2025年09月10日
9月まとめ(1〜10日)
丸根賛太郎/島田正吾/山田五十鈴『木曽路の決闘 夏祭り三度笠』、クリストバル・レオン/ホアキン・コシーニャ『オオカミの家』『骨』、朝ドラ『あんぱん』の蘭子と八木、相米慎二/工藤夕貴『台風クラブ』、キャロリン・キーン/アンドリュー・フレミング/エマ・ロバーツ『美少女探偵ナンシー・ドリュー』、友人主催のイベント会場の紹介とたいへんひさしぶりのハシゴ酒(〈CON TON TON VIVO〉〈新記〉〈bar dress〉〈SECOND LINE〉)、ナヴォット・パプシャド/カレン・ギラン/レナ・ヘディ/クロエ・コールマン『ガンパウダー・ミルクシェイク』、オリヴィエ・メガトン/ゾーイ・サルダナ『コロンビアーナ』、山本周五郎/砂田量爾/植木等『ひとごろし』、藤本義一/神代辰巳/岸田森/谷ナオミ『黒薔薇昇天』。
9月1日(月) 朝8時起床→卵サンドイッチ、アイスカフェオレ→昼前老父宅訪問。訪問診療の臨時訪問があるというので待機していたがなかなか来ず、帰ろうとしたところでちょうど来訪。薬の処方のことなど相談。帰らなくてよかった。あと玄関脇の不要物を、訪問時に少しずつ処分することにした(本日は紙袋類を処分)→帰宅して家で昼。春木屋中華そば(ゆで卵スライス、海苔、刻み葱)、ビール中瓶×1→Facebookへの私の投稿を見たとかで、S田がひさしぶりに連絡をくれたので返信など。うれしい→シャワー→菊水堂ポテトチップス、た抜き、枝豆、鰯刺身(青紫蘇、おろし生姜)、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1、御酒×2→夜9時就寝。
9月2日(火) 朝6時起床。白湯→ぶなしめじのおつけ、ご飯、納豆、うずらの卵×2、海苔→『木曽路の決闘 夏祭り三度笠』(監督:丸根賛太郎。荒木忍、石山健二郎、石田守衛、島田正吾、林喜美枝、玉島愛造、尾上栄五郎、山田五十鈴、久松喜世子、黒川弥太郎、月形龍之介、日野道夫、天野刃一、鮎川十糸子、瀬川伸、豆千代、毛利菊枝。1951、松竹)。仕事もできれば気風もいい筏家業(中乗り)の新三(島田正吾)は、親方嘉平(荒木忍)に可愛がられ、その娘おみよ(山田五十鈴)とも公認の仲。いずれは嘉平を継ぐものと誰もが思っていたが、それを快く思わない兄貴分の鉄五郎(石山健二郎)が策略を巡らし、木材運搬の途中で親方が川に落ちるようにし向け、親方殺害と親方の二十両入りの胴巻きの盗難の罪を新三にかぶせ、新三を出奔させてしまう。この鉄五郎の悪どい計画が実に緻密に描かれていて、しかしそれが観客にはわかりやすいという点が、本作の工夫だろうか。加えて新三の親友である岡っ引きの卯之吉(黒川弥太郎)が、十手を預かる身として追求しながらも新三を信用し、それが却って新三が江戸から木曽に戻れない要因になっているという話の構造や、博打≠ニいうモチーフもうまく効いていたと思う。そして山の娘と江戸の粋筋のふた役をこなす山田五十鈴の巧みさと魅力にはうならされた。木曽の中乗り≠ェ主人公という点は今では馴染みが薄くまた地味な映画という印象につながるかもしれないが、どうしてどうして、今でも十二分に楽しませてくれる、複雑で深い味わいを持った娯楽時代劇であった→菊水堂ポテトチップス、冷やし山かけそば(生卵、青紫蘇、揚げ玉)、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1→午睡→晩の支度として野菜スープ製作。あっさり作るつもりが、ほぼカレー(風煮込み)になった→『オオカミの家』(原題『La Casa Lobo』、監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ。声:アマリア・カッサイ、ライナー・クラウゼ。2018、智Diluvio、Globo Rojo Films製作)。「チリ現代美術界の奇才」と称されるクリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャによるコマ撮り(ストップモーション)アニメーション作品。1973年のアウグスト・ピノチェト将軍率いる軍部によるチリ・クーデター(軍事政権によるクーデターと、その後20年間の軍事独裁政権時代)の背景にあるカルト教団にして反政府的な思想を持つ知識人や活動家を強制収用・拷問する施設「コロニア・ディグニタ」の存在をモチーフに、そこから逃げ出した少女マリアと教団を想起させるオオカミとの攻防を、独特かつ手の込んだアニメーションで表現している。恐ろしく衝撃的で強く印象に残る作品であることは間違いないが、一度観てなにかを語るには自分の知識も感受性も足りなさ過ぎるので、ひとまず感想は置いておく。繰り返し観ながら、またチリ・クーデターのことを勉強しつつ、時間をかけて味わいたい→『骨』(原題『Los Huesos』、監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ。2021、智Diluvio、Pista B製作)。『オオカミの家』に感銘を受けたアリ・アスターが共同の製作総指揮を買って出た短編(14分)。1901年に製作されたアニメーション映画が発見され、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャがその修復を依頼された、という設定で、ひとりの少女が人骨でもってふたりのチリ人(歴史的有名人)の魂を呼び出そうとする儀式の模様が展開される。これまた「一度観てなにかを語るには自分の知識も感受性も足りなさ過ぎるので、ひとまず感想は置いておく」→イチヂク生ハム巻き、チーズのパリパリ、野菜スパイス煮込み(牛豚合挽肉、キャベツ、玉葱、じゃがいも、ニンジン、ぶなしめじ、ニンニク、生姜)、バゲット、チーズ二種、バター、ビール中瓶×1、赤葡萄酒×1→夜10時就寝。
9月3日(水) 午前3時起床→昨日の『あんぱん』の、蘭子と八木の場面が印象的にエロかったので、その場面(5分ほど)のみシナリオ風に描写してみる。「濡れそぼる」「したたり落ちる」など、書いていて部分的には面白かったが、やはり蘭子の表情や肢体が大きく影響する場面なので、文字にすると面白さは半減(以下)であった。徒労だった→二度寝→朝10時半起床→野菜スパイス煮込み、バゲットラスク、チーズ→希望ヶ丘の〈サミット〉までぶらぶら歩き、老父分買い物→老父から頼まれたゆで卵こしらえたりしてからシャワー→『ネオンくらげ 新宿花電車』(監督:山口和彦。梅村ゆき、上田忠好、葵三津子、地井武男、森みつる、谷本小夜子、沢田情児、佐藤晟也、相馬剛三、1973、東映)。『ネオンくらげ』シリーズ第二作(にして最終作)。第一作と同様、青森から上京したゆき(山内えみ子。前作も同じ役名で出演。ただし同一人物ではない)が、都会の男たちに騙されたり利用されたりしながらたくましく生きていくという内容で、この時期の東映映画によくあったような感じ。地井武男扮する足の悪い−−そしてタチも悪いヒモ男が印象に残ったくらいか。音楽は前作に引き続き三上寛が担当しているが、タイトルロールには三上寛と並んで渋谷毅の名前があったので驚いた。三上寛が歌う主題歌「おととし泣いた夕暮れと」の編曲をしたそうだが、詳細はわからぬものの、劇中のフリージャズっぽい演奏やピアノ・ソロなどは、渋谷毅が手掛けていると思われたが、果たして。あと(多分)「おととし泣いた夕暮れと」の歌詞に、「[]︎くらげにゃ目もない足もない」という一節があるのだが、連続射殺事件の永山則夫の詩集『無血の涙』の中の「ミミズのうた」の「目ない 足ない おまえ ミミズ 暗たん 人生に 何の為生きるの」に似ていると思ったが、五月みどり「コロッケの唄」の「[]︎こんがりコロッケにゃ 口もない/目もない 手もない 足もない」にも似ている。ちなみに『無血の涙』は1971年出版、「コロッケの唄」は1962年にリリース→菊水堂ポテトチップス、しらす干し入り炒り卵、ピーマン焼き、葱醤油焼き、冷やしきつねそば(揚げ玉、胡麻、うずらの卵×2)、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2→焼き鳥電子が高柳対談の次回からの会場として〈CON TON TON VIVO〉を検討したいとのことで、連絡業務など→午睡→『御家人斬九郎5』など見ながら、イチヂク生ハム巻き、もやしナムル、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1→夜0時半就寝。
9月4日(木) 朝7時起床。白湯→ぶなしめじのおつけ、ご飯、納豆、しらす干し、うずらの卵×2→午前中老父杏林受診。本日はほとんど待たされずすいすい→〈松本楼〉にて昼。きのことベーコンの和風スパゲティ→帰途は降られて、杏林から老父宅までの二、三分でまあまあぐしょ濡れ→帰宅してシャワー→ビール中瓶×1→高柳対談関連連絡業務。第一回打ち合わせ(顔合わせ)明日に決まる→野菜スパイス煮込み、枝豆、もずく酢(きゅうり)、豚バラ肉揚げ焼き、じゃがいもソテー、金宮酎ハイ×2→遅い午睡(夜8時)→『台風クラブ』(監督:相米慎二。松永敏行、工藤夕貴、大西結花、会沢朋子、天童龍子、渕崎ゆり子、三上祐一、紅林茂、三浦友和、伊達三郎、石井富子、佐藤允、小林かおり、鶴見辰吾、寺田農、尾美としのり。1985、ディレクターズ・カンパニー製作/東宝、ATG配給)。自意識の芽生えから思考や行動の自由を希求し始める年代の中学生たちが、台風の訪れに伴いその「希求」を増幅させて次第に行き過ぎていく∞爆発していく@lを描いた−− とまとめることもできようが、そういうモチーフや出来のよさを超えたなにかが奇跡的に生まれたような作品と思った。脚本、若い俳優たちへの演技指導とそれに応えた俳優たちの芝居、演出、撮影、美術などなど、あるいは大人たちの振る舞い(教師を含んだ大人たちも静かに狂っていく)や謎の人物が謎のまま登場し消えていく塩梅などなど、すべての要素が奇跡的に絡み合った結果、と言ってもよいかもしれない。計画して考えてこの結果が得られたとは思われない点で(勝手な思い込みかもしれないが)、「奇跡的」という言葉を使いたくなった次第。しかし「若い俳優たちへの演技指導」は大変だったろうな、とは思う(余計なおせっかいだが、後年糾弾≠フ種が出てこないことを願う)→目玉焼き、もやしナムル、金宮酎ハイ×3→午前4時就寝。
9月5日(金) 朝10時半起床。白湯→キャベツと油揚のおつけ、ご飯、しらす干し、いかあられ→録画整理→『美少女探偵ナンシー・ドリュー』(原題『Nancy Drew』、原作:キャロリン・キーン(エドワード・ストラッテメイヤー)『少女探偵ナンシー』、原案ティファニー・ポールセン、監督:アンドリュー・フレミング。エマ・ロバーツ、マックス・シエリオット、エイミー・ブルックナー、ケイ・パナベイカー、クリフ・ベミス、テイト・ドノヴァン、ローラ・ハリング、モニカ・パーカー、キャロライン・アーロン、マーシャル・ベル、ダニエラ・モネ、ケリー・ヴィッツ、ジョシュ・フリッター、フィル・アダムズ、ジョアンヌ・バロン、アダム・ゴールドバーグ、ブルース・ウィリス、エリッサ・ダヴァロス、エミー・レイボーン、レイチェル・リー・クック、ケイトリン・ヴァン・アイテム、バリー・ボストウィック、ダナ・リー、アダム・クラーク。2007、米Warner Bros.)。原作が有名な児童文学であるこを恥ずかしながら知らなかったが(日本でも九つの出版社から50冊以上が刊行されている)、本作の冒頭がみんなナンシーのことは先刻ご承知でしょ?≠ニいう感じで始まるのが、なんだか可愛らしい(のちの物語に絡んでこないマクギニス署長=クリフ・ベミスと役名も俳優もわからない太ったおじさんについては、どんな役割のどんな人物であるのか、原作を知らないのでまったくわからなかったが)。そのあたりはいかにも児童文学∞お伽話≠゚いているのだが、本編の謎解きが始まるとなかなか本格的なミステリーとして展開していった。お伽話%Iな味わいをもっと残しておいたほうがよかったかな、という点は悩ましいが、どんな困難な目に遭っても前向きで明るく品のよいナンシー・ドリューに扮するエマ・ロバーツが魅力的。「青春ミステリ映画」として十二分に楽しめた。ちなみに2019年に『ナンシー・ドリューと秘密の階段』という作品も作られているが、スタッフもキャストもまったく別。また映画化としては1939年の『少女探偵ナンシー・ドルー』が最初で、1977〜79年と2002年にはTV映画(TVシリーズ)化もされている→ベーコンとトマトのペペロンチーノ→夕方四谷三丁目へ。幸い、出かける時間に台風去り、道中降られず。〈CON TON TON VIVO〉にて、店主天神さんとJINYA DISC斉藤さん顔合わせに同席。話が早くて打ち合わせはさくさく進み、日程も確定。あとは当事者同士におまかせ→〈新記〉にて一杯。牛肉の黒こしょうソースの炒め、アサリのにんにくソース蒸し、ビール中瓶×2→〈dress〉に移動しラムソーダ割り×2→これで帰るつもりが、新宿三丁目で途中下車し〈SECOND LINE〉へ。ビール×1、カクパリ×1。家の近所以外で飲むのもハシゴも大変ひさしぶりで充実→小田急線乗り過ごし狛江で引き返す。経堂からは歩くの面倒になりタクシー→帰宅後即就寝。
9月6日(土) 宿酔につき昼過ぎまで横臥→キャベツと油揚のおつけ、卵かけご飯(しらす干し)→終日何もせず。昨夜あれだけ酔っ払った割には、傘も忘れず、〈dress〉で贖った土産もなくさず、帽子も被ったままで帰宅、どこでいくら使ったかの会計もピッタリだった。奇跡か→シャワー→『十代の狼』(原作:角田喜久雄『汚れたハンカチ』、監督:若杉光夫。花柳礼奈、木下雅弘、梅野泰靖、杉山俊夫、青山恭二、伊藤周子、吉行和子、松下達夫、垂水悟郎、佐野浅夫、波多野憲、田中敬子、日野道夫、本荘美智子、斎藤美和、大滝秀治、原ひさ子、内藤武敏。1960、日活)。田舎から東京に出てきたはいいがグレて浅草を根城にする愚連隊の一員となった青年鉄夫(青山恭二)が、同郷の恋人由枝(吉行和子)と再会したことで更生を考えるが、愚連隊仲間たち(梅野泰靖、木下雅弘、杉山俊夫)に認められない。そんなとき鉄夫は拳銃殺人犯(内藤武敏)に遭遇し拳銃を入手したことから、土地の刑事松下(佐野浅夫)に追われる身になる−− という物語で、最後のどんでん返しは鮮やかに思えたものの、全体的にもう一歩踏み込みが足りないという印象。それは愚連隊仲間の女ミツ子(伊藤周子)が鉄夫に惚れているのにそこでひと悶着もなかったりとか、酒場の女ゆり(斎藤美和)と松下との関係も台詞での説明のみだったり、あるいは由枝と鉄夫の関係も描き方が浅かったり、といった点や、愚連隊が根城にしている酒場の扱いが唐突だったりという点なのだが、55分の小品なのでまあ仕方がないのか。もう30分ほど長くして細部を描き込めば、どんでん返しから鉄夫の母親(原ひさ子)の愛情の深さにつながる展開をもっと感動する塩梅に持っていけたのではなかろうかと思うが、果たして。ちなみに若い吉行和子(当時25歳。デビュー後5年)を見たかったというのが本作を観てみた大きな理由だが、若過ぎてよくわからなかった→『刑事コロンボ』見ながら菊水堂ポテトチップス、ポテトサラダ、豚バラ肉とピーマンの炒め、枝豆、トマトと生ハム、もやしナムル、バゲットラスク、長芋千切りもろみ和え、豚汁、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×2→食後ちょいと横臥→深夜起床→『ガンパウダー・ミルクシェイク』(原題『Gunpowder Milkshake』、監督:ナヴォット・パプシャド。カレン・ギラン、ジョアンナ・ボビン、フレイヤ・アーラン、レナ・ヘディ、ポール・ジアマッティ、ラルフ・アイネソン、アダム・ナガイティス、カーラ・グギノ、アンジェラ・バセット、ミシェル・ヨー、サミュエル・アンダーソン、マイ・ドゥオン・キエウ、マイケル・スマイリー、イヴァン・ケイ、デイビット・バーネル4世、ジャック・バンデイラ、アニータ・オラトゥンジ、クロエ・コールマン。2021、米StudioCanal、The Picture Company、Studio Babelsberg製作/Netflix、STX Films、StudioCanal配給)。女性を中心にしたガン・アクションや謎解きを軸に、母−娘−孫(の世代)の関係性を絡めた一作)「関係性」については匂わせる程度の描き方ではあるが、複雑な味わいとして効いていると思った)。主人公の女殺し屋スカーレット(レナ・ヘディ)の娘サム(カレン・ギラン)が、ちょっと大阪の下町の娘みたいでこうした映画の主役としては華がないかなと最初のうちは思ったが、ボウリング場、病院、図書館と繰り広げられるガン・ファイト(を中心にした死闘)が展開するにつれ、目が釘付けになっていった。また母スカーレットのほか、図書館に偽装した武器商を営む中年女性三人(カーラ・グギノ、アンジェラ・バセット、ミシェル・ヨー)の手助けの様子も素晴らしい。「図書館に偽装した武器商」という設定も面白いが、この三人の頼りになる様子−−とりわけミシェル・ヨー−−がたいそう魅力的で、この三人が中心となる終盤のダイナーでのガン・ファイトもなかなか見ものだった。サムをつけ狙う「3バカ」(イヴァン・ケイ、デイビット・バーネル4世、ジャック・バンデイラ)のキャラクターもいい塩梅に映画にハマっていたし、サムが、そして女性たちがみんなで守り抜く「8歳9ヶ月」のエミリーに扮したクロエ・コールマンの芝居(もちろん演出や演技指導も)印象に残る。物語を知った上でも何度も楽しめそうな娯楽作と思った→酢昆布、豚汁、金宮酎ハイ×2→午前5時就寝。
9月7日(日) 朝9時起床→豚汁、ご飯、うずらの卵×1→午前中特になにもせず(メールの返信くらい)→ 『松平健芸能生活50周年記念公演第二部「マツケン大感謝祭…」』見ながら一杯。松平健もゲストの元宝塚の音波みのりも歌が微妙な感じ(に外れた感じ)があったが、もうひとりのゲストの若い演歌歌手の辰巳ゆうと(こちらは技術的にはおやと思うところはなかった)も含めて、藝能魂のようなものには感心した。そして楽曲によっては大笑いしたが、「マツケンサンバI」「マツケンサンバII(English ver.)」「マツケンでGO!」「マツケンサンバ4〜情熱のサルサ〜」「マツケン・アスレチカ」などなどもライブの歌と踊りを見てみたかった→菊水堂ポテトチップス、冷やしカレー稲庭うどん、ビール中瓶×1、金宮酎ハイ×1、御酒×1→午睡→『必殺スペシャル・新春 せんりつ誘拐される、主水どうする? 江戸政界の黒幕と対決!純金のカラクリ座敷』(監督:松野宏軌。藤田まこと、菅井きん、白木万理、滝田栄、中條郷子、山城新伍、二宮さよ子、丹波哲郎、永井秀明、西村和彦、石坂誠隆、美保純、高松英郎。1992、ABC、松竹製作/テレビ朝日系列放映)。1992年3月24日まで放映中だった『必殺仕事人・激突!』の番外編のような一作ではあるが、レギュラー陣としては中村主水(藤田まこと)と山田朝右衛門(滝田栄)のみ出演。夢次(中村橋之助)、お歌(光本幸子)、初瀬(酒井和歌子)、秀(三田村邦彦)ら仕事人や、主水たちの周囲の同心成川(目黒祐樹)、さだ(麻丘めぐみ)も出演せず、その分ゲスト(山城新伍、美保純、西村和彦、二宮さよ子、丹波哲郎、高松英郎など)が穴を埋める♀i好で出演してはいるものの、なんだか最後までパッとしなかったなあという印象。やはり仕事人に関しては、シリーズ本編で活躍している顔ぶれを揃えないと格好つかないのではなかろうか。ちなみに「必殺スペシャル」としては最終作。TVシリーズは『必殺仕事人・激突!』のあと2009年に『必殺仕事人2009』が作られるがこれは東山紀之主演なので、本作と『必殺仕事人・激突!』は実質的には必殺シリーズの終焉期≠ノ当たる作品と言ってよいと思う。本作には、そんな寂しさも感じた(ただし、映画版は1996年から1999年にかけて『必殺! 主水死す』『必殺始末人』『必殺! 三味線屋勇次』が撮られている)もずく酢(葱)、枝豆、鰯丸干し、胡麻煎、ビール中瓶×1、御酒×2→夜10時就寝。
9月8日(月) 朝8時半起床。白湯→豚汁かけご飯(かつ節)→午前中特になにもせず→午後は老父から頼まれた買い物。まず〈ビーバートザン〉にて腕時計購入→〈しらかめ〉にて昼。こんにゃく指輪、山椒昆布、もり、ビール中瓶×1→〈オオゼキ〉にて食料品調達(我が家分も)→帰宅後即シャワー。帰宅したら「東京都国民健康保険資格確認書」が届いていた。税金の無駄遣いなり→『必殺からくり人』の最終回と『御家人斬九郎5』見ながら早めの晩。しらす干しのお好み焼き(全粒粉50g、水100cc、キャベツ2枚、生姜千切り、しらす干しひとつかみ、煎酒小さじ1、胡麻油大さじ1)、豚こまカレーもんじゃ(全粒粉30g、水100cc、キャベツ2枚、ニンニクひとかけ、豚こま50g、鶏がらスープ顆粒、煎酒小さじ1、コリアンダー小さじ3/5、クミン小さじ1/5、ターメリック小さじ1/5、酒大さじ1、胡麻油大さじ1)、ビール中瓶×2→明朝の食事製作(玉葱と万能葱のおつけ、鷄舞茸粥)と豚こまカレーもんじゃやや改良版(全粒粉30g、水100cc、キャベツ2枚、ニンニクひとかけ、生姜ひとかけ、豚こま50g、鶏がらスープ顆粒、煎酒小さじ1、コリアンダー小さじ3/2、クミン小さじ1/2、ターメリック小さじ1/2、チリ小さじ1/10、酒大さじ1、胡麻油大さじ1)仕込み→『コロンビアーナ』(原題『Colombiana』、監督:オリヴィエ・メガトン。ベト・ベニテス、ジェシー・ボレゴ、ジョルディ・モリャ、アマンドラ・ステンバーグ、シンシア・アダイ=ロビンソン、クリフ・カーティス、オフェリア・メディナ、アンドレア・ヘレン、ゾーイ・サルダナ、チャールズ・マックイグノン、グレアム・マクタヴィッシュ、アフィフ・ベン・バドラ、レニー・ジェームズ、カラム・ブルー、マイケル・ヴァルタン、アンヘル・ガルニカ、サム・ダグラス、ビリー・スローター、ニケア・ガンビー=ターナー。2011、米仏EuropaCorpほか製作/EuropaCorp Distribution配給)。故国コロンビアで暮らしていた10歳のときに、マフィアから足抜けした父(ジェシー・ボレゴ)を母もろともボスであるドン・ルイス(ベト・ベニテス)に殺された少女カトレア(アマンドラ・ステンバーグ)が自分はからくも逃げ出し、叔父エミリオ(クリフ・カーティス)を頼ってアメリカに渡り成人したのち(ゾーイ・サルダナ)、ドン・ルイスの一味にじわじわと自分の存在を知らしめ、終幕でひと息に復讐を果たす。アマンドラ・ステンバーグ扮する10歳のカトレアが逃げ出す際のアクションと演出には驚かされるし、成長してからのゾーイ・サルダナ扮するカトレアのプロフェッショナルぶり≠ノも目が釘付けになる。カトレアが慢心しつつ自分のことしか考えずに行動したことによってエミリオ一派が全滅させられる、というくだりも肺腑をえぐられるような表現だったし、そこで「復讐」というものに疑問を呈してからの「終幕でひと息に復讐を果たす」という流れもうまい構成と思った。幼少時から執念を燃やし続けてついに復讐を果たす、という物語はあるいは新味のあるものではないかもしれないとも思ったが、印象や記憶に残る輝き≠ヘいくつも感じられた。まあ単純に、ゾーイ・サルダナの魅力に惹きつけられた、ということかもしれないか。どうだろうか→『ひとごろし』(原作:山本周五郎、監督:砂田量爾。御木本伸介、植木等、和久井節緒、田村寿子、佐藤オリエ。1970、TBS)。TBS「東芝日曜劇場」の一本(第691回)。山本周五郎が描くところの臆病者故に、武士の本質というものに自分なりに辿り着いた男¢o子六兵衛を植木等が好演。ころころと笑う宿屋松葉屋の女将に扮する佐藤オリエや双子六兵衛の妹かねに扮する田村寿子のベタな芝居≠煌yしく、全体に朗らかでありながら、武士というものに対する原作者の辛辣な視線も感じさせる佳作と思った。不明にも知らなかったが、この「ひとごろし」はコント55号主演で『初笑いびっくり武士道)』として(1972)、また松田優作主演で『ひとごろし』として(1976)映画化されているほか、三木のり平主演(1968)、渡瀬恒彦主演(1987)でTVドラマ化。また舞台化も四回なされているそうだ。松田優作の双子六兵衛ってのは、ちょっと見てみたい→鷄舞茸粥、豚こまカレーもんじゃやや改良版、金宮酎ハイ×2、ビール中瓶×1→午前1時半就寝。
9月9日(火) 朝8時起床。白湯→玉葱と万能葱のおつけ、鷄舞茸粥(胡麻油、醤油)→昨日買い物した食料などを老父に配達。処方箋を調剤薬局に提出(受け取りは金曜日)など→ガソリン補給して帰宅→菊水堂ポテトチップス、トマト、卵サンドイッチ(ロールパン)、ビール中瓶×1→午睡→夕方調剤薬局から電話。処方箋の内容が前回までと若干異なるので確認したいとのことで、私に聞かれてもわからないなと思ったが、要確認点を聞いてみたところ意外にわかるものだ(十日も前に訪問医と話したことを覚えているものだ)と我ながら感心→本日より『必殺からくり人 血風編』。初めて見るが、ちょいと急ぎ働き≠フにおいあり(企画製作面では実際そうだったようだ)→しらす煎餅(全粒粉30g、水70ml、しらす干しひとつかみ、万能葱ひとつかみ、塩、味の素、胡麻油大さじ1)、鶏葱キャベツニンジンの炒め、金宮酎ハイ×1、ビール中瓶×1→『イエロー・ドッグ』(原題『Yellow Dog』、監督:テレンス・ドノヴァン。アンソニー・スタンブリエ、ナディム・サワラ、フィオナ・カーゾン、田宮二郎、グレアム・マラード、ロバート・ハーディ、ジョナサン・ニュース、ヒラリー・ティンダル、ジョセフ・オコナー、ハーヴェイ・ホール、マイケル・ゴッドフリー、ノエル・デイヴィス、ハロルド・イノセント、エズモンド・ナイト、ジョン・ウェルシュ、リチャード・ペンドリー、ジャッキー・リープマン、ジェローム・ウィリス、ジェフリー・ラムスデン、ジョン・ベイ、キャロリン・シーモア、アンジェラ・ソーン。1973、英日Akari製作/Scotia-Barber、松竹富士配給)。田宮二郎が海外進出を試み、主演のみならず製作も手がけた日英合作スパイ・アクション映画、ではあるが、結果的にはまあ珍作の類と思う。全編に田宮二郎の独り言が物語の説明として流れる点やその台詞、田宮二郎が尺八を吹いたり英国の子供たちにご飯の炊き方を教えたり唐草模様の風呂敷を抱えていたりといった日本らしさ≠フ表現などが珍作≠フにおいの要因と思うが(敵地へも自分で作ったおむすびを持参して乗り込む)、田宮二郎などのアクションには見るべき点も多いものの、物語もビューズリー博士(ジョン・ウェルシュ)なる英国人科学者の論文を巡る英米日の抗争があまり整理されていないような格好で提示されるので(リズムも悪いように思った)、どんな風に物語に身を委ねたらよいのか、よくわからないまま話が進む。と考えていると、珍作≠ニなったのはほぼ脚本の橋本忍の所為のような気がしてくるが、果たして。田宮二郎扮する日本人スパイの木村が、勇敢なのに犬嫌いだったり、イエローと言われると異様に怒ったり、物語の冒頭と終幕共にハイジャック≠ェモチーフだったり、といった設定や構成は面白くはあった→『黒薔薇昇天』(原作:藤本義一『浪花色事師=ブルータス・ぶるーす』、監督:神代辰巳。芹明香、岸田森、高橋明、庄司三郎、谷本一、山谷初男、東てる美、谷ナオミ、牧嗣人。1975、日活)。日活ロマンポルノの一本ではあるが、実質的には岸田森扮するブルーフィルムの監督十三が主人公。歯医者で知り合った愛人稼業の女幾代(谷ナオミ)を暴力や恫喝で支配しブルーフィルムへの出演を承諾させるくだりは、現実ではそういうことも少なくない≠アとは承知の上でもやはり観ていて気持ちのよいものではないが(もう少し丁寧に描くという選択もあったと思う)、全体的になんだか妙に藝術的な要素がちりばめられていたり(全裸ローラースケートは笑ったが)、岸田森扮する十三の人柄がユーモラスだったり、仲間の女優のメイ子(芹明香)の妊娠によってブルーフィルムが撮れなくなった際に動物の声などをコラージュしたエロ音声テープの製作を始めたり、十三が幾代を口説き始める場所がその録音場所の動物園で背景に幼稚園児の群れやキリンが映り込んだりなどなど、愛すべき要素も多い。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「賣物ブギ」「カッコマン・ブギ」「知らず知らずのうちに」の用い方も効果的と思った(「愛染かつら」や奥村チヨ「終着駅」の効果についてはよくわからなかった)→昆布素揚げ、しらす梅、炒り卵(昆布油、煎酒、粗挽き黒胡椒)、もずく酢(刻み海苔、胡麻)、金宮酎ハイ×3→午前3時就寝。
9月10日(水) 朝8時起床。白湯→玉葱と万能葱のおつけ、鷄舞茸粥→終日特になにもせず→昼はO形が買ってきてくれた〈あずまや〉。たこ焼き坊主5ケ、オムそば、ビール中瓶×1→ちょいともの足りなかったので冷かけそば(万能葱)→晩はしらす煎餅(今日は生地を焼いてからしらすを乗せてみた。あと青紫蘇)、オムそばひと口、茄子ピーマン味噌炒め、金宮酎ハイ×2→歌番組、『有吉の壁』見ながらシャインマスカット、金宮酎ハイ×2→ほんとになにもしなかったな。夜10時就寝。
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