2025年06月30日

6月まとめ(21〜30日)


ロン・ハワード/メアリー・スティーンバージェン/スティーヴ・マーティン『バックマン家の人々』、TVドラマ版『舟を編む』、老父入院−−溝の口〈総合高津中央病院〉および三鷹〈杏林大学医学部付属病院〉、ピーター・グリーナウェイ『英国式庭園殺人事件』『ZOO』『数に溺れて』。

6月21日(土) 朝8時半起床、白湯→ところてん(うずらの卵×2、揚げ玉、胡麻、青海苔)→〈中江クリニック〉受診。今日はいつもの院長ではなかったので血圧記録二ヶ月分見せたが、特に問題なし。あと採血→クスリ受け取り駅前に新しくできた〈マルエツ〉にてビール買って帰宅→シャワー、ビール350ml缶×1→O形サイト更新→『バックマン家の人々』(原題『Parenthood』、監督:ロン・ハワード。リチャード・クールマン、マックス・エリオット・スレイド、メアリー・スティーンバージェン、ジェイセン・フィッシュー、ザカリー・ラ・ヴォイ、アリサン・ポーター、スティーヴ・マーティン、リーフ・フェニックス、ダイアン・ウィースト、マーサ・プリンプトン、キアヌ・リーブス、ハーレイ・ジェーン・コザック、リック・モラニス、イヴィヤン・シュバーン、ジェイソン・ロバーズ、アイリーン・ライアン、トム・ハルス、ヘレン・ショウ、アレックス・バロール、イザベル・クーリー、グレッグ・ジラード、コニー・アダムズ、デニス・デューガン、ポール・キーリー。1989、米Universal Pictures)。原題「Parenthood」は直訳すると「子育て」という身も蓋もない意味だが、『バックマン家の人々』という邦題よりもよほど内容がわかりやすい。そして「子育て」はすなわち親が人間として成長する過程でもあって、そのあたりの消息を映画で描くならではの塩梅で見事に描いた傑作、名作と思った。どうやったらいい親になれるのかについて常に悩んでいるギル(スティーヴ・マーティン)の様子、ギルをそばで支えながらギルとは違う場所から違う視点で冷静に親でいること≠見つめているカレン(メアリー・スティーンバージェン)、ギルの姉ヘレン(ダイアン・ウィースト)と妹スーザン(ハーレイ・ジェーン・コザック)が子育てと夫との関係(ヘレンはとうの昔に分かれていて、スーザンは夫ネイサン=リック・モラニスと一緒に暮らすものの教育方針の違いが次第に明確になる)、そして兄弟の父であるフランク(ジェイソン・ロバーズ)は末の弟ラリー(トム・ハルス)のことで64歳を迎えて孫にも恵まれた今でも親として迷い続けている。そうした家族の悩み≠現実に即しながら映画表現として、さらに適度な(ほんとうに最適と思った)笑いをまぶしながら描いた点は、とても見事と思った。ヘレンの娘ジェリー(マーサ・プリンプトン)がダメな男(キアヌ・リーブス)に引っかかりながら真剣に愛そうとする姿なども可笑しくて涙が出てくるほど。人間を描く≠ニいう言葉自体は妙な使われ方をして手垢のついた言葉になってしまったが、本作はその手垢≠洗い落とした上で人間を描いた傑作、名作≠ナあると思う→『紅顔の若武者 織田信長』(原作:山岡荘八、監督:河野寿一。中村錦之助、月形龍之介、堀正夫、進藤英太郎、高千穂ひづる、柳永二郎。1955、東映)。織田信長の若き日を描いた小説の映画化、ではあるが、そもそも織田信長にものすごい興味があるわけでもないので、中村錦之助の芝居以外はまったく頭に入ってこなかった。まあ観ているこちら側の所為であろう。また酔っ払って観ていた所為もあると思われる。酔っ払って観ている最中のメモに、「しかってほしいか 甘えんな! バカ信長!」と書き殴ってあったが、意味不明→菊水堂ポテトチップス、ごま煎、煮干し、もやしカレー炒め、ぶなしめじ酒蒸し(豚ひき肉、油揚、生姜)、ビール350ml缶×3、金宮酎ハイ×2、御酒×3→姉から父の介護用椅子の件であまりに的外れな返信が来て消耗する。馬鹿じゃなかろうか。大丈夫か→夜11時頃就寝。
6月22日(日) 朝9時起床→シャワー→菊水堂ポテトチップス、ビール350ml缶×1→冷やしオクラ月見そば→火曜日(老父入院)のタクシー予約→ちょいと早めに出て、千歳船橋駅にてPASMOチャージ→〈ドトール〉にて時間調整→渋谷行きバスで三宿。O形が講師を務める漫画教室のお祭にお邪魔。楽しそうな職場でなにより→祭がはねてみなで一杯となり、ひさびさに〈新記〉へ。牛バラ煮込み、レタスオイスターソース、ザーサイ、ピータン、焼き餃子、貝柱・エビ・黄金ニラのスープ炒め、ビール中瓶×2〜3→お腹いっぱいで眠くなったので、O形残してお先に失敬→平和にバスで帰宅→シャワー→しばらくぼーっとしてから、夜0時頃就寝。
6月23日(月) 朝8時起床。白湯→ぶなしめじと油揚のおつけ、ご飯(梅干し、ちりめんじゃこ)→泥縄式で介護保険関連の勉強と、縁起でもないがいつかはやらねばならぬので、一応家族死後の諸手続きの確認→冷やしぶっかけ稲庭うどん(生卵、オクラ、揚げ玉)→午後老父宅早めに訪ね、明日の入院の準備の確認と、介護区分変更面談の予習→予習したおかげで、面談はうまく進んだ(結果が、わかるのは一ヶ月後だが)。情に訴えるのではなく、なぜ要介護認定が必要なのかを伝えることが肝要とのことで、そうしてみた次第だが、果たして→椅子の件は、結局姉がこちらに連絡なくケアマネに連絡して進め始めたそうだ。ほんとに馬鹿じゃなかろうか。あまりにバカバカしいので、しばらく連絡を断つことにする→すんなり帰宅し、『必殺仕事人III』見ながら菊水堂ポテトチップス、ビール350ml缶×1→シャワー→午睡→もやしニラ炒め、そら豆、豚こまとズッキーニのカレー(ニンジン、じゃがいも、玉葱、トマト)、ビール中瓶×1→TVドラマ版『舟を編む』、なかなかの出来だった。これは楽しみ→夜0時就寝。
6月24日(火) あまり眠れなかったが、朝6時起床。白湯→豚こまカレーライス→8:45タクシー迎えに来たので出発。途中父を拾い〈総合高津中央病院〉へ。道が混むこともなく、予定より一時間早く到着→入院諸手続きが小一時間。今日は待ち時間が長そうな父に水と新聞買って11時においとま→武蔵新城まで一駅下って〈麺楽軽波氏〉(ほぼちょうど一年ぶり)で昼。淡麗煮干し鶏醤油、マトンわんたん、ビール小瓶×1→平和に登戸経由小田急線で帰宅→シャワー→午睡→枝豆、キャベツピーマン炒め、トマト、豚こまカレーライス(ニラ納豆乗せ)、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1→今年の夏の〈むらさきmusicラボ〉の大納涼大会の演し物、最後を細野晴臣またはあがた森魚の「つめたく冷やして」にして、私の「心細い散歩」も交えて可愛らしいおばけの物語にしようと、O形との間で話がまとまった。なんだか楽しくなってきたな→夜8時半就寝。
6月25日(水) 日付け変わる前に起床。満で還暦となった→二時間ほど深夜番組見て(飲酒なし)、午前2時就寝→朝6時起床。白湯、ところてん→豚こまカレーライス(ポーチドエッグ)→8時頃家を出て、バスで用賀、田園都市線で溝の口。バスに乗ったら土砂降りとなったが、バス停まではほとんど降られなかったのは助かった。が、溝の口の駅を反対側に出てしまい往生した(そのおかげで古い飲屋街の「西口商店街」を発見したが、いつか訪れる機会はあるだろうか)→9時半〈総合高津中央病院〉着。ちょいと休憩してから10分くらい前に入院棟受付へ。すでに退院手続き中とのことで、しばし受付で待機→と思ったら、発熱(39.1度)ということで、退院は明日に延期→とぼとぼと溝の口の駅に向かっていたら(また道に迷った)、病院から電話、説明があるので戻ってくれという。仕方がないが、この湿気の中では辛かった→説明受け今度こそ帰宅→用賀経由千歳船橋。前をとおりかかったら〈あずまや〉が開いたところだったので、たこ焼きぼうず4ケ、醤油ニンニク焼きそば、ビール中ジョッキ×2。店に入ったら豪雨でどうなるかと思ったが、勘定したら止んだ→そして幸い降られず帰宅して、たこ焼きぼうず2ケ、枝豆少々、ビール中瓶×1→午睡→ズッキーニとじゃがいもとニンジンのクミンバターソテー、ニラ納豆入り卵焼き、枝豆、金華鯖水煮缶詰め、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2→今日の『有吉の壁』は、妙に面白かった→夜10時就寝。
6月26日(木) 朝5時起床。白湯→舞茸と油揚のおつけ、豚こまカレーライス(ニラ納豆)→7時半頃家を出て、7:55発のバスで用賀、田園都市線にて溝の口。溝の口から病院までは、今日は迷わなかった→本日は無事退院(まだ少し熱は高いようだが)。退院手続きしてからタクシー呼ぼうと入院病棟から2号館に移動しようとしたら、ちょうど会計中のタクシーがいたので、呼び止めて杏林まで乗せてもらう。ツいていた→杏林受診。今日はこれで終わり、のつもりだったが、まさかの入院。白血球の値(炎症の度合いを示す)が高いのでその処置と、炎症の進行を止めるための左足第三趾切断のためとのこと。いつまで続くのか(溝の口で白血球の値が高いのは、血流がよくなったことで患部にまだいた細菌が体内に入り込んだ所為、かもしれない≠ニ言われたが、その延長上の処置ということか。医療のことはまったくわからないが、第二趾切断時に血流改善も含めて処置しておけばこうも長引かなかったのでは、とも思う)。長ければ1〜2週間、短ければ三、四日とのこと→入院手続き待ちに〈松本楼〉にて昼。ナポリタン→午後は左足第三趾の処置待ちから(その間に入院用の下着など取りに行けばよかったと思うもあとの祭)→その後外科の入院病棟へ。看護師さんに入院に必要なものを聞き、父宅に取りに行って、ついでに洗濯と、入院手続き用の書類などを用意→病室に「必要なもの」を届けて、今度こそ今日はこれで終わり=Bさすがにくたびれたし雨もぱらついてきたので、杏林からタクシーで帰宅→シャワー→刺身(ヒラマサ、ブリ、カツオ)、きゅうりとめかぶの酢の物、焼きとうもろこし、ビール中瓶×1、御酒×3→いつの間にか就寝。
6月27日(金) 朝8時起床。白湯→舞茸と油揚のおつけ、炙り海鮮丼(ちりめんじゃこ、うずらの卵×2)→昼頃出かけ、郵便局で父の預金引き出してから(20万円)、父宅。入院手続きの書類揃えて杏林へ→まず入院手続き→〈松本楼〉にて昼。エビとオリーブのトマトクリームパスタ、ジンジャースープ、サラダ→面会時間までまだ間があるので、〈松本楼〉隣の〈Cafe de Repos〉(初訪問)で珈琲→父に面会にて行くも眠っていたのでメモを置いて帰ろうとしたら起きたので、少し様子を聞く。昨日は入院後疲れてすぐに眠ってしまったようで、寝巻きにも着替えていなかった。その辺のケアは、看護師はしないのか? あとは必要なものを聞き、また看護師に要望を伝えたりなどしておいとま→〈そんぽの家〉に寄って状況を伝えて帰宅→〈Cafe de Repos〉で買ったおかずパン、豚バラ鶏ささみもやしニラ炒め、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1→午睡→K太のお子さん誕生祝いのTシャツなど注文(O形のイラストを、私はシャツの真ん中に配置して注文しただけ)→『英国式庭園殺人事件』(原題『The Draughtsman's Contract』、監督:ピーター・グリーナウェイ。リンダ・ラ・プラント、ヒュー・フレイザー、デイヴィッド・マイヤー、アンソニー・マイヤー、アンソニー・ヒギンズ、ニール・カニンガム、ジャネット・サズマン、アン・ルイーズ・ランバート、デイヴ・ヒル、デイヴィッド・ガント、ベン・カービー、アラステア・G・カミング、マイケル・フィースト、スティーブ・ウベルス。1982、英British Film Institute) 17世紀末の英国、貴族ハーバート家に招かれた画家(原題に従って製図家≠ニ言ったほうがよいのか)ネヴィル(アンソニー・ヒギンズ)の邸宅や庭園を精密に写しとる作画中に起きた、邸宅の主人ハーバート(デイヴ・ヒル)殺人事件の謎をうやむやのままに描いた映画、といった趣。最後はネヴィルが殺人犯に目され殺されてしまうのだが、土地の相続など物語の背景からは、ハーバートの娘サラ(アン・ルイーズ・ランバート)の夫タルマン(ヒュー・フレイザー)が真犯人と思われるが、あくまでも物語の背景から推察される≠フみ。そしてそんな物語の背景よりも、幾何学趣味が横溢しているかのような絵造りに魅了されてしまう映画でもあるのだが、その所為で、この映画、この物語の深いところの意味とか主張とか伝えたいこととかを、しっかり受け止めるのが私には難しかった。貴族の貧困や相続の問題を皮肉に描いた、という一面もあると思うが、それだけではつまらない。そういう意味で、なかなか難解な映画であるのではないかと思うが、果たして。あるいは「彫像」という生きた人物が度々出てくるが、この人物の意味合いもよくわからなかった。とはいえ鑑賞はとても楽しんだ→カップヌードル、金宮酎ハイ×2→午前4時就寝。
6月28日(土) 朝9時起床。白湯→舞茸と油揚のおつけ、卵かけご飯(ちりめんじゃこ、青海苔)→数時間ぼうっと過ごす→シャワー→『ZOO』(原題『A Zed & Two Noughts』、監督:ピーター・グリーナウェイ。アンドレア・フェレオル、ジェラード・トゥールン、ブライアン・ディーコン、エリック・ディーコン、フランシス・バーバー、ジョス・アクランド、ヴォルフ・カーラー、ジェフリー・パーマー、ジム・デイヴィッドソン、アグネス・ブリュレ。1985、英British Film Institute製作/Artificial Eye配給)。初長編監督作『英国式庭園殺人事件』に続く、ピーター・グリーナウェイ長編第三作(第二作という記述も見かける)。『英国式庭園殺人事件』は幾何学趣味が横溢する美意識≠ニいう点が理解の端緒になったが、本作では自然科学的≠ネ、モノが腐っていく過程がひとつのテーマになっている点と、それの扱い方をすっと飲み込むことができず、映像美には惹かれたものの、私にはさらに難解な作品であった(『コックと泥棒〜』に寄ってきたな、という感想は得た)。いろいろな要素を言葉にして整理すれば多少の理解に近づくことはできると思うのだが、無心に映画を観てこれ、と感得するのが難しい、という感じか。交通事故で妻を亡くした双子オズワルド(ブライアン・ディーコン)とオリヴァー(エリック・ディーコン)が、交通事故の原因である女アルバ(アンドレア・フェレオル)に次第に惹かれていき変容していくという物語は面白くはあるのだが、結局のところ、アルバが私にとってそんなに魅力的ではなかった、という一点で、この映画の物語や表現しようとするところに乗れなかった、ということかなと思う。ファン・ハン・メーヘレンへの言及(ジェラルド・トーレンなる役者が演じ登場もしているのだが、集中力が続かずどんな役割で登場していたのか記憶に残らなかった)の意味なども含めて、理解が及ぶにはもう何度か観る必要あり。音楽は『英国式庭園殺人事件』同様マイケル・ナイマンだが、『コックと泥棒〜』にも使われた音楽を使っていたかな? あとTV番組『料理の鉄人』で使われた曲も流れ、ちょっと興醒めしたが、それはこの映画の所為ではない。なおちなみに、原題の『A Zed & Two Noughts』はシマウマ(Zebra)とふたつのゼロ(OswaldとOliver)≠表しているようだが(それで「ZOO」となる)、これももう何度か観て深掘りする必要はありそうだ→ごま煎、柿ピー、油揚の卵とじ(万能葱)、ビアシンケン、シャンピニオン、シュバインブラスト、燻製卵、パン、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2、御酒×2→午後4時午睡→夜8時半起床→『沖縄やくざ戦争』再見しながら、ごま煎、菊水堂ポテトチップス、枝豆、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2→午前1時就寝。
6月29日(日) 朝9時起床。白湯→焼き飯→午前中特になにもせず→午後、いったん老父宅に寄り、頼まれたものを準備。部屋の様子が金曜日と微妙に違っていたので、どうやら昨日?姉が来たようだ→ちょいと早く来すぎて、入院病棟の「家族待合室」で待つ→少し前に入れてもらい、頼まれたものを渡し、気を利かして持ってきたが不要なものを持って帰る。まあようやく入院生活も落ち着いたかな、という感じであった。次回訪問は7/1(火)に設定。あと父の財布を預かることとなる→滞りなく帰宅→菊水堂ポテトチップス、ビール中瓶×1→本日預かった財布の中身も踏まえ、入院中の出納帳製作→シャワー→きゅうりとめかぶの酢の物(ちりめんじゃこ)、枝豆、シャンピニオン、ビアブルスト、燻製卵、納豆オムレツ、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×3→夜11時就寝。
6月30日(月) 朝8時起床→ぶっかけうどん(生卵、万能葱、納豆、揚げ玉)→録画整理など→〈所澤クリニック〉に老父入院の状況説明→『数に溺れて』(原題『Drowning by Numbers』、監督:ピーター・グリーナウェイ。ナタリー・モース、ブライアン・プリングル、ジェーン・ガーネット、ジョーン・プロウライト、バーナード・ヒル、ジェイソン・エドワーズ、トレヴァー・クーパー、ジュリエット・スティーヴンソン、ジョン・ローガン、ポール・ムーニー、ジョエリー・リチャードソン、デイヴィッド・モリシー、アーサー・スプレックリー、ケニー・アイルランド、マイケル・パーシヴァル、ジャニーン・デュヴィツキ、マイケル・フィッツジェラルド、エドワード・テンポール。1988、英Film Four Internationalほか製作/Recorded Releasing配給)。数字や幾何学趣味を強調することで、人間という存在ののブヨブヨした側面を強調する、というのがグリーナウェイの作風なのかなと、今回三作品(『英国式庭園殺人事件』『ZOO』と本作)を観て思ったが、果たして。これまた面白くは観たが、細かい部分にまでは理解が及ばず、感想もまとまらなかった。ひとまず、観ながらメモしたことを(あまり重要な感想はないと思うが)断片的に並べておく。写真撮影の場面でシシーおばさん(ジョーン・プロウライト)がとつぜん現れるのは面白い∞音楽がマイケル・ナイマンくさくない∞ハーディ(トレヴァー・クーパー)はなぜ二度も海で溺れるのか?∞今となっては「数」というギミックがそれほど刺さらなかった(昔観たときには刺さったと思う)∞今となってはもう少しコンパクトにしてほしい。物語がいささか迷走しているように感じた∞笑いはある。牛に衝突する場面など∞絵造りからは、過去のいろいろな名画(絵画)の意味を考え抜いた結果、という感じを覚える∞好き嫌いは別にして、これこそ映画、とも思った=ィシャンピニオン、ビアブルスト、トマトサラダ(酢、オリーブ油、粉チーズ、黒胡椒)、冷やしマルタイ棒ラーメン(鶏ささみ、ニンジン、潰しニンニク)、ビール中瓶×2、金宮酎ハイ×2→午睡→シャワー→もやしナムル、明朝用の野菜とベーコンのスープ製作など台所仕事→『乾いて候』(原作:小池一夫/小島剛夕、監督:井上昭。宮崎ますみ、田村高廣、長門裕之、綿引勝彦、田村正和、池上季実子、八千草薫、田村亮。1993、フジテレビ、東映製作/CX放映)。TVドラマ版の第四作(第三作は全六回の連続ドラマ)。物語の発端(腕下主丞の登場)は第一作の『お毒味役主丞 乾いて候』と同様料亭〈八百善〉に腕下主丞(田村正和)が現れ甲賀の忍びに毒を守られる場面で、その後は死んだものと思っていた母おしの(八千草薫)が実は生きていて陰謀に巻き込まれているところを腕下主丞と再会…… と進むのだが、田村正和の腕下主丞っぷりに第一作、第二作のケレン味が感じられず、なんとなく退屈したまま観終わった。ちなみに放映時には、『乾いて候 母は生きていた!? その背後に潜む陰謀を田村三兄弟が斬る!!』と銘打たれていたとのこと→もやしナムル、ピーマン入り炒り卵(万能葱)、ビール中瓶×1、御酒×1→午前2時過ぎ就寝。
posted by aokiosamublog at 23:00| 小ネタ/思考/日記