き、ビール中瓶×1、350ml缶×1→『上島ジェーンビヨンド』(監督:マッコイ斉藤。有吉弘行、上島竜兵、肥後克広、鵜澤清永、森山鉄兵、深沢直樹、市東重明、清宮佑美、大久保佳代子、安藤あいか、希志あいの、結城リナ、品川祐、野呂佳代、森川玲、宮田綾子。2014、キノフィルムズ)。『上島ジェーン』に比べると(まあ敢えて)作為を明確にしているのは、『上島ジェーン』の続編だから仕方がないが、『上島ジェーン』で上島竜兵がほんとうにダメなのか? と思わせるギリギリの表現をしていたのが面白かったことを思うと、作為を明らかにするならするで、『上島ジェーン』と同じような組み立て方をするのではない方法はなかったかなとやや残念(終幕の上島逮捕にまったく緊迫感はないし)。贅沢な希望だが、『上島ジェーン』とは違う、しかし『上島ジェーン』がそうだったように(と私は思うのだが)今までになかった笑いの方法を見せて欲しかったと思う→じゃがいもとニンジンのクミンバターソテー、ゴーヤのアチャール、F式らっきょう、五種のダール、生揚げと大根とパセリのラッサム(うさぎの骨出汁)、ドライラム、ジャポニカバスマティブレンドご飯、ビール中瓶×1、赤葡萄酒×1/2→夜9時頃就寝。
5月14日(土) 朝8時起床。白湯、マヌカハニー→F式らっきょう、五種のダール、生揚げと大根とパセリのラッサム(うさぎの骨出汁)、ドライラム、ジャポニカバスマティブレンドご飯→シャワー→クルマで西荻窪。前回と同じ駐車場(青空のほう)に入れ、本日は〈ぷあん〉ではなく〈丸福〉にしてみた(玉子そば)。その後〈どんぐり舎〉で珈琲→〈リンキーディンク〉にて、本番前最終リハーサル。完成には至らなかったが、ステージで楽しく演奏できる一歩手前、もしくは最低限楽しく演奏できるレベルを踏み外す可能性がまだある、という感じか。拍子の取り方にクセがあるようだが、本日の演奏を録音したので、それに合わせられるように感覚で理解する作業をしてみよう→風呂→『ローマの休日』の新吹き替え版、悪くなかった→小松菜胡麻汚し、トマトときゅうりと茗荷のサラダ、じゃがいもとニンジンのクミンバターソテー、めざし、合鴨薫製、舞茸と油揚のおつけ、ご飯、納豆、長芋とろろ、うずらの卵、ビール中瓶×1、芋焼酎ロック×2→夜10時就寝。
5月15日(日) 朝10時起床。白湯、マヌカハニー→風呂→汁かけ飯(舞茸のおつけ、溶き卵)→NHK『演芸図鑑』、先週はおしゃべりコーナーのゲストだったヒコロヒーが、今週はネタ。おしゃべりコーナーは二週続けてかと思ってたが、特例もあるのだろうか。それにしてもネタはつまらなかった。友近のようなことがしたいのではないかと思ったが、それにしては言葉の選び方が雑だし、演技力もまったく足りない→『浅草お茶の間寄席』は馬風がかなり老いた印象だったが、「楽屋外伝」もいつも通りながら可笑しかった。しかしあれは放映していい内容なのだろうか。馬風だから許される、という面はあるかもしれない→『アンティークの祝祭』(原題『La dernière folie de Claire Darling』、原作:リンダ・ラトリッジ『La dernière folie de Claire Darling』、監督:ジュリー・ベルトゥチェリ。モナ・ゴワナール、アリス・タグリオーニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、シモン・トマス、ロール・カラミー、アンヌ・ブノワ、ギル・アルベルティーニ、Léwine Weber、ジョゼフ・フラマー、キアラ・マストロヤンニ、オリヴィエ・ラブルダン、コロムバ・ジョバンニ、Amine Mejri、ジュリアン・ジャヴリアル、ヨハン・レイセン、サミール・ゲスミ、Asmahan Guesmi-Bory。2019、仏Pyramide Distribution)。いくつかの過去と現在が交錯する表現は、ベルトラン・タヴェルニエの作品を思わせる。ひとりの登場人物の過去と現在が同居する場面も多く、そういう意味では複雑というか一瞬わかりにくというか、そういう構成を採ってはいるが、そうと気づくとその後の同じ手法の場面はすっと腑に落ちるように作られいる点に感心した。人間が如何に過去にしばられて生きているかというテーマを突きつけるような映画で、その点では救いがないように思えるし、老いや母娘の軋轢やすれ違いも淡々と描かれているが、観ている最中み観終わってからも、何か救いのようなものが感じられたのも不思議だ。前半で登場する各種オートマタも見事だったが、あれは本物なのだろうか、レプリカなのだろうか→合鴨燻製入りサラダ(きゅうり、トマト、ニンジン、バルサミコ酢、オリーブ油、塩、胡椒)、五種のダール、生揚げと大根とパセリのラッサム(うさぎの骨出汁)、ドライラム、トマトソーススパゲティ (ハム、小松菜)、ビール中瓶×1、白葡萄種×1/2→夜8時過ぎ就寝。
5月16日(月) 朝10時起床→舞茸のおつけ、卵かけご飯、納豆、錦松梅、海苔→『Batterfly』のリズム研究。譜面通りではない捉え方(6/8、6/8、6/8、2/4、6/8。またはシャッフルで4/4、5/4で5/4の3拍めが8分音符4つの変拍子)とか、ポリリズム(大きな3拍子と4拍子の繰り返しの上で前述のシャッフル的なリズムを感じる)とかを考えてみる→昼過ぎ〈田中脳神経外科〉。クスリ飲み忘れてもその後の症状悪化は感じない、と告げたら、じゃあ少しずつ減らして試してみましょうという話になる。で、コルセット着けて生活して、二週間後ぐらいに様子を報告に行く→帰宅後珈琲飲んでから〈スタンド八九〉へ。ほんとうは〈夢亀らーめん〉にしゅりんぷ小林さんをご招待し、その足で〈八九〉という予定だったが、〈夢亀〉臨時休業のため会自体は延期。しかし〈八九〉には申し訳ないので、ちょいと飲みに行こうという話になった→〈八九〉ではパンクの先輩やジャズの若者などと楽しく歓談。ジャズの若者とはパット・メセニー『First Circle』やグレッチェン・パーラト『Butterfly』の話ができて楽しかった(次の次の土曜に、すずらん通りの〈ペンタ〉でセッションホストをするとのこと)。ポテトチップス、ハートランド中瓶×2、ギネス×1.5→途中晩飯と思ったが、駅前に回らなかったこともありお目当てどこもやっておらず、平和に帰宅→マルタイラーメン(ハム、茹で卵1/2、小松菜、ニンジン、生姜、刻み葱、おろしにんにく)→DU仕事、修正の要望があったので作業。もう出せると思うが、「明日中に」というご希望だったので、明日病院から帰宅後見直して提出することにする→風呂→ビール飲んで就寝。夜1時頃。
5月17日(火) 朝7時半起床。白湯、マヌカハニー→即席汁、卵かけご飯(うずら)、錦松梅、海苔→午前中、〈田中脳神経外科〉に医療用コルセットを受け取りに(本日はO形も同伴)。装具証明書の発行に時間がかかり、ややいらいらする→帰途〈BURGER KITCHEN WAKIE WAKIE〉に寄って昼(スタンダードバーガー、フレンチフライ、クラムチャウダー、珈琲)。それから〈2丁目SOZAI〉にて晩のお弁当類(しゃけ弁当、鯖塩焼き弁当、カキフライ、牛肉コロッケ、筍土佐煮、鰯南蛮漬け)を購入→帰宅後早速コルセット着け仕事。DU再校(三校?)、さらに修正を加えて提出→コルセットを着けると確かに背骨はほぼ動かないが、着けてないときよりも腰が痛くなるのはなんでだ→午睡。コルセットつけたまま横になってみた。眠れないこともない→B電子Wikiの追記もなんとなく着手→風呂→『バベットの晩餐会』(原題『Babettes gæstebud』、原作:アイザック・ディネーセン、監督:ガブリエル・アクセル。ビアギッテ・フェザースピール、ボディル・キェア、ステファーヌ・オードラン 、ヴィーベケ・ハストルプ、ハンネ・ステンスゴー、ポウエル・ケアン、グドマール・ヴィーヴェソン、ヤール・キューレ、ジャン・フィリップ・ラフォン、フィン・ニールセン、ラース・ローマン、エルス・ピーターソン、アスタ・エスパー・ハーゲン・アンデルセン、エベ・ロード、アレックス・ストロバイ、エリック・ピーターセン。1987、丁Nordisk Film Distribution)。古くて閉鎖的で静かで善良な人々の暮らす集落によその文化が持ち込まれ、それに戸惑う人々を描いた可愛らしい映画であるが、その背景には政治の問題(恐らく1871年のパリ・コミューン)がある。ただし政治の問題で翻弄される地べたの人間を描きつつ、しかし政治と正面から対峙するのではなくあくまでもある状況の中での人と人との結びつきとその影響を淡々と、あるいは粛々と描く方法には好感が持てるし、また深い思索の機会を与えてくれる。バベットが獲得した賞金1万フランの使い途を考えると、あるいは人にとって故郷とはなにか、という問いについて考える機会も与えてくれる作品と思った。観終えてからも、静かな感動が長く長く続く→カキフライ、牛肉コロッケ、筍土佐煮、鰯南蛮漬け、鮭塩焼き、鯖塩焼き弁当、大根のおつけ、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2→夜11時過ぎ就寝。
5月18日(水) 朝7時半起床。白湯、マヌカハニー→大根のおつけ、ご飯、梅干し、うずらの卵×3、錦松梅、海苔→老父と昼食および買い物付き添い(〈幸楽苑〉にて中華そばロカボ麺、温泉卵。サミット、クリエイト)→ガソリン入れて帰宅→午睡→風呂→『駄々っ子社長』を2/3ほど→クルマと迷ったが、電車で成城学園前へ。まずは〈増田屋〉で軽く一杯。天ぷら皿(舞茸、ニンジン、ししとう、ピーマン、海老)、冷やしきつねそば、ビール中瓶×1→昨年の取材で歩いた辺り(みつ池緑地など)を少しぶらぶら→初訪問の〈Cafe Beulmans〉にて、三年ぶりに酒井俊を聴く(調べたら、前回の中野〈SWeet Rain〉のときも三年ぶりだった)。共演は向島ゆり子、会田桃子(告知ではふたりともヴァイオリンとなっていたが、向島ゆり子はヴィオラを弾いていたと思う)。酒井俊は一時期に比べて明るさがより増していたという印象。意外な選曲もあり、笑いの多い歌と演奏だったが、『かくれんぼの空』ではこみ上げてくるものがあった。第二部の『回想』で演奏者自身である向島ゆり子が泣き出したのも印象的だったが、楽しく音楽を聴きつつ、知らずに心を揺り動かされていた、という一夜だった。演奏曲目は下記の通り。
帰り際に俊さんにご挨拶したら、よっとんかつ夫婦、と声をかけられたが(O形と聴きに行った)、これは意味不明で笑った→成城学園前駅の〈オダキューOX〉でとんかつを買おうと思ったが売り切れ、しかたなくコロッケを買って帰る→『駄々っ子社長』(原作:船山馨、監督:香匠義彰。大木実、北龍二、近衛敏明、大宮敏、藤乃高子、坂本武、明石潮、浦辺粂子、加東大介、片山明彦、小山明子、関千恵子、多々良純、諸角啓二郎、土紀就一。1956、松竹)。痛快、という以外に印象に残ったのは、小山明子の初々しい美しさと関千恵子の玄人ぶりくらい。受け取るものはほとんどないと思ってしまうような喜劇だが、しかし観ている最中は浮世を忘れて楽しめる。サラリーマンもののクレージー映画のプロトタイプという見方もできるかもしれないが、しかしそんな分析もしなくていいかと思わせられるほど、軽くて心地よい映画だった→風呂→コロッケ肴にビール中瓶×1と芋焼酎ロック×1で『喜劇 とんかつ一代』(原作:八住利雄、監督:川島雄三。岡田眞澄、加東大介、森繁久彌、山茶花究、村田正雄、林寿郎、水谷良重、フランキー堺、淡島千景、団令子、池内淳子、三木のり平、木暮実千代、益田喜頓、横山道代、都家かつ江、原地東。1963、東宝)。酒井俊を聴きに行ったらアンコールが『とんかつの唄』だったので観たくなった。今まで気づかなかったのが迂闊だったが、岡田真澄の役名が「マリウス」なのがなんとなく可笑しい(しかし最後に脈略はないが「マリウス」の母親が出てくるので、マルセル・パニョルの『マリウス』とは関係ないのだろうが)。それにしても、これだけ「入り組んだ人間関係を“面白いもの”として見せる手腕」を発揮していながらメッセージ性が皆無(と思える)のもすごいし、「川島雄三がやりたかったことを役者全員が実現しているかのような」という印象もこれまでの鑑賞と同様。面白い映画を作る技術だけで成り立っているようなところに、改めて凄みを感じた(「」内は、2019年7月に観た際に記した感想より)→午前3時就寝。
5月19日(木) 朝8時半起床。白湯、マヌカハニー→大根のおつけ(うずらの卵)→昼は予約した〈鮨一喜〉。まずはビール小瓶、途中からおまかせの御酒を冷やでもらって、コースはカツオ漬け、胡麻豆腐、金目鯛握り、エボダイ握り、鰯握り、ホワイトアスパラガスの葛湯、スミイカ握り、マグロ赤身握り、車海老握り、みる貝握り、貝ひも炙り串、車海老の頭炙り、鱒の刺身(木の芽ダレ)、鯵握り、干瓢巻き、卵焼き、おつけ(一部順序失念)。〆の前に小肌と鰯を追加で握ってもらった。御酒は滋賀の七本槍の(多分)渡船と、山形正宗夏ノ純米花火ラベル「夜の部」。まだ若い大将と職人、子供のような小僧さんの店だったが、研究を重ねたと思われる赤酢のシャリとネタごとの味付けも楽しい江戸前で、お客のもてなし方も心地よく、幸せな時間を過ごせた(ガリが甘くないのもよい)。初訪問なので勘定を記録しておくと、上記でふたり分〆て二万五千円弱。気軽に食べには行けないが、季節ごとや嬉しいことがあった際にはまた訪ねたい(小肌の新子は七月中旬以降だそうだ)→買い物をするO形を残してひと足先に帰宅→O形帰宅後おやつに柏餅をいただいてから午睡。気候もちょうどよい感じで、天国にいる趣→風呂→菊水堂ポテトチップス、コロッケ、キャベツ、焼きとうもろこし、海苔スープ、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2
5月20日(金) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー→目玉焼き、ピーマンとトマトのソテー、コロッケパン、五種のダール→B電子のJINYA DISCのWikiページの仕事、昼過ぎまでに追記要望の編集とサンドボックスへの実装を完了→ごまそば→明日のための練習。『Smile』はリズムパターンをしつこく。これはやっておいてよかった。ハイハットを裏で踏み続けようかなと思ったが、これは明日は断念(すぐに右足と手がちぐはぐになってしまう)。『First Circle』と『Butterfly』もさらったが、これは明日に関しては、先週のスタジオの録音を聴いておくくらいにする→風呂→『花嫁のパパ』(原題『Father of the Bride』、監督:チャールズ・シャイアー。スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン、キーラン・カルキン、キンバリー・ウィリアムズ、ジョージ・ニューバーン、ピーター・マイケル・ゴーツ、ケイト・マクレガー・ステュアート、B・D・ウォン、マーティン・ショート。1992、米Buena Vista Pictures)→豚コマと大根とニンジンと里芋の煮物、塩豆腐揚げ焼き(紫蘇、茗荷)、空豆、キャベツとちりめんじゃこ、鴨燻製、冷汁、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2、芋焼酎ロック×1→夜10時頃就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記