2023年04月20日

4月まとめ(11〜20日)


ジョージ・キューカー『恋をしましょう』、リチャード・ロンクレイン『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』、味噌仕込みもうひと樽分、山下耕作『日本女侠伝 侠客芸者』、浅草〈歩盃〉、酒井俊×関島岳郎×高岡大祐 於入谷〈なってるハウス〉、川島雄三『喜劇 とんかつ一代』、第8回 暗い歌を聴く会 於高円寺〈ちんとんしゃん〉。

4月11日(火) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー。熱は上がらず。喉も痛くならなかったが、鼻だけは症状が残った→ホワイトシチュー、目玉焼き、パン→本日の予約二件キャンセル(散髪、中江クリニック)→食後就寝(昼頃)→午後起床→即席ラーメン(焼豚、生卵、葱、おろしニンニク)→風呂→ビール→午睡→キャベツと新玉葱とトマトのサラダ、わかさぎフライ、ポテトフライ、小玉西瓜奈良漬、ホワイトシチューかけご飯、ビール中瓶×1、ホッピー×1→夜0時就寝。
4月12日(水) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー→味噌湯、卵かけご飯、海苔→老父買い物代行(サミット、郵便局)。まだ風邪治っていないのでどうなるかと思ったが、案外平気だったし、外に出たら少し調子よくなった→帰途〈サミット〉に寄り昼飯ほか購入→帰宅して鯖押し寿司×3、甘エビ押し寿司×3、ビールロング缶×1→午睡→『恋をしましょう』(原題『Let's Make Love』、監督:ジョージ・キューカー。イヴ・モンタン、トニー・ランドール、ウィルフリッド・ハイド=ホワイト、マリリン・モンロー、デイヴィッド・バーンズ、デニス・キングJr.、フランキー・ヴォーン、ジョー・ベッサー、ミルトン・バール、ビング・クロスビー、ジーン・ケリー。1960、20th Century Fox)。八代続く億万長者でコングロマリットのオーナーでもある主人公(イヴ・モンタン)が、自分をネタにした−−といっても、ほんとうに小ネタのひとつだったのだが−−芝居が場末の小屋にかかると知りリハーサルを見学に行ったら、そこにいた女優(マリリン・モンロー)に一目惚れ、という筋がなんとも粋。現在の眼で見たら、結末としてイヴ・モンタンがすんなり許され受け入れられるのはどうかとも思うが、そういうことがどうでもよくなるような映画ではある。そしてマリリン・モンローは、セックス・シンボルというだけでなく達者な役者だなあということに気づかせてくれる一本でもあると思う→菊水堂ポテトチップス、割れ煎餅、しらす干し、菜の花おしたし(しらす干し)、鰯開き、わかめとじゃがいものおつけ、ご飯、納豆、ビールロング缶×2.5→夜9時頃就寝→夜11時起床→『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』(原題『5 Flights Up』、原作:ジル・シメント、監督:リチャード・ロンクレイン。モーガン・フリーマン、テッド・ソッド、ダイアン・キートン、シンシア・ニクソン、グレース・レックス、コーリー・ジャクソン、クレア・ヴァン・ダー・ブーム、モーリー・ギンズバーグ、エリック・シェファー・スティーブンス、ハニ・ファーステンバーグ、カトリーナ・E・パーキンス、イラナ・レヴィン、スターリング・ジェリンズ、ジョシュ・パイス、マイケル・クリストファー、ダイアン・シエスラ、ジョーダン・ベイカー、クリスティン・ハーン、キャリー・プレストン、ゲイリー・ウィルムズ、リザ・J・ベネット、スティーブ・ロドリゲス。2014、米Focus World)。老夫婦の来し方行く末を一本の軸に、アパートメントの売買、飼い犬の入院騒ぎ、老夫婦が住む地域でのテロ騒ぎ、そして老夫の画業という物語が、それぞれよい塩梅で紡がれていく。観終えてから改めて考えると、ひと組の夫婦の生活の描き方の塩梅が、とてもうまいのだなあと思う。老境を描いた映画ということで言えば、物語も違えば重さや手触りも違うが、ヘンリー・フォンダ主演の『黄昏』(マーク・ライデル監督。1981年)を想起させられた。左記のとおりいろいろな事件は起こるが、全体を包み込むような静けさがそう思わせるのだろうか→午前4時就寝。
4月13日(木) 午前11時起床。白湯、マヌカハニー→わかめとじゃがいものおつけ、ご飯、納豆、生卵、海苔→味噌の仕込み、もうひと樽分を開始。ずんどう鍋で大豆を煮る際、意外に早く泡がこんもり立ったが、それ以外は作業しながら思い出し、特に迷うところなし。大豆は二時間半くらいで手で潰せるくらい柔らかくなったので煮るのやめたが、ひと粒潰すのと大量に潰すのとではやはり必要な力は違うので、来年は手順どおり三時間煮てみよう→『日本女侠伝 侠客芸者』(監督:山下耕作。藤純子、若山富三郎、藤山寛美、金子信雄、遠藤辰雄、岡田千代、小松方正、田中春男、正司花江、高倉健、伊藤栄子、大木晤郎、汐路章、岡村文子、堀田真三。1969、東映)。『緋牡丹博徒』シリーズと並行して撮られたシリーズの第一作で、『緋牡丹博徒』シリーズの第一作の一年後に封切り。物語の設定、配役、そして藤純子が拳銃をぶっ放すところまでほとんど同じような作品ではあるが、なにか微妙に異なる味わいがあり、その微妙に異なる味わいが愛おしい。『緋牡丹博徒』『日本女侠伝』シリーズの中の一作として特筆すべきことがあるわけでもないとは思うが、本作で藤純子が一升は入ろうという大杯を飲み干したあとにひとさし舞う「田原坂」や、幇間豆六役の藤山寛美が幇間藝として舞う「ラッパ節」が楽しい→菊水堂ポテトチップス、たこ焼き(4ケ)、お好み焼き、焼きうどん、ビール中瓶×3→晩のお供にO形と『恋をしましょう』を見ることにしたが、私は途中で眠くなり離脱。夜7時くらいに就寝→夜10時起床→『ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリー』(原題『Elles』、監督:マウゴシュカ・シュモフスカ。ジュリエット・ビノシュ、フランソワ・シヴィル、パブロ・ブニェ、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、アナイス・ドゥムースティエ、ヨアンナ・クーリグ、クリスティナ・ヤンダ。2011、仏波独Haut et Court/Kino Świat/Zorro Film)。まず邦題がひどい。ジュリエット・ビノシュの名前を冠しなければ売れないのだろうが、英語で「ラヴァーズ・ダイアリー」というのも意味は合ってないこともないがドンピシャリではないし、本作の味わいにはそぐわない。そして内容も、春をひさぐ若い女性ふたりが主人公の仕事と家庭を両立している中年女性(ジュリエット・ビノシュ)の性意識の変革のきっかけという役割しか与えられていないようにしか見えない(実際にはそれぞれの人間や生活も描かれるが、それが物語の成り立ちに寄与しているようには思えない)のも、監督が女性だというのに心がないように思えてしまう(ついでに言うと、ジュリエット・ビノシュの息子たちが反抗的なのも、物語になんら活かされていないように思う)。結局のところ、中年女性が今まで押し込めていた性を解放したくなった、というだけの映画としか受け取ることができず、それのなにが面白かったり興味深かったり、あるいは問題を投げかけたりしているのか、さっぱりわからなかった。面白さを感じなかったので、深読みしてみようという気も起きない。『枯葉』がなぜか二回も歌われる−−それもフォークギターをじゃかじゃか鳴らして−−という部分だけ、妙に可笑しかった→割れ煎餅、ビール中瓶×1→午前2時就寝。
4月14日(金) 午前11時起床。白湯、マヌカハニー→炒り卵(葱、しらす干し)、わかめとじゃがいものおつけ、ご飯、佃煮(松茸昆布、木の芽)、海苔→風呂→夕方浅草に出て、まずは〈歩盃〉で一杯。たたみいわし、煮込み、茄子揚げ浸し、焼きそば、ビール中瓶×1、御酒×2.5。半年ぶり三回めの訪問なのに、女将が我々のことを覚えていてくれてとてもうれしい→すしや通りから六区をぶらぶらして〈なってるハウス〉へ向かう。旧〈大勝館〉裏(六区横丁)の〈安兵衛〉がなくなっている? と思ったが、帰宅して調べたらまだやっていた。というか、夕方6時で閉店なのだった→で、〈なってるハウス〉にて酒井俊×関島岳郎×高岡大祐。歌とテューバ×2、音程、音色、和声が自由自在かつ絶妙で、とても豊かな気持ちになった。破調もまた絶妙で、刺激的でもあった。音の列としては単音が三つなわけだが、何故あれだけ響きが豊かなのかと考えるととても不思議だが、聴いている最中はただただ納得しかない。第二部で『思ひ出』の演奏が始まったので、思わずカウンターに走りバーボンのロックをもらって、鈴木常吉に献杯。本日の曲目は下記のとおり。

01 Cheek To Cheek
02 On A Slow Boat To China
03 Hong Kong Blues
04 You've Got A Friend
05 Naadam
06 The Sound of Silence

07 Grapefruit Moon
08 It Takes Two To Tango
09 Both Sides Now
10 思ひ出
11 Alabama Song
12 回想
13 I'm Gonna Sit Right Down And Write A Letter

enc. とんかつの唄

→ご出演のみなさん、先日〈スタンド八九〉でもお会いした小林さんにご挨拶し、以前から高岡さんの聴き手だという名古屋の女性と楽しくおしゃべりしてからおいとま。帰途は入谷から日比谷線、日比谷で千代田線に乗り換え→帰宅後、本日のアンコールの影響で川島雄三『喜劇 とんかつ一代』(原作:八住利雄、監督:川島雄三。岡田眞澄、加東大介、森繁久彌、山茶花究、村田正雄、林寿郎、水谷良重、フランキー堺、淡島千景、団令子、池内淳子、三木のり平、木暮実千代、益田喜頓、横山道代、都家かつ江、原地東。1963、東宝)を観ながら、適当な乾き物とカップ焼きそばを肴に一杯。締めにカップヌードルPro。頭が悪そうな飲み方をしてから就寝。
4月15日(土) 昼過ぎ起床→味噌湯、ご飯、生卵、しらす干し、海苔→夕方4時より、〈行辺〉にてTYO打ち上げと5月の池袋出演ならず残念会。長崎新じゃが・玉ねぎ・いんげんのポテトサラダ、新タケノコと厚揚げの土佐煮、刺身盛り合わせ(カツオたたき、コハダ、天然真ダイ、真ダコ、天然生インドマグロ)、国産牛もつ鍋 みそ仕立て、うどん、ビール中瓶×1、御酒×3。楽しく飲食→もう一軒ということになり、〈ゆくりば〉を初訪問。泡盛(銘柄忘れた)ロック×2→帰宅後即就寝。
4月16日(日) 宿酔で昼過ぎまで横臥→カップ天ぷらそば(生卵)→O形サイト更新(絵日記、各種漫画配信サービスにて配信開始の案内等)→風呂→キャベツ千切り、太巻き、かっぱ巻き、豚汁、ビール中瓶×1。豚汁おいしかったので具少なめでお代わりしたが、ちょっと多過ぎた→夜9時過ぎ就寝→すぐに起きてしまったので、『まわり道』(原題『Falsche Bewegung』(Wrong move)、原作l:ペーター・ハントケ、監督:ヴィム・ヴェンダース。リュディガー・フォーグラー、マリアンネ・ホッペ、エリザベス・クロイツァー、ナスターシャ・ナクシンスキ、ハンス・クリスチャン・ブレッヒ、ハンナ・シグラ、アドルフ・ハンセン、ペーター・カーン、イヴァン・デニ。1975、西独Filmverlag der Autoren)。作家志望の青年が母親に尻を叩かれ自分を見つめ直す旅に出る、という話で、会話劇としてはすっと理解できていくような作りではないが、ロードムービーであり観光旅行をしているような気分にもさせてくれる点は面白いし、主人公の周りに人が集まってくる様子があまり説明されずわかりにくいのが却って面白いし、不思議と奇を衒ったような感じがしないのも好ましい。だからといってよくわからないのは変わらないのだが(旅≠ノ出てみたところで、結局自分など探すことはできない、というような話かなとは思った)。ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』を下敷きにしているそうだが、読んでないので、本作にどう影響を与えているのかはわからない。少女藝人ミニヨン役は、これが映画デビューの、のちのナスターシャ・キンスキー。知らずに観て、眼がとても印象的だと思ったのだが、あとでそうと知って驚いた。それと、ほぼ全編不安げな音楽(ユルゲン・クニーパーによる)に彩られているのも印象に残る→スパムおむすび、金宮お湯割×3→午前3時半就寝。
4月17日(月) 朝9時起床。白湯、マヌカハニー→豚汁、ご飯、温玉、佃煮(松茸昆布、木の芽)、海苔→B電子仕事。既存の製品説明に差し込む一文だけの依頼だったが、元の製品説明にも疑問あり、そこの改訂案も提出→夕方中井まで赴き、ナッツヘッド家と〈権八〉にて酒席。長い間懸案だった(私がさぼって懸案にしていた)金継ぎ物件の引き渡し。途中で病気をしたこともあるが、申し訳ないことをした。酒席はとても楽しく、なんだかわからない量を飲んだ気がする。イワシ刺身、イカ刺身、あとは失念、ビール中瓶×1、酎ハイ×3、御酒(分量不明)→帰途、なんだか腹を立ててO形に当たったようだが、委細不明。これも申し訳ないことをした。
4月18日(火) 宿酔で終日横臥→食事は昼過ぎにカップ天ぷらそば(生卵)、深夜に蕪とひき肉の炒め、豚汁ぶっかけ飯、金宮お湯割り×1のみ→明日の「暗い歌を聴く会」の選曲や準備をして、午前2時頃就寝。
4月19日(水) 朝7時半起床。白湯、マヌカハニー→豚汁、卵かけご飯、納豆、海苔→老父買い物代行(サミット)および昼食(〈さいじょう〉にてしょうゆうどん、揚げ玉、おろし生姜、ごぼう天)→食後、父が買い物したいというのでドラッグストアと生協。それからかかりつけ医院(所澤クリニック)移転先までの道順を確認→帰途西荻窪に寄って〈フランクフルト〉で買い物(コンビーフ、ウィンナー、ベーコン、たけのこソーセージ)→帰宅して風呂→トマトソーススパゲティ(ニンニク、ピーマン、ベーコン)、ビール中瓶×1/2→夕方高円寺に出て、〈ちんとんしゃん〉にて「第8回 暗い歌を聴く会」に参加。今回は柴草玲さん兄上とその仕事仲間がご参加。また「暗い歌」の世界が広がって面白かった。紹介された楽曲は下記のとおり(選曲者名敬称略)。

首吊りの木/J・A・シーザー(青木)
おやぢいらんかぇ〜/ペーソス(徳子)
機械仕掛乃宇宙/青葉市子(中西)
何とかなれ/古井戸(ボビー)
殺しの接吻(キッス)〜Kiss Me Good-Bye〜(文)
願ひごと-公園於/稲葉喜美子(柴草)
電気椅子/T字路s(木全)
手切れ金/大友裕子(尾形)
桜の国の散る中を/友川カズキ(金丸)
暴れだす/ウルフルズ(伊藤)
北の国の習い/中島みゆき(ゆかり)
六条御息所の恋/八代亜紀・玉川奈々福(ゆかり)
乙女のワルツ/伊藤咲子(青木)
カレーライス/遠藤賢司(金丸)
満足できるかな/遠藤賢司(金丸)
夜へいそぐ人/ちあきなおみ(ゆかり)
コロ/クレージーケンバンド(尾形)
ミドリ色の屋根/ルネ・シマール(名曲選)
蒸発のブルース/矢吹健(名曲選)
俺のせいで甲子園に行けなかった/面影ラッキーホール(名曲選)

あぶたま、明太子入りポテトサラダ、ビール中瓶×1、御酒×3→平和に電車で帰宅→蕪とひき肉の炒め、筍入りソーセージ、コンビーフ、ビール中瓶×1、ホッピー×1→午前3時就寝。『寺内貫太郎一家』(再放送)終わってしまった。
4月20日(木) 昼過ぎ起床→おむすび(梅じゃこ)→昨夜の「暗い歌を聴く会」で披露された楽曲のまとめなど。またついでに、過去七回の会の披露曲目をまとめてみる→冷やし納豆そば(うずらの卵×3、刻み葱)→風呂→キャベツと蕪の葉とベーコンの炒め、鮭塩焼き、筍ソーセージ、ウィンナー、蕪と油揚のおつけ、ご飯、小玉西瓜奈良漬、松茸昆布佃煮、ビール中瓶×2→午前時就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記