2023年10月31日
10月まとめ(21〜31日)
『ニューオリンズ&ブルースセション』(岡地曙裕(Drs)、藤井康一(Ts, Vo)、江口弘史(B)、加藤エレナ(Key, Vo)、小野アイカ(G, Vo)) 於下北沢〈LOWN〉、『キングオブコント2023』、Eric Thielemans(Drs)/灰野敬二(Vo, G, etc)/高岡大祐(Tuba) 於四谷三丁目〈CON TON TON VIVO〉、〈むらさきmusicラボ〉二回め、松本清張/堀川弘通/小林桂樹/原知佐子『黒い画集 あるサラリーマンの証言』、吉原散策、林家たけ平『山崎屋』、篠塚正秀/池玲子/渡瀬恒彦『女囚(スケ)やくざ』。
10月21日(土) 朝8時起床。白湯→大根と油揚のおつけ、卵かけご飯、しらす干し、海苔→ところてん製作。今回は前回の半量(天草25グラム、水1.3リットル)/30分でやってみたが、バットの半分しか天草液ができず、天草も冷ましていたら中で凝固が開始してしまったようで(10分くらいしか放置していないのだが)、あまり液を絞れなかった。難しいものだ→『黒の挑戦者』(原作:島田一男『屍蝋の市場』、監督:村山三男。紺野ユカ、島田竜三、田宮二郎、坪内ミキ子、見明凡太朗、藤原礼子、山茶花究、久保菜穂子。1964、大映)。冒頭テンポがよく、またコケ脅し的な音楽も効果的で引き込まれたが、みっつの殺人事件(実際にはふたつ)の真相が明確になりこの人が黒幕か、という段になって、急にモタつき始めたという印象。具体的には〈天の川〉の辺りか。それ以前に人間競馬(変な表現だが)に密会部屋の鍵へのくじ引きと変態秘密遊びが出てきているため、それ以後終幕にかけての外国人への女密売が普通すぎて興醒めであった(人間競馬の変態性をもっと推し進めてくれたらよかったと、個人的趣味としては思う)。シリーズ唯一のカラーなのにそれも活かされていなかったように思う。といった不満は、仮面をつけていてもわかる久保菜穂子の美しさで相殺、といったところか(坪内ミキ子の可愛らしさはあまり活かされていなかったように思う)→きつねそば(生どんこ、刻み葱)、ビール350ml缶×1、御酒×1→午睡→夕方下北沢に出て、初訪問の〈LOWN〉にて『ニューオリンズ&ブルースセション』見物。岡地曙裕(Drs)、藤井康一(Ts, Vo)、江口弘史(B)、加藤エレナ(Key, Vo)、小野アイカ(G, Vo)。
01 Bon Temps Roule, New Orleans!(藤井康一)
02 Zing Zing(A.L.Neville/藤井康一)
03 Take My Love(Little Willie John/小野アイカ)
04 Ain't Nobody Here but Us Chickens(Louis Jordan/小野アイカ)
05 Hey Pocky Way(The Meters/加藤エレナ)
06 ?(?/藤井康一)
07 Hard to Handle(Otis Redding/藤井康一)
08 Do You Know What It Means To Miss New Orleans?(Louis Armstrong & Billie Holiday/藤井康一)
09 ?(Freddie King/小野アイカ)
10 Rockin' Pneumonia & The Boogie Woogie Flu(Huey “Piano” Smith/加藤エレナ)
11 Don’t You Just Know It(Huey “Piano” Smith/藤井康一)
12 Drop Me Off in New Orleans(Kermit Ruffins/加藤エレナ)
enc. On The Sunny Side Of The Street(James Francis "Jimmy" McHugh/藤井康一)
一言最高。みんななかなか踊らなかったが、最後の二曲たまらず踊ったところ、「ニュー・オリンズでは正しい姿、特に年配のカップル」と言われたのに笑った。タコとトマトのガーリック炒め、鳥レバー生姜煮、豚バラとニラ炒め、生ビール×1、レモンハイ×1、珈琲焼酎×5→〈バシブズーク〉に寄って帰ろうと思ったが満席で断念。しかしあとで考えたらもう飲まないほうがよかったので、入れなくてよかった→平和に電車で帰宅。カップヌードル啜って就寝。
10月22日(日) 宿酔で終日横臥→寝たり起きたりの間に月見うどん、犬飯、たらこスパゲティ(ちりめんじゃこ、紫蘇、レモン汁、刻み海苔)→昨夜の『キングオブコント2023』見返したら、ニッポンの社長(空港へ行け)、や団(演劇の稽古)、ゼンモンキー(縁結び神社)、隣人(猿落語)、ジグザグジギー(新市長)およびサルゴリラの二本め(青春)はなかなか面白かった。いずれもカゲヤマより得点低いというのはまったく理解できなかい。サルゴリラが優勝したのは二本めの、野球部監督がいいことを言おうとして話の喩えに「魚」をぶちこんでくるその仕方が面白く納得したが、カゲヤマの高得点はまったく納得できなかったな(特に一本めの裸で土下座をするやつ。毎回この番組を微に入り細に入り見ていたら、こういうのが面白いと思うのだろうか)。ニッポンの社長は二本め(手術)も、特に間の取り方が非常に面白かったので、彼らが優勝なのが最も納得できたかな→風呂→少し元気になったので、ビール飲みながら本日からのTVドラマ『セクシー田中さん』。脚本も演出も細かいところで残念だったが、その割には意外に魅力を感じた→午前2時過ぎ就寝。
10月23日(月) 朝8時起床。白湯→大根と油揚のおつけ、ご飯、佃煮(あさり、葉唐辛子)、ぶどう豆煮豆、海苔→カホン練習→鮭ときのこのクリームソーススパゲティ(ぶなしめじ、生どんこ)→「Me, Japanese Boy」へのパーカッション追加試し。入れる位置の確認のみという感じか→夕方四谷三丁目へ。まずは〈新記〉で腹ごしらえ(本日見物するライブは、飲んだり食べたりして楽しむ感じではないかなと思ったので)。レタスオイスターソース、台湾腸詰め、揚げ海老団子、鶏肉とレタスチャーハン、牛肉かた焼きそば、ビール中瓶×1.5→続いて〈CON TON TON VIVO〉に移動して、Eric Thielemans(Drs)、灰野敬二(Vo, G, etc)、高岡大祐(Tu)のライブ見物。Eric Thielemansは確か十二年ぶりの来日。ライブは一部、二部とも灰野敬二のつんざくようなエレキギターの即興に始まり、三者が交わったり離れたりしながら素晴らしい音響と音楽を紡いでいく、という趣。自分の何かが切り裂かれるような体験をするのかなとも思ったが、そういうことを考えるのもやめて無心に音を聴いていたら、自然と「奏でられるすべての音にいろんな種類の美しさを感じた。大いなる恵みとともに厄災ももたらす大河の流れも思い出したりした」という感想が思い浮かんだので、めったにやらないことだが、これをそのままアンケート用紙に記入した。十二年前のEric Thielemansの演奏を思い起こすと(自転車の車輪をチェロ用?の弓で弾いていた)、様式としては大きく珍しい感じではなかったが、1セット30〜40分ぶっ続けで奏でられる即興演奏は(多少リハーサルで合わせたような箇所があるのかもしれない)、今までに体験したことのない音の手応えを感じさせられることのほうが多かった。本日のお目当てはEric Thielemansではあったが、灰野敬二の音の妙なる美しさはこの夜の発見のひとつ。エフェクター(いやシンセサイザーか?)を通した音も多用した高岡大祐のテューバもまたいつもとひと味違い、それらが組み合わさってとんでもない音楽を紡ぎ出しているのだと思った。刺激的というより心地よい場面も多く、第一部ではついつい船を漕いでしまった(これは反省)→終演後は高岡さんにさらっとご挨拶しておいとま。ここではほとんど飲まなかった(最初にビール小瓶もらっただけであとは珈琲を一杯)→ここまで来たらと〈dress〉に移動し、ラムソーダ割り×2と銘柄は忘れたが奥のほうからすーっといい甘みが立ち上がる素晴らしいラムのショット×1。〈CON TON TON VIVO〉で千駄木〈Bar Isshee〉のイッシーさんにお会いしたので〈dress〉にお誘いしたところおいでになったので、しばし楽しい会話。いや楽しかった→平和に電車で帰宅→風呂→本日の分の『新必殺仕事人』見ながらビール中瓶×1→午前4時頃就寝。
10月24日(火) 朝8時起床。白湯→鮭クリームソーススパゲティ→「Me, Japanese Boy」練習→老父から頼まれた洗濯物出しにすずらん通りの〈ラクーン〉まで。Tシャツにワークマンのパーカー羽織って出かけたら思いのほか暑くなりびっくり→戻ってすぐにクルマで出立→まずは深大寺〈深水庵〉にて昼。舞茸つけ汁そば。本日は揚げ玉なくて残念。もう少し頻繁に訪ねなければ→それから〈むらさきmusicラボへ〉。8月に続き二回め。始める前にいろいろ話して、表現したいことに辿り着くまでの道程が(回り道に思えても)大事ということを教えてもらった。「Me, Japanese Boy」をどう表現するかを考える道筋についても。思わぬ(期待していた以上に)充実した時間だった。感謝→帰途いつもの〈はま寿司〉に寄って晩の寿司購入→帰宅し晩。寿司(マグロ赤身、ぶり、まだい、大葉漬けまいか、煮穴子、しめ鯖、生さば、鯵、かっぱ巻き)、ビール中瓶×1→足りなくてはぜ甘露煮、枝豆、御酒×2→どっとくたびれたのを感じ就寝。夜9時頃。深夜起床し朝食は(備蓄食料から考えて)うどんかなと生どんこと油揚とヒガシマルスープで汁を用意してまた就寝。
10月25日(水) 朝9時起床。白湯→きざみうどん(どんこ)→DU連絡業務。初稿提出までの段取り確認など→即席ラーメン(胡麻、ニンジン、つぶしニンニク、海苔、あおさ海苔)→カホン練習→賄い当番→菊水堂ポテトチップス、チッチャロン・バラット、枝豆、大根の梅塩昆布和え(紫蘇)、ところてん(酢醤油、あおさ海苔)、玉葱とわかめのおつけ、ご飯、煮豆(ぶどう豆)、佃煮(あさり、葉唐辛子)、ビール中瓶×2、金宮酎ハイ×5、珈琲焼酎×2→夜11時?就寝。
10月26日(木) 朝11時起床。白湯。意外に?宿酔→犬飯→老父買い物代行(サミット)および受診付き添い(所澤クリニック)→帰途、灯油購入しガソリン補給。また〈サミット〉世田谷船橋店で食料補給→帰宅。小腹が空いたので(昼を摂ってないから当たり前か)カップカレーうどん(生卵)→風呂→キャベツと黄ピーマンのサラダ、豚こま生姜焼き、枝豆、玉葱とわかめのおつけ、ご飯半膳、たらこ、しらす干し、ビール中瓶×1、金宮水割り×1→夜0時就寝。
10月27日(金) 朝4時起床。白湯→DU仕事の写真指示まとめ。結局各紹介原稿に入れる要素のまとめの上に「この写真を撮影・掲載」という形になった。準備はできていたのだが、提出用にまとめるのに三時間くらいかかってしまった→玉葱とわかめのおつけ、卵かけご飯(塩昆布、しらす干し)、海苔→午前中横臥→仮眠→『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(原作:松本清張、監督:堀川弘通。小林桂樹、中村伸郎、原知佐子、小栗一也、織田政雄、中北千枝子、平山瑛子、依田宣、菅井きん、西村晃、平田昭彦、江原達怡、児玉清、一の宮あつ子、小池朝雄、三津田健、佐々木孝丸、八色賢典。1960、東宝)。実も蓋もないことを言えば浮気は身を滅ぼす≠ニいう話だが、浮気故の自己保身がさらに状況を悪化させる状況での人間の描き方は、ちょうどいい感じの深さと思った(抉ろうと思えばもっと抉れるだろうが)。物語冒頭ではすべてに満ち足りている中堅会社員(小林桂樹)の部下にして愛人(原知佐子)が愛人生活に満足しながら若い学生にも惹かれていく流れとか、中堅会社員にとってはとつぜん頭の周りを翔び始めた藪蚊の群のようなその若い学生の登場とか、人生がとつぜんうまくいかなくなる感じもうまいと思う(その際たるものが、殺人の嫌疑をかけられた中堅会社員とその隣人との邂逅である)。中堅会社員が良心を発揮し自白して破滅を迎える妄想≠フ流れも劇的だし(終幕では実際の破滅≠ェ具体的に描かれないが、この妄想≠フ効かせ方の妙によってそれが正解とわかる)。劇中で中堅会社員が(隣人の殺人に関する嘘の証言とは異なり本当に観ていた)映画『夜ごとの美女』(『Les Belles de Nuit』、1951年、監督:ルネ・クレール)と劇中の現実≠重ね合わせる手法も面白い。小林桂樹、原知佐子、菅井きん、西村晃、小池朝雄の芝居も印象に残る。派手さなくこれだけの映画を作るというのは、今にして思えばすごいことなのだなと改めて思う→パン、菊水堂ポテトチップス、冷やし山かけ胡麻そば(うずらの卵×3、刻み葱)、ビール中瓶×1→午睡→風呂→賄い当番→キャベツ千切りとピーマンとわかめのサラダ胡麻ドレッシング、秋鮭と舞茸のバター焼き(ニンジン、ニンニク)、菊水堂ポテトチップス、玉葱と油揚のおつけ、ご飯、納豆、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2→夜10時就寝。
10月28日(土) 深夜起床→『黒の凶器』(原作:梶山季之『影の凶器』、監督:井上昭。田宮二郎、浜田ゆう子、根上淳、小夜福子、金子信雄、真城千都世、丸山修、島田竜三、十和田翠、石黒達也、矢島陽太郎、阿井美千子。1964、大映)。田宮二郎扮する新進?産業スパイの造形がいささか甘い気がしないでもないが、全体的に緊張感の煽り方はなかなか。田宮二郎が喧嘩が強いというのは説明がなくやや唐突、暴力で解決するのではなく奇想による解決が欲しかったかなとも思ったが、そう思ったあとで意外な展開もあった。シリーズの中では平均的な作品か→即席ラーメン、金宮酎ハイ×2→朝5時就寝→朝9時起床。白湯→犬飯(生卵)→昼前三ノ輪に出て、まずは昼。駅前の〈次郎長寿司〉にて上にぎり、ビール中瓶×1→浄閑寺参詣→浄閑寺山門近くの〈レオ〉にて珈琲→円通寺参詣→都電の駅前に〈安井屋〉という佃煮屋があるのに気づき、あさり、しじみ、子持ちワカサギ、秋刀魚の佃煮購入→ちょっと催し、O形には〈ドトール〉で時間を潰してもらって三ノ輪駅でお手洗い拝借。個室にiPhone忘れてしまい焦る→駅前で本日の引率者、主催者、参加者の皆さんと落ち合い、1時間半ほど吉原散策。大勢で歩くのは少々居心地が悪かったが、地形や道筋の説明に始まり、現存する赤線建築を教えてくださったり、落語『お直し』に出てくる羅生門河岸がどこか示してくださったり、有意義な散策であった。吉原神社で『吉原今昔現勢図譜』と『吉原細見』を購入したのもうれしい→高円寺〈ちんとんしゃん〉に移動し、林家たけ平にて『山崎屋』を拝聴。今となっては珍しい噺を堪能。一席のあとの酒席も楽しく、まあまあ酒を過ごす。タクシーにて帰宅。
10月29日(日) 宿酔で昼まで横臥→月見納豆うどん(葱、わかめ、生姜)→宿酔に起因する腹痛に苦しみながらぼーっと見ていたTVドラマ『黒星警部の密室捜査』(原作:折原一『模倣密室 黒星警部と七つの密室』、監督:唐木希浩。陣内孝則、山崎樹範、笹野高史、斉藤暁、須藤理彩、菅原大吉、出合正幸、加藤虎ノ介、金原泰成、水崎綾女、大島蓉子、中村玉緒。2015、TV東京)が意外に面白く、最後まで見てしまった。話の組み立てに最後まで興味を引かれたし、細かいくすぐりがほどよい感じの笑いを生んでいて、そして何より荻野目慶子の芝居が笑っちゃうくらいすごい。なんでこういう軽い感じのミステリー仕立てのドラマであんなものすごい芝居をするのかと思うほど→玉葱と油揚のおつけ(うずらの卵×3)→梅粥(焦がし青葱)、佃煮(あさり、しじみ、子持ちわかさぎ)→DU仕事。勢いづけのために各名住宅紹介の書き出しだけ書いてみる→風呂→DU仕事続き。まず先の書き出しを含めて箇条書きで各住宅のメモをまとめ、それを規定文字数にまとめたが、まとめに結構時間がかかり、午前3時になってしまった。文字数が少な過ぎて不満の残る結果になったが、まあもともとメモと共に第一稿提出ということにしていたから、こんな感じで仕方ないであろう→『セクシー田中さん』見ながらピーナツとビール中瓶×1。〆に即席熊本ラーメン(青葱、潰しニンニク、生卵、ごま)を食べたところ直後にお腹下したので、まだ本調子ではないな→午前4時半就寝。
10月30日(月) 朝8時起床。白湯→DU原稿最終確認し、申し送り事項とともに送付→ 玉葱と油揚のおつけ、粥(焦がし青葱)、佃煮(あさり、しじみ、子持ちわかさぎ、秋刀魚)→洗濯→『女囚(スケ)やくざ』(監督:篠塚正秀。堀越陽子、内藤杏子、長浜鉄平、曽根晴美、林彰太郎、渡瀬恒彦、三島ゆり子、東龍子、汐路章、有川正治、岡八郎、池玲子、小島三児、小田真士、柴葉子。1974、東映)。冒頭から銀行強盗の場面まで、主要登場人物がいい感じのスピード感で次々に登場するところは、ラフな感じながらそれぞれのキャラクターが伝わってきたりその後の展開にきちんとつながっていて、地味にうまいなと思った。タイトルの「女囚」は銀行強盗直後の留置場だけの話なので、いささか看板に偽りありとも思うが、留置場での池玲子の登場の仕方は鮮やか。そこから脱獄、銀行の手引きの女の家での潜伏、強奪した金の奪い合いと追いかけっこの展開のスピード感も心地よい。主要登場人物の中で名が知られているのは渡瀬恒彦と池玲子くらいだが、強盗仲間のひとり堀越陽子がなかなかの存在感で、終幕で池玲子と女バディ感を醸し出すのもよい味わい。それと並行して男ふたりがあっさり死んで女たちが未練を残さないのもいい。全体的に安っぽい映画ではあるのに、妙なる魅力を感じさせられた→バターピーナツ、釜揚げおろしそば(うずらの卵×2、揉み海苔、煮込み葱)、ビール中瓶×1→午睡。朝と昼の間をあまり空けなかったからか、昨日に引き続き腹痛→賄い当番→キャベツ千切り塩昆布和え(紫蘇、ピーマン、胡麻油、酢)、鶏大根(ニンジン、生姜、潰しニンニク)、粥(粉末鶏ガラ出汁、焦がし青葱、叩き梅)、ビール中瓶×2→夜9時就寝。
10月31日(火) 深夜起床→『黒の切り札』(監督:井上梅次。山下洵一郎、田中三津子、待田京介、守田学、田宮二郎、村上不二夫、若松和子、宇津井健、十和田翠、北城寿太郎、万里昌代、内田朝雄、北原義郎 、藤由紀子、小山内淳、宮島健一。1964、大映)。シリーズ他作品があくまでも合法企業の範囲内の物語なのに対し本作は非合法組織が主人公たちの相手だという点(もっとも、シリーズ最終作『黒の超特急』はこの時点では未見なので不明)、ケーブルカーとヘリコプターを使った大規模なアクションも見ものという点に於いて、シリーズ中異色作と言えると思う。冒頭は物語の主要人物たちを現場にどさっと放り投げたような混乱の中で始まるが、そのひとりの父親を狂わされた被害者に扮する田宮二郎が自分の背景を説明し始めるや、するすると物語の背景が見えてくるという進め方も面白いと思った。法の力を信じたいがために自らは法を犯してまで復讐を進める、という話の骨格にも感心したが、その一方で、やはりシリーズ中で少し浮いてしまった印象は否めない。井上梅次が担当したのは本作のみなので、井上梅次の特異性故なのかな、という気もするが、果たして→金宮酎ハイ×4→朝方就寝→朝10時起床。白湯→粥(粉末鶏ガラ出汁、焦がし青葱、しらす干し、あさり佃煮)→まだお腹の調子悪く、午前中横臥→午後、砧公園に四家卯大のチェロ演奏をひさしぶりに聴きに行こうと出かけたが、千歳船橋駅付近まで来たらお腹の雲行きが怪しくなり断念。結局老父の用事(通帳記帳など)だけ済ませ、晩の食糧を買って帰宅。晩は〈あづま〉のたこ焼きとお好み焼きを持ち帰ろうとも思っていたが、砧公園やめた所為で開店時間待ちになりこれまた断念。うまく行かない日もある。とはいえ、午前中寝てなかったらもう少し酷かったか→カップ天ぷらそば(生卵)→風呂→『新必殺仕事人』見たのち晩。キャベツと柿とハムのサラダ、鶏大根、鶏唐揚げ、豆腐と油揚のおつけ、粥、佃煮(あさり、しじみ、子持ちわかさぎ)、ビール中瓶×1。粥は茶碗半分で断念。明朝食べるからいいが、胃腸は相当弱っているようだ。当面深夜目覚めた際の飲酒はなしだな→夜10時就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記